年末年始の石垣島へ３泊４日で三世代旅行に出かけた。主目的は体験ダイビングだったのだが（三、四日目）

2021/12/29 - 2022/01/01

年末年始の３泊４日で体験ダイビングをしに石垣島に行かないかと、１１月初め頃、シュノーケリングはしたことはあるがダイビングはしたことがない６０代前半の初老夫婦を息子たち夫婦が誘ってくれた。
　
　ところが、残念なことに出発前日に現地のツアー会社から、今回の旅行期間中は風が強く天候もあまり良くないのでダイビングはできそうにないと連絡があり、息子の奥さんがぎりぎりではあったがこれも我々は経験したことがないマングローブカヌーを申し込んでくれたが、それ以外は特別な予定なし。

　石垣島三日目。
　この日のメインは、竹富島に渡り、レンタサイクルで島内観光。ほぼ無計画な割には結構楽しかった。
　また、夜の居酒屋探しには苦労したが、意外に良い店に出会えてこれまた大満足の一日だった。

　石垣島四日目。
　この日はお昼過ぎの飛行機で帰るため、ホテルで少しゆっくりし、特別な予定はなし。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 レンタカー タクシー ANAグループ 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

石垣島三日目。
この日もやや遅めのホテルでの朝食。

グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル

美味しそうなものを少しずつ。

グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル

この日は、竹富島への島旅。

石垣港離島ターミナルで乗船チケットを買っている間に１０時半発の船が出てしまい、次の便（１１時半発）までほぼ１時間待ち。

石垣港離島ターミナル 乗り物

時間になり、乗船場まで行くと先の船は満席で、同時に出発する２隻目の船に乗船する。

石垣港離島ターミナル 乗り物

１０分余りで竹富島に到着。

港の駐車場には、水牛車を利用したい人向けと、レンタサイクルを利用したい人向けの送迎バスが停まっていて、レンタサイクル屋さんのバスの運転手に聞くと予約なしでも大丈夫とのことだったのでバスに乗車した。

竹富港 乗り物

レンタサイクル屋について、バスを降り申し込み順に自転車を選んでいく。

沢山の自転車を貸出ししているレンタサイクル屋だが、もともと島に着いた時間も遅く、さらに送迎バスへの乗車順に自転車を選んでいくシステムであることを知らず乗車もおっとりしていてほぼ最後だったため、自転車を選ぶ順になるころには、孫を乗せることができる電動自転車がギリギリ一台だけしか残っていず、少々焦った。

レンタサイクル屋を出て、もらった地図を頼りに、まずは星砂の浜『カイジ浜』に向かうことにする。

この武富郵便局のところを左折し、

竹富郵便局 名所・史跡

竹富小中学校の前を通り過ぎ、

外周道路を横断して進むと暫くは道の両側には建物が何もない道に出る。

少し開けたところに黒毛牛がつながれていた。
周りには人はいず。まぁ、ちょっかいなど出さなければ危険ではないのだろう。

ところどころにブーゲンビリアなどの南国独特の色鮮やかな花が咲いていた。

カイジ浜に到着。集落まで１２５０ｍと書いてある。
確かに結構走った。

この島では、レンタサイクルは鍵をかけずに、必ず駐輪場に止めることがルール。

カイジ浜(竹富島) ビーチ

綺麗な海。

向こうに見える大きな島影は西表島。

カイジ浜(竹富島) ビーチ

多くの観光客が星砂を探している。

カイジ浜(竹富島) ビーチ

星砂は有孔虫の生物の殻でとっても小さい。
１ミリくらいあるかないかの大きさ。

カイジ浜(竹富島) ビーチ

暫く星砂探しで遊んだ後、お腹もすいてきたので集落の方に戻って昼ご飯を食べることにする。

お昼は、『なごみの塔』のすぐ近くの「しだめー館」というところでとることにした。

カフェテードゥン しだめー館 グルメ・レストラン

三日目のお昼も「八重山そば」。

八重山そばは、見た目はどこの店でもよく似ているのだが、味の方は店によってかなり違いがある。

この店の八重山そばは、観光地のレストラン（食堂？）なのに６５０円と値段も安く案外美味しかった。

カフェテードゥン しだめー館 グルメ・レストラン

すぐそばの『なごみの塔』へ。

なごみの塔 名所・史跡

以前来たときは塔の上まで登れたのに、今回は危険ということで塔を上る階段には扉が設置され南京錠が。。。残念。

なごみの塔 名所・史跡

塔の途中からではこれくらいしか街並みが見渡せず。

なごみの塔 名所・史跡

なごみの塔の駐輪場（塔の東約３０ｍ）から自転車に乗って、西桟橋に向かうことにする。

ちょっと分かりにくいが、駐輪場にバナナの花が咲いていた。

なごみの塔 名所・史跡

駐車場を出ると、ちょうど水牛車がやってきた。

西桟橋（なごみの塔から西へ約６００ｍ）。
幅約２m、長さ１００m余りある石造りの桟橋。国の登録有形文化財。

夕陽や星空観察の名所として人気のスポット。

竹富島では土地柄米作りができないため、昭和30年代まで隣島の西表島で米作りをするために、サバニに乗ってここから出発していたそう。

西桟橋 自然・景勝地

桟橋からは色とりどりの熱帯の魚が見えるのだが、小魚が多く、じっとしていないため、なかなかうまく写真にとれない。

やっと写った魚は、黒っぽい魚一匹（汗）


そこそこゆったりと竹富島観光を楽しんだのち、石垣港へ戻り、いったんホテルに戻って車を置いて、タクシーで再び石垣港近くの市街地にある居酒屋に夕食に出かけた。

西桟橋 自然・景勝地

訪問したのは、石垣島に着いたその日に、ネットでのランキングの高い店を何件も予約の電話を入れても大晦日の夜ということでか、全く予約が取れず、何とか予約が取れた居酒屋がこの店。しかも個室が取れた。場所は石垣港のすぐ近く。

某ランキングサイトではトップ２０にも入ってなかったが、行ってみたら料理の値段は安く、味もなかなか美味しく、観光客よりも地元住民に人気のある店のようだった。

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

予約が取れた個室。こんな感じの個室や二人部屋の個室など個室が結構たくさんあった。

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

到着したのが６時だったので、このタイムサービスの時間帯（午後５時～７時）に１時間だけ嵌っていた。
この時間帯は、オリオンドラフトビールのほか、二十品以上の料理がＡＬＬ３２０円（キリン淡麗なら何と１１０円）。


８時前くらいまで滞在したのだが、大人５人（乳児１人も連れていた）で各人ビール２，３杯を飲み、料理は地元の食材を生かしたものも多く、タイムサービスの品も含め、みんなで沢山の種類の料理を注文して少しずついただいたので、いろんな料理を楽しむことができた。

驚いたのはコスパの良さ！
２時間ほどの滞在で、お腹いっぱい飲み食いしてなんと一人３０００円もしなかった！
地元民に愛される店というのも納得。


ただ、７時過ぎころから混みだし、料理の出てくるスピードが思いっきり『石垣時間』になった。
料理を作る人も運ぶ人も広い店内で各１~２人しかいなかったと同行者の一人が店の奥まで見に行って言っていたので、「さもあらん」と勝手に『石垣時間』を受け入れることができるようになった自分にも驚いた（笑）

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

タイムセールなのでこのビールが３２０円。
枝豆も３２０円だったが、この写真に写っているのは取り分けた一部でこれで３２０円ではない。

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

ここからの料理の写真は、タイムサービス品以外に注文した品の一部。
ここにアップした写真が少ないのは、実は飲み食い、会話に夢中のあまり、料理の写真を撮り忘れてしまったから。ハハハ！

刺身五点盛り（７５０円）。
安くて、そこそこの美味さ

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

豆腐よう（４３０円）。

沖縄地方に着たらこれを食べなきゃ！
この店のは、結構酒の味がする。でも好物です。美味しい！

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

島豆腐のガーリック揚げ（４６０円）。

安くて納得の味。

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

沖縄料理ではないけれど、ニンニク丸揚げ（３９０円）。
ニンニクもかなり大きくて、本土ではこんな値段ではない。


まぁ、そんなこんなでお腹も満たしたのでタクシーを呼んでもらってホテルに帰ろうとしたがさすがに空きタクシーはなく、道路に出てタクシーを拾ってホテルに帰った。

南の島の台所 あじ小屋 グルメ・レストラン

ホテルに戻ると、ホテルの庭で地元歌手のライブが行われていた。
また、終了後にはビンゴゲームが開かれ５０人分の商品が用意されていたが、残念ながら見事にビンゴにはならなかった。

終了後は、大晦日だったので部屋で紅白歌合戦を見ながら歓談し、日付が変わって就寝。

グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル

２０２２年元旦の朝食。

　「新年あけましておめでとうございます」と朝食会場入り口で、ホテルのスタッフが琉球地方の伝統衣装を着て振る舞い酒。
　ふるまわれたお屠蘇は、なんとノンアルコールで、めちゃめちゃ甘かった！

グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル

この日の最初に取ってきたプレート。

紅白のかまぼこ他、少しお正月らしいものもあったが、まだまだ八重山諸島や沖縄地方では旧正月の方をメインにしている風潮があるように、昨晩乗ったタクシーの運転手さんが言っていた。

グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル

帰りの飛行機は、１２時４０分発のＡＮＡ便。

ホテルから空港までは約４０分。
空港近くのレンタカー屋に車を返して空港で昼食をとることにし、１０時過ぎにホテルを出発。

ホテルを出るとすぐに ♪ざわわ、ざわわ♪の「サトウキビ畑」が広がる。
１０分ほど走ると石垣市街。そこを通り抜けると、またところどころに、♪ざわわざわわ♪の「サトウキビ畑」が広がる。

そう言えば、昨夜、ホテルから市街の居酒屋に向かうとき乗ったタクシーの運転手さんがいろいろと石垣島のことを話してくれた。

左に見えるのが具志堅用高の家だというような話や、その他の石垣島の観光や風習の話などのほか、
街とは反対方向に１キロ余り行くと「富崎観音堂」というところがあって、行くまでの道路は真っ暗だが大晦日なので夜店も出ていて賑やかだし、夕飯を澄ましてホテルに帰ってから良かったら行ってみたら？　ただ、だいぶ寒くなったので大丈夫だとは思うけどハブには注意しなされなんて話も。。。

新石垣空港（国内線ターミナルの）１階到着ロビー兼チェックインロビーの左右にはフードコートとお土産物店があり、ここでしばしの時間つぶしと昼食をとることにする。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

実は飛行機が嫌いなので、搭乗前にビールなどを２，３本飲んで、少し頭をぼんやりさせておかねばならない（汗）


１階のお土産物屋にはお土産用の瓶入りの少し高い地ビールしか置いてなく、缶ビールは２階の出発ロビーの売店にしか置いてないとのことだった。
どうでもいいことなのだが自分には重要なことなので書きとめておく。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

飲み終わったらさっそく昼食。

フードコート内の「やいま村」という店で やいまそば（八重山そば）の並（６５０円）を注文。

この店は、二日目に行った『やいま村』の食堂の 空港店だった。

やいま村 グルメ・レストラン

蕎麦のメニュー表。

やいま村 グルメ・レストラン

もちろん、そば以外の一品もあり。

やいま村 グルメ・レストラン

やいまそば（八重山そば）の並（６５０円）。
これで、今回の旅行の昼食（４回とも）すべて八重山そばに。

麺はやはり太麺で、細切りの豚肉と八重山かまぼこ、細ネギが入っていて、これに紅しょうがをトッピングして食べた。

麺や豚肉、かまぼこは、まあまあ普通の味だったが、スープが豚骨ラーメンのように白濁していて、見た目から今までの八重山そばのスープとは全く違っていたのでどんな味がするのかと思ったが、見た目ほどこってりもしていず、あんまり特徴的な味はなく、何というかちょっと肩透かしを食らったような感があった。

やいま村 グルメ・レストラン

その後、２階の出発ロビーで時間待ち（その間、ビール２缶を飲んだ）。
定刻になり、行きと同様にグループごとに搭乗。
またまた通路側の席で、グループ５。
ただし今度は、元旦の１２時４0分発の便という正月早々の便だったせいか、機内はかなりガラガラで、半分くらい乗っているかいないかの感じだった。

定刻通り１４時５０分に無事、関空着。

自宅への帰路につく。

出発前には、沖縄県でのコロナ患者が徐々に増え始めていて、旅行に行くこと自体かなり心配したが、石垣島に至ってはコロナ患者は０人が続いていて、旅行期間中は第６波の到来直前で運良くコロナに罹患することもなく楽しい旅ができて本当に幸運だった。

関西国際空港 空港