宇都宮を経て、仙台・多賀城・松島・名取をめぐる

2021/11/15 - 2021/11/16

15日、朝、宇都宮駅を出発。仙台駅から多賀城跡へ向かいました。国府多賀城行きの電車が出るまでに時間があったので、多賀城駅を通る別の線の電車に乗ってしまったため、多賀城駅から多賀城跡まで歩くはめになりました。
　国府多賀城駅の案内所に立ち寄った後、多賀城碑と城跡を見学。その後は、電車とタクシーを乗り継いで松島海岸へ。五大堂、瑞巌寺、円通院の景色と紅葉を満喫し、夕方、仙台市の南・名取市の海岸にある閖上（ゆりあげ）温泉輪りんの湯に向かいました。宿は、名取駅からさらにバスで20分ほどの海岸に近いところにありました。名取市は仙台から少し南に行ったところにあり、前に市内の道祖神社と中将藤原実方の墓をたずねたことがあります。
　16日、宿の近くの名取川の川縁を散策しました。震災から10年以上が経ちますが、海岸に近いところには家がなく、震災のきずの深さを感じます。その後、駅で貸し自転車を借り、雷神山古墳まで往復サイクリングをしました。
　午後、仙台市内に戻り、新幹線の時間まで神社・寺院などを訪ねました。
　

エリア 宮城野・若林・名取(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

国府多賀城駅から多賀城跡に向かう道

多賀城跡へ向かう

多賀城跡の隣に多賀城碑（石碑）の収められて建物があり、コウシ越しに碑文が読めます。
　多賀城　京を去ること一千五百里
　　　　　蝦夷国の界を去ること一百廿里
　　　　　常陸国の界を去ること四百十二里
　　　　　下野国の界を去ること二百七十四里
　　　　　靺鞨区に界を去ること三千里　　云々
　これまで群馬県の多胡碑、栃木県の那須国造碑を見ていたので、是非、見たいと思っていました。

多賀城碑と周辺の紅葉

多賀城碑と周囲の紅葉

多賀城跡
　多賀城跡は、小高い丘陵を利用して造られています。この写真は、一番高い位置のものです。

多賀城跡

多賀城跡の全景

多賀城跡から国府多賀城への帰り道

国府多賀城駅に隣接している旧居
　紅葉がとても綺麗でしたが、月曜日で休館のため中に入ることはできませんでした。

松島海岸　五大堂
　ここをたずねるのももう三回目になりますが、いつ来てもいいです。

松島というと瑞巌寺

色とりどりの傘
　前に来たときもありましたが、綺麗です。

瑞巌寺の横穴墳群
　宇都宮市内にも横穴古墳群がありますが、仙台市内や周辺にもかなりたくさんの横穴古墳群があるようです。残念ながら時間がなく、他のものは見ることができませんでした。

瑞巌寺入り口の紅葉

瑞巌寺の隣、円通院の紅葉
　瑞巌寺を出ると、少し離れたところに人がたくさん集まっていました。何だろうと思って近づくと、円通院というお寺の紅葉を見ようとしている人たちでした。私も入って堪能しました。

円通院

円通院

名取の閖上（ゆりあげ）温泉輪りんの湯
　仙台駅からは少し離れていますが、綺麗で広い部屋、温泉、食事を堪能することができました。

海岸に近い日和山の富主神社
　津波の被害を受けて社殿が崩壊したため、いまは小さな祠だけとなっています。
　10年前にはここに逃げて助かった人もいたということです。

名取川の対岸（仙台市川）に小高い丘が見えました。

名取川の対岸・仙台市川の風景

閖上（ゆりあげ）からの名取の景色
　これから行く雷神山古墳のある方角を見ています。

駅の案内所で自転車を借り（4時間で200円）、雷神山古墳まで往復しました。とにかく巨大な前方後円墳です。

雷神山古墳の周囲の景色
　

雷神山古墳　登り口
　

仙台市内・輪王寺の境内

木崎八幡宮の境内