2021/10/05 - 2021/10/07
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からみもちさん
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国慶節休暇で、九華山を中心に安徽省南部を旅行した。
九華山は、山の上の歴史ある仏教都市で、自然の風景も楽しめ、とても良い観光地だった。
それから査済古鎮と屯渓を巡った。
査済は小川沿いの景色がとても良い古鎮、屯渓は黄山市の中心の都市で、大規模な古建築群があってとても情緒がある。
身分証がないパスポートでの旅行はとても大変だったが、観光地自体は素晴らしかった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
査済から涇県まで路線バスで移動し、高速鉄道で黄山市へと移動する。
一日に数本出ていて、1時発のバスに乗った。 -
約1時間半で、涇県駅に到着。
予約していたより2時間くらい早い便に変更してもらい、15時21分発のに乗った。 -
先頭が綺麗に画角に収まった。
約40分で、黄山北駅に到着する。 -
黄山北駅。
周辺には何もない。
ここから路線バスに乗り、40分くらいで屯渓老街へと向かう。 -
屯渓老街。
10年くらい前に1度来たことがある。
その時は春節で、全ての店が閉まっていて食事にも困った覚えがある。
この辺りはその頃と変わってないように思える。 -
国慶節なので中国国旗が並んでいる。
流石黄山市観光の中心で、観光客も多い。
右の壁に吊された看板の「徽舎」という宿に泊まる。 -
脇道を入って、細い道を少し歩くと宿の入り口が。
スクーターがギリギリ通れるくらい細い道だ。 -
門の向こうはこういう風になっている。
左右両向かいに入り口がある。 -
中は天井高めなロビーになっている。
土産物を売る古建築が立ち並ぶ表通りの喧騒からは想像できない。
細くて暗い脇道の先にこんな空間があるんだという驚きがある。 -
突き当たりの部屋に泊まった。
2階はこんな風になってる。
実際に住んで古建築を体験できるのが素晴らしい。 -
泊まった部屋。1泊300元くらい。
とても狭いがとても雰囲気がある。
扉や窓枠が古い木で隙間があり、住宅も密集していて虫が入ってこないか不安があったが、特に見なかった。 -
老街の十字路にある目立つ建物。
中は私設の博物館のようだが、入場料を取るので入らなかった。 -
土産物屋が並ぶ。
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老街の広場
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老街の南を流れる新安江
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夕陽が沈む。
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散々ウロウロして、ここで夜ご飯を食べることにした。
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鉄板毛豆腐。
発酵が進んでて、味も舌触りもチーズのようだった。
臭みととろみが嫌な感じではなく、揚げと焼きとネギと辛味ダレが良い具合にバランスを取っている。
その他に小雲呑を食べた。 -
黄山焼餅を買って食べた。
中には肉が入っていた。塩っぱすぎてパサパサでそんなに美味しくなかった。 -
ちゃんとしたものが食べたい場合は、まともなレストランも沢山ある。
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宿に戻ってきた。
床にライトで漢詩が。 -
翌朝。
この日は棠樾牌坊群へ行く。 -
宿の朝食。
包子はうまかった。
キュウリの漬け物に甘味が少しあって、お粥にはもっと塩っぱさ全開のほうが合っていると思った。 -
棠樾牌坊群へは、バスを乗り継いで1時間半くらいで着いた。
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棠樾牌坊群はあまり観光客がいなかった。
土産物屋も人気がない。 -
タケノコラーメンを食べた。
味は普通。 -
棠樾牌坊群は入場料100元と高い。
この半分でもまだ高いと思う。 -
牌坊群と廟と古村落が多少ある。
1時間もあれば全部見て回れる。 -
鮑氏支祠。
鮑氏は、南宋時代から何百年もこの一帯で栄えた名家で、有名人も多数輩出しているらしい。 -
お供え物か何かが飾ってある。
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朱熹の筆跡で作られているらしい。
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この観光地は、鮑氏一族が明から清の時代にかけて建てた牌坊群が有名。
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ガイドブックなんかでよく見る写真。
実際に見るとこんなものかと思うのもありがち。 -
ツアー客もいるにはいるが非常に少ない。
周りは畑で非常にのどか。 -
牌坊が何十も連なってるならまだしも、7つは中途半端だ。
昔の地方の豪族はこういうものを建てて威光を誇示していたんだという感想しかない。 -
それから隣接する古民家群を観光する。
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思ったより街並みがよく保存されていた。
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やはり観光客は少ない。
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五世同堂。
文字通り五世代の家族が住んでたらしい。 -
中では多少土産物を売っていた。
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おばさんが、鍵を開けて中の部屋を見せてくれた。
政府から年2000元もらって観光客にこうやってみせてるんだと言ってた。
だから気にするなというような意味かと思ったが、それにしてもあからさまだった。 -
部屋に飾ってあった牌坊と村の絵。
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前街民宅
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欄干の飾りがとても綺麗。
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「聖旨」の石碑の後ろにごみ箱が。
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老房子を案内する矢印が壁に数ヶ所書いてあった。
あまり見所のない集落なので、否が応でも行って見なければという気になる。 -
矢印に従って進むと、それらしい大きな建物があった。
何かの陳列館と書いてある。
しかし閉まっていて人気もない。
国慶節だって言うのに、これでは一年中閉鎖してるんじゃないか。 -
それから屯渓老街までバスで戻り、その西の対岸にある黎陽in巷に行った。
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黎陽in巷は、川を挟んで屯渓老街の西側にある。
最近になって再開発された地区だが、その歴史は古く、3世紀の後漢末期に開かれたらしい。 -
こちらは、老街に比べてちょっとオシャレで若者向けになっている。
古い建物を改造した観光案内所。 -
中には本屋やカフェもある。
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変な人形
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西洋風のオシャレな建物にバーやカフェなんかもある。
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謎の人形
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家の門枠。
ちょっと前方に傾斜してる。
向かいの家に対し頭を垂れて謙譲の美徳を示すという意味があるらしい。 -
古建築を改装したカフェに入ってみた。
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中の様子。
オシャレな落ち着いた雰囲気。
客があまりいないのが不思議だった。 -
アイスコーヒー。25元。
泡立ってて薄味。いまいちだった。 -
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日が暮れた。
新安江沿いは広々としてる。
レストランもいくつかある。 -
黎陽in巷は、伝統文化と現代文化との融合を企図した街だ。
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夜のライトアップも派手目。
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スタバは本当にどこにでもある。
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観光案内所の閻魔様も輝いている。
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黎陽in巷の入り口まで戻ってきた。
土産物屋が並ぶ賑やかな屯渓老街とは違って、よりくつろげる古鎮だった。 -
それから新安江沿いに屯渓老街に向かったが、屯渓老街へと渡る一番近い橋はまだ工事中で、支流を少し遡る。
途中で寂れた餃子屋に立ち寄った。
小さい店だが中は結構人がいた。 -
鉄鍋ニラ餃子。20元。
素晴らしかった。中国に来てから一番美味い餃子だった。
皮が薄く肉がたっぷりで皮の破れもない。肉とニラのバランスも良くて、上にかかった黒ごまとごま油も香ばしい。
他に頼んだチャーハンも、味付けもパサパサ具合も絶妙だった。
これは店主に絶対に伝えようと思い、スキンヘッドオーバーオール姿の店主に精算する時に、餃子すごい美味しかった、と言ったら、特に反応がなく、あっちの出口は閉めたからこっちから出ろ、とだけ言われた。 -
旅の最後の夜に、繁華街の外れのさびれた通りにあった汚く小さな店が地元民やタクシー運転手で賑わっていて、そこの強面の店主が作る餃子が絶品、という絵に描いたような展開で、思い切って褒めたら強面の店主から最高の笑顔が返ってきた、となってたらもうドラマなんだけど、スルーされて出口を指示され、あぁはい、という感じになってそのまま出て来て終わった。
まあこれはこれで良いオチが付いた。 -
屯渓老街の西側入り口
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こちらの夜は閉まるのがかなり早い。
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何かでっかい硯。
どうやって使うんだろう。 -
お茶っ葉を売ってる店も沢山あった。
しかしまだ7時くらいなのに客足は大分寂しいものとなっている。 -
翌朝。宿のロビー。
朝食を食べてから高速鉄道で上海へ戻る。 -
黄山北駅。
上海虹橋駅まで3時間半で到着する。
屯渓老街はやはり何でも揃ってるし雰囲気はあるし黄山周辺旅行の基点として申し分ない。
付近を観光する時にでもまた立ち寄り、餃子屋にもまた行きたい。
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