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 2021年12月7日から宿坊一泊で高野山を訪れた。車で雨の中を登り、金剛峯寺と壇上伽藍を回り、寒いので早めに宿坊に向かった。宿坊は高野山で唯一温泉がある福智院で、ゆっくりと露天風呂に浸かった。翌日は雨が上がったので霊宝館と奥の院を訪ねてから下山した。 

高野山と温泉付き宿坊

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2021/12/07 - 2021/12/08

357位(同エリア1141件中)

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montarou

montarouさん

2021年12月7日から宿坊一泊で高野山を訪れた。車で雨の中を登り、金剛峯寺と壇上伽藍を回り、寒いので早めに宿坊に向かった。宿坊は高野山で唯一温泉がある福智院で、ゆっくりと露天風呂に浸かった。翌日は雨が上がったので霊宝館と奥の院を訪ねてから下山した。 

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.5
ショッピング
3.0
交通
1.5
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
  •  7日、小雨の中、車で紀ノ川側から高野山に向かった。道は狭く、曲がりくねっていたため、高野山に着いたのは午後1時になった。概して和歌山の道路は狭隘である。ただ高野山の駐車所の大半が無料で、大変に使いやすい。以前に訪れたときは、金剛峯寺には入る価値がないと聞いて、入らなかったが、今回は拝観することにした。

    7日、小雨の中、車で紀ノ川側から高野山に向かった。道は狭く、曲がりくねっていたため、高野山に着いたのは午後1時になった。概して和歌山の道路は狭隘である。ただ高野山の駐車所の大半が無料で、大変に使いやすい。以前に訪れたときは、金剛峯寺には入る価値がないと聞いて、入らなかったが、今回は拝観することにした。

  •  金剛峯寺の拝観料は千円であった。襖絵もあるが、高野山の歴史に比べると新しい作品が多い。最近の作は、垂直にたてた紙に、上から墨を流し落として制作した襖絵で、作成過程をNHKが放映していた。

    金剛峯寺の拝観料は千円であった。襖絵もあるが、高野山の歴史に比べると新しい作品が多い。最近の作は、垂直にたてた紙に、上から墨を流し落として制作した襖絵で、作成過程をNHKが放映していた。

  •  棚の上板から垂れ下した白い紙は、ネズミ落で、ネズミの上からの侵入を防ぐ仕掛けと言う。高電圧鉄塔の蛇返しの逆である。天井の梁は煤で黒いが、それほど古いとは見えず、太くない理由は雪が降らないからかも?

    棚の上板から垂れ下した白い紙は、ネズミ落で、ネズミの上からの侵入を防ぐ仕掛けと言う。高電圧鉄塔の蛇返しの逆である。天井の梁は煤で黒いが、それほど古いとは見えず、太くない理由は雪が降らないからかも?

  •  金剛峯寺には複数の石庭があるが、この赤石のある石庭は古い時代につくられたように見えた。赤石は大きくないが、河川水で浸食されていたように見えた。産出地は知らないが、高野山の北東側のやどり温泉周辺に赤石が産出する。

    金剛峯寺には複数の石庭があるが、この赤石のある石庭は古い時代につくられたように見えた。赤石は大きくないが、河川水で浸食されていたように見えた。産出地は知らないが、高野山の北東側のやどり温泉周辺に赤石が産出する。

  •  ばん龍庭は大石を使った巨大な石庭であるが、重機を用いて昭和の末期に造られた。高野山は何度も火災被害を受け、金剛峯寺自体も明治に近い江戸末期の再建で、古い文化財は少ない。故に150年余り前の建設された寺院の拝観料が千円とは高額である。しかし、ここは日本で最も親しまれてきた僧である弘法大師の聖域である。それ故、空海以来の歴史をビデオ等で説明するなら十分に拝観料の価値があろう。

    ばん龍庭は大石を使った巨大な石庭であるが、重機を用いて昭和の末期に造られた。高野山は何度も火災被害を受け、金剛峯寺自体も明治に近い江戸末期の再建で、古い文化財は少ない。故に150年余り前の建設された寺院の拝観料が千円とは高額である。しかし、ここは日本で最も親しまれてきた僧である弘法大師の聖域である。それ故、空海以来の歴史をビデオ等で説明するなら十分に拝観料の価値があろう。

  •  金剛峯寺を出たが、まだチェックインまで時間があったので、寒い小雨の中を、以前も訪れた壇上伽藍を向かった。ガランとした境内で、観光客はわずか2~3人だった。

    金剛峯寺を出たが、まだチェックインまで時間があったので、寒い小雨の中を、以前も訪れた壇上伽藍を向かった。ガランとした境内で、観光客はわずか2~3人だった。

  •  朱色の根本大塔も新しい。下流の根来寺には古い塔があり、豊臣秀吉軍が撃った鉄砲跡も残っている。高野山の大塔の拝観料は500円と聞くが、入口を探すのも止めた。

    朱色の根本大塔も新しい。下流の根来寺には古い塔があり、豊臣秀吉軍が撃った鉄砲跡も残っている。高野山の大塔の拝観料は500円と聞くが、入口を探すのも止めた。

  •  高野山の寺院群が古くない理由は、雷が原因の多くの火災が有ったからと言う。高原のため消火用の河川水も少なく、寺院等が密集していたことも原因であろう。

    高野山の寺院群が古くない理由は、雷が原因の多くの火災が有ったからと言う。高原のため消火用の河川水も少なく、寺院等が密集していたことも原因であろう。

  •  寒いので、早々に宿坊の福智院に向かう。福智院を選んだ理由は、露天風呂があるからであった。ここには乗用車が十台ほど入る駐車場がある。寺の入口の左側には石庭があり、有名な工人の制作と言う。

    寒いので、早々に宿坊の福智院に向かう。福智院を選んだ理由は、露天風呂があるからであった。ここには乗用車が十台ほど入る駐車場がある。寺の入口の左側には石庭があり、有名な工人の制作と言う。

  •  チェックインすると直ぐに温泉に向かい、露天風呂にゆっくり浸った。温泉のある宿坊は珍しいと思うが、それ以外の面では、真に高野山の寺で、すばらしい襖絵も多数あった。風神雷神図屛風もあったが、由来は聞かなかった。

    チェックインすると直ぐに温泉に向かい、露天風呂にゆっくり浸った。温泉のある宿坊は珍しいと思うが、それ以外の面では、真に高野山の寺で、すばらしい襖絵も多数あった。風神雷神図屛風もあったが、由来は聞かなかった。

  •  床の間の絵も迫力満点。

    床の間の絵も迫力満点。

  •  写真の偶像は、聖徳太子像のようだ。半裸の理由は知らない。掛け軸は曼荼羅で、中心が大日如来である。如来と呼ばれる仏は数多いが、実存はお釈迦様だけだろう。あえて不信人者が無礼に言うなら、真言密教は地獄極楽より、むしろ太陽信仰に始まる浄土信仰のようだ。昔アーナンダーがお釈迦様に人間の死後は如何にと問うと、死後のことは考えるなと答えたという。

    写真の偶像は、聖徳太子像のようだ。半裸の理由は知らない。掛け軸は曼荼羅で、中心が大日如来である。如来と呼ばれる仏は数多いが、実存はお釈迦様だけだろう。あえて不信人者が無礼に言うなら、真言密教は地獄極楽より、むしろ太陽信仰に始まる浄土信仰のようだ。昔アーナンダーがお釈迦様に人間の死後は如何にと問うと、死後のことは考えるなと答えたという。

  •  翌8日の朝は、朝のお勤めに参加し、その後、住職と思える人から説明を受けた。無信心者には全く新しい経験、非常に興味深く、価値ある宿坊であった。高野山の寺には、明確な檀家体制が無いので、宿坊や位牌や碑を預かることでの収入で成り立っていると聞いた。<br /> この日も曇天で寒かったが、チェックアウト後に霊宝館に向かった。火災が多いので、重要物をここで保持していると言うが、展示物の質に比べて入館料の1300円は高い。ここでこそ、多言語でのビデオ説明があっても良いだろう。<br /> 次に奥の院に向かった。以前に来た時に比べ、入口近くには宣伝行為のような企業の墓碑が増えたようだ。それでも、ここは何度来ても素晴らしい。敵として互いに戦った戦国武将も、名もなき人の墓碑も、差別無く苔むしていた。これこそ死後の真の浄土かもしれない。もっとも現世の地球は争い地獄ばかりだ。<br />

    翌8日の朝は、朝のお勤めに参加し、その後、住職と思える人から説明を受けた。無信心者には全く新しい経験、非常に興味深く、価値ある宿坊であった。高野山の寺には、明確な檀家体制が無いので、宿坊や位牌や碑を預かることでの収入で成り立っていると聞いた。
    この日も曇天で寒かったが、チェックアウト後に霊宝館に向かった。火災が多いので、重要物をここで保持していると言うが、展示物の質に比べて入館料の1300円は高い。ここでこそ、多言語でのビデオ説明があっても良いだろう。
    次に奥の院に向かった。以前に来た時に比べ、入口近くには宣伝行為のような企業の墓碑が増えたようだ。それでも、ここは何度来ても素晴らしい。敵として互いに戦った戦国武将も、名もなき人の墓碑も、差別無く苔むしていた。これこそ死後の真の浄土かもしれない。もっとも現世の地球は争い地獄ばかりだ。

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