2021/12/29 - 2022/01/01
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あまちゃんさん
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年末年始の3泊4日で体験ダイビングをしに石垣島に行かないかと、11月初め頃、シュノーケリングはしたことはあるがダイビングはしたことがない60代前半の初老夫婦を息子たち夫婦が誘ってくれた。
ところが、残念なことに出発前日に現地のツアー会社から、今回の旅行期間中は風が強く天候もあまり良くないのでダイビングはできそうにないと連絡があり、息子の奥さんがぎりぎりではあったがこれも我々は経験したことがないマングローブカヌーを申し込んでくれた。
石垣島二日目。
午前中は「石垣 やいま村」で移築された古い沖縄家屋の見学とリスザル園での餌やり体験、その後川平湾観光へ。
さらに午後3時半から初の約1時間半のマングローブカヌーに挑戦!
終了後は、予約しておいてくれたお勧めの石垣牛の炭火焼肉店で美味しい焼肉等をで胃袋を満たすなど、石垣島での二日目を堪能した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 レンタカー ANAグループ 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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石垣島二日目。
まずはホテルのバイキング会場での朝食。
ゆっくりと朝8時からの朝食。普段の旅行よりも相当遅い。
入り口で、検温、手のアルコール消毒、そしてビニール手袋の着用。
ビニール手袋は、機械にセッティングされていて、センサーに手をかざすと風で手袋が膨らみ、何にも触れずに着用できる。
その後、席に案内される。
座席間隔もそこそこ取られていた。
その後、各自マスクと手袋着用の上、料理を取りに行くというスタイル。
驚いたのはご飯は以前のように炊飯器からよそうのではなく、これもコロナ対策なのだろう、機械の下に茶碗を入れ、大・中・小のいずれかのボタンを押すと、機械から茶碗に設定された量のご飯がぽとっと落ちてくる仕組み。
ご飯も結構普通によそったようにふんわりとしたのが出てきて、なかなか大したものだと感心した。グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル
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おかずの量や種類はこの写真では分かりにくいが、結構沖縄の料理がそろえられていた。
グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル
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ミルク以外に、5種類ものジュースが用意されていた。
グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル
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最初に取ってきたお皿。
大きなプレートには、沖縄料理としては、もずくの天ぷら、ゆし豆腐、もずく酢。
黒いお椀は、八重山そば。
どの料理も美味しかった。グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル
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食後のフルーツには、ドラゴンフルーツなどの南国のものや、スイカやパイナップルなどの夏の果物を頂いた。
グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル
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「石垣やいま村」は、石垣島の名勝「名蔵湾」を一望する丘に八重山の赤瓦の古民家を移築し、昔の家並みを再現した日本最南端のテーマパーク。
国・登録有形文化財にも指定されている市内から移築した築90年以上の赤瓦の古民家6軒とリスザル園、名蔵湾の絶景を見渡せる遠見台「アンバル塔」がメインの展示・見学施設。
入り口横には、名蔵ドライブインが併設されている。石垣やいま村 テーマパーク
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築98年の「牧志邸」。
八重山の代表的な赤瓦建築。釘を使わない貫木式建築建物。
家主は、医師で石垣市長も務めた。
これは外から見ただけで立ち寄らず。石垣やいま村 テーマパーク
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まず初めに立ち寄ったのが「森田邸」という1909年建築の築112年の士族の屋敷。
石垣やいま村 テーマパーク
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庭に面した表側には、広い二部屋の畳の間と、
石垣やいま村 テーマパーク
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立派な「おくどさん(京都の方言)」がある。
本来、おくどさんとは「かまど」のことを意味しているのだが、土間など住居の中で、煮炊きを行う場所のことを我々京都人は「おくどさん」と呼んでいる。石垣やいま村 テーマパーク
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奥にも畳の間3部屋があった。
石垣やいま村 テーマパーク
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これは、「農民の家」。
石垣やいま村 テーマパーク
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士族の家と比べると、はるかに質素。
農民は、琉球王朝時代は、人頭税や強制移住などで苦難の生活を強いられていたらしい。
畳の間などはなく、板の間だけの家。
奥には、囲炉裏が見える。石垣やいま村 テーマパーク
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リスザル園に入って、リスザルへの餌やりを体験(餌1回分200円)。
餌の券をガチャガチャのような機械で購入し、近くにいる飼育員に渡すとプラスチックのお椀を渡され、せーのっ!って感じでお椀の中に餌が放り込と、あっという間もなくリスザルが寄ってたかってくる。
瞬間に餌はなくなり、しばらくはリスザルの何匹かは体にまとわりついている。石垣やいま村 テーマパーク
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餌やりからしばらくの間は、絶好のシャッターチャンス!
石垣やいま村 テーマパーク
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遠見台 アンパル塔。
石垣やいま村 テーマパーク
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マングローブの森の向こうに名蔵湾が見える。
残念ながらかなり低くまで雲が垂れ込め、美しいサンゴ礁の海の色もイマイチ。
天気が良ければ、西表島とその手前に明日行く予定の観光用の水牛車で有名な竹富島やサトウキビ畑の牧歌的な風景が広がる小浜島が見えるらしい。
テーマパーク内を散策して何軒かの古民家を見学し、リスザルへの餌やりを2回も体験し、そろそろ「石垣やいま村」も満喫したので次の景勝地、カビラブルーと呼ばれる美しい海で有名な石垣島で一番人気の観光スポット「川平湾」に向かう。石垣やいま村 テーマパーク
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写真は、石垣島を車で走っていると、あちこちで見かける♪ざわわ ざわわ♪の「さとうきび畑」。
石垣島で車を運転していると、とりわけ郊外に出た時などには『石垣時間』というものが存在するように思う。
この島では、どんなに道が空いていようとも多くの石垣島の人々の運転する車は、まず制限速度をオーバーしない。我々が住んでいる本島でよく報道されているり、あおり運転なんか決して存在しない。
当然良くない(道交法違反である)ことは分かっていても、仮に制限速度50キロの道で見通しが良く空いているなどの条件下なら、前の車についてほとんどの車は走る。前の車が時速60キロで走っていれば後続の車も流れに乗って60キロのスピードで走る。
我々の住んでいる京都や大阪などではそれが当たり前なのだが、石垣島で車を運転していると『石垣時間』で走る地元の車に遭遇することが良くあるが、郷に入っては郷に従えでいくら直線道路で対向車もない状況でも、我々も『石垣時間』で走ることにした。
するとどこかしら心もゆったりとするような感じになる。
『石垣時間』は人間にとって、忘れてはならない大切なもののひとつなのかなと思う。 -
石垣やいま村から車で約20分で川平湾に到着。
ちょうどお昼時だったので、まずは駐車場そばの「島の駅 カビラガーデン」という名の建物の中に入ってみる。
中には、島土産を集めたショップとレストランがあった。島の駅 カビラガーデン グルメ・レストラン
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入り口を入ってすぐ左手にあるレストランで昼食タイムとする。
入り口が関所のようになった前金制のレストラン。
そのくせ入り口には誰もいず、奥に向かって声をかけるとその店の子供が出てきて、またその子が親を呼びに行った。
さらに、席に着いてもお水などは持ってこられず、また客の入りもまばらだったのに注文の品が出てくるまでそこそこ待たされた。
ただ、決して嫌な思いをさせられたわけでもなく、勝手な想像だがこれも『石垣時間』の一種なのかもしれない。島の駅 カビラガーデン グルメ・レストラン
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この日も「八重山そば(700円)」を注文!
付け合わせの漬物みたいなのが、同行者が先に食べてみてむっちゃ辛いといったので箸を付けず(笑)
この日の八重山そばの味は...
麺は昨日と同様うどんよりは細く、ラーメンよりは太い麺で、味は普通。
スープの味は少々期待外れ。そういえば昨日のようにレンゲはつけられていなかった。
具は細切りの豚肉に八重山かまぼことオーソドックスなものだったが、結構しっかりとした味付けがなされていて美味しかった。☆三つ半といったところか?島の駅 カビラガーデン グルメ・レストラン
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イチオシ
食後、川平湾に出てみることに。
まずは展望台に向かう。川平湾 自然・景勝地
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イチオシ
展望台からの眺め。
どんよりとした曇り空でもさすが『ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポン』の三つ星を獲得した川平湾。
こんな天気でもカビラブルーはそれなりに健在、とても美しい!
こんなにきれいな海ならシュノーケリングなどをしてみたいところだが、意外なほど潮流が速いため遊泳禁止。
そのため、グラスボートに乗って船底のガラス越しにサンゴ礁や色鮮やかな魚たちを楽しむ人が多い。川平湾 自然・景勝地
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イチオシ
見ほれる景色!
川平湾 自然・景勝地
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サラサラのパウダーサンドも川平湾ならでは。
この日は風がかなり強く、石垣にしては少々寒かった。
また、風のせいではないが、息子たち夫婦は石垣島でダイビングを何度もしており、我々夫婦も以前一度ここを訪れた時にグラスボートに乗ったので今回はグラスボートには乗らなかった。川平湾 自然・景勝地
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孫もこの景色の素晴らしさが分かっただろうか?
目線がかなり下なので、どのように見えていたのだろう。川平湾 自然・景勝地
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因みに、この写真が2010年11月にこの川平湾でグラスボートに乗った時の海中の写真。
全然うまく撮れていないが、やはりグラスボートに乗ってガラス越しに眺めるよりも、シュノーケリングなどで直に見た方がきれいだろうなと思ったのを覚えている。川平湾 自然・景勝地
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次の予定の「宮良川マングローブカヌーツアー」は午後3時半からなので少し時間があるので、写真のような少し高台になったところから川平湾を望めるカフェを探して対岸に回ってみたが、一軒いい店を見つけたが満席だったのでカヌーツアーの拠点となる宮良川方面に行き、その近くのカフェで時間までティータイムとすることにした。
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宮良川マングローブカヌーツアーを申し込んだ「らぐーん」という店から数キロ先にある海を望むカフェ『PUFF PUFF(プカプカ)』に到着。
Natural Garden Cafe PUFFPUFF グルメ・レストラン
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海を望むテラスはあったが、風が強く少し寒かったので店内でコーヒーなどを飲んでしばし時間待ちをする。
ところで、この店では自分はアイスコーヒーを頼んだのだが、やはり「石垣時間」でいつまで待っても出てこないので、今回は催促した。
この店、石垣市では結構人気のあるカフェらしく、プライベートビーチがあったり、屋上テラスで美しい海を見ながらBBQを楽しむことができるらしい。Natural Garden Cafe PUFFPUFF グルメ・レストラン
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ドリンクメニュー。
Natural Garden Cafe PUFFPUFF グルメ・レストラン
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時間になったので宮良川でのマングローブカヌーをガイド付きで体験できる『カヌー体験 らぐーん』に行き、ウエットスーツや長靴、ライフジャケットを借りて、店の庭でパドルの使い方の講習を受けたのち、店の奥(宮良川の河口部)からカヌーに乗って、マングローブの森が広がる宮良川をさかのぼるツアーに出る。
宮良川のヒルギ林 自然・景勝地
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マングローブといえば根がタコ足になった木(ヒルギ)を想像するが、残念ながらこの日のこの時間はほぼ満潮で、タコ足の根っこが良く見える木はほとんどなかった。
宮良川のヒルギ林 自然・景勝地
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それでも、ガイドの案内に従ってマングローブの木のトンネルの下を進んだりしながらカヌーツアーを楽しんだ。
宮良川のヒルギ林 自然・景勝地
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カヌーツアーの折り返し点はコースのクライマックス、コウモリの大群がぶら下がっている隆起したサンゴでできた洞窟。
ガイドのカヌーを入れて全5隻が狭い洞窟にカヌーの頭を突っ込んだのだが、洞窟の奥の方にいるコウモリは後ろに乗っている人には見えなかったので、いったん川に戻りってバックで洞窟に入りなおしたが、カヌー初体験の我々はバックでまっすぐ進むのには結構苦労した。
ここからは出発点まで戻るのだが、緩やかだが河口への流れに乗るので、帰りは割とスムーズに進むことができた。
ただし、右に行ったり左に行ったりを繰り返しながらだが(笑)
こうして準備、講習、ツアーを含め約1時間半のツアーを終えた時には、結構疲れていて、着替えるときにはウエットスーツの中は下着まで汗でびしょびしょになっていた。
この後はいよいよ予約してもらっていた石垣牛の夕食へ向かう。宮良川のヒルギ林 自然・景勝地
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夕飯に予約してくれていたのは、『炭火焼肉 石垣屋』という立派な店構えの焼肉店。
石垣屋 グルメ・レストラン
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玄関から上がってすぐの見過ごしてしまいそうなところに、「本日の黒毛和牛」と題した部位ごとの個体識別番号や格付け書きされたホワイトボードが置かれていた。
この日のほとんどが「美崎牛」と書かれていた。
ブランド牛としては「石垣牛」が名高いが、地元で大人気なのは「美崎牛」とのこと。
その違いは、石垣牛ならJA指定の餌、美崎牛は美崎畜産指定の餌を食べていることや、石垣牛には去勢された雄牛もあるが、美崎牛は血統に但馬が絡んだ雌牛のみであるとか、素人では分かりにくいある意味美味しければどうでもいいようなレベルの話。石垣屋 グルメ・レストラン
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玄関から入って左側は広い大部屋で相席の焼肉スペース。
石垣屋 グルメ・レストラン
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右側に行くと個室が並んでいる。
息子たちは、この店に以前来たことがあったそうで、掘りごたつ式の個室を予約してくれていた。
掘りごたつ式の席の四角いテーブル席の一辺は子供に危なくないようにか足を下せるスペースを設けず板の間のまま。
こんなちょっとした配慮が、我々のような2歳に満たない小さな子供連れには嬉しい。石垣屋 グルメ・レストラン
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突き出しは、自分の苦手なホルモン。
でも、みんなが美味しいと言うので試しに食べてみたら、変な臭みもなく食べられた。石垣屋 グルメ・レストラン
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焼肉のつけダレ。
左から、甘口のポン酢、後から醤油を入れられるようにワサビだけ、この店の焼肉のたれ。
九州地方のしょうゆが甘いのは知っていたが、この石垣島でも同様に、ポン酢なのに甘いのが普通なのだろうか?石垣屋 グルメ・レストラン
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最初に頼んだのは、ちょっと贅沢して人気の先島牛の握りと、希少部位の「幻のヒウチ」。
握りは軽く炙られていて、肉のうまみが程よく閉じ込められていて期待通りの美味しさだった。石垣屋 グルメ・レストラン
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ヒウチは、見た目は結構サシが入っているが、食べてみると程よく脂がのった柔らかくってクセのないとてもおいしい肉だった。
石垣屋 グルメ・レストラン
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先島牛のたたき。当然、美味!
石垣屋 グルメ・レストラン
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あとは、ハラミとかカルビとかの肉のほか、ニンニクのバター焼き、キムチ、ナムル、ガーリックライス、石焼ビビンパ、わかめスープ等々。。。
ごちそうさま、お腹いっぱい、大満足!
とっても充実した一日でした。
この後はホテルに戻って、風呂に入って、ビールなどを飲みつつ、程よい時間に就寝。石垣屋 グルメ・レストラン
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