作成中　旭山動物園

2021/11/14 - 2021/11/14

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エリア 旭川(北海道)

北海道遠征2日目は旭川市旭山動物園です。


旭山動物園は11月11日から冬期期間に入り開園時刻が10時30分となっており、旭川駅前9時40分のバスでも開園前に間に合いました。
旭山動物園の入園料は大人1000円です。

写真は正門の写真ですが、もちろんレッサーパンダ舎に近い西門まで移動して開園時間を待ちました。

10時30分の開園と同時に入園。

入園列の前方には動物園ファンの方は数名おられましたが、やはりまずはそれぞれの一番お気に入りの子に朝の挨拶をしに行くので、レッサーパンダ舎には僕が一番乗りとなりました。

開園直後ですが既に10時30分と言う事もあり、レッサーパンダ達は既に展示場に出ており朝ご飯の後半と言う感じでした。

こちらが本日の展示シフト、蓮蓮君以外が出ていました。

左側の放飼場の渝渝ちゃん。

中国生まれの貴重な血統の子で、旭山来園後はチャーミン君（既にお星さま）、プーアル君とペアを組みたくさんの子宝に恵まれました。

そして、穴あきボールに入れられたリンゴを取りだそうと格闘しているのがプーアル君です。
渝渝ちゃんはプーアル君の奮闘ぶりを眺めていました。

プーアル君は京都市動物園生まれですが両親ともに中国生まれとこちらも国内ではとても貴重な血統の子です。

京都市動物園からは一旦、長野市茶臼山動物園にお婿入りしたのですがペアリングが上手く行かず、失意？の旭山に再移動となりました・・・が、2022年2月17日に旭山に到着、僅か7日後に渝渝ちゃんとの同居開始、そして、なんとその夏にはパパになると言う驚きの仕事を成し遂げてくれました。

プーアル君のリンゴとの格闘を見ている内にまた食べたくなったのか竹の葉を食べ始めた渝渝ちゃん。

現状でプーアル君と同居していると言う事は来シーズンもペアリング続行と言う事でいいのかな？

2匹とも純中国血統なのでこの2匹のペアリングには引き続き注目ですね。

こちらが右側の放飼場。

まだ竹の葉が青々としていますね。

吊り橋の上に梨梨ちゃんがいました。

そして、桃桃ちゃんも。

梨梨ちゃんと桃桃ちゃんは2018年生まれの双子姉妹、左耳が欠けているのが桃桃ちゃんです。

そして、桜桜ちゃんは穴あきボールのリンゴに挑戦していました。

桜桜ちゃんは2020年生まれ、双子の兄に蓮蓮君がいます。

先ほどご紹介した梨梨ちゃん、桃桃ちゃんとは異父姉妹となります。

そして、梨梨ちゃんと桃桃ちゃんのお父さんのチャーミン君は夏に天国に旅立ってしまいました。

鯖江市西山動物園生まれで子供の頃から展示場の石や木の枝を使って遊ぶのは大好きな男の子、旭山移動後は渝渝ちゃんとの間にたくさんの子を成し、そして、子供達とも積極に遊ぶとても楽しいお父さんでした。

まだ10歳での旅立ち・・・もちろん医学的に何かしらの原因があったのでしょうが、僕個人としてはプーアル君来園による渝渝ちゃんとのペア解消がチャーミン君の心に堪えたんじゃないかな？と思ってしまいます、擬人化によるセンチメンタルが過ぎますかね？
そう思うくらい、周りの個体との関係に重きを置いていた子の様に思えるんですよね。

一旦レッサーパンダ舎を離れ猛獣舎へ。

アムールトラは一匹だけ出ていました。

額の辺りの模様と個体紹介の写真を比べるとどうやら明（メイ）ちゃんのようですね・・・単独で出ているのはちょっと意外でした。

ライオン舎のオリト君。

とても人気のある男の子です。

そして、愛媛県立とべ動物園から待望のお嫁さんイオちゃんが既に来園しています。

オリト君と盛んに屋内外で鳴き交わしをしたり、「外に出しやがれ！！」と扉をガンガン叩いたりなかなか元気なお嬢さんの様でした。

ユキヒョウ舎はジーマお母さんと娘のユーリちゃん。

ヤマト君の訃報は悲しかったな・・・円山のコハク君の旅立ちもありますし、国内のユキヒョウは配置転換が今一度あるかもしれませんね。

猛獣舎からホッキョクグマ舎に移動する途中でマヌルさんのところへ。

相変わらずの人気のグルーシャ氏。

そしてホッキョクギツネ舎へ。

お昼寝していました。
1匹だけで暮らしていますが、過去に彼は奥さんとたくさんの子宝に恵まれました、しかし、伝染病により自身以外の全員を喪ったのです。
今や一部のファンの方しか覚えていない事かもしれませんが、僕は彼の栄光の日々を少しでも伝えていきたいなと思っています。

ホッキョクグマ舎に到着すると1匹だけがポリタンを抱き枕にお昼寝していました。

あちら側に行ってもお顔が見えずでこの子が誰だか全然分かりませんでした。

現在、ピリカちゃんは妊娠を前提とした産休中で、ホクト君はもっと体格いいと思うのでサツキちゃんかルルちゃんだとは思うのですが・・・。

旭山はホッキョクグマの種別調整園なんだから出ている子の名前くらい掲示して欲しいなと思います。

結お母さんと昨年12月生まれにあさひ君。

可愛らしく鼻キッスしてました。

そして、カバ館は屋外に百吉君。

屋内は旭子ちゃんと凪子ちゃん母娘がいましたが動画は撮ったものの写真を撮るのを忘れたので旅行記は百吉パパの写真だけで。

レッサーパンダ舎に戻ると3姉妹がご飯を食べていました。

桃桃ちゃんは尻尾が短いので識別は容易ですね。

短い尻尾は、育児ストレスによりお母さんに齧られたとかの後天的な要素が多いので気安く「可愛い！！」とか言えないことも重々知った上で言わせてもらいますが・・・「短い尻尾、可愛い！！」

梨梨ちゃんがリンゴ入り穴あきボールに挑戦。

先ほどのプーアル君もなのですが、リンゴの取り出しに思いの外苦戦しているように見えました。

京都市動物園などでも同様の給餌をしていますが、もう少し取り出しやすそうに見えました。
結果的には夕方までには無くなるのかもしれませんが、もし、夕方になっても多く残る様なら難易度を少し下げた方がいい様に思います。

僕が見ている間、何度も穴あきボールに挑戦していあたプーアル君ですがリンゴを奪取するシーンは見ることが出来ませんでした。

諦めて竹の葉を食べるプーアル君。

もう一度、ユキヒョウ母娘の様子を見に行くと、ユーリちゃんがママに甘えていました。

それに応えてあげるジーマちゃん。

そして、母娘仲良くお昼寝。
とてもいいシーンに会う事が出来ました。

それはそうと猛獣舎の階段の上あたりがビントロング臭に包まれていたのはなんでだろう？
匂いの濃さからして何かが発酵した匂いなんだろうとは思うのですが、僕の鼻のセンサーではビントロング臭と95%で合致したのですが・・・。

レッサーパンダ舎に戻ると梨梨ちゃんと桃桃ちゃんが激しく遊んでしました。

この辺りの遊び好きな所は、生まれた時から一緒の双子姉妹、そして、チャーミン君の血を継ぐ子達だなと思ってしまいますね。
異父妹の桜桜ちゃんには立ち入れないような関係が梨桃姉妹にはありますね。

本日の旭山動物園はこれにて終了して今日は釧路まで向かいます。
路線バスで旭川駅に戻り、旭川駅前15時35分発の都市間高速バス「サンライズ号」に乗車、釧路まで6時間30分のバス旅です。

この旅行記へのコメント （2）

• nikさん 2022/01/10 12:32:23

  ハッピーニューイヤー( ◜‿◝ )

  お久しぶりです。
  
  僕も去年立ち寄って来ましたが１頭背中に怪我をしていた個体がおり、心配しておりました。
  旅立ったのはこの個体だったのでしょうか。
  ちょっと寂しいですね。

  jilllucaさん からの返信 2022/01/23 22:28:27

  RE: ハッピーニューイヤー( ??? )

  niｋさん
  
  こんばんは。
  お久しぶりです、お返事遅くなり申し訳ありません。
  どうやら違う子の様ですね、あのお写真の子は皮膚病による脱毛の様ですね、痒いので必要以上に掻いたりしたのかもしれませんね。
  平均気温の上昇かなんらかの寄生虫の影響なのか最近毛並みが悪い子が全国的に増えてるのは少し気になってます。
  また蔓延防止になりましたので暫く旅はお預けかもしれませんね・・・厳しいです。
  
  jillluca
  
  
  > お久しぶりです。
  >
  > 僕も去年立ち寄って来ましたが１頭背中に怪我をしていた個体がおり、心配しておりました。
  > 旅立ったのはこの個体だったのでしょうか。
  > ちょっと寂しいですね。