テスト投稿_20211107_松戸散歩

2021/11/07 - 2021/11/07

【こんにちは！ fareast_hedgehogと申します。よろしくお願いします。】
東葛に引っ越してだいぶ慣れてきたので、少し遠出してみようと云うことで。
（常磐線）北小金駅から（武蔵野線）新八柱駅まで今昔マップ on the web（埼玉大学教育学部　谷 謙二教授作成）を利用して古地図を見ながら歩きました。ずいぶん自然と触れ合った気がします。
※本旅行記で表示されている国土地理院の地図は、国土地理院の「承認を得ず利用（複製・使用）できる範囲」での使用です。

エリア 松戸(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 徒歩

●まずは北小金駅から旧水戸街道を辿る

出発は北小金駅より。嘗ては小金宿として栄えた宿場町で、常磐緩行線（常磐線各駅停車）のみの駅としては珍しく都市銀行の支店があります。駅前もギラギラした感じがあまり無く、落ち着いた佇まいで好印象。
早速南に向かって歩きます。まずは東漸寺を通過。著名な旧旅籠玉屋もありますがページが長くなる（＝読む時間が増える）のは好きではないのでここでは割愛。

国道6号との交差点を直進すると、曲がりくねった細い道路に入ります。この写真を見てピンと来た方は旧道マニアです！
（写真）左手には新興住宅地、右手には昔からの林が共演

今昔マップ on the webで見てみると、この道こそが水戸街道だったことが確認できます。

●旧水戸街道からけやき通りへ
左折してけやき通りに入ります。片側２車線で歩道も広く、とても快適な道路です。
右手には2019年に開業した商業施設「テラスモール松戸」が目に入ります。映画館もあって友人がとても喜んでいたのを思い出した。しばらく歩くと警察24時でお馴染みの松戸東警察署が。現場の警察官の健闘には頭が下がります。
　歩を進めると上り坂になり下総台地の上へ。このあたりの道路は歩行者も車も少なく、”昔からの狭い道路で過大な交通量を支えるゴミゴミした東葛らしさ"は皆無で落ち着いています。更に歩くと橋で谷を跨ぎ、眼下の谷底には21世紀の森と広場が広がります。家族連れも多く明るい雰囲気で安心できますね。
（写真）21世紀の森と広場を貫く橋より。こうしてみると仙台や広島の郊外のよう

（写真）橋の下を眺める
広々としていて良い公園です。

●公園をうろつき千駄堀集落へ
階段を下りて公園へ。と思いきや閉演時間間近で何もできず。ガッカリ
気を取り直して、ちょっと寄り道。千駄堀集落へ入ります。
（写真）台地への坂道がいい雰囲気

●千駄堀集落
立派なお屋敷が多いです。こんな古い雰囲気を残す場所が松戸にもあるとは知りませんでした。

掘割を走る武蔵野線。新駅ができるとかできないとか。

地図で見ると、集落のド真ん中を武蔵野線が貫いて建設されたのが分かります。前の写真で見ると分かるように、集落の部分は下総台地の上にあります。
新松戸では高架を走っていた武蔵野線は掘割で集落の下を走っているのが面白いところ

●昔ながらの道を辿りながら八柱へ
香取神社を通過。

市街化調整区域なのか、開発から取り残されたような道を行きます。こんな道で新八柱までたどり着くのか、としばし不安に。

ぶれてしまいましたが、ずいぶん細い下り坂の道を行きます。

昔からある道（点線の道です）が、そのまま残されています。明治時代より建物が少なくなっているようにも見えますね。

●住宅街に入り八柱へ
坂を下ると古めの住宅地に入りました。車通りの多い狭い道だったので気を付けながらテクテクと歩き、八柱に到着です。とその前に。アヤシイ分岐がありますね。

地図で確認すると、右側の道が古い道であることが分かります。この辺りは残念ながら、新しいマンションや一軒家が立ち並び、古い建物は残されていませんでした。

少し移動して常盤平陣屋町へ。古地図だと「前門」のあたりです。幕府の陣屋が置かれていました。現在は道が幹線道路に分断されています。
画面奥の踏切では神経性船が通過中

直線道路を歩いていると立派な邸宅が残されていました。綺麗に手入れされた松が立ち並び、美しいですね。
その後武蔵野線に乗って帰宅。いつ乗っても座れないほど混んでいる武蔵野線であった。そして電車は早いのを実感。

オマケでテラスモール松戸です。ずいぶん混雑しているようでした。