2021/12/23 - 2021/12/24
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この旅行記のスケジュール
2021/12/23
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電車での移動
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電車での移動
新鎌ヶ谷7:00
この旅行記スケジュールを元に
近すぎて、ゆっくり観光したことのない横浜、桜木町近辺はまさに横浜の歴史の宝庫なのかもしれない。特に何がといわれれば、北朝鮮の工作船が回収展示されている海上保安庁の展示を確認したかった僕だが、その周辺にたくさんの歴史的建造物があり、海外と日本を結んできた横浜を知る機会が訪れた。
12/15 2021年のコロナ下で、神奈川県が隣県民にも補助を拡大するとの提示に驚いた僕だが、ビジネスホテルも該当することを知って、さっそく予約を入れた。7000円以上のホテル代に、5000円の補助があるという内容は、行きたかった泊まりの横浜観光を実現した。
僕の趣味は相当変わっているから、主に行った場所を記載しておく。赤レンガ脇の海上保安庁工作船展示場、日本丸、三菱重工みらい展示館、海の見える丘公園、氷川丸、大桟橋、シルク博物館、日本郵船歴史博物館。参考になるなら、ゆっくり写真を見てください。そしてこの旅行は数人の質問に答えてくれた方の善意に支えられている。感謝。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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桜木町駅を降りた僕の最初に目に入った掲示板。この街が国際的な貿易港であったことを提示する。電車の線路が保存されていることに違和感を感じる方には、先人らの苦労を偲ぶことはできないだろう。
ここが、シルクの輸出港であり、ペリー以来の日本に開かれた海外だったことを提示しているのだと思う。元町倶楽部 CIAL桜木町店 グルメ・レストラン
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9時前に到着した千葉県人の僕は、横浜の近さを思い知った。まだ、はやりのエアーキャビンは動いていない。
馬車道へ向かうことにした僕は、リスボンの同じような施設を思い出していた。ツアーで行ったリスボンにも万博開催時にセットされた同様な物が存在する。ただし、一度でも乗るためには 1000円だそうだ。ケチな僕は歩くを決め込むことになる。 -
表紙にした横浜のシンボルタワー。見渡せる広さを思えば、確かに台北のタワーと同じ趣旨のものかもしれない。但し、僕は登ってみるつもりはさらさらない。このコロナ下で、ましてや感染力の増したオミクロン相手に危険を冒すことは避けた。
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動き始めたエアーキャビンを尻目に、左下の馬車道へ直行する。何せ、貿易港の名残りである線路を確認したいという思いの方が強かった。
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その線路だ。もしかすると広軌道かもしれないと思った。この線路が保存されていることに、神奈川県の並々ならぬ歴史遺産に対する畏敬の念を彷彿とさせる。
板張りの橋を渡る僕は、この横浜という県庁所在地の歴史を思うことになった。 -
サークルロードと名付けられた、赤レンガを含む出島のような地域の交差点の上でビルとビルを結ぶ円形跨線歩道橋。これだけ巨大な円形歩道橋は計画的に設置される横浜の税収の賜物だろう。
ジャイカや横浜ワールドポーターズの二階をまたぐ歩道橋が必要がとなれば賛否両論があるに違いない。だができる横浜の経済力の象徴かもしれない。 -
ベイブリッジが遠くに見えた。この時に驚いたのは空の青さだ。冬の関東は寒さを除けば地中海の空の青さを実現する。
橋の上は大渋滞のようだ。アリのように進む車の列に、僕は昔、わっばを握って走り続けた時代を思い出した。 -
赤レンガ倉庫。テントが多いのは、クリスマス時期のイベントらしい。僕にはドイツビールを飲むことには興味もないので、当日有料の入場料金を払って訪問する気は失せた。
10時前の10分程度の真っ青な空と赤いレンガは、まるでヨーロッパを連想させる。 -
その真っ青な空に映える真っ白な巡視艇。隣が展示館。船に乗る海保関係者に感謝。
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10時待ちの僕には驚いたことがあった。スズメだよ。全く逃げる気もないらしい。むしろ近づいてきた。食い物をやる人がいるのかもしれない・・。のんきなもんだ・。平和な日本に感謝。
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展示館を背に横浜の赤レンガと周辺を望む。真っ青な空がつまりは、日本海側の大雪を連想させる。僕もかつてはその中にいた。
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さて、開館したので一番で入館させてもらった。一番見たかったから、最初の訪問場所になった。かつて見たクロアチアのドブロクボクで見た銃弾の穴を思い出した。
お花畑の思考回路の人らにとっては相当刺激的な展示だと思う。日本という国は、戦後であるという証拠をすべて改修し覆いつくしたのだから、今の若者に戦争を想起させる遺産はなくなった。悲しいけれど、ここに来れば、戦後の偽りの歴史を認識できるかもしれない。 -
押収された銃器。恐ろしい・・。こんな船が日本と朝鮮半島を往来し、その目的が拉致だったことに憤りを感じるのは当然のことと言えよう。この世界が、報道されるニュース報道が、いかに欺瞞に満ちているかの証明かもしれない。
そういえば思い出した。プラハを蹂躙したソ連のトラックはすべてフォード製だったと記載した本のことを。この世界は裏では違った都があるようだ。 -
その証拠が、この写真かもしれない。エンジンに貼られていた銘板の文字はロシア語だ。つまり当時のソ連からの輸入品だということになる。
どんなに美麗美句で説明しようともこの現実は覆せない。マルクスが作ったわけではないけれど、社会主義という邪教の顛末は恐ろしい。 -
ピンボケで申し割れないけれど、あえて添付することにする。この船の異常な目的のために作られた、小型船の格納庫部分。恐ろしいと思う自分が手を震わせたのかもしれない。
つまり当時の誰もが拉致の対象になったかもしれないという 現実に気が付くべきだと思う。それはもしかすると僕であった可能性も否定しない。
すぐ隣で、つまりは100m 隣でクリスマスを祝って実施されるイベントにたむろする若者らに言いたい、この現実を知ってからにしろと・・。 -
具体的な装備の説明について、研鑽したい。この対応は自衛隊ではない、海保がやったのだ。軍艦並みの装備のこの船を、軍艦並みではない海保が成し遂げた。
知っているかどうか知らないが、海保は公明党大臣の所轄する国土交通省の傘下らしい。悲しいかな、この偉業は啓蒙されていない。ブルーリボンバッチも売られてはいないのだ・・。
朝一番の訪問が気になったのか、係の方と話ができた。同じ船がたくさんあるのだと韓国在住の脱国した方の証言があるのだという。つまり、世界中に拉致された人らがいるということだ。 -
この地域で僕の興味を誘ったのはジャイカの移民に関する展示場だ。特に追いかけているハワイの移民に関する情報も欲しかった。死ぬまでには行きたいハワイの認識を高めるには、必要なことだという認識で訪問した。
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コロナ下なのか、閉店に関する助成金が、それが狙いなのか不明だけれど、当地の多くの博物館や展示場は改変のため閉鎖されている。つまり行っても見れないのだ。
政府からの援助をもってやれる範囲の改修、改変をやりたかった施設には、堂々とできる機会だったかもしれない。僕も同じ立場ならばやるだろう。
しかし、ジャイカは縮小して、これまでの努力と成果は展示しようとしたのだろう。入り口のハワイ移民の掲示板の写真だ。 -
資料館で入手したハワイ関係の冊子。いずれハワイに行きたいと思っている僕は、関係分をいただくことができた。定期購読できないのかも訪ねたけれど、web page で見れるとのことで、あっさりと無理だとの返事だった。
まさぐってみたら、あった。
https://www.jica.go.jp/jomm/outline/newsletter.html -
2階同士がつながっているサークルロードを歩いて、移動したワールドポーターズ。事前調査でここの5階にはサイゼリアがあることを確認していた。お高い料理より、いつものランチをワンコインでいただく目論見は見事成功。ワインの小デカンタ200円も足して、格安な早めの昼食をいただいた。
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振り返って驚いた。ホテルらしいが、真ん中は歴史的線路の保存のためか、空洞になっている。神奈川県の歴史遺産の保存に対する思い入れの表れかもしれない。
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時間は11時、キャビンはまだ乗っていないカラの移動が多かった。23日だから、まだクリスマスイブほどではないのだろう。
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日本丸の全景写真、右隣の施設は閉館している。コロナのせいにしているが、実際は来春の改装展開に向けての閉館だと思われる。
ただ、上の芝生の公園は海を見渡せる斜面になっていて、近郊の幼稚園か保育園の子供らがたむろする光景に出くわした。
気が付いてみると、子供連れが多いのがこの地の住みやすさとも思えた。
時間の関係で、日本丸は後回し、三菱重工の未来博物館へ移動した。 -
三菱重工ビル。どのビルも背丈が高いのは地価のせいかもしれない。展示場は14:30までの入館が条件だったので早めの時間に来館した。
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ここも65歳以上は無料との提示があったので、リタイアした僕のような者には ありがたい。考えれば明日訪問する予定の場所も65歳以上に対する配慮がされており、前月訪問した熱海などの施設との差を感じた。この旅行記の前に熱海の旅行記を書いたが、静岡県と神奈川県の年長者に対する敬意は、全く違うと思う。世界とつながっている横浜だからかもしれない。
東南アジアでも年長者に対する敬意は、料金に表れている。静岡県の愚劣さを思い出してしまった・。 -
珍しい電車の模型があったので紹介したい。フルフラット車両、つまりはホームと同じ高さの床を実現したのだそうだ・・。但しどこで走っているのかは未確認、でも関東の電車はすべてフラット床だから、この会社の努力の功績は素晴らしい。
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三菱重工といえば、当然ロケットだ。成功率が世界一のロケットは、商業ベースでも安定した収益を上げているのだろう。一時は、宇宙スティションに物資を送ることも成し遂げたことが、この国の誇りともいえるかもしれない。
コロナ下で、さすがに旅客機の操縦体験は閉鎖されていた。子供らにとっては残念なことだろう・・。 -
フラッシュが反射して醜いかもしれない。この地域の三菱の造船ドックの位置を示した、かつての位置のようだ。ここで戦艦武蔵が作られた。保存されているのは1号ドックだけだけれど、その遺産を残した横浜の歴史に対する敬意は恐れ入る。
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日本丸に戻る経路で、ランドマークタワーの1階通路を通ることになった。クリスマスなのだ世間は・・。ツリーが異彩を放っている。
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ランドマークタワーの出口に保存された1号ドック跡。歴史遺産として残されたのだろうが、見事に地下階から歩き回れる工夫がされている。歴史遺産もこうすれば広々した散歩道になってしまう。
レンガ積みの、異彩を放つ構造物に感謝。 -
日本丸の全景。帆を広げることも定期的に実施されているようだ。たくさんのこの船を巣立った水兵さんがいたのだろう。
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65歳以上は250円で乗艦出来る。旅行者用のトランクルームも用意されているから、便利だ。ゆっくり見ると30分以上の時間が必要になるので注意。
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内部の天井にセットされたステンドグラス。誰の作品化は不明。日本丸を描いたものだろう。
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三本のマストを見上げると、空の青さが印象的だ。冬時期の関東の晴れは、空が青いことを実に焼き付けてくれる。
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日本丸のロープの雨から、タワーを望む。
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年寄りの僕は、日本丸を拝見したところで疲れ切ったようだ。チェックインが3時であることを、いいことに予約したワシントンホテルに早々と入った。フロントは若い方がいっぱいいたので驚いたが、何かのイベントもあるのかもしれないと思った。
部屋飲みを決め込んだ僕は、サミットという有名なスーパーへ寄って夜食を購入、缶ビールを飲んで一寝りしたら、外は真っ暗だった。窓から撮った、桜木町の駅と隣のビルは、まだお仕事中らしい・・。仕事で泊まり慣れたビジネスホテルです by HIT-Oさん横浜桜木町ワシントンホテル 宿・ホテル
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さて、一夜明けて24日。どの観光物も10時からのスタートであり、年寄りの僕は朝から開いている場所で時間をつぶすことにした。
海の見える丘公園は健脚に自信があれば、朝から自由に出入りできた。
写真は外国人墓地の入り口らしい。電車で移動した僕が、登り始めた場所にある広大な墓地だ。この地でなくなった日本人ではない人らの墓が広がっている。 -
ベイブリッジが遠くに見える。この国の高速道路の作りは、まさに芸術品だとも思う。すぐ手前の道路が右側へ行っては曲がりくねってブリッジと連結する・。
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左端に見えるのが横浜マリンタワーというのだそうだ。ここもコロナ下なのか閉鎖されている。いずれにしても空が青い。こんもりした丘の上なのだ、横浜が見渡せる。
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認識はなかったものの、当地に米軍の飛行機が墜落して、母娘3人がなくなったそうだ。その碑だとの記載がある。
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前回旅行の熱海もそうだけれど、日本で一番遅い紅葉かもしれない。もみじの赤さがとても印象的でした。12月末の景色とは驚いた。
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休業中のマリンタワー。まあ上っても海を見るだけのことだとあきらめる・。
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10時開館の氷川丸を見ながら移動する。手前のツアーボートは、湾を回る食事付きのツアーボート、マリーンシャトルのようだ。
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氷川丸を山下公園の敷地から覗く。この辺りはバラが植えられていて、確かに市民の散歩道としての出来は良い。さすがに山下公園、お金もかけている。そして10時前でも、子供連れが多い。ワンちゃんも多い。住みやすい街なのだと思う・・。
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サンディエゴから寄贈された像がのっそりと立っている。移民の出口であった横浜の歴史が確認できるようだ。
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氷川丸の全容。この船が戦前から移民らを運び、戦時中は病院船となり、戦後は日本へ帰還する兵士を運んだということに、幸運な船だという思いを持つのは僕だけではないだろう。
今は当たり前の先頭の円形部分はない。さすがに時代を背負った船であり、運んだ人数も膨大な数だったと思われる。 -
船内の食堂写真。順路通りに回って30分くらいは必要なようだ。この入場料金は、日本郵船歴史博物館とのセット券が 65歳以上は 300円で両方を閲覧できるから、とてもお得だ。
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氷川丸からツアーボートを見る。ちょうど、シーバスが待機している。このボートも湾を走る、横浜駅から山下公園までの海のバスらしい。今回は乗ってみるかも検討したが、歩いて回る僕には必要なかった。
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機械屋の僕でも、エンジンが巨大すぎてよくわからない。
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戦時中の病院船としての氷川丸の塗装らしい。さすがに、これだけ目立つ塗装の船は攻撃できなかったのかもしれない。
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大桟橋に横付けされた飛鳥II だ。昨日はいなかったから、これから出発する予定なのかもしれない。でかそうだが、近くへ行ってみようとは思わなかった。
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いわゆる、象の鼻パーク。曲がった堤防を作り上げた先人らの創造物だろう。ここで弁当を購入した僕は、海を見ながら昼食した。
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この後、僕はシルク博物館へ訪問した。65歳以上には特別の優遇がされており、事前に記入する用紙に記載していくと、さらに安くなった。但し、会場への到達が手間取った。外には階段があって2階だと案内があるが、変更されてしまったのだろう。実際は建物の内部エレベーターで2階へ上る方法しか到達できないようだ。
写真はペリーの上陸時の絵に描かれた木だという。移設されて今も営々に生きている・・。
近くには横浜税関展示室も開館していた。(クイーンの塔)
見るべき場所はたくさんあるのだけれども、コロナ下の閉館はたくさんの施設に及んでいたのは残念だった。 -
氷川丸とセットで見ることができる。日本郵船歴史博物館。建物のすばらしさに目を奪われる。内部は写真が許可されていないので、外観写真だけを提示しておく。
たくさんの歴史的推移の説明と、現在でも大手の3社で海運が成立していることを知った。最近の自動車運搬船や、LPG 輸送船など、コンテナ輸送の船の内部の詳細などは知っておくには重要な記載が多い。この場所は横浜を訪問するなら、必須の場所といっても良いと思う。 -
この後、僕はシルク博物館へ訪問した。65歳以上には特別の優遇がされており、事前に記入する用紙に記載していくと、さらに安くなった。但し、会場への到達が手間取った。外には階段があって2階だと案内があるが、変更されてしまったのだろう。実際は建物の内部エレベーターで2階へ上る方法しか到達で機内用だ。
写真はペリーの上陸時の絵に描かれた木だという。移設されて今も営々に生きている・・。
近くには横浜税関展示室も開館していた。(クイーンの塔)
見るべき場所はたくさんあるのだけれども、コロナ下の閉館はたくさんの施設に及んでいたのは残念だった。 -
最後に歩道にセットされたアズレージョの写真を提供しよう。こうしてここはいかないのかいと、訪問すべき場所を思い出させてくれる。
実際、神奈川県庁も重要文化財なのであり、この地の歴史的なものはほとんど文化財であると思えば、このようなタイルが歩道に埋め込まれることは街の誇りなのだと思う。
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