北海道の旅　夏の陣2020 その① ～道央エリアを制覇せよ～

2020/08/14 - 2020/08/17

2020年夏、北海道を旅した4日間の旅。
今回の旅行記は、道央エリアの旭川・富良野・美瑛を巡った記録。
コロナ感染拡大の影響で海外への扉が閉ざされたが、国内を旅するチャンスとして北海道を旅することに。
この後続いていく「北海道旅行シリーズ」が始まるきっかけとなったこの旅、北海道を代表する美しい景色に数多く出会えた。

エリア 美瑛（びえい）(北海道)

2020年夏、北海道の旅のスタート地点：旭川空港に到着。
今回の旅は、道央と札幌を制覇しようということで、新千歳ではなく、より道央に近い旭川空港をチョイス。

ここの空港にはフードコートあり、みやげ屋ありと、早くも北海道のいいとこ取りが味わえる。
到着してすぐ、目の前にある雄大な大雪連峰に見とれながら、まずは旭川ラーメンで腹ごしらえ。

ここから道央エリアの観光スタート。

旭川空港 空港

道央ダイジェスト１：ファーム富田

旭川空港を出発し、国道237号線、またの名を「花人街道237」を走る。
まーーっすぐな道を走り、中富良野町　ファーム富田へ。

一面のラベンダー畑！
…の「その後」が見られた。
ちょっと遅かったか。
最盛期なら、どれほどきれいだったのだろう。

ファーム富田 公園・植物園

だが園内には何か所か畑があり、ラベンダー以外の花畑が来場者を迎えてくれる。
ラベンダーの最盛期でなくても、お客さんは多く訪れていた。

遊歩道がよく整備されており、木が木陰を作ってくれている。

カフェでしばし休憩。
風が爽やか。
ってか、カレンダーは8月なのに、北海道は既に秋を感じる風と空。

道央ダイジェスト２：美瑛の丘（北西の丘展望公園）

花人街道を北上し、美瑛エリアへ。
JR美瑛駅より北側の地区にある、
北西の丘展望公園へ。

果てしなく続いていそうな丘の眺めが壮観。
富良野の隣りなのに、地形や景色が違うんだな。

北西の丘展望公園 公園・植物園

ピラミッド型の展望台から、美瑛の丘や大雪連峰を360°見渡せる。はず。
この日の美瑛の天気は、にわか雨から快晴までころころ変わった。

ファーム富田といい、曇りの美瑛といい、今回は残念。
いつかもう1回来たい。

展望台脇にあるソバの畑。
ソバが風になびくので、風が通る様子が目で見える。

360°の眺め。
美瑛には、このような展望スポットがごまんとある。

ここは公園のように整備されていて、トイレや駐車場があるという点がいい。

道央ダイジェスト３：美瑛の丘（四季彩の丘）

JR美瑛駅より南の地区にある、
美瑛町　四季彩の丘に到着。
園内に入った瞬間、こりゃすごい！

四季彩の丘 公園・植物園

美瑛の丘の地形を活かした花の植え付けが見事。
ここに咲いている花は、マリゴールドなど本州の公園や家庭菜園でも使われている種類。
だが規模が違うし、パッチワークのように植えてあるのも見事。

ヒマワリがみんなこっち向いている。
圧巻。

この四季彩の丘、丘を生かして作られているだけに、園内にアップダウン（坂道）がある。
園内全て歩き回れなくても、移動用カートを借りたり、高い所から眺めたりすれば、家族みんなで楽しめるだろう。

道央ダイジェスト４：青い池

美瑛町　青い池へ。
美瑛の道路や街中は空いていたのに、ここだけたくさんの観光客とクルマが。

自然がこんなにきれいなミルキーブルーを作るんだな。
こんな池が出現するなんて、北海道の自然ってすごい。

美瑛(白金) 青い池 自然・景勝地

番外編：望岳台

富良野から見える十勝岳。
その５合目までクルマで登れるということだったので、青い池から更に奥へ行ってみた。
山道を登り、中腹の「望岳台」へ。

ビジターセンターには、ヘルメットなどの防災用品があり、十勝岳のリアルを思い知らされる。

十勝岳望岳台 名所・史跡

ケルンがあった。
十勝岳、雄大なり。

山頂は雲に隠れていたが、ここでも標高900メートル。
そして、少し前に噴火があったばかり。
それでも、この望岳台や登山には規制がなく、無事に行って帰って来られた。

富良野と美瑛に滞在中、雲がないときは、頂上付近で噴煙が上がっているのを目視できた。

番外編：上富良野町　三浦綾子文学碑と開拓記念館

十勝岳から流れてきた火山による泥流が流れ下った上富良野町にある記念碑へ。
三浦綾子氏の小説「泥流地帯」は、この事実をもとに書かれた。
三浦氏は、ここから北にある旭川市の方。

ここには、泥流が発生したときの様子や、当時のものが展示されていた。
今はこんな観光地になったり、農業が盛んになったりしたのは、先人たちの苦労や努力があったんだな。

ここで、上富良野の十勝岳との闘い・復興を知った。
始めから風光明媚だったわけじゃなく、苦労や努力の末の農業・観光産業。
ラベンダー畑や富良野メロンなどの見方が変わった。

上富良野町開拓記念館 美術館・博物館

道央のダイジェストや番外編を数多く訪れて満喫。
日本にこんなに絶景が数多くあるなんて。
北海道、ハマるかも。

美瑛から札幌へクルマで移動。
美瑛のドライブは気分爽快。

この後、とんでもない道に迷い込むとは、このときは知る由もなかった。

その②に続く。