多治見モザイクタイルミュージアムと周辺散策&名古屋モーニング

2022/01/09 - 2022/01/10

一泊二日で岐阜県多治見市と名古屋駅周辺を散策。

1日目　新横浜→名古屋→多治見→観光案内所
→ガッツレンタカー
→うな千(ランチ)
→多治見モザイクタイルミュージアム
→マルナカストアー(お土産)
→陶勝軒(お土産)
→虎渓山永保寺(庭園散策)
→多治見市美濃焼ミュージアム
→ひらく本屋　東文堂本店(ヒラクビル　書店)
→レンタカー返却、名古屋へ
→青柳KITTE名古屋店(お茶)
→スパゲッティ・ハウス　ヨコイ　KITTE名古屋店(夕食)
→ホテルリソル名古屋

2日目　喫茶ニューポピー(朝食)
→八場とんJR名古屋駅店(お弁当)
→名古屋→新横浜

エリア 多治見(岐阜)

お久しぶりの東海道新幹線。
今は警備会社の方が、車内をパトロールしているんですね。
そのうち手荷物検査も始まるのかな？

スイーツ好きならご存知の、オーボンビュータンのクッキー。
ネットの口コミで車内販売で買えると知り、勢いよくお姉さんに尋ねてみました。

ごさいますよ！とニッコリ差し出されて、朝からもりもりオヤツをいただきました。

富士山、くっきり。
自宅にスマホを忘れるという痛恨のミスをしたので、この旅は夫にスマホを借りての写真撮影です。

あっという間に名古屋につき、JR中央本線「特急　しなの」に乗りかえました。
特急だと、名古屋から多治見まで22分。

多治見駅に到着。
陶器で出来た壁画がお出迎えです。

駅に併設の観光案内所でパンフレットをいただきます。
この子は多治見市のキャラクター、うながっぱ。
やなせたかし先生デザインです。

気に入って、帰りにグッズも数点購入しました。

レンタカーを借り、まずは腹ごしらえへ。
11時から開店の「うな千」。

開店10分くらい前に着きましたが、整理券ではもう9番目でした。

前に7名のグループもいたし、一巡目で入れなかったら諦めようと思っていたけど、セーフでした。

こちらは私の頼んだひつまぶし(並)。鰻が5切れです。
頼んでから出てくるまで、30分くらいでした。

関東風と違って、鰻がカリカリ香ばしい。
お腹いっぱいになり、ご飯を少し残してしまいました。

こちらは夫の頼んだひつまぶし(上)。
鰻が7切れ乗ってます。並と上の違いは鰻の量だけのようでした。

薬味の海苔が入った小袋。
うながっぱちゃん、お仕事しています。

次は、この旅のきっかけになった、多治見モザイクタイルミュージアムへ。

粘土のお山を模したこの独特のフォルムは、意外と街に溶け込んで見えました。

ミュージアム入り口。
松の内は明けましたが、新年らしく門松が飾ってあります。

いったん4階まで上がって、降りながら見学するスタイル。
もちろんエレベーターもあります。

陶器で出来た階段がひんやりしていて、上りながらワクワク出来る空間です。

4階に到着。

天井に穴が開いているので、ひんやりしていて当然でした。真冬ですから。
天気も良く、開放感。

角度を変えて。

引いてみて。
手前は竹の形のタイルを使ったオブジェです。

タイルは接着剤を使い、ワイヤーにサンドイッチ状態でくっつけられています。

4階には綺麗な展示物はあるのですが、一つ一つに詳しい説明はありませんでした。
タイルって素敵ね～を満喫する空間なのかな？

こんな実用的なものとか、流し台なんかもありました。

先ほど上がってきた階段を、1フロアずつ降りて見学していきます。

3階は資料的な展示がありました。

この時は企画展で、このミュージアムを作った藤森氏の試行錯誤の様子や完成までの過程、直筆の打ち合わせメモ(撮影禁止)などの展示があり、興味深かったです。

オブジェの模型。
ワイヤーへのテンションの掛かり具合など、模型を作ってテストします。

タイルはどのように取り付けるのがベストなのか？とか。

アルファベット文字も陶器です。

2階は丸々、タイルのショールームでした。

素敵だけと、白い目地はケアが大変そうだから、グレーとか濃い色の目地が良いなぁ(リフォームの予定は無くても夢は膨らみます)。
1階はお土産屋さんと体験教室のスペースでした。

見終わって、綺麗だったけどもうちょっとタイルのことを知りたかった…説明プリーズ、という思いが残りました。

でもタイルに興味を持ったし、素敵だと思いました。ファンを増やすことがミュージアムの目的なら、大成功ですね。

ミュージアムを出て、お向かいのマルナカストアーへ。

スーパーの外にタイルの手洗い場。
可愛い！
調味料や飲み物を少し買いました。

和菓子屋さんの陶勝軒。
店先のタイルアートに釘付けです。

お土産にモザイクタイルを模したクッキーを買いました。

次は、虎渓山永保寺へ。お庭が目当てです。
この大銀杏の木は有名で、紅葉時期は見事とのこと。

パンフレットには夢窓疎石が元翁本元と共に美濃長瀬山に庵居したのが始めです、と書いてあります。
開祖、ということで良いのでしょうか。
夢窓疎石、教科書で昔拝見しましたね…程度の知識でぶらりと来てしまいました。

あまり大きくないお庭に、国宝が2つもあります。

湧水の集まった池なので、透明度も高くて藻なども茂っていないのです。

国宝一つ目。
中は見られません。

こちらがその観音堂です。
遠目に建物をじっと見るだけです。

橋を渡ります。
冬は雪景色が綺麗ですよ、と観光案内所の方が仰っていましたが…滑りそうです。

亀の形。

お宝を3つ、画面に収めます。

国宝二つ目。

国宝二つ目は、お庭の端っこにひっそりと佇んでいました。
近くで中の夢窓国師の坐像を拝んでみたい。

次は、多治見市美濃焼ミュージアムへ。

お目当ては、これです！

皆さんは、人間国宝の器でお茶をいただいたことがありますか？
庶民の私には、そんな機会はありません。
なので、とても楽しみにしていました。

加藤孝造先生の器。結構重たかったです。

お茶を飲むだけでなく、思う存分撫で撫でして楽しみました。

夫が選んだのは、黒岩達大先生の器。
こちらの器は軽かったです。

月ごとに、選べる器が入れ替わるようです。

美術館はこじんまりして、空いていました。

展示は、遺跡から発掘されたものから現代のものまで。
美濃焼は、現在流通している食器のシェア全国1位だそうです。
知らなかった、とても身近なものなんですね。

外に出たらたくさんの飛行機雲？
多治見市上空は、飛行機の通り道なんでしょうか。

次は、多治見に行った方のブログで見かけた、本屋さんへ。
綺麗なので、是非立ち寄ってみたかったのです。

ビルの中に、カフェやシェアオフィスもありました。

この階段から写真を撮る人が多いようです。

私が1階に降りた後、数人の女子グループがきゃっきゃと言いながらシャッターを押している音が聞こえてきました。

本棚が、モザイクタイルで装飾されています。

レンタカーを返却し多治見駅まで戻ってきたら、またお仕事中のうながっぱちゃんに会いました。
マスクつけてます。

名古屋まで戻り、スーツケースを転がしたままKITTE名古屋の青柳へ。

こちらは、カエル饅頭のお口をぱっくり開けさせて、チーズクリームを詰め込んだ「ケロトッツォ」です。

お店の前にあるテーブルと椅子に座り、夕食前ですが食べちゃいました。
甘すぎず、美味しかったです。

季節の生ういろう、くるみかぼちゃもお土産に購入しました。

ワンフロア降りて、軽めの名古屋名物をいただこうと、スパゲッティ・ハウス　ヨコイへ。
空いていました。おひとりさまの利用がポツポツ、といった感じです。

あんかけスパゲッティー。一番人気と書いてあったので、選んでみました。
ミラカンのエビフライ乗せ、です。

ファーストインプレッションは辛い！です。
胡椒がかなり効いていて、ピリッとしました。
麺は、パスタというより細めのうどんのような？
面白い体験ができました。

ホテルでぐっすり寝た翌朝、タクシーを呼んで8時にモーニングを食べに出動です。
四間道にある喫茶ニューポピーへ。

全然歩ける距離でした。朝早くに呼びつけて、運転手さんに申し訳なかったです。

でも、新米なんですという女性の運転手さんはとても感じの良い方で、短い間に世間話を。

「非常事態宣言が解除された後、真っ先に名古屋の人が向かったのは鰻屋でした。もういろんなお店に、何軒も行きましたよ。
皆さんそれぞれお気に入りがあるんです。どれだけ鰻が好きなんだって感じですよ！」
と鰻愛について楽しそうに教えてくださいました。

名古屋の素敵な文化、モーニングサービス。
飲み物を頼むと、無料でハーフサイズのトーストと茹で卵にサラダがつきます。

でも他に頼みたいものがあったので、茹で卵とサラダだけいただきました。

メニューがイラスト付きで、なんだか可愛らしいのです。

コーヒーで炊いたライスを使ったカレーライスなんて、食べてみたかった。

これこれ。
鉄板小倉トースト、これが食べたかったのです。
コーヒーシロップをかけていただきます。

意外とアッサリしていて、ふかふかのゴマトーストにコーヒーシロップもマッチして、ペロリでした。

こちらは鉄板カレートースト。

通常は上に生卵黄がトッピングしてありますが、やめていただきました。

これも美味しくて、ペロリです。
朝からこんなに食べて、普段なら具合悪くなりそうですが、全然大丈夫でした。

店内の写真は撮れませんでしたが、とてもおしゃれでした。
四間道全体がしっとりした感じで、小さな路地も多く時間があったら散歩したかった。

もっと遊びたいけど、猫がお留守番しているので、お昼には家に到着予定で動きます。

モーニングの後は急いでホテルに戻りチェックアウト、お土産に駅で八場とんのロースカツ弁当を買いました。八丁味噌コテコテの豚カツ、食べてみたかったのです。

家に着いてから、暖めて食べました。美味しい。
今度はお店で揚げたてをいただきたいです。

駆け足でしたが、お天気に恵まれ、やりたいことは全部できた楽しい旅でした。

すっかり胃袋が大きくなってしまったので、少しずつ縮めていきたいと思います。