兵庫どうでしょ! 神戸でアフタヌーンティーざぁます編

2022/01/10 - 2022/01/10

考えてみたら、私、ちゃんとしたアフタヌーンティーって経験無いなぁと思って、突然ホテルのアフタヌーンティーに行ってみたくなった。丁度、妹が誕生日だったので、そのお祝いも込みで二人で行ってみる事にしました。ついでに、"劇場型アクアリウム"が売りの「アトア」にもお邪魔しました。

行程:「アトア」→「北野ホテル(アフタヌーンテイー)」

エリア 神戸(兵庫)

「アトア」とはアクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館。神戸ポートミュージアムの一角にある。

入口を入ると直ぐの「MARINE NOTE」。テーマ、"はじまりの洞窟"。

映像を利用した演出はキレイだけど、お子ちゃまが多くて。コロナ禍でもなかなかの混みようです。チケットは予約してましたが窓口で受け付けが必要だったので結局列に並びました。

水族館という程の規模ではありませんが、逆に金魚や鯉等、普通の水族館には居ないような魚も楽しめたりして。規模が小さいだけに、より身近に魚を感じれる仕組みになっています。

「タカクラタツ」

魚の名前は判らないし知識もありません。名前を記載している写真もありますが、あまりアテにされませんように。

割と大き目の水槽もあってエイなんかも居たりします。

イブニングドレス着てるみたいな魚。

この子、可愛い顔してるでしょ。エイリアンみたい。

この「ミヤビ」というフロアが一番見所だと思う。
ニッポンの美学「侘び寂び(WABI-SABI)」がテーマみたいだけど伝統的な"和"と言うよりは西洋人のイメージするJAPANて感じね。光の演出も相まって"エキゾチックジャパン!!"てヒロミ・ゴーの歌声を思い出しちゃったわよ。

一歩入ると・・・、コレってタランティーノの"キル・ビル"の世界じゃんか。ユマ・サーマンとルーシー・リューが戦ってないか。クールだけど、如何せん、人が多いわ。

足の下を泳ぐ鯉。床がガラス張りになってて、その下を鯉が泳いでいます。鯉って、金の模様が入っているんだね。ホントに金箔付けてるみたいよ。美しい。

こちらは金魚ちゃん。金魚の泳ぐ姿って、小さい女の子が真っ赤なオベベを着てる姿によく似てる。袖をヒラヒラさせながら走り回ってるの。

今回、このアクアリウムで得た一番の収穫は"鯉と金魚の美しさ"に気付いたこと。

フロア変わって「PLANETS/奇跡の惑星」。コンセプトは宇宙? 深海?

このエビちゃんの世界、宇宙の別の星みたいに見えるわね。

「チョウチョウウオ」

日本最大規模の球体水槽。

ユラユラ揺れるイソギンチャク。海は不思議な生き物が沢山いるわね。

紅い魚。

黄色い魚。

着物の古紋柄みたいな魚。この柄、墨で描いたみたい。"イヨッ、兄さん、鯔背な羽織りじゃねぇか!"

私、そんなに水族館て興味無かったけど、思いのほか楽しめたわ。チケットは大人一人2400円ね。

アフタヌーンティーは「北野ホテル」で。JR三宮駅から歩いていく。坂道だし中々の距離。ようやく「北野ホテル」が見えてきた。ココで妹、"姉ちゃん、姉ちゃん、蔦の絡まったお洒落な建物があるよ、まるでNYのアパートメントみたいだよ"。世間知らずの妹よ、アレが私たちが今からアフタヌーンティーを楽しむ「北野ホテル」だよ。

ホテルに入ってロビーの写真など写していると、"御用をお伺いしましょうか"とスタッフが声を掛けてくれた。"アフタヌーンティーを予約しています"と告げると"お待ちしておりました!"と満面の笑顔のスタッフ。この辺りは流石の「北野ホテル」。"いらっしゃいませ"より"お待ちしておりました"と言われる方が気持ちがいい。

"姉ちゃん、姉ちゃん、このロビーはパリのレストランみたいだね"と妹。初のホテルでのアフタヌーンティーに浮かれ気味のようだ。

「北野ホテル」は"世界一の朝食"で有名。宿泊しなくても朝食だけいただくこともできるが8000円程度の金額になる。それがアフタヌーンティなら半額程度の金額で、自家製コンフイチュール(ジャム類)やジュースが楽しめる。"世界一の朝食"のほんの一部でも味わえるなら・・・というのが、ココのアフタヌーンティーに決めた理由。実際の所、コンフィチュールは、どれもこれも美味しかった。普段、私が使っているスーパーで購入するジャムとは大違いでした(当たり前だ!)。

シルバーのトレースタンドではなく木製のスタンドでセット登場。2人のゲストには、この木製スタンドでサーブしているみたい。うーむ、シルバーの方が気分は盛り上がるのに・・・。

それと飲み物ね。セルフなんですよ。レストランの一角にドリンクマシーンがあって、そこへ自分で取りに行く。ちょっと風情が無いですね。紅茶一種類で構わないからティーポットでサーブしてほしかった。

スイーツやサンドは美味しかったです。スイーツが苦手の私がどのお菓子もペロリと頂きました。ただ、全体の感想としては"呆気なく終わった"って感じですかね。あんなに浮足だった妹も"素"に戻ってました(笑)。

<これ余談なんですけど・・・>

今日は1月15日、成人の日。街中でも沢山の晴れ着姿のお嬢さんを見かけました。丁度、私たちの後ろの席に、晴れ着のお嬢さんたちのグループが座っていらっしゃいました。成人の記念に友達皆で来たんでしょうね。でもね・・・、皆、着慣れない着物に相当疲れていたんでしょう。全員顔が死んでるし会話も無し。膝に置いた紙ナフキンが床に落ちても落としたまんま。たまに誰かが飲み物を取りに行くのですが、もう着物を着ている事なんて、どうでもよくなっているんでしょうね。その歩き方、ジャージ着てる時の歩き方です(笑)。私も他人のことは言えませんが、若い人も疲れるんだなぁと、いつも疲れているアラ還は何だか安心した気分になった次第。コレはコレで良い成人式の思い出になるでしょう・・・。ホントに余談でしたね。