予定変更して、春を感じに千葉への旅（２）

2022/02/06 - 2022/02/07

予定していた沖縄旅行を、年始からのコロナ第6波のために断念。
しかし、少しでも早く「春を感じる」場所を求めて、同じ首都圏にある千葉を訪れることにしました。
「予定変更して、春を感じに千葉への旅（１）」[https://4travel.jp/travelogue/11738949]から続く。

エリア 千葉

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

神奈川県久里浜から千葉県金谷にフェリーで入り、「春を感じ場所」を求めて、佐久間ダム親水公園の河津桜（まだ咲いていなかったけど）、白間津の花畑、鴨川の菜な畑ロードを巡りました。
そして、この日の宿泊先に選んだのは、勝浦リゾートインB＆B。
２間続きの広い部屋でした。

勝浦リゾートインB&B 宿・ホテル

こちらは、勝浦リゾートインB＆Bにチェックインしたときに紹介された「【食でおもてなし】勝浦プレミアムキャンペーン」チケットです。
なんと、2,000円分のチケットが500円で買えるんです！
ここまでプレミアムが付いたチケットは見たことがありません。
1人2セットまで買えるそうで、私たち夫婦2人で4セットを購入しました。

プレミアムチケットは、勝浦のお店、だいたいどこでも使えるとのこと。
どこで食べるか悩みましたが、最終的に選んだのは、「割烹 天平」というお店。
このお店では、房総ならではのメニューを楽しむことができます。
こちらの写真は、なめろうをアワビの殻に入れて火を通した、さんが焼きです。
なめろうは、房総の漁師たちが、とれた魚を船の上で味噌といっしょに細かくたたいて食べた料理の名前ですが、あまりにおいしいために皿までなめてしまうということから付いた名前だそうです。

割烹 天平 グルメ・レストラン

そして、こちらも特色ある天平のメニュー、しめあじ磯巻き。
巻いてある海苔がパリパリのうちにどうぞ！

天平での夕食を満喫した後、宿に戻ります。
実はこの日は、私の誕生日。
先に買って宿の冷蔵庫に入れておいたケーキをいただきます。
この街でたぶんここしかない、キリカワ洋菓子店のケーキです。
こちらのお店でもプレミアムチケットが使えました。

勝浦リゾートB&Bでは、私たち以外のお客さんは見ませんでした。
翌朝の朝ごはんは宿に頼んでいましたが、朝食会場でも他のお客さんはおらず･･･。素泊まりの人がいたのかもしれませんが、うーん、コロナ禍での営業、やっぱりきついですよね。
こちらの写真は、朝ごはんメニュー。多彩なおかずが満載で、おなかいっぱいになりました。ごちそうさまでした！

勝浦リゾートB＆Bで朝食をいただいた後、散歩に出かけます。
言わずと知れた、勝浦朝市へ。
しかし、平日朝のせいか、出店している店の数も、品ぞろえもちょっと寂しい･･･。
露店にカメラを向けられませんでした。
朝6時から外で店を出すなんて、この寒い季節は特にたいへんなお仕事だと思いました。

勝浦朝市 名所・史跡

勝浦リゾートB&Bをチェックアウトしたあと、勝浦海中展望塔へ向かいました。
勝浦海中展望塔は、こんなふうに海に突き出ています。
入場料は大人900円ですが、宿に置いてあった10%割引券を使いました。

かつうら海中公園 海中展望塔 公園・植物園

勝浦海中展望塔の周辺の景色。
複数の地層が織り成すこの景色も見ごたえあります。

青い海に青い空！
良い天気に恵まれてよかった。

海の上にかかる橋を渡って、勝浦海中展望塔へ向かいます。
この写真は、展望塔手前のところで、陸地に向かって撮った写真。

勝浦海中展望塔に入ったら、階段で下へ下へと下っていきます。
水深8mのところがいちばん深いところ。海の中を見られる窓が付いています。
普通の水族館は飼っている魚を見せるけど、ここでは、完全に今の海にいる魚だけが見られます。
窓はいっぱい付いているのですが、こちらの窓は、餌を釣り下ろしているところに向いているので、いつも魚が群れています。

群れている魚もいいけれど、私が気に行ったのは、ぷくぷくとした体つきのフグ。
かわいい！
フグが窓に近づいてくるたび、シャッターを切ってしまいました。
写真だと、みんなフグがこんなふうに影になって見えるだけなんですけどね。
実際は、色ももうちょっとちゃんと見えて、もっとかわいいですよ。

海中の魚を楽しんだ後は、再び階段で地上に戻ります。
あ、ちなみに、海中展望塔内は3周しました。これで1周当たり300円。元が取れたかな？？？
さて、地上では、勝浦海中展望塔ができるまでの歴史が写真で紹介されていました。

海中8mにこんな展望塔を作ろうとしたなんで、その発想がすごいと思います。

これだけの苦労を重ねて、ようやくできた勝浦海中展望塔。
私が行ったのは平日だったせいか、人が少なくて寂しい有様でした。
こういう施設をなくなさないために、是非、多くの人に訪れていただきたいです。

こちらは、勝浦海中展望塔から陸地に戻る途中の写真。
風が強かったけれど、本当に気持ちのいい空間で、きれいな景色が楽しめます。
あまりに天気が悪い日は、勝浦海中展望塔に渡る橋を渡るのが危険なので、閉館しているのかもしれません。

それはさておき、このあたりは右も左も素敵な景色なんです。

陸地に戻りました。こちらは県立の施設、海の博物館。
残念ながら、私が行った月曜日は休館でした。
入場料も大人200円と安いので、一度、行ってみたいですね。

千葉県立中央博物館分館 海の博物館 美術館・博物館

勝浦から北上し、この度の最終目的地、銚子へ。
もうかれこれ20年くらい、一山いけすがお気に入り。
ここでちょっと遅めのお昼ご飯を頂きます。

一山いけす グルメ・レストラン

ここ何回かは足を運んでも出会えなかった活イカが、この日、入荷されていたのには感動！

活イカのイカソーメン部分を食べた後は、ゲソとテンペラを、焼きか天ぷらにしてもらえます。
私たちはいつも天ぷら！
ボリュームありますよ！

一山いけすで、活イカを堪能し、おなか一杯になりました。
帰りは銚子駅から電車に乗ります。

銚子駅 駅

銚子駅で東京方面へ向かう電車を待っていたところ、やって来たのは成田線でした。
総武本線よりちょっと時間がかるみたいだけど、のんびり帰ることとします。
天気にも恵まれたし、少し早い春を感じることもできたし、景色も食も満喫した2日間でした！
ありがとう、千葉！