![島民54人、ヤギ多数の鳩間島へようやく上陸できた。ただ船会社も無理して出したんだろうな、という海上であり、船内は終始グロッキーな状態だった。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/73/84/650x_11738444.jpg?updated_at=1707934985)
2021/12/27 - 2022/01/06
10790位(同エリア46595件中)
jambarayaさん
- jambarayaさんTOP
- 旅行記183冊
- クチコミ21件
- Q&A回答20件
- 179,638アクセス
- フォロワー213人
島民54人、ヤギ多数の鳩間島へようやく上陸できた。ただ船会社も無理して出したんだろうな、という海上であり、船内は終始グロッキーな状態だった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
周囲3.9kmしかない島であり、徒歩で回れると聞いていたが、整備された周回道路はなく、ジャングルの中をひたすら開拓しながら歩く。
-
ネットも繋がらず、島人もおらず、現れるのはヤギだけ。実に孤独である。あまりにも寂しく、気づいたらヤギに話かけていた。
-
いとま浜
どこの浜も一緒だが、中国名が書かれたごみばっかりあった。
近いんだなと実感。 -
晴れていたら。絶好の散策日和。
港近くの海。
でもきれいだ。 -
午前中は晴れており、時折現れる浜からの絶景は素晴らしく、寂しさを紛らわせてくれた。周回道路は一時間程度で回れ、集落内の散策をする。
-
屋良浜
一番人気。広い砂浜が広がる。 -
他はジャングル。
他国いかなくてもここでジャングルを堪能できる。
蝶々が多かったなぁ。季節がらかな。 -
時計回りに一周。
右手がジャングル、左側に海がチラ見できる、周回道路。 -
上陸したのは15人もいなかった。
みんな、てんでバラバラ散策。 -
立原浜
岩がすごく主張していて、歩きにくい。サンダルは怪我するんじゃないか。 -
島仲浜
ほんと、ごみが残念。
潮の流れ上、辿り着くんだろうな。 -
こういう手作りの看板がある。
-
船原浜
ここは近づくより、このように問う目に見た方が雰囲気があって好き。 -
瑠璃の島というドラマの舞台になってから人気が出たらしい。
このの閑散期のシーズンでも宿泊客がいた。
常連さんのようだった。 -
ゆっくり歩いて、1時間ちょっとで周遊終わり。
上陸したのが10時前で、周遊が終わったのが11時15分くらい。
ここから集落 -
集落の中は手作りの家がちらほら。
確かに、こんなところに積水ハウスとかはない。
自分で作らなきゃいけない。 -
アンヌカー
下り井戸。
水道が整うまで、の島民の水源。 -
鳩間灯台。
島のほぼ中央部にある灯台で、港や集落から簡単に行くことができまる。
灯台自体はさほど大きくない。
島の高台部分にあるため、島の目印的な建造物。
-
すぐそばに石積みの物見台もあり、景色を眺める場合はこの上に上って眺める。
物見台から西表島を望む 屋良浜 船原浜(フナバルハマ)
遠くに西表島を望むことができる。
コバルトブルーの海がとても美しい。
-
では集落を散策しよう。島民一人いない。
声もしない。 -
台風が直撃したら一瞬で吹き飛びそうな家もある。
大丈夫なんだろうか。 -
簡易郵便局。
配達は西表島から来た郵便局員がついでにする。
現金の出し入れのみ。
ATMはない。
以前の郵便局はこの通りの上の方(山の手側)にあったらしい。 -
御獄もいっぱいある。
ここは島民以外は行かない方がいい。
神聖な場所であり、島民の心のよりどころだと言う。 -
鳩間島音楽祭の舞台。
この時だけはすごい人がこの島を訪れるらしい。
毎年5月にある。 -
鳩間島コミュニティセンター
島の集会所といった方が分かりやすい。 -
昔の小学校の跡地が横にある。
-
現在の小中学校。
-
全校生徒11人くらい。
冬眠はいないから留学生制度を利用し、全国から募って、こちらに住み通っているらしい。 -
その留学生が住む寮がここ。学校から5分くらい。
自販機ぐらいしかなく、売店もない島。
きれいな海と星空の島。
寮母さんたちがいるから衣食住は大丈夫。
子どものたちは、大丈夫なんだろうか。
無駄なものは一つもないが、無駄なものからも学べるものってあると思うんだよな。
失敗も何もかも。
考えさせられる施設、島である。 -
小さいアンヌカー
ここも下り井戸のアンヌカー。
昔はほかにもあったらしい。 -
自然が奏でる音だけ。確かに贅沢。
-
いだふに
民宿。石垣は浮球でデコレーションされている。 -
散策していたら突然土砂降りが襲ってくる。
カフェに連絡するも開いていない。
宿も営業していない。
(常連は受け入れるけど、後はダメ、という状態。) -
こりゃターミナルまで行って、避難だなと歩いていたら、
「すげー雨さ、雨宿りさ、しねか」
と声がした。第一島人発見である。 -
「よろしいですか?」
「えが。コーヒーさ、入れるさ。温まるさ」
本当に私は運が良い。濡れた服など乾かしながら、うまいコーヒーを頂く。
3月くらいまで、カフェなども営業しないところが多いから、この時期の観光客は辛いべ、と教えてくれた。 -
私を助けてくれた東里さんは鳩間島生まれでしばらく神奈川県に住んでいたが、定年退職を機に島に戻られた方。島暮らしはコーヒーを入れてくれた奥様の希望だと言う。建具屋もいないから、家は自分たちで作っているという。これからも部屋を広げていくと意欲満々。奥様はパパイヤの木を植え、畑作りに余念がない様子。売店がないから金も使わない。物資は注文したら目の前の港に届く。ネット銀行ばかり運用していると笑う。魚は釣りで調達。朝は鳥の声で目覚め、夜は満天の星空を眺めながら就寝という健康的な生活。
-
2時間あまり雨宿りをさせて頂いたが、本当に充実しているようで、ご夫妻終始笑顔だった。
「土地、買わねか。この島、一坪500円さ。」
東里さんは土地もちの人で、西表島にも土地があるが、どちらも二束三文だから、子どもたちもいらん、と言って相続したがらないらしい。 -
星野リゾートとか、買ってくれんかね?(笑)
離島における学校や、物資のこと、沖縄の歴史などいろいろ教えて頂き、船の時間となりお別れした。
思いがけない島人との触れ合いもあり、非常に楽しい時間だった。 -
鳩間島船客ターミナル
「いとま浜ターミナル」と呼ばれる待合い施設。
お世話になった東里さんの家は港の前。
台風の時は直撃だろうな。それがくるまでに家を補強するとおっしゃっていた。 -
学校の目の前にある
ならり浜
プールの授業はここでやる。 -
前の浜
港の左側
ここで、魚釣りをしている人もいた。
冬景色でこのクオリティ。
移住する人の気持ちは分かる。
ただ、わたしなら、長期滞在までか。
移住のハードルは高いと思った島だった。
夕方、出港。 -
石垣島に戻ってきてから、夕飯。
-
疲れ切って、またそばへ。
もう何杯目だろう。
島豆腐(ゴマ味)がおいしかった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
jambarayaさんの関連旅行記
沖縄 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43