2013年6月 渡り鳥ラインで行く北欧3ヵ国 鉄道の旅 (4) デンマーク・クロンボ―城編

2013/06/18 - 2013/07/07

以前ドイツとデンマークを結ぶ渡り鳥ラインと言われた列車に乗車し北欧3ヶ国をまわった旅。今回も第2回目を2分割し写真を追加して再編集しました。
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前回はドイツのハンブルグから鉄道の渡り鳥ラインでデンマークの首都コペンハーゲンに到着しました。

第4回はコペンハーゲンカードを使って1日観光です。
時間を有効に使おうとヘルシンオアにあるクロンボ―城に来ました。
今回はシェークスピアの戯曲ハムレットのモデルとして有名な世界遺産の登録されたお城を紹介します。

-全日程-
6月28日（金）　夕方国内線で羽田に移動
6月29日（土） AF275便成田11:55発　パリ着CDG17:15着
　　　　　　 　AF2418便パリCDG18:25発　フランクフルト19:45着
　　　　　　　　　
6月30日（日） ICE772 フランクフルト8:58発　ハンブルグ12:51着
ICE35 ハンブルグ13:28発　コペンハーゲン18:14着

7月1日（月） 　コペンハーゲン市内観光

7月2日（火） 　SJ2000コペンハーゲン8:28発　ストックホルム13:40着　 　
7月3日（水） 　ICストックホルム15:25発　オスロ22:45着

7月4日（木） 　ベルゲン急行 オスロ8:05発　ミュダール12:44着
　　　　　　　　　
　　　　　　　 フロム登山鉄道ミュダール13:27発　フロム14:25着

　　　　　　 　フロム高速船 フロム15:30発　ベルゲン20:24着

7月5日（金） 　ベルゲン急行ベルゲン15:58発　オスロ22:45着
　　　　　　　　　
7月6日（土） 　オスロ市内観光　
　　　　　　　　　
7月7日（日） 　AF1275便オスロ6:35発　パリCGD9:10着
　　　　　　　　 AF276 パリCDG13:30発

7月8日（月） 　成田到着　

写真はヘルシンオアにあるクロンボ―城

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2013年7月1日（月）
コペンハーゲンから北に約44キロ北にあるヘルシンオア駅に到着しました。
コペンハーゲンカードを利用して午前中は世界遺産クロンボ―城を観光します。

真中にある建物見えるでしょうか？
小さく見えるあの建物がクロンボ―城です。

駅を出て右側の湾沿いに進めばクロンボー城が見えているので道に迷う事はありません。

トラムは残念ながらクロンボー城まで行きません。

途中、ピカピカに光った人魚姫が、いたので近くに寄って見ると
男魚？、いや、ただの男だった。昨日、見た本物の人魚像より
もっとガッカリ！

気を取り直して、クロンボー城の入口まで来ました。

ハムレットで有名なクロンボー城（Kronborg Castle）
2000年に世界文化遺産に登録されました。

シェークスピアのハムレットの舞台となったエルシノア城のモデルと言われる事で有名なお城です。

クロンボー城の水堀。
敵からの防御としてのお堀は世界共通ですね。

このお堀はお城の景観を美しくしています。

クロンボー城
左側の塔は改修中で少し残念！
10時オープンなのでまだクロンボー城には入れません。

オープンまで、海の見える所で待機。

海の向こうカテガット海峡の対岸はスウェーデン・ヘルシングボリです。
デンマークで一番スウェーデン近い所なのでここにお城があるのも頷けます。

時間が来たのでクロンボー城に入ります。

10時になったのでチケットを発券してもらいます。
Large castle ticket 65DKK/1,270円

コペンハーゲンカードが使えるので入場料は支払いません。
ロイヤルチェンバース、ボールルーム、砲台、チャペルに入場できます。

このチケットはThe Royal Apartments入場する時に必要なので
捨ててはいけません！

下はチケットの表クロンボー城

クロンボー城の中庭に来ました。

お城の真ん中は中庭になっていてThe Royal Apartments、Casemates、Castle Chapel、The Telegraph Towerに入る入口があります。

クロンボー城の中庭の東側。

初めにCastle Chapel（チャペル）に入ります。
お城の中にチャペルがあるんですね。ここが入口です。

チャペルの中です。

クロンボー城はこの中庭を起点としていろいろな施設に入る事ができます。
一旦外に出て次はThe Telegraph Towerに入ります。

螺旋階段を上り屋上に来ました。
素晴らしい景色が！と言いたいのですが、
曇り空になってしまいイマイチです・・・

中央に見える建物が、ヘルシンオア駅でその左側に
スウェーデン行きのフェリーが見えます。

次は要塞の内側（Kasematterne）に入ります。砲室（Casemates）や地下には兵舎や地下牢があります。

中に入ると大砲が置いてあります。左側のドアから地下に降りて行きます。

細く暗い洞穴のような通路を下ります。

この先には何があるのでしょう？

Holger the Dane（ボルガー・ダンクス像）が眠っておりました。

カロリング物語群と呼ばれ中世フランスに伝わるシャルルマーニュ伝説に出て来るパラディン（戦士）と呼ばれる英雄の一人のようです。

明るい所に出ますが・・・

更に進むとだんだん暗くなって来ます。
一人だけなのでとても怖い、西洋のお化けが出て来そうです。

明るい所まで戻れました！

中庭に戻りました。

最後にハイライト　The Royal Apartmentsに入ります。
入口はギフトショップの隣りに有りますが、入場する場合、荷物はロッカールームに保管します。ロッカーに荷物を入れて鍵を締めようとしましたが20DKKコインを入れないと鍵がロックしない仕組みになってました。20DKKコインが無かったのでギフト・ショップのお姉さんに両替をお願いした処、20DKKコインを貸してくれました。優しいお姉さんでした、感謝。（鍵を開けると20DKKコインは戻ってきたのでお返ししました）

The Royal Chambers

奥に王室の暖炉があります。

窓の外には大砲が見えます。

The Ballroom

奥行62ｍの大ホールで、大きな絵画が多数飾ってあり
優雅な空間です。

Baiiroomの絵画

王室の部屋

外を眺めると砲台が並んでました。

デンマーク王室のタペストリー

帰りにクロンボー城の模型を発見。

同じ道で帰るのも面白くないので、来た時とは別のヘルシンオア通りで駅に向かいます。

お腹がすいたので駅前のカフェで昼食。

ビールがセットで85KDD/1,660円

帰りは12時03分発のICでコペンハーゲンに戻りました。

ゆとりのある普通席

コペンハーゲン駅に戻ってきました。
午後はコペンハーゲン市内をコペンハーゲンカードを利用して観光します。

2021年12月17日 再編集

2013年7月 渡り鳥ラインで行く北欧3ヵ国 鉄道の旅 (5) デンマーク・コペンハーゲン後編