2022/01/29 - 2022/01/29
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1月の旅行記です。
加西市にも国宝の美しい三重塔があるときいたので、出かけました。
山の中の静けさのなかに、とても趣のある三重塔でした。
仏教の文化が栄えた地で、天皇や多くの僧侶が関わったお寺でもあります。
五百羅漢も誰が、どのような目的で作ったのかは不明ですが、その顔の表情など、同じものはなく、ここにくると
親の顔に会えるといわれています。
「親が見たけりゃ北条の西の五百羅漢の堂に御座れ」といわれています。
多くの石仏には圧倒されました。
久学寺は赤穂藩ゆかりのお寺です。このあたりの地はもともと、赤穂藩の土地で、灌漑事業などを行うために
大石内蔵助が度々おとずれ、この久学寺に宿泊し、当時の和尚とも懇意で、浅野内匠頭の刃傷沙汰が起こった際にも
大石内蔵助はこちらのお寺で和尚と碁を打っていたといわれています。
こちらも山の中の静かな静かなお寺でした。
順番は次のとおりです。
①一乗寺
②五百羅漢
③久学寺
- 旅行の満足度
- 5.0
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まず、最初に兵庫県加西市にある一乗寺に来ました。
国宝で有名な三重の塔があります。
そのほかにも、平安時代の最澄像などの国宝もあるそうです。 -
詳しい説明看板もあります。
650年に法道仙人の開山、孝徳天皇の勅願により創建されたお寺です。
法道仙人は伝説によると、インドから紫の雲に乗って来たといわれているそう。
数々の伝説があり、仙人の開基伝承を持つ寺院は数々あるようです。
このあたりは、仏教文化の栄えた土地。
叡尊、花山法王なども訪れています。 -
お寺に入ろうとしたとき、可愛い二匹の猫ちゃんたちがどこからか、近寄ってきました。
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まるまると太った綺麗な猫ちゃんたち。
警戒心もまるでありません。 -
古い苔むした灯籠や
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石造笠塔婆。
後醍醐天皇の腹心であった文観の監修によるもの。
1316年造。 -
長い階段があります。
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子供はひょいひょいと駆け上っていきましたが、老体の我々は息を切らしながらのぼります。
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上から観ても、けっこう急な石段。
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阿弥陀堂。
聖武天皇の勅願で建立。1553年に再建、明治期にも再再建。 -
更に、この上に国宝の三重塔があります。
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説明板にもありますが、平安末期に建てられた、日本でも10指に数えられるくらい古い塔だそうです。
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イチオシ
なんとも優雅な塔でした。
華美ではないけれど、堂々とそびえたってます。
美しい塔です。
1171年~1174年にかけて完成。 -
木の組み合わせ、優美なデザイン。
しばし、見とれます。 -
周囲には石仏が。
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更に、そのうえに本堂。
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大きなお堂です。
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650年、孝徳天皇によって創建されますが、1335年、1562年、
1628年と再建。
兵火などの焼失があったそうです。 -
イチオシ
内部、安置されている仏像などに向かっての撮影は禁止。
天井の彫刻が素晴らしかった。。 -
とても古い扉のように思えました。
平成に入り、半解体の大修理が行われたそうです。 -
外を周ることができます。
とても気持ち良い場所でした。 -
イチオシ
ここから三重塔が見えます。
屋根の形なども美しいです。 -
イチオシ
三重塔を上から眺めることができます。
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ここからは、近くにある鐘楼も上から眺めます。
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鐘楼。1628年におなじく再建。
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説明板。
重文の建物です。 -
せっかくだからと、奥の院のほうへも行ってみます。
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山の中へぐんぐん進み、
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開山堂があります。
開山法道仙人を祀ります。1667年の建立。
龍や獅子などの彫刻が素晴らしいそうです。 -
賽の河原と表示がありました。
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こちらも石段を上っていきました。
静かで、山の空気が新鮮でした。 -
読めないのですが、古い石塔などもあります。
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山を下りていきます。
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石仏が並びます。
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昔から人々の信仰の地であったことが伝わります。
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放生池。
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神社もありました。
神仏習合のなごりでしょうか。 -
休憩所。
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太子堂。
新しい建物のようでした。 -
入口あたりの大木。
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もう一回、下から国宝三重塔を見ます。
昔はコンクリートの階段などもなく、上まで登るのも大変だったはず。
建物の建築、相当の苦労があっただろうなぁ~と考えてました。 -
橘の実がとても可愛いです。
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白い壁も美しいお寺でした。
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次には五百羅漢の拝観に羅漢寺に来ました。
案内図に、加西市の主な観光地などの説明があります。 -
北条の五百羅漢の説明があります。
約、500体もの石仏群。
誰が何のために造られたか、よくわかっていないようです。
江戸時代のものです。 -
こちらにも説明。
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入口にも古い石仏。
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庚申堂。
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最初に来迎二十五菩薩へ。
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滋賀県の西教寺に次ぐ古さだそうです。
弥陀来迎の際に、阿弥陀如来に従ってくる二十五体の菩薩。
極楽へ導く菩薩。 -
およそ500体といわれる石仏群。
圧巻です。 -
表情はひとつ、ひとつ違います。
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イチオシ
優しい女性の表情。
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いろんな表情。
ユーモラスな表情も。
子供のような石仏も。 -
イチオシ
むかしから、
「親が見たけりゃ北条の西の五百羅漢の堂に御座れ」といわれています。 -
柔和なお顔が多いように感じました。
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江戸時代初期のもの、保存も大変だと思います。
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圧倒されました。
でも、心が癒されるような気持ちになりました。
あとから写真をみてもわかりましたが、寄り添うような石仏も多くて、やさしい雰囲気です。 -
如来など、ふるい石仏もあります。
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本堂。
本尊は薬師如来像。 -
黄梅も咲いていました。
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こちらも古い石塔など。
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石棺でしょうか。
石棺の石を使って、石仏を彫ることがよくある、、と聞きました。 -
外にはこんなお洒落なトイレがありました。
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忠臣蔵ファンの夫が、大石内蔵助ゆかりのお寺へ行ってみたい、、というので、久学寺へいくことになりました。
山道を上っていきます。 -
見てて来ました。
駐車場に車を停めて、歩きます。
静かな静かな山のなかのお寺です。 -
お寺の由来などが書かれていました。
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イチオシ
趣のある石段を上っていきます。
大石内蔵助の時代にもあったのでしょうか。 -
古い参道。
何とも言えず、美しいです。 -
久学寺は曹洞宗の寺院。
1446年に創建。
今のお堂は再建された新しいものでした。 -
浅野家の菩提寺です。
もともとこのあたりは赤穂藩の飛び地でもあり、大石内蔵助も灌漑事業の様子をみるために、このあたりを訪れ、この久学寺にしばしば宿泊したそう。当時の住職と碁などもしばしば楽しんでいたそう。
浅野内匠頭の刀傷事件のあった際にも、こちらに宿泊、和尚と碁を打っていたとの言い伝えもあります。 -
古い灯籠も素敵でした。
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イチオシ
浅野家の家紋。
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自販機。
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お寺の中に、討ち入りをした赤穂義士の木の像がありました。
浅野内匠頭、および四十六士の義士の戒名も菩提寺というところから
こちらの住職がつけられたそうです。
大石内蔵助の花岳寺の維持や浅野家の弔祭の依頼についての手紙、吉田忠左衛門の手紙、大高源五の先祖供養の依頼についての手紙などが残されており、ガラスケースの中にあるようです。(複製?) -
加西市にはほかにも、忠臣蔵の多くの遺蹟が残っています。
機会があれば、行ってみたいとおもっています。 -
お寺の方にご挨拶して、DVDを購入。
お代金をお賽銭箱に入れます。
DVDいまだに見ておりませんが、すごく楽しみです。
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