2021/10/26 - 2021/11/08
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玄白さん
10月27日~29日、11月6日~8日と2回に分けて、友人所有の山中湖ロッジに滞在。ずっと秋晴れというわけにはいかず、いつものようにあちこち撮影に出向く機会が少なかったので、2回の滞在を1本の旅行記にまとめた。
10月は、河口湖大石公園の見ごろになったコキアの紅葉を2日間にわたってしつこく撮影に出向いた。11月は、今年は色づきが遅れていた山中湖の紅葉を愛でてきた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月26日に山中湖ロッジにチェックイン。午前中は雨上がりの晴天で移動途中では大好きな富士山がばっちり見えていたのだが、ロッジに到着したころから天候悪化。この日はどこにも出かけずじまい。
翌27日は朝から雨で霧が出た。小降りになったところで、別荘界隈を散歩。
ロッジ敷地の木立も黄葉している。 -
普段はあまりこの付近では写真は撮らないが、霧が出ているとちょっと幻想的な雰囲気になる。
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イチオシ
昼間はずっと小雨模様の天気だったが、夕方、晴れ間が出てきたので、いつもの富士山定点撮影ポイントにしているきらら交流センター前の山中湖畔へ。富士山にかかる雲が鮮やかな紅に染まった。明日の天気は好転しそうだ。
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少しズームアップして。もう一枚パチリ。
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10月28日
前日、夜半過ぎに月明りに照らされた河口湖大石公園の紅葉したコキアと星空撮影に出向くも、曇ってしまい、撮影できず。そのまま朝まで粘ったところ、日の出一時間前に晴れ間が広がったので、傘雲をかぶった富士山とコキアの撮影敢行。 -
富士山を模した小さな小山がある。いつもの年はベゴニアが植えられているが、今年は、ここもコキアが植えられている。
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イチオシ
朝日が昇り、すそ野の雲が朱にそまった。雪を被った富士山も朝日に照らされ、紅富士出現!
コキアと、まさしく紅(くれない)の競演だ。 -
ロッジに戻り、午前中は、仮眠したりして、のんびり過ごす。
夕方4時に平野の湖岸で沈むダイヤモンド富士が見られるので、撮影に出向いた。
残念ながら雲が多く、良いダイヤモンド富士にはならなかった。
富士山は独立峰なので、朝は快晴でくっきり見えていても、午後になると雲がかかることが多い。 -
急いで三国峠下に移動し、夕日に照らされたススキの原を撮ろうと車を走らせたが、わずかな時間差で太陽は富士山に隠れてしまった。
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日没直後に、鮮やかな夕焼け。
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イチオシ
10月29日
夜中に快晴となったので、再び河口湖大石公園のコキアと星空撮影へ。
オリオン座ベテルギウス、おおいぬ座シリウス、小犬座プロキオンの3つの1等星が作る冬の大三角、コキア畑の三角形、富士山の三角形の山容と天と地のトライアングルの競演! -
コキア富士と本物の富士
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そろそろ、東の空が明るくなってきた。薄明の始まりだが、かろうじて星はまだ見えている。
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一株だけ、手前に紅葉ではなく黄葉したコキアがある。こんな風になるコキアを初めて見た。
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やがてコキア畑にも日の光が射してきた。
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コキア畑の違う場所でも撮影
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そろそろ撤収。公園出口に向かう際、振り返って富士山にお別れ。
ロッジに戻り、朝食後にチェックアウトし、いったん自宅に戻る。 -
11月6日
再び、山中湖ロッジへ。紅葉シーズンの週末とあって、中央道八王子JCTから藤野PAまで大渋滞。普段は平日移動が多く渋滞に巻き込まれることはないが、この日は渋滞に難渋。
前日、ロッジに宿泊していたロッジオーナー夫人とその友達2人、我が夫婦と5人でロッジ近くのレストラン「古志路」でランチ。(撮影はオーナー夫人)
このあと、入れ替わりでロッジにチェックイン。
午後は、いつもの日帰り温泉「紅富士の湯」でまったり。
この日もどんより曇ってきたので、どこにも撮影には出かけず、ロッジでまったり過ごす。 -
11月7日
夜半から夜明け頃まで激しい雨。
明け方には雨が上がったので、朝食前に山中湖旭丘の夕焼けの渚の湖岸で紅葉撮影。 -
昨夜の雨で、かなり紅葉は散ってしまった。
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早朝で、人に踏み固められていない落ち葉は、それなりに絵になる。
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今年は全国的に紅葉の鮮やかさが足りないと言われているが、雨に濡れた紅葉はしっとりとした色合いで美しく、捨てたものではない
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湖岸に出てみた。湖面には気嵐が漂っている。
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富士山もよく見えている。
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冠雪した南アルプスの山並みもよく見える。右端は富士山に次ぐ高峰、北岳、そのとなりが間ノ岳と続く。
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ときどき、散歩に訪れる人が居るが、早朝なのでそれ以外は、富士山と紅葉の撮影目的のカメラマン諸氏である。
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イチオシ
雨粒が滴るモミジをアップで。
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小枝についた雫を前ボケにして。
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バックの紅葉が映り込んでいる水滴をアップで。マクロレンズは持ってきていないので、これが限界。
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モミジの枝を通して真っ青に晴れ上がった空
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黄色に色づいたモミジに日の光が射しこむ。
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今年は黄色に染まったモミジが多い。
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アップにすると傷んだ葉が多いが、遠くから眺めれば、まだ鮮やかさは失われていない。
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イチオシ
まりも通りの歩道も落ちモミジの絨毯になっている。
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枝の間から雨上がりの青い空が、モミジの朱色と良い色のコントラストになっている。
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びっしりと密集したモミジ
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夕焼けの渚公園の東の端にある展望台
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一時間ほど夕焼けの渚での紅葉撮影してから、朝食のため、ロッジに帰還。
途中、ロッジのすぐ近くで雌鹿に遭遇した。山中湖では、鹿に出会うのは珍しいことではないが、なぜかいつも見るのは雌鹿ばかり。角が生えた雄にはあったことがない。 -
イチオシ
朝食後、連れ合いと富士吉田の富士山ミュージアムの近くにある鐘山の滝の紅葉を見に出かけた。
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山中湖から流れ出た渓流が桂川となり、大月市を通過し、やがて相模川と名前を変えて相模湾に注ぐ。
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富士山ミュージアムの前に美しいモミジ並木があり、毎年訪れていたのだが、今は国道138号の拡幅工事のため、無くなってしまった。江戸時代からの風情のある古民家2軒もあったが、一軒は取り壊され、一軒だけ残っていた。いずれこの古民家を取り壊されてしまうのだろうか。
参考
「2016年最後の山中湖ロッジ滞在記(3) ~落ちモミジ回廊@富士吉田歴史民俗博物館前~」
https://4travel.jp/travelogue/11194360 -
道路工事で、この滝にはアクセスしづらくなってしまい、訪れる人は少ない。
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滝の下流に位置するホテルベル鐘山の裏手の渓流。
このあと、河口湖のモミジ回廊に行ってみたが、こちらは観光客で溢れかえっていたので、そのまま引き返し、ロッジに戻る。 -
夕方、モミジのライトアップがされている夕焼けの渚公園へ、連れ合いと再訪。
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昼間の紅葉とは一味ちがう妖艶な美しさが感じられるモミジのライトアップである。
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灯りの当たり具合がよく、まだピークをすぎていない紅葉を探してはパチパチリと撮り歩く。
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湖岸に出てみた。残念ながら富士山は雲に隠れてしまっている。
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紅葉を照らすライトの列
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園内に小さな歩行者用の橋が架かっている。ひっきりなしに人が歩いているのだが、極端にシャッタースピードを長くすると、人は映らず、無人の橋のように撮影できる。
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11月8日
今日はチェックアウトし自宅に戻る日だが、いつものように早朝、きらら交流センター前の湖岸へ。
夜明け前の富士山は雲に隠れているが・・・ -
湖岸には今日も気嵐が発生している。
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いつもは白鳥が姿を現すのだが、この日はカモの群れがいるだけ。
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しばらくすると富士山が顔を出したが、東の空が曇っているので紅富士にはならない。
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場所によって気嵐の濃さが違う。
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この辺りは、沸き立つように霧が湖面から立ち上っている。
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昨夜の雨の水滴がびっしりついている。
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朝霧と気嵐が混在
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運動公園の水たまりに移っている逆さ富士
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きらら交流センター駐車場近くの紅葉と富士山。
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そろそろ、朝食の時間となった。ロッジに戻り、朝食後、片付け、ロッジを掃除をしてからチェックアウト。今年は、今回が最後の山中湖ロッジ滞在となった。
8月、9月と天気が悪く、今年は山中湖に来る回数が少なかった。
大好きな富士山撮影で、来年はもっと頻繁に訪れたいものである。
2021年山中湖ロッジ滞在記 完
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この旅行記へのコメント (1)
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- 弾丸旅行専門お姉さん 2023/11/14 14:24:20
- 写真
- 全ての写真がとても綺麗^ ^
また大石公園に訪れたくなりました
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