2021/10/01 - 2021/10/05
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すなふきんさん
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9月から10月にかけて、中国国内のコロナが落ち着いた。国慶節にツアー参加しチベットへ。コンディション不良で乗り込み、高山病に苦しんだが、なかなか見ることのできないチベット仏教の生活や高地の美しいな風景に心を揺さぶられた記録。ついに念願のポタラ宮へ!!
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清々しい朝。寒くもなくちょうどいい気候だ。昨日は頭痛と吐き気がひどかったが、ロキソニンを飲んで寝ると少し楽になった。
ポタラ宮 (布達拉宮) 城・宮殿
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国慶節だからかポタラ宮の入口は長蛇の列だ。何やら最近外国人の入域も認められるようになったらしい。ラッキーである。
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世界遺産のポタラ宮。世界遺産には1994年に登録されたが、意外に中国最初ではないのね。
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入口を抜けると花などが植えられ、美しい庭園が整備されている。
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近くに来て上を見上げるとその大きさに圧倒される。1695年に竣工。建設機械などがない時代にこれだけの宮殿を作るのがどれだけ大変か、想像できない。
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エレベーターなどはなく自分の足で登る必要がある。体力不足や体調不良の人にきつい。だがここまで来て後戻りはできない。
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白壁のどアップ。ポタラ宮は宗教活動を行う赤壁の紅宮と生活の場である白壁の白宮に別れている。なんと部屋数は1万を越すという。
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チベット仏教僧も一緒になって階段を登る。
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ポタラ宮の内部へ。ここから先の内部は撮影禁止。
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彫刻は赤を基調に丁寧に塗装されている。心無しか日光東照宮に似ている。
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チベット仏教の象徴、法輪を捧げるヤク?の暖簾を抜けてポタラ宮の中庭へ出る。ここまででも相当な道のりであり息が切れる。
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更に建物の中の階段を上がり、ダライ・ラマの生活空間を見学する。
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赤壁の内部は代々のダライ・ラマの霊廟となっている。写真は取れないが大規模なもので信仰のエネルギーに圧倒される。
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開発が積極化しているとは言え、まだまだ高い建物は少ないラサ市街。
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昼はチベット麺屋に。この頃、薬の効果が切れ、頭痛と吐き気がぶり返してきた。歩くのもきつい。
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15元のチベット麺。あっさりした味。しかしもはや味も覚えていない。食後すぐにダウンし、仲間から離れて部屋で休むことにした。
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3時間程度寝たら少し回復したので、バルコル(八角街)を少し散歩する。この辺りは保護地区で身分証を見せて通行しなければならない。
バルコル 市場
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チベット仏教の袈裟などを取り扱うお店。
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金属製の仏具を扱うお店。
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ヤクのバターが売っている。むせ返るような匂い。
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夕食。ちょっと楽になったが、スパイスの効いた食事はできない。フルーツを食べてまた横になる。
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食事を終えた仲間が散歩に行くというので付いて行くことに。少し体が慣れてきたような気がする。
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マニ車の山。もちろん教典は入っていないので調達しないといけない。
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ヤクの骨だろうか。こうやって見ると結構いかつい。
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高い棒が立っており、タルチョ(チベットの五色の祈祷旗)が巻いてある。
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チベット市民に祝福する気持ちがどれくらいあるのかは分からないが、経済が活性化し、もっと文明的になりたいと思う人がいるのも事実。
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ジョカン寺(大昭寺)の入口。法輪がライトアップされている。周辺に土産物を扱う店が軒を連ねており賑やかだ。
ジョカン (大昭寺) 寺院・教会
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ところどころで現地衣装に身を包んだ観光客が撮影会をしている。今日は街歩きもこのくらいにして帰って寝る。
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また少しマシになったが今なお体調はすぐれない。今日はバスに乗ってヤムドゥク湖に行く。
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途中、中国ではそこそこ名の通っているショッピングモール、ワンダ広場を発見。チベットにはマクドもあるのか。
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雪解け水が注ぐ川の流れを見ながらバスは進む。なんとこの川はインドまで続いているとか。
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金色に輝く樹木が景色を彩る。
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チェックポイント。何者がバスに乗っているかチェックされる。のんびりした雰囲気とは裏腹に結構警戒レベルが高いことに気付く。
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バスは更に標高をあげていく。身体が悲鳴をあげている。
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荒涼とした景色が目の前に広がる。こういう景色は絶対に日本で見ることはできない。
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ホワイトライオンと思いきや、チャウチャウの一種らしい。暖かそう。
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海抜4280mの雅江河谷にて。富士山の山頂をも見下ろす高さ。
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20元払えば背中に乗って写真を撮ることができる。なかなかいい商売やね。
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ここまで高いと生えてくる植物も限られる。それらを糧として、ヤクや牛などが逞しく暮らし...
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ヤムドゥク湖を見下ろす高台にはカタ(白いスカーフのようなもの)がたくさん棒られている。
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雪解け水が流れ込みできた湖、ヤムドゥク湖。目を疑うほどのブルー。なぜにここまで美しいのか。
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非常に残念なことに売店横の便所は超絶クサイ。多分流すこともできず、運ぶこともできず溜めに溜められているのだろう。
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湖をバックにヤクと記念撮影、する人はおらず。このお兄さんは商売っ気も無かったな。
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何度も言うが湖はとにかく美しい。石がところどころ積み上がっており、賽の河原かとツッコミたくなる。でも確かに天国には近い場所。
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来た道を戻っていく。低木でも生い茂っているのを見ると標高が下がってきたのだと安心する。
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食事処へ到着。トイレが大自然還元型で臭いも強烈。危うく卒倒しそうになったわ。
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レストランの食事は田舎のくせに高い。味が悪いことはないが、かといって美味しいわけでもない。
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ホテルに帰ってきた。少し休憩してからジョカン寺の観光だ。今日は何とか体調が持ちそうでホッとした。
vol.3へつづく。
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