2020秋　隠岐３島巡り１泊１夜行の旅　サンライズ出雲号シングルツイン

2020/10/17 - 2020/10/19

　今回の旅行計画は、サンライズ出雲に乗ることからスタートしました。
　さて、観光はどこに行こうか？
出雲大社は参拝したし、足立美術館は見学したし、松江市内や水木しげるロードは散策したし。
　「そうだ、隠岐に行こう！」と思い立ち、隠岐諸島のうち、隠岐の島（島後）、中ノ島（島前）、西ノ島（島前）の３島を巡ることにしました。
　旅行会社の添乗員付きパッケージツアーでは、隠岐諸島を観光するツアーは、大体どれも２泊３日が基本です。
　何とか１泊２日で効率良く巡ることができないか、計画を進めていったところ、隠岐島前内航路を利用すれば３島を見学できることが分かりました。
　往路は、ＪＡｌ便で羽田空港から出雲空港乗り継ぎで隠岐空港へ。復路は、米子空港からＡＮＡの最終便に乗れば羽田空港へ戻ることができ、１泊２日の旅行が成り立ちます。が、サンライズ出雲に乗ることがメインなので、１泊１夜行の旅にすることにしました。

●行程
2020.10.17（土）
・ＪＡＬ２７７　羽田空港（7:10）→出雲空港（8:30）
・ＪＡＣ３４３３　出雲空港(9:00）→隠岐空港（9:30）
・味乃蔵（昼食）
・おきジオバス　だんぎょうコース（ローソク島遊覧船込み）　隠岐ポートプラザ前（12:50）→隠岐ポートプラザ前（17:50）
・味乃蔵（夕食）
・隠岐ビューポートホテル（泊）
2020.10.18（日）
・隠岐汽船フェリー　隠岐の島・西郷港（8:30）→中ノ島・菱浦港（9:40）
・観光ハイヤー　中ノ島観光１時間　菱浦港(9:45）→菱浦港（10:45）
・隠岐観光（島前内航路）　中ノ島・菱浦港（10:51）→西ノ島・別府港（10:58）
・西ノ島町営バス　別府港（11:16）→浦郷港（11:38）
・軽食あすか（昼食）
・国賀海岸巡り定期観光船　浦郷港（13:10）→浦郷港（14:40）
・西ノ島町営バス　浦郷港（14:52）→別府港（15:16）
・隠岐汽船フェリー　西ノ島・別府港（15:45）→七類港（17:55）
・日の丸バス　七類港（18:00）→米子駅（18:52）
・ＪＲ　サンライズ出雲　米子（19:56）→横浜（10/19　6:44）

エリア 隠岐諸島(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 船 タクシー JALグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＡＬのＪＧＣ会員特典につき、グローバルクラブ専用カウンターでチェックインします。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

ＪＡＬのＪＧＣ会員特典につき、さくらラウンジで出発までのひと時をゆったり過ごしました。

羽田空港国内線ラウンジ 南ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ

往路ＪＡＬ２７７便の機材は、７６７－３００ＥＲ（７６３）です。

羽田空港(東京国際空港) 空港

搭乗１週間前くらいに７３Ｈから７６７へ機材変更があり、クラスＪの最前列１Ａ席で指定できました。
黒の本革シートではない、生地シートが懐かしかったです。

出雲空港から隠岐空港へのＪＡＣ３４３３便の機材は、ＡＴ４（定員４８席）です。
沖止めなので、駐機場まで歩いて行きます。

出雲空港（出雲縁結び空港） 空港

普通席最前列の２Ａ席で指定しました。
最後方から乗り降りするので、後方列の座席を指定している搭乗客が多かったです。

わずか３０分のフライトなので、離陸してまもなく着陸態勢に入ります。
隠岐諸島が見えてきました。

隠岐空港の外観です。
沖止めなので、ターミナルビルまで歩いて行きます。

隠岐世界ジオパーク空港 空港

隠岐空港では、しまねスーパー大使の吉田くんが出迎えてくれます。
もう少しやさしい顔でも良いのでは？

隠岐空港から隠岐ポートプラザ前まで、空港連絡バスに乗ります。
このバスは、便到着後、手荷物引き渡しが完了し、バスの乗客が揃い次第出発という、悠長な運行です。

隠岐ポートプラザは、「隠岐ビューポートホテル」の１階にあります。

昼食は、隠岐ポートプラザから徒歩約５分の「味乃蔵」です。

味乃蔵 グルメ・レストラン

「味乃蔵」のメニューです。

隠岐そば定食を注文しました。
美味しかったので、夕食もこの店で予約しました。

「おきジオバス」のパンフレットです。
隠岐の島を巡る半日バスツアーです。
だんぎょうコースは、今日が本年最後の運行です。
ローソク島の見える時間に合わせて、出発時間が変わるので、注意が必要です。

「おきジオバス」だんぎょうコースの案内ガイド（オモテ面）です。
隠岐ポートプラザで乗車手続きをした際に配られます。

「おきジオバス」だんぎょうコースの案内ガイド（ナカ面）です。

隠岐ポートプラザ12:50発の「おきジオバス」だんぎょうコースで乗った貸し切りバスです。

西郷岬灯台です。
だんぎょうコースには入ってなかったのですが、立ち寄りました。
曇り空で、「ローソク島」が見れるか、この時点では心配でした。

玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)です。
黄色いウインドブレーカーを着た方が、今日のガイドさんです。

玉若酢命神社の境内にある国指定天然記念物の八百杉です。

玉若酢命神社の参道に咲いていたハナミズキです。
一青窈さんのヒット曲「ハナミズキ」の花をガイドさんの案内で初めて知りました。

水若酢神社(みずわかすじんじゃ)です。

屋那の松原・舟小屋群(やなのまつばら・ふなごやぐん)です。
すっかり晴れ空となり、この後の「ローソク島」に期待が膨らみます。

「ローソク島」へ行く遊覧船に乗り換えます。
貸し切りバスはここまでで、帰りはジャンボタクシー相乗りです。

ローソク島遊覧 乗り物

「ローソク島」に近づいて来ました。
最高の撮影ポイントへ、何隻もの遊覧船が順番に移動します。

自分たちが乗った遊覧船が、最高の撮影ポイントに来ました。
夕陽が島の先端に灯る瞬間は、遊覧船からしか見ることができません。
イチオシの写真にします。

ローソク島遊覧 乗り物

宿泊は、「隠岐ビューポートホテル」です。
隠岐汽船フェリーの西郷港ターミナルビルは道路を渡った反対側にあり、大変便利な場所に位置しています。

隠岐ビューポートホテル　＜隠岐諸島＞ 宿・ホテル

部屋は、スタンダードツインのシングルユースです。
部屋の広さは１８平米です。

夕食は、昼食と同じ「味乃蔵」です。
夕食のメニューです。

味乃蔵 グルメ・レストラン

味乃蔵膳を注文しました。
昼食同様、大変美味しかったです。

「隠岐ビューポートホテル」の朝食です。
和食のセットメニューです。

隠岐ビューポートホテル　＜隠岐諸島＞ 宿・ホテル

隠岐汽船フェリーの西郷港ターミナルビルです。

隠岐汽船フェリー 乗り物

西郷港8:30発の「フェリーしらはま」です。
中ノ島（島前）の菱浦港まで７０分の船旅です。

西郷港8:35発の高速船レインボージェットがあっという間に追い抜いて行きました。

菱浦港に定刻9:40に着きました。
島の駅キンニャモニャセンター内に隠岐汽船のフェリー乗下船場があります。
観光ハイヤーを9:40で手配していたのですが、菱浦港前のタクシー乗り場にいません。
電話したところ、今日でしたっけ、と。予約確認の電話が必要なことを痛感しました。

後鳥羽天皇御火葬塚です。
中ノ島は、後鳥羽天皇が配流された島です。

隠岐神社です。
後鳥羽天皇を祭神としています。

島前内航路「いそかぜ」の乗り場案内板です。
「いそかぜ」と「フェリーどうぜん」の２隻が運航されていますが、乗り場が違います。
いずれの船も中ノ島、西ノ島、知夫里島の島前３島を行き来する定期船です。

島前内航船 いそかぜ どうぜん 乗り物

島前内航路「いそかぜ」の乗船待合所です。

菱浦港10:51発の「いそかぜ」です。
西ノ島（島前）の別府港までわずか７分の船旅です。

西ノ島（島前）の別府港から浦郷観光船乗り場前まで、西ノ島町営バスに乗ります。

昼食は、「軽食あすか」です。
浦郷港観光船乗り場のスタッフに食事場所を教えてもらいました。
浦郷港から徒歩５分の場所に位置しています。

１日２０食限定のわがとこ定食を注文しました。

浦郷港から、国賀海岸巡り定期観光船に乗ります。
運航期間は、４月から１０月までの７か月間です。

国賀海岸めぐり定期観光船 乗り物

当初、観光バスに乗る予定でした。
13:10同時刻に観光船も出るのを知り、急遽、観光船に乗ることにしました。

国賀海岸巡りの定期観光船です。

景勝地の国賀浜（通天橋）です。
観光船は、この岩を通り抜けます。

観光船が洞窟内に入って行きます。
今日は１０月１８日ですが、洞窟内に入れたのは１０月になって３回目と船頭さんから案内がありました。

洞窟に入って、船尾から入り口方向を見た景色です。
この洞窟は広いですが、船体ギリギリの洞窟へも入りました。
入り口から途中で曲がって出口が見えない洞窟では、いったん出口側へまわって、出口付近の波の状況を見てから入ります。
船頭さんの超絶技巧の運転を体験することができました。

景勝地の摩天崖と同様の断崖絶壁の岩です。
このような日本海の波に浸食された岩を何個所も見ることができます。

西ノ島（島前）の別府港ターミナルビルです。
別府港15:45発の「フェリーおき」に乗船します。
本州の七類港まで２時間１０分の船旅です。

隠岐汽船フェリー 乗り物

帰りのフェリーは、奮発して特等洋室にしました。
ゆっくり昼寝ができました。

船室から日本海に沈む夕陽を眺めることができました。

七類港から隠岐汽船連絡バスに乗り、米子駅に着きました。
「サンライズ出雲」乗車まで１時間あるので、夕食をとろうとしたところ、駅ビル改築中で、食事場所が駅付近に見当たりません。
結局、セブンイレブンで夕弁当を買い、「サンライズ出雲」の車内で食べました。

米子駅 駅

米子駅の改札口です。
特急停車駅にしては貧弱です。
駅ビル改築中の臨時改札口なのでしょうか。

今回の旅行の真打ち、米子駅19:56発の「サンライズ出雲」に乗ります。

サンライズ出雲 乗り物

「サンライズ出雲」が米子駅に入線してきました。

「サンライズ出雲」７号車から乗車します。

「サンライズ出雲」は７号車１番個室で予約しました。
シングルツインです。
乗車１カ月前の発売日にはシングルしか予約できませんでしたが、２０日前の９月２８日に、シングルばかりかシングルツインにも複数の空席が出て、乗変できました。
もしかしたら、旅行会社のパッケージツアーが集客不足で催行中止になったか、募集人員ほど集客できず、返席されたのかもしれません。（パッケージツアーは出発２０日前から取消料がかかります）
希望の席が満席の場合、乗車２０日前は狙い目です。（たぶんガセネタです）

シングルツイン１階のベッドです。
ベッド幅７５センチで、シングルやソロの７０センチより多少広いです。
２段寝台をセットしたままでも天井まで十分な高さです。

シングルツイン内側からの扉です。
扉の窓が鏡になっていてビックリします。

シングルツインのコンセント類です。
コンパクトにまとまっています。

車両デッキに設置してある、車内のご案内です。

横浜駅に定刻6:44に着きました。
途中、１０分程度遅れていたのですが、貨物線を通って東海道線普通電車を何本か追い抜き、見事に遅れを取り戻しました。
横浜駅で隣のホームから見送りました。

横浜駅 駅