2021/11/14 - 2021/11/14
8位(同エリア57件中)
ちゃみおさん
この旅行記スケジュールを元に
ちゃみお夫婦は今年11月24日に銀婚式を迎えます。
25年も経ったかな?と思うほど、あっという間に月日が過ぎ去ったように感じます。
コロナが無ければお祝いで海外旅行したでしょうけど、海外はおろか県外へ出掛けるのも躊躇する状況。
にっくきコロナめ!!!!!
そんな中、10月上旬だったかな?
廿日市市観光協会が広島県民限定のお得な宿泊プランキャンペーンを発表しました。
「広島はつみみ」という予約サイトを経由すると、3,000円~1万円割引きプランで宿泊できるというもの。
(宿泊する際、広島県民を証明できる運転免許証などを提示する必要があります。)
この情報をキャッチして、早速HPを見てみました。
何となく頭に浮かんだのは、宮島の対岸にある宮浜温泉の老舗高級旅館・庭園の宿 石亭。
過去にはマリリン・モンローも宿泊した事があるとか・・・。
海外に行けない今、ずっと自粛していたご褒美も兼ねて、1万円割引きプランでポチッと予約を入れてしまった。
宿泊費はお高いけれど、海外旅行するよりは安いと言うことで。
宮島口の穴子飯で有名な「うえの」は「石亭」と同じ経営者。
なので美味しい穴子料理が頂けそうです。
【広島はつみみHP】
https://www.hatsumimi.jp/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
広島県内の1泊なので、気分的にも時間的にも余裕があります。
今回1泊2日廿日市市の旅は、こちらのお店でランチを頂く事からスタートです。
「季節の和ごはん たがへい」
https://www.tagahei.com/
以前テレビで紹介されているのを見て、廿日市方面に行く事があれば食事したいなと思っていたお店です。
「GoToイート広島」も使えました。 -
私は「コロッケ定食」 1155円。
コロッケはクリームシチューっぽいクリーミーな味わいで、揚げたてサクサクで美味でした。
小鉢の柿とウリとキュウリの酢の物も美味しかったです。
柿の甘さとお酢のバランスが絶妙でした。
どれも丁寧に作られているお料理だなと感じました。
近くにこういうお店があったら良いのにな。 -
夫は「長州鶏塩コショウ焼き定食」1573円。
この日は長州鶏の塩コショウ焼きがメインでしたが、内容は仕入れ状況によって変わるみたいです。
皮がパリッと焼いてあって美味しかったです。
ご飯はおかわりできますよと言われ、夫はおかわりしてました。
こちらの店は人気店のようで、店内はほぼ予約席となっていました。
私達は早い時間に行ったので、食事できましたが・・・。
行かれる際は予約した方が確実です。 -
廿日市市には「妹背の滝」があるのは知っていましたが、訪れた事はありませんでした。
チェックイン時間までもう少し時間があるので、滝を見に来てみました。
大頭神社の奥に滝があるらしい。
神社の前に駐車場がありました。 -
七五三のお参りも出来るのね。
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手水舎のお水はセンサーで人が近づくと出るようになっていました。
節水も大切です。 -
案内図
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この川の上流に滝があるらしい。
そして滝の手前に神社があることも知らなかった。 -
お参りしている方もちらほら。
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ここで「妹背の滝」は夫婦滝だと知りました。
古語で夫婦のことを「妹背」と言う事から、「妹背の滝」となったのだそう。 -
神社と川を挟んで真横くらいに一つ目の滝「雌滝」。
高さ50メートル。
最近雨があまり降らないせいか、水量は少ない。
後で近くまで行ってみましょ。 -
さらに奥へ進むと、朱色の橋が見えて来ました。
ちょっとだけ色づいたモミジが綺麗でした。 -
先に展望台へ行ってみた。
こちらが「雄滝」。高さ30メートル。
こちらの方がゴツゴツしていて迫力がありますね。 -
今度は近くまで行ってみた。
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近くで見ても迫力がありますね。
でもすぐ下まで近寄る事が出来るのは嬉しいね。
マイナスイオンをたっぷり浴びられるよ。 -
岩がベージュと黒ののコントラストになっていてカッコイイ。
こういう岩、初めて見たかも?
タモリさんなら、この岩の名前がすぐに分かるんだろうな・・・。 -
滝の下は水深が浅いので、夏は子供達が水浴びするのに人気だそうです。この滝には滝壺もないし、水もきれいだし、良い場所だわ。
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雌滝の下へも行ってみました。
岩の上でギターの弾き語りをしているお兄さんがいました。
なかなか上手でしたよ。 -
七五三のお参りの家族に遭遇。
ママもお着物で素敵♪ -
お宿へ向かっていると、もみじ饅頭で有名な「やまだ屋 おおのファクトリーショップ」がふと目に入ったので寄り道してみました。
やまだ屋早瀬庵 おおのファクトリーショップ 名所・史跡
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やまだ屋の歴史などのパネルがあったり、もちろんお菓子も購入出来ます。
予約すれば、もみじ饅頭の手焼き体験も出来るらしい。 -
やまだ屋といえばもみじ饅頭はもちろん、「桐葉菓」というお菓子も有名です。
今回は秋と言うことで、栗の入ったお菓子を2個買って店内で食べてみました。
店内には無料のコーヒーやお茶のサービスもありました。
ピンクのパッケージの「聖乃志久礼(ひじりのしぐれ)」がもっちりして美味しくて気に入りました。
お土産にも良さそう。 -
宮浜温泉の源泉。
長年広島に住んでいますが、宮浜温泉に来るのは初めて。
流れている温泉は冷たかった。
湧出温度は低いのね^^; -
「庭園の宿 石亭」に到着。
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「庭園の宿 石亭」の玄関です。
歴史を感じる佇まいです。
https://www.sekitei.to/
ちょっと緊張しつつ中へ。宮浜温泉 庭園の宿 石亭 宿・ホテル
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まずはお庭が一望できるラウンジで、お茶とお菓子を頂きました。
酒粕のアイスクリームと、抹茶とほうじ茶のケーキのセットでした。
美味しく頂きました。
このお宿はお庭がきれいと言うことでも有名です。 -
チェックインは14時から出来るとの事で、14時過ぎに到着したのですが、日帰りでお食事に来られているお客さんの対応に忙しいみたいで、しばらくここで待たされました。
暇だったので、こんな写真を撮って遊んでました。
向こうに見える島は宮島です。 -
やっとお部屋に案内されました。
長い廊下を歩き、この階段を下った先に私達が泊まるお部屋がありました。
廊下は長いけど屋根がずっとあるので、悪天候でも安心です。 -
ここから先はこのお部屋に泊まる人専用です。
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居中庵(こちゅうあん)という、離れのお部屋です。
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鍵にはしゃもじのキーホルダー。
宮島らしいね。 -
離れなので周囲のお部屋の音は全く気にならない。
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お部屋は古民家風。
梁の見える天井も良い感じ。 -
夕食はこのテーブルで頂きます。
このお部屋からはお庭が全く見えないけど、その方が落ち着くような気がする。 -
この椅子も良いね。
お部屋は床暖房があるので、足元からポカポカして気持ち良い。
冷え性には有り難い。 -
いらっしゃいませのメッセージ。
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右の障子を開けると・・・。
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流し、お茶セット、コーヒーメーカー、冷蔵庫、ポットがありました。
上の棚には沢山の本。
この旅館には本が沢山置いてあります。 -
もう一つの障子を開けるとベッドルーム。
その左奥にはトイレ。 -
窓の向こうに見える建物はお風呂。
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ドアを開けると廊下があって、右側に洗面台、シャワーブース。
廊下の先にはお風呂があります。
結構広い浴槽でした。
残念だったのは、給湯器の調子が悪くて浴槽にお湯が半分しかたまらなかった事。
お湯が少ない時は蛇口から足し湯して下さいと言われた。
まっ、それでも不自由は無かったけど。
ここには2回入りました。
このお風呂、元はお茶室だったのでは?と思った。 -
ベッドルームも程よい狭さで落ち着く。
ベッドルームの右側には・・・。 -
金庫とクローゼット。
タオルは沢山用意してありました。 -
そして階段があって、2階にもお部屋がありました。
桜の木が目の前にあるテラス付。
ここも狭くて落ち着くわ。
このお部屋は増築を繰り返したがために、複雑な造りになったそう。
宿泊している私達もトイレはどこだっけ?お風呂はどこだっけ?と、お部屋の中で軽く迷子になってました(笑) -
テラスからはお庭が眺められます。
桜が咲いた時には最高のお部屋だと思います。
真上に桜がのしかかるように枝を広げています。 -
ひと通りお部屋を見たので、お庭散策です。
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ここは宿泊客が自由に使えるお部屋。
こういうお部屋が4カ所あります。
ここにも本が沢山。 -
薪ストーブもありました。
火は入ってませんが、ストーブにあたっているフリをしてみました。 -
岩だらけの洞窟のようなお部屋もありました。
木製のタイプライターが素敵。
なんだか面白いお宿です。 -
離れの客室が多いみたいですが、正面の2階にも客室がありますね。
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2階のお部屋からは宮島が良く見えると思う。
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ここも自由に使えるお部屋。
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ガラス張りのところが、先ほどお菓子を頂いたラウンジ。
その下にも自由に使えるお部屋がありました。
なんだか隠し部屋みたいで良いね。 -
レトロな椅子がずらりと並んでいます。
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ここからお庭を眺めるも良し、読書するも良し。
フロントに自己申告すれば1杯1000円で、ウィスキーなども飲めるみたい。 -
大きな鯉が泳いでいます。
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みんなお腹を空かせているのか、餌をやるフリをしただけでコレです。
口をパクパクさせる姿が怖い(>_<) -
立派な松ですね。
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こちらがフロントです。
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フロントから客室へ続く廊下。
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さっきお茶を頂いたラウンジ。
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お庭と館内を一通り見たので、温泉に入りましょ。
お部屋にもお風呂はあるけれど、せっかくなので大浴場にも入ってみました。
深夜に男女のお風呂が入れ替わるので、夜と翌朝に入れば両方のお風呂を楽しめます。
私達も夕方と翌朝入りましたが、毎回他のお客さんはいなくて貸し切りでした。 -
内湯、露天、その奥にあるドアを開けると、もう一つお風呂がありました。
でも私はそのお風呂の存在に気づかず・・・。
お風呂から上がってお部屋に戻ると、2階の小部屋でコーヒーを飲みながらまったり。
贅沢なひとときです。 -
夕食は約2時間かかるコースとの事で、18時スタートでお願いしました。
お食事の用意が始まりました。 -
食前酒
先付 穴子三昧
●穴子と雲丹の胡麻醤油和え
●穴子二味焼き(白焼き・西京味噌焼き)
●穴子黒米揚げ
どれも美味です。 -
お酒は夫がお気に入りの「白鴻」の大吟醸「沙羅双樹」の冷やをオーダー。
他にビール、ワイン、焼酎などもありました。 -
椀 晩秋鮭 初霜仕立
酒粕の白を初霜に見立てたお汁だそうです。 -
造里
赤貝、太刀魚、オコゼ、マグロ、シマアジ、サワラ、イカ
室戸のお塩で頂くのも美味しかった。 -
八寸 夫の分
左下にある柿の形をした1品はエビが使われているとの事。 -
八寸 ちゃみおの分。
私のは豚肉になっていました。
アレルギーの事は伝えていたので、対応して下さっていました。
今シーズン初の牡蠣のお料理がいくつかありました。
廿日市市は広島県内でも牡蠣養殖の盛んな地域ですしね。
モミジの葉っぱの下には牡蠣フライが隠れていました。
一品一品どれも美味しい。
盛り付けも美しい。 -
箸休
牡蠣飯蒸し
これ、グツグツの熱々でした。
牡蠣の風味が口いっぱいに広がりました。 -
吹寄せ
マナガツオ胡桃味噌焼き 等々 -
〆肴
秋刀魚蕎麦
秋刀魚のほろ苦さが良いアクセントになっていました。
冷たいお蕎麦はさっぱり頂けました。 -
食事
穴子釜炊きご飯 止め椀 香の物
釜の蓋を開けると、香ばしい穴子の香りがフワッと広がります。
一体何匹分の穴子がここに入っているんだろう。
とても美味しかったです。
このお宿は宮島口の有名店「うえの」と経営者が一緒なので、前夜までに注文しておけば、チェックアウトの時に「うえの」の穴子飯を買って帰る事が出来ます。
私達はこれで十分だったので、注文はしませんでした。 -
甘味 モンブラン
夫はどのケーキ屋さんに行っても、モンブランしか買わないほどモンブラン好きなので大喜びでした。
これにて夕食はおしまい。
どのお料理も美味しくて、大満足でした。
さすが「石亭」ですね。
ご馳走様でした。 -
食事が終わると、お冷やを持って来て下さいました。
温泉に入ると喉が渇くので、これは嬉しいです。
お部屋に用意されていたお菓子は、やまだ屋の「桐葉菓」でした。
もっちりで美味しいお菓子でした。 -
満腹なので、夜のお庭をお散歩。
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月がぽっかり浮かんでいました。
広島県内の1泊だけど、十分旅気分は味わえました。
「はつみみ」の割引きプランが無ければ、ここに泊まる事はまず無かったと思います。 -
立派な松と月。
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夜景も綺麗です。
この後、お部屋のお風呂に入り就寝。 -
おはようございます。
5時に目が覚めたので、大浴場のお風呂に入り、二度寝しちゃいました。
そしたら危うく朝食時間に遅刻するところでした^^;
私達が泊まったお部屋はこの一角でした。
泊まろうと思った日は、このお部屋しか空きがありませんでした。 -
今日も晴れ!
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お庭の紅葉は少し早かったみたい。
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宮島から朝日が昇っていて、なんだか有り難い気持ちになった。
-
このロボット君、可愛い。
廊下の片隅に佇んでいました。 -
朝日に照らされるお庭と旅館。
このお庭、広島県民なら一度はテレビで見た事があると思います。
もちろん私も見た事はあります。
でも泊まるとは思っていなかった。
コロナのおかげと言うべきか・・・。 -
朝食は宴会場で頂きます。
8時にお願いしていました。
この地域は大野あさりも有名。
なのでお味噌汁はあさりがたっぷり入っていました。
朝食もまた美味しかった。 -
金目鯛、揚げたての「がんす」など。
「がんす」とは広島名物の練り物の揚げ物。
スーパーでも普通に売ってます。
ここのは揚げたて、サクサクですごく美味しかったです。
ちなみに「がんす」とは、古い広島弁で「~です。~でございます。」という意味。
私が子供の頃、高齢の方がよく使っていた言葉です。
A「あんたー、まめなかいのー(元気ですか)」
B「まめでがんすよ(元気ですよ)」
こんな感じで使ってました。最近はほぼ聞かなくなりましたね。 -
宴会場の一角で板前さんがだし巻き卵を焼いてます。
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そろそろできあがりかな?
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来ました~♪
焼きたてほやほやのだし巻き卵。
すごく薄味ですが、熱々で美味しかったです。
自分ではこんなに上手に焼けません。 -
この引き出しには四万十の海苔が入っていました。
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〆のデザートはヨーグルトでした。
またもや満腹です。 -
朝食後は、こちらのラウンジでコーヒーを頂きます。
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コーヒー好きの私達は2杯飲みました。
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朝食の後、もう一度お風呂に入ってのんびり過ごしました。
居心地の良いお部屋でゆっくり出来て最高でした。
「はつみみ」の特典でチェックアウトは11時になっていましたが、10時過ぎにはチェックアウトしました。
主婦としては上げ膳据え膳が何より嬉しい、贅沢な1泊2日でした。
こんな贅沢は最初で最後かな?
今回銀婚式記念で泊まったけど、金婚式まで生きてるかしら? -
帰りに旅のお守りを頂きました。
中には飴が入っていました。
さて、これからどうしよう。
夫と相談し、そろそろ紅葉も綺麗かもしれないと言うことで宮島へ行ってみる事にしました。
~~~~~続く~~~~~
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