秋の乗り放題パスで北海道半周　呑み鉄の旅２

2021/10/23 - 2021/10/24

コロナのせいで、1年9ヶ月ぶりの旅行記アップになります。
ずぼらな私は旅行記にでもまとめないと、撮ってきた写真をSSDに放り込んでそのままにしてしまうので・・・。

海外旅行で使おうと、こつこつ貯めていたANAのマイルが、来年3月で一気に有効期限切れになってしまいそうで（ANAは何度も有効期限を延長をしてくれているのですが）そろそろ使っていかないとまずい事態に。

とは言え、まだ当分海外旅行には行けそうにないので、紅葉真っ盛りの北海道に行ってきました。県境を跨いでの移動も解禁になったことですし。

道内の移動は、JRの秋の乗り放題パス（普通列車乗り放題）を使って北海道半周という、鉄分の濃い旅をしてきました。ほとんど観光せずに車窓と駅弁を肴に一杯やる呑み鉄旅行記第2弾です。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も早朝から行動。
室蘭駅に向かいます。

室蘭駅 駅

6:54発　室蘭本線札幌行きに乗車。
室蘭→東室蘭間は普通列車として運行で、東室蘭から特急すずらん3号になるので、乗り放題パスでも東室蘭までは乗車可でした。

7:06　東室蘭に到着。
乗り換え時間が20分有ったので、改札外の駅弁売り場に行ってみました。

東室蘭駅 駅

土曜日だったのですが、まだ時間が早かったのか売っていませんでした。
どうやら販売されている駅弁は、やきとり弁当だけみたいで、東室蘭の駅弁が絶滅寸前のようで不安です。

7:20発の室蘭本線長万部行きに乗車。
H100形が来ました。

室蘭港に架かる白鳥大橋が、車窓からちらりと見えました。

北船岡駅。
日本一有名な海の見える駅の下灘駅より海が近い。
時間に余裕が有れば下車したかったけど、次の列車が2時間待ちになっちゃうんで断念。

ついでに、昨年冬の18きっぷで行った下灘駅の写真をアップしときます。
この時も1時間半ぐらい待った記憶が。

北船岡駅を過ぎたあたりから、右手に有珠山が見えてきました。

秘境駅小幌に停車。
残念ながらここも下車する時間は無し。

長万部に8:54に到着。
函館行きの普通列車に乗ろうとすると、4時間24分待ちになってしまうので、ここは迷わずワープ。
9:11発北斗4号で、長万部を8:32に出発した普通列車に森駅で追いつく予定です。
先行列車に追いつくっていうのがワープっぽくていいですね。

長万部駅 駅

16分の乗り換え時間で、かなや食堂でかにめし購入。
駅から信号を渡った先にあるので、乗り遅れるんじゃないかとひやひやでした。
しかも、5人グループの先客がいて、「会計は別々でお願い」なんてしていたんで、相当焦りました。

無事購入できた、かにめしを開封！
かにのほぐし身の上に、シイタケ、錦糸卵、グリーンピースが鎮座していました。
漬物、つくだ煮、缶みかんが添えられて、みかんが意外とかにめしに合いました。

白いご飯で味はついていません。
ほぐし身たっぷりの割には、ちょっとカニ風味が足りなかったような。

北斗4号に付いていたチケットホルダー。
車内で居眠りする人には大変便利かも。
しかし、私は居眠りしたら、取り忘れて下車する自信があります。

内浦湾越しに駒ヶ岳が見れる、絶景の車窓を肴に飲む北海道限定ビール、サッポロクラシックが美味い。

9:54　森駅到着。
10:06発の函館行き普通列車に乗り換え、大沼駅を目指します。

森駅 (北海道) 駅

キハ40が来ました。

駒ヶ岳が車窓から楽しめます。

駒ヶ岳駅ですれ違いの為、15分程停車。

下車してもOKとの事だったので、跨線橋からパチリ。

10:54　大沼駅で下車。

大沼駅 駅

徒歩で大沼公園に向かいます。
大沼公園駅の方が当然近いのですが、この後、森駅まで戻って砂原支線で函館に向かう予定で、大沼公園→大沼間も乗りつぶしておきたかったので。

大沼公園に到着。
日本新三景は知らなかった。
あと、どこだろう？

大沼国定公園 公園・植物園

紅葉真っ盛りでした。

道東では散り気味だったのに。
北海道の広さが伺えます。

こんな広大で自然豊かな公園が駅からすぐの場所にあるとは。
さすが北海道です。

大沼公園駅から

大沼公園駅 駅

13:11発のキハ40で森駅まで戻ります。

13:54　本日2度目の森駅到着。

森駅 (北海道) 駅

駅前の柴田商店で有名弁当のいかめし購入。
いいですね、こういうレトロな店構え。

柴田商店 グルメ・レストラン

14:42発砂原線経由で函館に向かいます。

いかめしは傾けると汁が垂れるので要注意。
じつはバックの中が悲惨なことに。。。

気を取り直して、さっそくいただきます。

開封！
弁当箱にぴったり収まるサイズの小ぶりなイカ。

イカは柔らかく、もっちりとしたもち米とよく合います。

右には駒ヶ岳、左には内浦湾。

大沼公園に沈む夕日がきれいでした。

16:33　函館駅到着。

函館駅 駅

北海道四季彩館で夕食用の駅弁購入。

今宵の宿、A－ＧＡＴＥ　ＨＯＴＥＬ　ＨＡＫＯＤＡＴＥに市電で向かいます。
函館駅から徒歩5分ですが、函館に来た以上、市電に乗らない訳にはいきません。

部屋はコンパクトですが、カプセルホテル並みの値段で宿泊できました。

お酒の無料サービスがあったりします。

有名駅弁の鰊みがき弁当を夕食にいただきます。

でっかく「鰊」と書かれた掛け紙。

開封！
白いご飯の上に、身欠きニシンと数の子が乗った親子丼スタイルでした。
柔らかく煮込まれたニシンがご飯と本当によく合う。
コリコリの数の子も上手い。
あっという間に完食しました。

本日の乗車距離は253.3kmと、大沼公園で観光したため控えめでした。
これで3日間の乗り放題パスは終了です。
明日は函館市電を乗りつぶす予定なので、本日も早めに就寝。

朝市食堂 二番館で朝食。
函館朝市 駅二市場の2階にあります。

朝市食堂 二番館 グルメ・レストラン

500円丼の中からイカ刺丼を注文。
やっぱり函館と言えばイカでしょう。
白いご飯の上に白いイカでビジュアル的には地味ですが、美味い。
これで500円はすごい。

1階にはイカの釣り堀がありました。

釣り上げたイカをその場で捌いてくれるそうで、こちらもやりたかったのですが、行列ができていたので断念。

函館駅前から谷地頭行に乗車。

函館市電 函館駅前停留場 駅

市電の1日乗車券を利用しました。
スクラッチ式で利用日を削るタイプです。
車内で購入できます。

谷地頭停留所の一つ手前の青柳町停留所で下車。
坂を下って、坂の上の市電を撮影。

函館市電 青柳町停留場 駅

谷地頭停留所から市電に乗って十字街停留所で下車。
市電の写真撮りつつ、

ぶらぶらと散歩。

元町公園まで来てしまったので、そのまま徒歩で函館どつく前停留所まで歩くことに。

元町公園 公園・植物園

ついでにちょっと足を延ばして函館漁港に。
ほとんどがイカ釣り漁船でした。

函館漁港 グルメ・レストラン

きれいなところでしたが、観光客が来るところではないかな。
漁師さん達の仕事の邪魔になりそうで。
って、もう仕事をしている人はほとんどいませんでしたが。

函館どつく前停留所から湯の川行に乗車。

函館市電 函館どつく前停留場 駅

湯の川停留所に到着。
これにて市電乗りつぶし完了。

湯の川停留場 駅

函館駅からシャトルバスで函館空港に。
海岸線を通りましたが、ほぼ快晴で気持ちいい。
初日もこんな天気だったら良かったんだけど。

約20分で函館空港に到着。

函館空港 空港

函館空港3階にあるHAKOYAで食事。

中トロ入りサイコロ丼を注文。

展望デッキで、

飛行機を眺めながら、

食べる食事は、それだけで美味しい。

これで880円。
じつは映えのため、イクラをトッピングしたので1180円ですが、イクラをトッピングしなくても十分美味いです。
感動のあまり写真を撮りまくり。

ご飯は酢飯で、トビッコと中トロ、

エビに

サーモン。

空港に美味いもの無し。
空港に安いもの無し。
の常識？を覆す、コスパと美味しさでした。

15:20発のANA羽田行に搭乗。
1時間半で夕暮れの東京湾に到着。

機上からの夕陽はいつ見ても美しい。

羽田に到着。
函館→羽田が約700kmとのことで、乗り放題パス3日間の走行距離が約1000kmだったので、北海道のでかさを痛感できます。
でも、まだ半分も回っていない。
また行かなきゃダメだな。

冬の18きっぷだと、毎日雪景色の車窓になってしまうので、夏の18きっぷで行こうかな？
そのころにはコロナが収まっているといいのだけど。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港