1998/12/29 - 1999/01/02
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mugifumiさん
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「海外旅行の懐かしい思い出」の第2弾です。
ハワイ入国時の笑い話や、ワイキキ浜辺で私たち3人がアメリカ人老夫婦から声をかけられた「ちょっぴり暖かい」話を披露したいと思います。
巻頭写真の樹木は、「♪♪♪この木なんの木 気になる木 名前も知らない木ですから・・・♪♪♪」という歌詞で始まる日立のCMの画像に使われている樹木だそうです。(1999年1月1日撮影)
小生は、ハワイの木だとは知りませんでしたネ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
<ワイキキビーチ>
さて、次の懐かしい思い出は、ハワイのオワフ島での出来事です。
ハワイには、亡き母の希望で訪問したのですが、ツアーといっても、ほとんどが自由行動でした。
オプショナルツアーにも参加しましたが、3人で買い物や食事などをする時間が多く、ここでも片言の英語で何とか用事を済ませていました。 -
<ダイヤモンドヘッド方向>
まず、入国審査で面白いことがありました。
ハワイは、入国審査を家族単位で行っていましたが、私たちは、足が不自由な母がいるため手続きの順が最後になってしまいました。
その時の入国審査官とのやりとりが忘れられません。
審査官は、「入国目的は観光ですか?」と日本語で聞いたのです。
その時の小生の返事が「サイト・シーング」と思わず口から出てしまったものですから大笑いしてしまいました。
アメリカ人が日本語で質問して、答える日本人の小生が英語ですから、その可笑しさといったら・・・。
その後、すぐにホテルに向かいましたが、リムジンという車でしょうか?
大型の乗用車で、前方を向かずに電車のように横を向いて腰掛けるのですから驚いてしまいした。
見た目は「大きくて凄い車だ!」と思うのですが、実際に乗ってみますと、車高が極端に低く、乗り心地が良いとは言えない車でした。
ホテルに着きますと、私たちの部屋は海の方を向いておらず、窓から見える景色は、ハワイのホテル群の横顔を眺めるような感じのものでした。
「ガッカリ!」ですね。
入国してからは、2階部分がオープンになっているバスでワイキキやアラモナショッピングセンターに行ったり来たりしてハワイを楽しんだのです。
ハワイは、時差がきついことから年寄りには身体への負担が大きいと思いますが、それでもハワイ独特の雰囲気をニコニコしながら満喫したものです。 -
<ビーチのベンチにて>
ワイキキ浜辺は、水着をつけた男女が寝そべっている写真で見たとおりの光景が広がっており、私たちは、木陰にあるベンチからその光景を眺めていました。
その時に、私たちの脇に白人の中年女性二人が座って何か一生懸命おしゃべりをしていましたが、どうやら英語ではなく、ドイツ語のようです。
その意味が理解できたら「どんなに面白いのに!」と思ったものです。
そして、私たちがビックリする出来事が待っていました。 -
<ハワイのホテルなど>
それは、バスなどが通っているオワフ島の大きな道路の歩道でのことでした。
アメリカの老夫婦と思われる二人が反対側から歩いてきます。
私たちは、3人で手をつないで歩いていました。
そして近づいてきたと思ったら、老夫婦が声をかけてきたのです。
「ユアーマザーか?」と聞くのです。
答えは、もちろん「イエス」ですが、5人が歩道に輪になって話をしたことと、老夫婦の驚いたような、寂しそうな眼差しが忘れられません。
その時間は、一瞬だったかも知れませんが、小生には、5人の心が静かに交わって得もいわれぬ「至福の時」だったように感じられました。
人種、言葉、文化など生きてた環境が大きく異なるのに、心で感じることができたのですから「驚き!」というほかありません。
ところで、もう一つ忘れられない観光がありました。
それは、オアフ島の海を潜水艦に乗って見学するというものでした。
面白いのは、乗り降りするときには、階段を垂直に上下する必要があることです。
車いすに乗っていた84才の亡母がその梯子みたいな階段を使ったのですから、火事場のバカ力というか環境が変わったときの人間の可能性に驚いてしまいました。
そして海に潜りますと、先ほどの車の話ではありませんが、進行方向ではなく横向きに2列に座るのです。
分かりやすく言いますと、潜水艦が魚雷のような形になっているのでしょうね。
従って、客は横向きに背中合わせに座ると言うことになります。
ところで、海の中は綺麗なのか?という疑問ですが、薄暗い青色という感じで、そこを小さな魚が泳いでいました。
また、人間(ダイバー)が手を振っているのも見えました。
まあ、感想としては、魚たちが多数いて青い美しい海が広がっていると思っていたものですから、ちょっと期待はずれでした。
最後に潜水艦を降りるときにちょっとしたハプニングがありました。
「財布がなくなっている!」という話が飛び込んできたのです。
外国は用心しないと危ないですね。 -
<ハワイみやげの木彫り>
でも、言葉が分かれば、相手が何を言いたいのか理解できて、もっと楽しいはずです。
小さいモールといった感じの洋服屋では、香港出身だという女性経営者と一寸したジョークを交えながら、楽しい英会話を楽しんだり、母から「購入した木彫りの人形を別のものに取り替えてきて!」といわれて、頭の中で日本語を英語に訳しながら交渉して交換できたことなど、片言の英語しかできなくとも、何とかなったのですが、・・・。
このように言葉で苦労したハワイの旅でしたが、楽しい思い出をたくさんいただいたと感じています。
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