2022/02/24 - 2022/02/25
5位(同エリア1031件中)
ロムルスさん
ピーチアビエーションのセールを見つけ、ちょうど連休も取れたので、急遽、網走まで流氷を見に行ってきました。
砕氷船おーろらに乗り、流氷の氷の上を歩き、北の海の幸も堪能できました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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-
成田第1ターミナル、2月24日(12:00)
今回はPeach便なので、成田の第1ターミナルから出発します。成田空港はもう2年以上こんな閑散とした状況です。 -
搭乗口D
飛行機まではバスでのアクセスでした。まあLCCなので贅沢は言えませんね。 -
Peach MM593便
チケットはPeachの48時間セールで購入しました。成田←→女満別の往復で10,680円でした。 -
成田空港を出発(12:55)
整備スタッフによるお見送りの風景。そういえば海外ではこれ見たことないですね。 -
北海道の海岸線
ほぼ直線コースを飛んで、襟裳岬の北、浦河町の近くで北海道に上陸しました。 -
女満別空港(14:35)
定刻で女満別空港に到着です。結構雪が降り積っています。 -
網走バス(15:00)
今日の気温は−5度。空港から網走までは、網走交通の路線バスで約30分です。 -
網走湖
途中、車窓から見える網走湖は凍結していて、氷の上では、わかさぎ釣りが行われていました。 -
網走駅前
繁華街の少し手前の、網走駅前でバスを降ります。網走の街も1m以上の雪が積もっています。 -
東横イン オホーツク網走駅前(16:00)
まず予約した駅前の宿にチェックイン。意外にもフロントは列ができていて15分程かかりました。 -
網走駅
さっそく流氷を見に、オホーツク海に1番近い駅と言われる、北浜駅へ行ってみます。 -
網走駅
一昨日の大雪の影響で、網走駅から先の列車は運休しているようです。しかたがないのでバスで移動します。 -
北浜駅(17:00)
網走駅から小清水行きの路線バスで約30分、周囲には新しいショッピングセンターもある中、時代に取り残されたような駅舎が立っていました。 -
北浜駅舎
中に入ると、駅舎は喫茶店として営業していました。 -
網走方面
ホームに出てみます。右手は海のはずですが、一面真っ白で識別できません。 -
北浜駅
駅舎の向こうはすぐオホーツク海というロケーションです。隣接して展望台があるので登ってみます。 -
展望台から知床連山方面
晴れていれば、オホーツク海越しに知床連山が見えるようです。 -
知床斜里方面
線路の数m向こう側は、一面の流氷で覆い尽くされていました。列車も来ないので、白い静寂の世界です。 -
網走駅
北浜駅からバスで網走バスセンターまで戻ってきました。この辺りが網走の繁華街です。 -
中鮨(19:00)
夕食は、バスセンター向いの、地元のネタが美味しく頂けるという中鮨さんを予約しました。入店時にはほぼ満席でした。 -
北斗随想(純米吟醸)
お酒は北海道の日本酒、夕張の石川酒造さんの北斗随想にしました。フルーティで思ったよりスッキリした味です。(880円) -
お造り(四点盛り)
まず、お刺身を頂きます。鮪、白身、帆立、北寄貝、特に網走の北寄貝は、養殖ではなく天然物だそうです。臭みなく歯応えが最高です。(1100円) -
「かすべ」のさっぱり煮
続いてこれ。カスベとはエイヒレのことで、冬の北海道の味だそうです。柔かい肉厚の白身に軟骨の食感が絶妙。 -
氷下魚(こまい)の焼き物
これも冬のオホーツクでよく獲れ、氷点下のもと一夜干しにする魚だそうです。背びれを取ると綺麗に2つに開け、淡白な白身がお酒によく合います。(500円) -
近海オホーツク鮨
締めは握りで、お勧めの10貫セット。牡丹海老、網走特産の天然の北寄貝、そして知床で獲れた鯨です。(3200円) -
近海オホーツク鮨
続いて、奥の左から、珍しい蟹の内子(卵)、鮭、白身、手前が蛸の卵(初めて見ました)、イクラ、ウニ、蟹(撮影漏れ)です。大満足の夕餉でした。 -
雪の網走駅(21:00)
雪景色の網走を散歩がてら、10分ほど歩いて駅前のホテルまで戻りました。ホテルに着く頃は本格的な雪。明日の天気が心配です。 -
東横イン ダブルルーム
宿はアゴダから予約しました。ここは、流氷見物に多く使われているようです。設備も新しく充分なコスパです。(ダブル5640円) -
東横イン ユニットバス
大浴場はありませんが、ユニットバスは広めでした。アメニティもひと通り揃っています。 -
2月25日、朝食(8:00)
さらに1階ロビーで無料の朝食サービスがあります。欠点はエレベーターが1台しかなく、時間により混むことかな。 -
網走駅前
昨日からの雪は止んで、今朝は薄曇りです。ホテルをチェックアウトし、いよいよ砕氷船の乗場へ向かいます。 -
網走駅バス停(8:45)
まだ除雪中の駅前の1番乗り場でバスを待ちます。列ができていましたが、半分は定期観光バスを待つ人でした。 -
砕氷船乗場行き
バスは時刻表通りに出発し、10分ほどで砕氷船乗り場のある道の駅に到着しました。 -
砕氷船乗り場
網走川の河口に船着き場があり、その前の道の駅、流氷街道網走がチケットセンターになっています。 -
道の駅 流氷街道網走
中は結構な人で混み合っていました。9時30分の定期船と、団体の貸切船の2隻が出港するようです。 -
砕氷船おーろら
世界初の観光用砕氷船だそうです。ホテルにあった割引券で乗船料が10%割引になりました。 -
おーろら号の船内
さっそく乗船します。ここは前方の特別席ですが、今日は無料開放されていました。 -
砕氷船の鋼材
船内に砕氷船の鋼材のサンプルが置かれていました。通常の船の2倍の厚さで、2.7倍の強度があるそうです。 -
クリオネ
隣にはペットボトルに入ったクリオネがいました。クリオネは、ハダカカメガイという貝なのだそうです。氷で冷やしています。 -
出港(9:30)
前は先に出港するおーろら2です。今日は流氷が岸に近いらしく、河口の船着場にも大きな氷が浮いています。 -
烏帽子岩
おーろら2に続いて、向きを変え出港しました。前方に網走港のランドマーク、烏帽子岩が見えます。 -
烏帽子岩と流氷
烏帽子岩に近づくと、周辺は氷で埋まっていました。1階デッキからは、船が氷を割って進む様子がわかります。 -
東防波堤灯台
さらに沖の東防波堤灯台付近は一面の氷です。この辺の流氷は、現在2m以上の厚さがあるそうです。 -
2階デッキからの展望
2階デッキからは、船が前方の流氷を押しのけて進んでいる様子が見てとれます。 -
2階デッキからの展望
船の重量で氷を割って進んでいるので、時折船体に氷が当たる鈍い音がします。 -
オホーツク海の流氷
結局この日は厚い氷に阻まれて洋上に出れず、ショートトリップになりました。 -
オホーツク海の流氷
数日前の爆弾低気圧の影響で、沖にあった流氷の塊が海岸付近に押しやられてきたようです。 -
網走川
下船後、網走川対岸の網走海岸が流氷で埋まっているようなので行ってみます。網走湖から流れる網走川は凍結していません。 -
網走海岸(11:00)
網走海岸に来ました。ここは通常は砂浜の海岸ですが、流氷が押寄せて防波堤に当たり、その力で2~3mの崖が出来ています。 -
烏帽子岩
数mおきに防波堤の下に降りる階段がありました。ここを降りると、沖の烏帽子岩まで歩いて行けそうです(行きませんが・・)。 -
オホーツク海
海岸に降り立つと、流氷が隙間なく海岸に押寄せ、その上に昨日の雪が広大な雪原をつくっています。 -
オホーツク海
まるで水平線の向こうまで、広大な雪の大陸が続いているように見えます。 -
沖を行く砕氷船おーろら
沖に目をやると、先ほど出港していったおーろら号が、氷に阻まれて苦戦していました。 -
流氷の氷
所々ぶつかりあった氷が盛り上がって、岩のように見えている所がありました。 -
流氷の氷
遠くシベリアのアムール川の氷がここまで運ばれて来るとは、自然の力は凄いです。 -
モヨロ貝塚館
網走海岸を見下ろす丘の上に、1000年前の村の遺跡があります。 -
モヨロ貝塚
ここは樺太を中心に栄えたオホーツク文化の村で、後のアイヌ文化の礎になったそうです。 -
網走市街
お昼、網走の市街地に戻っきました。久しぶりに気温がプラス近くまで上がり、暖かく感じます。 -
寿し安(12:00)
昼食は、網走でも有名なお寿司やさんのこちらへ。1人なのでなんとか入れましたが、この時間でもほとんど満席でした。 -
サーモン親子丼
注文したのはサーモン親子丼です。見た目も美しく、イクラの食感が最高でした。(1760円) -
北寄貝の握り
締めは、昨日食べて印象に残った北寄貝の握り。網走の北寄貝美味しかった。 -
網走バスターミナル
そろそろ空港へ向かいます。網走のバスターミナルは、古いアパートのようなこんな外観です。 -
女満別空港行きバス(13:30)
網走から女満別空港へ向かうバスは、飛行機の便に合わせて30分間隔ぐらいで運行されています。 -
女満別空港(15:35)
15時台は出発便が重なり、保安場が混雑して20分ほど並んで通過しましたが、Peach MM594便は時間通り離陸しました。 -
成田空港着(17:45)
定刻で成田空港に到着しました。成田の気温は3℃、網走とたいして変わらず寒いです。 -
京成スカイライナー
空港ビルの地下から、ほとんどが空席のスカイライナーに乗車し帰宅します。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- たらよろさん 2022/03/19 22:57:09
- 別世界
- こんばんは、ロムルスさん
さすが網走、オホーツク海の流氷。
もう想像を絶する雪景色というか、氷というか、、、
異次元の世界のような気がします。
氷が少なくなっている…
このままでは流氷が無くなってしまう…って声を聞くので、
その昔はもっともっと凄かったんですよねー。
どんなに分厚く氷が張っていたとしても、
氷の上を歩くってやっぱり怖くて怖気付いちゃいそう…
臆病な私です…笑
たらよろ
- ロムルスさん からの返信 2022/03/20 12:44:44
- メッセージありがとうございます
- たらよろさん、こんにちは
異次元の世界、本当にそうですね
しかも昼過ぎに東京を発って、夕方には流氷が目の前、日本の自然は本当に素晴らしいと感じました
流氷の上を歩くのは危険なのですが、そこは自己責任で。斜里などではガイド付き流氷ウォークツアーもあり、私も一度参加したことがありますが、流氷の裂目で泳いだり貴重な体験ができました。
自然相手ですから、昨日あった流氷が一夜にして消えることもあるようです。
たらよろさんにも素晴らしい流氷との出会いがあるといいですね
ロムルスより
-
- sirokuma123さん 2022/03/11 22:17:11
- 訪問&いいね!ありがとうございます
- こんばんは ロムルスさん
訪問&いいね!感謝です。
夏の網走は行ったことがあるのですが、寒いのが苦手で冬の網走や砕氷船に興味はあるのですが、個人的にはハードル高目です。でも、北海道の冬も素敵ですね!
氷下魚(こまい)は難読漢字なので、初めて見たらとても読めそうもないですが、「氷の下の魚」と言うのが冬の北海道らしさを感じます。
コロナの影響は落ち着いておらず旅行は恐る恐ると言う感じですが、早く普通に旅行ができる状況になって欲しいものです。
今後ともよろしくお願いいたします。
sirokuma123
- ロムルスさん からの返信 2022/03/13 01:11:25
- メッセージありがとうございます
- sirokuma123さん
こんばんは
夏の北海道もいいですね
学生の頃、夏休みに車で一周した
思い出があります
今回は女満別の空港が網走に近く
とても便利でした
海の幸も美味しいのでぜひ
冬の北海道も訪ねてみてください
これからもいいご旅行を
-
- マプトさん 2022/03/08 21:16:06
- たこまんま
- 網走にいらしたんですね。流氷が一杯あったんで、満足したことでしょう。いいオホーツクの旅になりましたね。そして北の味覚も。タコの卵は、たこまんまと言います。トロっとした食感でしたでしょ。なかなか食べることできないですよ。そしてカスベ。道産子はカスベです。軟骨のコリコリがいいですね。
また来道されてくださいね。
- ロムルスさん からの返信 2022/03/09 15:46:13
- メッセージありがとうございます
- マプトさん
北海道の歳時記、楽しく読ませていただいております。
私も今回の網走旅行では、北海道を満喫させていただきました。実はカスベも初めて食べました。ムニエルや唐揚げも美味しいそうなので、次の機会にはと思っております。
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