2022年2月：教会とステンドグラスとホットワインの街，ブリュッセル！［ベルギー：ブリュッセル］

2022/02/20 - 2022/02/20

ブリュッセル観光後半戦。
限られた時間をフルに活用し，とにかく歩き回る｡
歩けば歩くほど見学したい場所が出てくる｡

ブリュッセル前半戦：https://4travel.jp/travelogue/11742063

エリア ブリュッセル(ベルギー)

昼食後，ギャルリ・サンテュベールというショッピングアーケードへ。
チョコレートを購入するのが目的｡

1874年に完成したという由緒あるショッピングアーケード｡

先ずはチョコレートを｡
ホットチョコレートをどこかで飲めれば｡

幾つかのチョコレートショップを物色｡

量り売りのシャンパンチョコレートを購入｡
かなり甘めの印象｡

午後のメインはサン・ミッシェル大聖堂｡
高さは64メートルもあるとか｡
ベルギーの国立教会で，王室の結婚式や葬式の会場になるそうで，王室関係の写真も飾られている｡

彫刻も精巧に作られている｡

今まで見てきた教会にもステンドグラスがあったが，規模が違う｡

教会の足元には聖人の墓。

天井のアーチ｡
奥行きは114メートルだとか｡

聖書の巻き物と，巻き物入れ｡
意外と小さい｡
手のひらに乗るサイズ。

ステンドグラスは聖書の物語より聖人関連が多い印象｡

パイプオルガン。
音もよく響き，幻想的な雰囲気に｡

ステンドグラスの見方の説明書き｡
日の高さによってどう光が入ってくるか計算されているらしい｡

教会の奥は円形型に。

床には何故か12星座のタイル｡
おそらく黄道十二宮｡
占星術が行われていた様子｡

啓示12章をモチーフにした像｡

12の星の冠をかぶっている女と，竜と戦っている天使たち｡

博物館のような教会だった。
休み休み見学できるので，寒さに震えながら街歩きしないで済んだ。

とはいえ，雨も降っているのでゆっくり休憩できる場所を探す｡
ギャルリ・サンテュベールでホットチョコレートを飲みたがったが，空席がなく別の場所に。
グレトリー通りでレストランを探す｡

呼び込みのおじさんが陽気だったので，つられて入店｡
グーグルマップの評価にもそんなことが書いてあった｡
名物おじさんかもしれない｡

カルボネード・フラマンド。
牛肉を黒ビールで煮込んだベルギーの郷土料理｡非常に美味｡
それにベルギーポテトはサクサク，ホクホク｡

ランチの時間ではなかったものの，ランチメニューから選ばせてもらったピザ｡
生地が分厚く，パンのようなピザだった。
食べきれず半分お持ち帰り｡

薪の暖炉があり，暖かく過ごせた｡
地元の家族は4人で，大鍋に入ったムール貝のワイン蒸しを食べていた｡

1時間ほど休んで，もう少し観光を｡
先ずはホットワインで身体を温める｡

香辛料とオレンジの味がガツンと来る｡
漢方薬のような感じもする｡
効果は抜群で，この後は寒さがあまり気にならなかった｡

ブリュッセル王宮方面へ｡
途中で見かけた独特な形の建物｡
後で調べたら，楽器博物館だった｡

サン・ジャック・シュル・クーデンベルク教会｡
ブリュッセル王宮に行く予定で丘を上って来たものの，王宮はすでに閉館｡
その横の教会が開いていたのでそちらへ｡

中では音楽会のイベントが行われていた。
建物を見学したかったが，このタイミングでイベント終了｡
みんな退館の準備をし出したので，雰囲気的に館内に残れなかった。

教会の向かいには王立広場｡
路面電車が走っていて，風情を感じる。
王宮見学出来なかったので予定を変更して，ブリュッセル最高裁判所まで歩いて行く｡

王立美術館。
もちろんすでに時間外｡

さらに進んで行くと，ノートルダム・デュ・サブロン教会｡
15世紀に建てられたのだとか。

印象的だったのがステンドグラス｡
今までは中から見るイメージだったが，夜は外から観ると楽しい｡

辺りが更に暗くなればより際立つはず｡
色使いが美しい｡

中では礼拝が行われているのか，入場を断られた。
開放時間外だったから当然といえば当然｡

ここで引き返しても良かったが，ホットワインが効いているのか，まだ歩けそう｡
最高裁判所まで行ってみる。

最高裁判所は改装中｡
すでに暗いので，どっちにしろはっきりは見えなかったけど｡
ここの高台，展望台で市街地を見下ろしてブリュッセル観光は終了｡

さすがはベルギー，移動販売車もワッフル！

その後は，ミニーム通りからシャンドリエ通りを抜けてブリュッセル中央駅へ｡

途中で城壁の遺跡を。

ブリュッセル中央駅向かいのカルフールで朝食用のワッフルを購入｡
かなり重く，一つでお腹いっぱいに。

チェリービールでブリュッセル最後の夜は終了｡
時間の関係でブリュッセル中央駅付近の一部分しか歩けなかったが，見応えは十分あった。
物足りないくらいの方が，良いイメージで去れるからかえって良かったのかも，と自分に言い聞かせる。