2020年4月のTDLプレオープン招待券に当選！でもコロナで中止。二年後漸く訪問できた。

2022/03/13 - 2022/03/16

2020年2月の末にゆうパックの封筒が届いた。中を開けると「東京ディズニーランドに新しい夢の世界が広がる。GRAND OPENING　PREVIEW INVITATION」と書いた封筒が入っていた。さらにその中には「GRAND OPENING　プレビューのご案内」として4月11日東京ディズニーランドに二名をご招待とあり、チケットホルダーが二つ入っていた。チケットホルダーには7500円相当のパークチケットと美女と野獣”魔法のものがたり”体験券、ミッキーのマジカルミュージックワールド鑑賞券が入っていた。こんな懸賞に応募したことすら忘れていたが、妻は大喜び。急遽東京旅行の計画を立てることになった。
妻と相談の結果、折角の招待で行くのだからあまりお金を掛けたくない。そこでいつもなら二日間でTDSとTDLを堪能するのだが、今回はTDSは夕方からの安いチケットで入って、行きたいところ数か所だけに絞っていこうということになった。息子も連れて行くことにして、4月10日のTDSパークアフター6チケットを3枚と、4月11日のTDLシニアチケット1枚を3月4日にネット購入した。4月11日は通常券2枚が招待であるので、あと1枚を追加するのにシニアのほうが安いからだ。チケット代は合計19700円だった。東京への往復は、新型コロナウィルスが猛威を振るっている時期なので、ちょっとしんどいが自家用車で往復することにしで、駐車場付きでさらにTDRへの無料シャトルバスがある、東京ベイ東急ホテルに3名2泊の予約をした。これで4月10日朝に家を出てまずホテルにチェックインし、無料シャトルバスでTDSに行って、午後6時から10時まで遊び、翌日はTDLに行って、もう1泊してから4月12日にゆっくり帰宅できる計画だ。
ところがこの招待はコロナ感染蔓延のため中止となった。購入したアフター６チケット三枚とシニアチケット一枚は、指定日なしの1ディチケット四枚に化けた。その後もコロナの非常事態宣言は続いて、2021年中に訪問することはできなかった。しかし、チケットの有効期限が2022年3月31日までなので3月中に訪問することに決め、2月初めに抽選に申し込んで、3月14日(月)のTDL3名入場と、3月15日(水)のTDS3名入場の権利を勝ち得て、二年ぶりに漸く出掛けることができた。

エリア 東京ディズニーリゾート(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

前後一日を移動日として車で往復することにした。最も安上がりであることと、なんと言っても他人との接触がないのでコロナ感染リスクが最小となる。しかし、最近、ガソリンがハイオクで180円/Lと非常に高騰しているので、今回は我が家所有のドイツ車2台のうち小さい方で2022年3月13日(日)朝に自宅を出発。リッター20kmは走れるが、燃料タンクが小さいので、経路の中で最もガソリンが安い四日市で補給することにした。169円/Lだった。ついでにランチも摂ることにして最初ラーメン「一欄」に行ったが、行列が長かったので時間重視で近くのなか卯で親子丼＋うどんを食べた。

3月13日(日)午後7時50分、チャイナハウス桂花楼に到着。今回幕張に宿泊とのことで、夕食はこちらにした。何とかラストオーダーぎりぎりに到着できた。人気店と聞いていたので日曜の夜は混雑を予想してきたのだが、客はほかに二組だけだった。鶏の唐揚げ、エビチリ、ムスロ、レタス蟹炒飯、麻婆豆腐、本日のスープ、焼き餃子を戴いた。どれも上品な薄味で、美味しく、値段の割には量も多くて、お腹一杯になった。鶏の唐揚げをドギーバッグに入れて持ち帰った。

チャイナハウス 桂花楼 グルメ・レストラン

ここで特筆すべきは焼き餃子、1個がとても大きくて、皮はモチモチ、餡もたっぷり入っていて食べ応えがある。この大きさで、一人前五個税込550円は安い。私たちが座っていたテーブルの横に表彰状があって、あて名が「相葉勝久殿」となっている。実はこのチャイナハウスは、嵐の相葉雅紀君のお家である。嵐ファンの妻はウキウキだ。相葉君の実姉も相葉の名札を付けて給仕しているとのことだったが、当日はおられず残念だった。

チャイナハウス 桂花楼 グルメ・レストラン

3月13日(日)21時8分、今回の宿泊先であるアパホテル＆リゾート東京ベイ幕張に到着。イーストウィングタワー9階のトリプルルームは角部屋で、エレベーターから最も遠い場所だった。このホテルは高層タワーでロビーも広く、エレベータは4基もあって便利だし、大浴場の三か所もあって広くて気持ちがいい。ただ、ベッドが柔らかすぎてユラユラして酔いそうだ。宿泊費は3名3泊でなんと26,700円と格安だった。東京ディズニーリゾートまで22㎞だが、朝は渋滞するので車で50分ほどかかる。電車なら29分。

アパホテル＆リゾート＜東京ベイ幕張＞ 宿・ホテル

2022年3月14日(月)、車でTDLへ、駐車料金は一日2500円。9時過ぎに到着したが、入り口は荷物検査のため長蛇の列で、入場できたのは9時半過ぎだった。前回3月に来た時は夜のあまりの寒さに震えたものだが、この日の天気予報は最高気温21℃と初夏の陽気、朝方の雨も9時にはあがってその後は晴れるという。
入場後すぐに公式アプリを立ち上げて、紙のチケットからバーコードを読み込み、スダンバイパスを取得しようとしたが、すでに美女と野獣のパスは終了していた。そこでベイマックスのハッピーライドのスタンバイパスと、ミッキーのマジカルミュージックワールドにエントリーした。妻の膝が悪いので車いすを1日500円でレンタルした。朝食を摂らずに来たので、まずはトゥモローランド・テラスでベイマックスバーガーセット1170円とチーズバーガーセット990円×２を食べた。

トゥモローランド・テラス グルメ・レストラン

エントリーしていた12時15分開演のミッキーのマジカルミュージックワールドを観覧した。ここで並んでいるときに最初にスタンバイパスを取得してから2時間が経過したので次のスタンバイパスを取ることができるようになった。公式アプリでリストを見てみると、朝には売り切れていた美女と野獣でキャンセルが出たのか、スタンバイパスを取得することができた。スタンバイパスは並ぶ時間が短くてよいが、その代わりスケジュール建てて動く必要があり、むつかしい。昔はとにかく並べばよかったのだが。

ファンタジーランド フォレストシアター テーマパーク

13時15分からベイマックスのハッピーライドに乗車。同じ円をぐるぐる回るだけかと思ったら、次々とリレーされて移動していくので面白かった。2名用なので3名の場合は一人が1名で乗車しなければならない。
この後次の美女と野獣のスタンバイパスの時刻まで少し余裕があった。近くのスティッチ・エンカウンターが待ち時間15分だったので、13時40分頃から楽しんだ。

ベイマックスのハッピーライド テーマパーク

美女と野獣”魔法のものがたり”のアトラクションに並んでいるときに、クラブパナソニックから送られてきたグランドオープニングのチケットホルダを首から掛けていたら、キャストが目ざとく見つけて「グランドオープニングのですね」と声をかけてきた。そうだよ、本来なら2020年4月1１日に美女と野獣を一般公開前に楽しめる特典を持っていたんだ。実はこの日、キャンセルが出てスタンバイパスを入手できたが、たとえそれがなくても優先的に入場できるチケットを持っていたんだ、プレオープン中止の代償として。でもそれは結局使わなかった。

美女と野獣 魔法のものがたり テーマパーク

14時15分から美女と野獣のアトラクションを体験した。スダンバイパスには時間の幅が設けられているが、その時間帯の後の方に行くと最初の方に行くより行列が短いことが分かった。
美女と野獣のアトラクションは、傾いた大きなスープ皿のような乗り物に乗って、美女と野獣の物語を体験するのだが、乗り物はレールがあるわけでもなく、自動掃除機ルンバのように滑るように動いていく。人気のあるアトラクションだが、たいして面白くなかった。新しさだけの人気なのだろうと思った。

美女と野獣 魔法のものがたり テーマパーク

続けて15時半ころ、バズ・ライトイヤーのアストロブラスターに乗った。ディズニーシーとトイストーリーマニアとよく似たシューティングライドだ。
16時から「ミニー&フレンズのグリーティングパレード：トータリー・ミニーマウス」という名前は長いが、短いパレードを見た。

バズライトイヤーのアストロブラスター テーマパーク

もう一つのショーである「クラブマウスビート」にも17時開演でエントリーできたので観覧した。指定席になっていた。

東京ディズニーランド テーマパーク

朝からハンバーガーしか食べていなかったので、比較的空いていたハングリーベアレストランに行って、ポークカツカレー中辛990円を食べた。レギュラーサイズでも結構満足感があった。ただ店舗内の通路が狭いのに困った。TDLでレンタルした公式車椅子が通れないほど狭いのは問題だろう。コロナのため使えないテーブルが設定してあって、「あ、空いてる！」と思って近づくと「ここは使えません」とカードが置いてあってがっかりする。通路が狭いのだから、使えないテーブルは外に出して通路を広げてほしいものだ。ぬか喜びも防げる。

ハングリーベア・レストラン グルメ・レストラン

19時からはお馴染みエレクトリカルパレード。夜になって少し肌寒くなったが上着一枚でこなせる程度だった。コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを保った観覧位置が指定されているので安心だ。流石に人気のパレードだけあって、三重の観覧位置となっていた。それでもディスタンスを取った位置なのでパレードは三列目からでも見やすい。昔はエルザやラプンツェルのフロートなどなかったと思うが、段々増えてきている。その代わりにコロナのせいか、踊りながら練り歩く人たちが全くいなくなっている。パレードとしては残念だが、致し方ない。

東京ディズニーランド エレクトリカルパレード ドリームライツ テーマパーク

2022年3月15日(火)、前日幕張から浦安に向かう国道357号線はとても混雑していたので、この日は高速を使って浦安まで行った。浦安の出口の後はやはり渋滞していて9時に到着、この日も入場に行列があって、入場したのは9時半だった。朝方の雨はすでに上がり、気温は最高気温は20℃の予想。また車椅子を一日レンタルした。一日押すのに疲れたので次回は電動車いす(一日千円)にしよう。朝食抜きだったので、最初ニューヨークデリに行ったら長蛇の列、5年前に利用したホットドッグ屋もまだ開いていない。キャストに聞いたらドックサイドタイナーなら開いてて空いているというので、そこでローストビーフサンドのセットを食べた。

ドックサイドダイナー グルメ・レストラン

ビッグバンドビート～ア・スペシャルトリート～の最初の回、10時55分開演にエントリーできた。10時25分、そのショーが行われるブロードウェイミュージックシアターへ移動していたら、デイジーが愛嬌を振りまいていた。

東京ディズニーシー テーマパーク

ビッグバンドビート～ア・スペシャルトリート～の指定席はど真ん中の良い席だった。このショーはJALプレゼンツだが、歌詞もセリフもすべて英語になっている。それほど難しい英語ではないが、どれだけの人が理解できているのだろう。だたし、ドナルドダックの英語は外国人にはむつかしすぎた。
朝一番で同時にソアリンのスタンバイバスも取得したが、なんと18時15分からの分しか取れなかった。

ビッグバンドビート テーマパーク

タートルトークが35分待ちだったので並んだ。午後からはスタンバイパスに変更になったようだ。12時ちょうどくらいに入場できて、クラッシュの「お雨たち、最高だぜ！」を楽しんだ。昔は「最高だぜ！」と同時に「うおーっ」と叫んだものだが、現在はコロナ対策で「声は出すな」と言われる。
13時、ディズニーシー・トランジットスチーマーラインに乗って、アメリカンウォーターフロントからロストリバーデルタまで移動した。インディジョーンズは休止していた。船から降りた辺りでチップとデールが愛嬌を振りまいていた。

東京ディズニーシー テーマパーク

歩いてアラビアンコーストへと移動した。
13時40分頃から並んでシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジに入った。15分待ちだった。ボートに乗ってシンドバットの冒険の人形劇をめぐる、イッツアスモールワールドっぽいアトラクションだ。

シンドバッド ストーリーブック ヴォヤッジ テーマパーク

続けてマジックランプシアターに並んだ。30分待ちだった。妻が車椅子なので「合流利用サービス」にしてくれた。私だけが列に並び、妻と息子は入り口近くで待って、私がそこに到着したら合流するというサービスだ。車椅子を折れ曲がった狭い通路で押す必要がなく助かる。
３D眼鏡を掛けて、ジーニーが繰り出す魔法の数々を立体的に楽しめる。

マジックランプシアター テーマパーク

15時20分頃から海底2万マイルに並んだ。今まで何度も東京ディズニーシーに来ているがこのアトラクションには乗ったことがなかった。車椅子の三男を今まではいつも連れていたので、このアトラクションは故障時に梯子を下りたりしなければならず、乗車拒否されていたのだ(今回三男はお留守番)。妹がラインで餃子ドック食べた？と聞いてきた。調べてみたら、ノーチラスギャレーで売っているという。ノーチラス号は海底2万マイルの潜水艇の名前だからと近くを探したらあった。階段をかなり降りて行くが、ずっと行列が続いている。エレベータもあるようだが、今は休止しているようだ。車椅子の妻を待たせて買いに行った。16時半ころやっと食べられた。

ノーチラスギャレー グルメ・レストラン

ソアリンのスタンバイパス時刻までまだ時間があるので、その間に入り口付近に行ってお土産を買おうと思ったが、間違ってアラビアンコーストの方へ行ってしまった。そこでロストリバーデルタからディズニーシー・トランジットスチーマーラインに乗ってメディテレーニアン・ハーバーへと移動し、お土産を購入した。
ソアリン：ファンタスティック・フライトまで歩いていったら、まだ20分くらい前だったが、もう動く気がせず列の横で待った。5分前にQRコードが表示されたので、また合流サービスを利用して並んだ。ソアリンの中では一番端っこの席だった。端っこは画像がひずむので真ん中が良いと後から知った。美しい世界遺産の画像の中をまるで実際に飛んでいるような爽快感を得られた。

ソアリン：ファンタスティック・フライト テーマパーク

トイ・ストーリー・マニアまで行って並んだ。40分待ちくらいだった。二人乗りなので、また私一人になった。点数は131900点だったが、ハイスコアは15万点ほどで至らなかった。

トイ・ストーリー・マニア！ テーマパーク

夜8時からディズニー・ライト・ザ・ナイトという花火のショーだった。大阪PLの花火を見慣れているので残念ながら規模が小さく感じてしまった。

東京ディズニーシー テーマパーク

早めにTDRを出て、何かまともなものを食べに行こうとしたが、近隣のファミレスはコロナのせいで午後9時までの営業で間に合わなかった。唯一ココス浦安店が24時間営業とGoogleにあったので行ってみたら、間違った情報でここも午後9時閉店だった。しかしテイクアウトならまだできるというので、お弁当を持ち帰ってホテルで食べた。

アパホテル＆リゾート＜東京ベイ幕張＞ 宿・ホテル

2022年3月16日(水)11時、すき家幕張店で朝食にした。牛・たまかけ朝食は、ごはん・たまご・のり・みそ汁・季節のひじき煮・牛小鉢が付いて350円と安かった。90円の納豆をプラスした。
出発前に調べたら千葉畑町SSのガソリンが安いとのことだったのでそこまで給油に行ったが、エネオスカードでもリッター179円と少しも安くなかった。満タンまで28.2Lを給油した。

帰路でランチに何を食べようということになって、富士宮焼きそばも候補に挙がったが、桜海老が旬だからそのかき揚げが食べたいということになり、14時半に新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアに立ち寄ることにした。フードコートの出汁うどん沼津そば「さかい庵」で桜海老と野菜のかき揚げそば850円を食べた。妻は桜海老と野菜のかき揚げうどんにした。こんなところでうどんが旨いはずがないと思ったのだが、意に反してつるつると滑らかな美味しいうどんだったようだ。写真の下の天ぷらは舞茸の天ぷら250円を皆で分けたもの。旨かった。

さかい庵 グルメ・レストラン

19時半、西名阪高速道の藤井寺インターチェンジで外に出て、スシロー藤井寺店で夕食にした。ここは近隣店舗で唯一エレベータが設置されているので膝の悪い妻でも利用しやすい。食後20時50分に無事帰宅した。