2022/03/08 - 2022/03/09
10位(同エリア184件中)
ロムルスさん
春の青春18切符を使って、各駅停車でのんびりと温泉旅行へ行ってきました。行き先は、以前フォートラのおすすめ記事で印象に残っていた、福島県の高湯温泉です。15時半に到着し、翌日11時のチェックアウトまで、温泉三昧の旅になりました。
(宿泊)
高湯温泉 安達屋旅館(16650円1泊2食/人)
(ルート)
1日目、送迎バス福島駅15時
→ 宇都宮 → 黒磯→新白河→郡山→福島
(泊)高湯温泉 安達屋旅館屋
2日目、送迎バス11時発
→ 行きと逆コースを戻ります
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
湘南新宿ライン宇都宮行き、3月8日(9:00)
朝9時に新宿駅を出発し福島を目指します。宇都宮までは18切符でも利用できるグリーン車に乗車しました。 -
ワインのめし、鯵と小鯛の押寿司
新宿駅南口構内の「弁当屋頂」で、駅弁を調達しました。甲府のワインのめしと、大船の鯵の押寿司です。 -
ワインのめし(1500円)
レーズンパン、かつサンド、エビのアヒージョ、鳥もつ煮、マリネ、牛肉炭火焼き、ドライフルーツとチョコ、地鶏テリヤキ、ほうとうグラタン、超絶お勧めです。 -
宇都宮駅(11:10)
駅弁を食べているうちに、あっという間に宇都宮です。10分の接続で黒磯行きに乗り継ぎます。 -
黒磯駅(12:13)
12時を過ぎ、那須岳が見えてくると黒磯駅、2回目の乗り継ぎです。思いの外静かな駅でした。ここで電力の直流区間が終わり、交直流電車の新白河行きに乗継ぎます。 -
新白河駅(12:48)
3回目の乗継ぎです。この駅を直通する電車は無いらしく、線路はここで途切れています。ホームを歩き前方の電車に乗換えます。 -
東北本線郡山行き
列車の編成も5両から2両になり、遠くに来た感がでてきました。昔、18切符でどこまで行けるかチャレンジした頃を思い出します。 -
路線図
車内の路線図も、仙台周辺のものに変わりました。 -
ワンマンカー
ここから先は、運転士の方が運賃の精算業務も担当します。 -
東北本線福島行き(13:30)
郡山駅で4回目、最後の乗り継ぎをしました。ここから先も2両のワンマンカー電車です。 -
安達太良山と福島盆地
福島盆地に入ると、左手に安達太良山が見えてきました。目指す高湯温泉はあの山の中腹にあります。 -
福島駅西口の送迎車(15:00)
福島駅の西口を出ると、同じ高湯温泉の玉子湯のマイクロバスに並んで、安達屋の送迎車が待っていてくれました。 -
高湯温泉への道
市街地を抜け山道を上っていくと、たちまち道路の両側は1m以上の積雪です。 -
安達屋旅館(15:40)
走ること30分、玉子湯を過ぎ、間もなく安達屋旅館に到着です。チェックインは15時から始まっています。 -
フロント
水の流れる石段を登り、花の飾られたフロントロビーへ案内されました。 -
ラウンジ
フロントの向かい側には、囲炉裏のある落ち着いた雰囲気のラウンジがあります。 -
ウエルカムドリンク
炭火が揺らめく囲炉裏端で、お茶とお菓子をいただきながら、チェックインします。スタートからこの演出、期待大です。 -
廊下のオブジェ
そして、お部屋に案内していただきました。廊下にはセンスの良いクラシック家具やオブジェが置かれています。 -
あけびの間
今回は宿のHPから「8畳和室のスタンダードプラン・囲炉裏焼きと大露天風呂を満喫」を予約してみました。(16650円・2食付/人) -
洗面所
部屋風呂はありませんが、お手洗いと洗面所、それに基本的な化粧品は揃っています。 -
アメニティ
そのほか、ドライヤーやミネラルウォーター、小物のアメニティなども完備していました。 -
お菓子
お菓子はアンナガーデンにある「レルーヴ」さんのドライフルーツでした。しっかりとした風味で美味しかった。 -
館内図
男女別の内湯と混浴の露天風呂、それと貸切風呂が3か所あります。貸切風呂は7:00から22:00は予約制(無料)でフロントで鍵をもらうそうです。 -
館内籠
部屋に備えられている籠にバスタオルを入れ、さっそくお風呂へ行きます。 -
ひめさ湯り(貸切内湯)
フロントに尋ねたところ、ちょうど内湯の「ひめさ湯り」が空いていたので鍵をもらいました。利用時間は50分制です。 -
ひめさ湯り
小さめですが2人には充分な広さです。大きな窓から雪が見え情緒満点。部屋にも近いので、夜中にも入りに来ました。 -
姫の湯、不動の湯(男女別内湯)
続いて大露天風呂へも行ってみます。それぞれ男女別内湯の更衣室から外へ出ます。 -
大気の湯(混浴露天風呂)
日本庭園のような美しい露天風呂です。混浴のため女性はフロントでタオルを借り巻いて入ります(18:00~21:00は女性専用)。女性側には専用露天風呂もあります。 -
大気の湯
泉質はかなり成分の濃い硫黄泉(含硫黄-アルミニウム・カルシウム-硫酸塩泉)。源泉温度は45℃で、加水も加熱もしていないそうです。 -
大気の湯
適温で気持ちのいいにごり湯でした。ちょうど夕暮れで、ぽつぽつと明かりが灯り始めました。 -
囲炉裏ラウンジ
湯上がりに囲炉裏のあるラウンジで一休み。センスのいいクラシックな調度品に囲まれています。 -
囲炉裏ラウンジ
こんなユニークなオブジェが暖炉の上に飾られていました。アフリカのお土産でしょうか。 -
ドリンクバー
ラウンジの一角にドリンクバーがあり、14:00~22:00には、コーヒーや紅茶、ルイボスティーなどのフリードリンクサービスがあります。 -
あったか湯
夕食までまだ時間があったので、少し外を散歩しました。安達屋旅館の正面に建つ、共同浴場の「あったか湯」です。 -
あったか湯
露天風呂のみですが、立派な建物です。しかも料金は250円と安い。 -
囲炉裏端(19:00)
いよいよ夕食の時間です。囲炉裏を囲んで仕切られた個室に案内していただきました。夕食は18時か19時で選択できます。 -
囲炉裏端の外
外にはちょっとした日本庭園があって、雪景色が楽しめました。 -
里山の囲炉裏焼(壱)
竹籠にはいっていたのは、蕎麦がき、海老芋、鰊の干物です。ゆっくり炙りながらドリンクをオーダーします。 -
伊達鶏のポアレクリームマスタード
お酒は、会津の栄川、スッキリ辛口。クリームマスタードで煮た野菜にもよく合います。グラスはお酒に合わせて変えているそうです。 -
シェフのスペシャリティ
前菜2品目は、鰤の和風カルパチョに、和牛と雲丹のお寿司です。 -
帆立真丈、蕪と小松菜の餡
3品目は、蕪と小松菜の温かい、すり流し汁です。とってもいい香りでした。 -
里山の囲炉裏焼(弐)
ここで焼物が再び登場。岩魚、烏賊、安達鶏です。お酒がすすみます。 -
和牛ヒレ肉カリフラワーのソース
そしてメインの登場です。白いカリフラワーソースを雪に見立てて、和牛に合わせているそうです。 -
自然薯味噌鍋
締めは東北らしくお鍋でした。このあとデザート券が渡され、食後ラウンジにお立ち寄りくださいとのこと。 -
ラウンジ灯
ということで、ラウンジにやってきました。薄明かりのなか、ゆったりとJAZZが流れています。 -
ラウンジ灯
デザート券で焙じ茶プリンをいただきました。フリードリンクのワインを飲みながら寛ぎます。 -
食後酒とおつまみ
ワインの他にも、ジン、ウイスキー、トニックウォーター、おつまみなどが、フリーサービスでした。 -
薬師の湯(21:00)
夕食後、貸切露天風呂の二の湯が予約できたので行ってみます。建物の裏手から履き物を替え外へ、小道を歩いていきます。 -
ニの湯(貸切露天風呂)
貸切露天風呂の一の湯と二の湯は隣あって並んでいました。手前が一の湯、奥が二の湯です。 -
二の湯
入口の札を、入浴中に裏返して脱衣場に入ります。 -
二の湯
貸切にしては贅沢な広さです。入口に男湯、女湯の古い看板があったので、以前は男女別露天風呂だったようです。 -
二の湯
白い温泉と白い雪がほんのりと灯りを反射して、幻想的な景色の中、流れるお湯の音だけが聞こえます。 -
休憩コーナー
湯上がりには、こんな休憩スペースがあり、冷たい檸檬水が用意されていました。 -
安達屋旅館、3月9日、朝
高湯滞在2日目、晴天ですが高湯温泉は1mを超える雪に埋まっています。 -
薬師の湯
天気がいいので、山の稜線ギリギリに福島の町が見下ろせます。 -
薬師の湯
昨日すっかり気に入ってしまった貸切露天風呂、薬師の湯に、また朝から入りに行きました。 -
一の湯
今日は手前、右側の一の湯に入ります。札を入浴中に裏返して中へ入ります。 -
一の湯
造りはほぼ二の湯と同じです。こちらも貸切で使うには、とても贅沢な大きさです。 -
一の湯
白く濁った温泉に、木造の脱衣場がとても絵になります。朝からとてもゆったりとした時が流れます。 -
一の湯
そろそろ8時の朝食の時間になるので、雪の中の小径を通って戻ります。朝食も7時、8時で選択できます。 -
クラシックラウンジ(8:00)
朝食の会場は、昨日の夕方はバーになっていたクラシックラウンジです。 -
クラシックラウンジ
部屋の奥、本棚に囲まれたソファーの隣には薪ストーブがあって、暖かい炎がゆらめいています。 -
朝食
綺麗に並べられていました。小箱の中には、豆腐、浅漬、刺身、お浸し、牛肉、鰆、玉子、山葵、右上は穴子鍋で玉子をかけ柳川にします。 -
朝食
ボードの上には、地元で焼いたパンと、同じく地元産の6種のジャム(りんご、さくらんぼ、もも、いちご、ラフランス、ブルーベリー)が並んでいます。 -
不動の湯(男湯)
朝食後、11時のチェックアウトまでまだ時間があるので、もう一度温泉へ。まず、内湯で温まります。 -
朝の大気の湯
そして大露天風呂の大気の湯です。さすがにチェックアウト前のこの時間は、誰もいません。大露天風呂が貸切状態です。 -
打たせ湯
入って左手、寝湯の隣に打たせ湯があります。誰もいないので、周りを気にせず思いっきり浴びられます。 -
洞窟風呂
遊び心満点の洞窟風呂。ここから入ると、向こう側へ抜けられます。洞窟内の湯気で温泉成分を吸込むと、効果がありそうです。 -
水飲み場
露天風呂の脇に、こんな粋な水飲み場がありました。 -
大気の湯(10:00)
残雪が、朝の日射しを受けて眩しく見えます。名残惜しいですが、出発の時間も近づいてきたので、そろそろ帰り支度です。 -
安達屋旅館(11:00)
チェクアウト後、送迎の車で福島駅まで送っていただきました。期待通りの素晴らしい宿。次はアップグレードして再訪してみたいと思います。 -
福島駅(12:30)
帰りも青春18切符を使って、各駅停車で来た道を戻ります。 -
宇都宮駅(16:30)
3回目の乗換えで、宇都宮に到着しました。そろそろ夕食時ということで、今晩の夕食は宇都宮名物の餃子屋巡ることにしました。 -
餃天堂
駅を出てすぐ目についたこの行列。宇都宮で最近人気のもっちり餃子だそうです。餃子巡り1店舗目はここに決定です。 -
餃天堂
15分ほど並んで入店しました。メインは焼餃子と水餃子、ここは4・4セット(700円)を選択。 -
餃天堂
焼餃子は、焼小籠包の餃子版のよう、マヨネーズと一味唐辛子で、水餃子は、器に醤油、辣油、酢を入れ頂きます。今までに無い、新鮮な美味しさでした。 -
宇都宮みんみん本店
続いて宇都宮餃子の老舗、宇都宮みんみん本店まで来たのですが、ここでも結構待ち客がいます。残念ですが、時間も限られているのでここはパス。 -
来らっせ 本店
ということで、人気店の餃子を1箇所で楽しめる、宇都宮餃子会が運営する来らっせ本店にやって来ました。 -
宇都宮みんみん
まず、宇都宮みんみんの焼餃子と揚餃子にしてみました。ビールは、宇都宮餃子会が餃子に合うように作った、餃子浪漫です。 -
香蘭
続いて香蘭の焼餃子です。みんみんとの差は微妙でした。
ここから東京までは、乗換なしで帰れるので、旅の最後にゆっくり餃子を楽しんで帰ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- 旅行ブロガー電車丸(嶋拓)さん 2022/04/18 20:37:07
- 始めまして!
- こんにちは、電車丸です。温泉、いいですね!温泉に行きたくなりました!私の旅行記にいいねをしてくださってありがとうございます。50回目を迎える事が出来ました。これからもよろしくお願いします!
- ロムルスさん からの返信 2022/04/20 22:17:17
- メッセージありがとうございます
- 電車まるさん、こんにちは
こちらこそよろしくお願いします。
桜とお城はよく合いますね。
今年の春は、東京ではほとんどお花見日和がなかったので、いいなあと思いながら見させていただきました。
これからもいい旅を。
ロムルス
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