東西南北~~日本の端のJR駅に行ってみた。　※最東端JR駅編

2021/10/21 - 2021/10/21

JRの駅の東西南北の端っこに行ってみよう！　　と思い立ち、

まずは最西端JR駅の佐世保駅と
最南端JR駅の西大山駅に行ってきました。

その旅行記はこちら→　https://4travel.jp/travelogue/11716563

そして次に最北端JR駅の稚内駅も行けました。

その旅行記はこちら→　https://4travel.jp/travelogue/11716569

残ったのは最東端のJR東根室駅。

実はここが移動が一番大変。
そこでなかなか踏み出せずにいるうち
今月は稚内と紋別に行った頃はまだ温かく半そででも大丈夫でしたが
急に寒くなりいよいよおしりに火が付いたよう。

しかし行けそうな日は暴風雨の予想があったりでしたが
二日前に普通の雨の予報に変わったので
急ぎ、エアーの準備。
今回は北海道の往復は時刻の関係でJAL特典航空券。

道内は減便の影響もあるANAしかありませんが株優でゲット。

エリア 根室(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

久しぶりの第一ターミナル。

JAL541便
　羽田　8:05発　→　釧路　9:40着

JALはステイタスの優先搭乗あったのですね。

ANAは11/15から復活という事です。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice211115/

B738です

紋別便と一緒

座席指定は最後尾倶楽部で

シートがANAと違うのでイメージもまったく変わりますね

しおりも目新しく感じます

搭乗率はこういう感じ

第一ターミナルビルをみながら滑走路へ向かいます

赤いのばっかり

チェックインの時は優先も一般も行列でしたが
離陸の時は滑走路もそれほどでもなく
待ちもなく離陸します

眼下には青ばかりの待機もみれました

東京タワーも赤くなければ周りのビルに隠れちゃいそうなのですね

東京スカイツリーはしっかり存在感を感じます

さあ、10月は5回目のフライトですが
今日は特別朝が早かったので早速いただきます。

まい泉と悩みましたが、トーストしてあるのも惹かれました。

食後はサービスでコーヒーいただき

釧路手前の海岸線がみえたらもうすぐ

海岸線から５㎞で空港です

天気はいまいちですが、着陸は問題ない

「たんちょう釧路空港」に到着しました。

最後尾から降りましたからすでに次の準備も始まっていました

あちらにみえるのは羽田を25分前に出発した
ANA便のコードシェアのAIRDO

この空港は60周年のアニバーサリーなのですね

ここにはこれからの時間も各地から飛んでくるようです

空港名に「たんちょう」とついていますので
素晴らしいオブジェもあります

前回の稚内のようにキャラクターあるかなとお店に入ると

そしたら初めてみました。
私の世代では熊が鮭をくわえている木彫りだったのに
ぬいぐるみになるとほほえましいなあ。

こちらは「シマエナガ」

北海道に生息。白くて丸いので「雪の妖精」とよばれているらしい。
なんともこれはかわいい。

ターミナルビルから外へ

気温は9℃

外にもこんな立派なタンチョウがいます

それでは先を急ぎます

バスで
JR釧路駅に向かいます

乗車券、950円の距離かな。

こちらのバスですね。

結構、駅まで停留所に停まったりするので
ちょっと次の時間を心配しながらでした。

目的の釧路駅に到着です。
駅前ロータリーの一本離れたところに停車なので
ちょっと雨で濡れちゃいました。

駅ビルの中にはこんな楽しそうな店もありました

次に乗車するのは
「快速ノサップ」

Suicaなど使えませんので乗車券を窓口で購入しました。

ホーム間の移動は地下通路。
それも防寒対策ですべてガラスドア付きでした。

根室方面の花咲線は一日8本

そのうち終点根室駅まで行くのは6本

花咲線の沿線に所在する
浜中町出身のモンキー・パンチ氏がいらっしゃるので
ラッピング列車があります。
もちろん、あの列車に乗りたかった。

運行状況はこちら→　https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/lupin/

あちらは札幌との「特急あおぞら号」

ここでの乗り換えに時間も調整されています。

それでは「快速ノサップ」に乗車しましょう。

釧路駅　11：12―――根室駅　13：22

ディーゼルカー一両編成の車内はこんな感じです。

こちらは後ろ側。

こちらが進行方面。

2時間以上の路線ですから右の壁の中にはトイレが設備されています。

運転席ですね。

先ほど購入した釧路から根室までの乗車券

最初は森の中を走行です

乗車前に急いでコンビニで購入したもの

一両だしそれで、結構満席になるとのネット情報もあり
それだと車内で飲食もはばかれるなと
思い手軽なものをチョイスしておきました

森の次は湿原だったり、海沿いなども走行していきます。

途中何度もエゾシカをみかけましたので
そのたびに警笛や速度を落としていました。

またびっくりしたのは、電波が届かないところが結構あって
今時でもそうなんだと思ったもので
昔のように電波きにして探しちゃったりもしましたね。

目印になるのも少ないもので
グーグルマップで現在地を確認しながらある目的に前方へ。

すると、運転手さんも気が付いてワイパーを動かしてくれました。

目的は、この列車は快速なので最東端のJR駅の東根室駅は通過しちゃうので
その風景を動画で撮りたかったのです。

それでは、通過風景です。

https://youtu.be/4yc-y5OFTQ4 この12～15秒で通過しているホームがJR最東端の駅、東根室駅です。

そうこうしているうちに終点の根室駅に到着。

2時間10分の乗車をしました。

すぐさま、帰りの普通列車に模様替え。（看板だけだけど）

ここ根室の気温は8℃

もちろん紋太くんは問題ない気温です。

根室駅にはこんな看板があります。

右上の鳥は「エリカちゃん」！？

だとすると、北方領土問題広報キャラクター

https://nemuro-mix.jimdofree.com/2016/05/20/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93/

納沙布岬がありますものね。

さっきの「たんちょう釧路空港」は60周年でしたけど
この花咲線の路線は100周年！

歩みが細かいぞ。

先日の稚内駅から札幌駅は乗車券一万円以上でしたが
ここから札幌駅は8,800円。

こちらの方が近いのですね。

あとで友人に教えてもらったんのですが
入場券200円。
これから尋ねる東根室駅は無人駅なので
ここで購入していくのですよと。

すいません、まったく頭にありませんでした。

一日6本の列車。

なので若干、フォントが大きい。

終点の釧路駅でもほとんどが札幌駅行きに接続されています。

ボッチなのでこれはスル～

駅舎をでるとすぐ右手に店舗。

暖簾はあったけど準備中のようでした。

それでは、目的地に行ってみます。
根室駅前にちょうど一台ウェイティングのタクシーで
廻ってもらおうと思います。

ここ根室の滞在時間は2時間。

まずは先ほど通過した駅になるので
改めて日本最東端のJR駅、東根室駅です。

無人駅です、この階段でホームに上がっていきます。

東根室　日本最東端の駅と看板

小さいけどこちらにも駅名が

ホームにある時刻表と切符運賃表などです。

さっき下りは釧路駅から根室駅まで一日6本と言いましたが
そのうちさっき乗車した快速だけ通過する駅だったのです。
だから下りは5本になっています。

こちらが釧路方面

こちらが根室方面

雨も降っているので早々にホームから退散

もういちど駅前のロータリーじゃない駐車場に降ります。

ここでタクシー待っていてもらいましたから。

次にタクシーで向かった先は

コンビニ「タイエー」
根室市内に４店舗あります。
そのうちで根室駅への帰路で一番近い店舗に連れて行ってもらいました。

こちらに来た目的は

「やきとり弁当」の購入のため。

種類がありますのでこれをみてチョイス

作り置きはせずにレジの後ろのスペースで店内調理です。
煙とともにいい香りがしてくるんです。

ちなみにGLAYのメンバーが
昔から食べていたことで有名になった「やきとり弁当」。
函館にあるハセガワストアから派生したのがここ根室でいただけるのです。

なのでお店のキャラクターもそっくりなんですよ。

店内ではお弁箱にもなって販売していました。

それだけじゃなくウチワやTシャツも！

感染対策もしっかりとされています。
さて、お弁当はあとでいただくつもりなので
調理中も待っていただいたタクシーで
次の目的地へ行ってもらいます。

喫茶「どりあん」　
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011203/1004629/

タクシーはここで降ろしてもらいました。
約3000円の支払いでした。
雨の中効率よく巡っていただけ助かりました。

昭和を感じる入口

店内も置いてあるものがレトロ

スクーターも堂々と展示

感染対策のシートはありますが

白黒にしてみます

さあ、ここでは根室グルメと言ったらの
「エスカロップ」狙いです。

エスカロップとは、バターライスの上に
豚カツを乗せてデミグラスソースをかけた
和洋折衷のファストフードで、
元々は忙しい根室の漁師さんのために考案されたそうです。

喫茶店ですからドリンクの種類は沢山ありますね。

もちろん私はその中で唯一のアルコール。

サッポロクラッシックをオーダー

メニューと共にエスカロップの系譜・起源が示されたものも
テーブルに置いてありました。

「モンブラン」（閉店）
　　　↓
「ニューモンブラン」（駅近だったので
　　　今回雨だしそこでいいかなと思ってました）
　　　↓
「どりあん」（タクシーに勧められ今来ているところ）
　　　↓
各店舗、あくまで根室市内のみに広がる！

この「どりあん」が点数評価も高かったのはわかっていましたが
まあおすすめで間違いなかっと思います。

エスカロップが運ばれてきました

デミグラスにバターライスって最強でしょう。

食後、駅までは微妙な距離だし雨なのでタクシーで向かいます。

駅に到着。

この時間は列車の運行もない時なので
ひっそりしていました。

そして駅前ロータリに隣接のバスターミナルへ。

ここにはお土産がならんでいました。

サンマ押しの所ですから、
サンマもチョコになっていました。

こちらは正統派のおつまみ各種。

「まりも」懐かしい～。

コケでみえなくなってしまったら断捨離時。

さっきの「たんちょう釧路空港」でみかけた
シマエナガのぬいぐるみとはまたちょっと違うものでしてね。

このバスターミナル内には観光協会も入っているので
「日本本土四極踏破証明書」もありました。

ここ根室市では最東端が納沙布岬
ちなみに最北端は稚内市の宗谷岬
最西端は佐世保市の神崎鼻
最南端は鹿児島県南大隅町の佐多岬を訪れるとこれらの証明書がもらえます。

実はこの4枚をそろえて裏返すと真ん中のものが完成するのです。

私はこちらの
最東端　東根室駅　到達証明書をいただきます。

さてこちらからは各地へとバスは出発します。

窓口でチケットを購入して
本数は少ないので乗り場は「1番のりば」だけで十分

根室中標津空港行へ乗車します

根室バスターミナル　15：19―――根室空港　17：00

バス入り口にも行先の表札が

バス内は１－１－１の座席でゆったり。

トイレはついていますが使用しないようにとのこと
途中トイレ休憩がありました。

順調に高速道路などはなく一般道を走り
定時の1時間40分で空港に到着しました。

東のある町ですから暗くなるのも早いです。

こちらが「根室中標津空港」

根室からは1時間40分、中標津からは市内を抜けてすぐの場所にありました。

あらためて今日のルートは
左下の「たんちょ釧路空港」から列車で根室市へ。
そして今、バスで「根室中標津空港」にいます。

本当に広いですね、北海道。
ちなみに
「ひがし北海道」エリアには
帯広、釧路、紋別、女満別、中標津の5空港が
あることでもお分かりかと思います。

ここが一番北方領土に近いところですものね。

最近行った紋別や稚内のキャラはアザラシ
朝の釧路はタンチョウだったけどここは何かなと探したら

この牛でいいのかしら・・

ついでにアザラシの紋太もリラックスさせてもらいました。

さて、ここで昼間に購入した
タイエーの焼き鳥弁当をいただきましょう。

売店でクラッシックビールを仕入れてね。

焼き鳥といってもこちらではバラのこと

いい感じのタレが絶品でのり弁のようなものでしたが
またそれがしみこんで美味しかったです。

帰路は先日の稚内と同じく新千歳経由になります。

ANA4886 根室中標津発　17:50 - 新千歳千歳着　18:45

機種も同じ、通称ボンちゃん。

ターミナルから最後は機体の入口が低いところにあるので
下り階段で乗機します。

以下は前回のコピペですいません。

「ボンちゃん」
DHC8-400、
カナダのボンバルディア・エアロスペース社によって製造された航空機。
高性能ターボプロップエンジンで
短中距離のフライトでは
ジェット機に匹敵するスピードで飛ぶことができる。

２－２配列、74席のボンちゃんは今日もほぼ満席。

新千歳空港に順調な飛行で到着しました。

今日は本土との往復はJALの特典航空券なので
一旦、制限エリアから一般エリアに出て
発券してさくっと食事

松尾ジンギスカンでこの7番のセットにしましょう

先日の制限エリア内のジョッキビールは
まさかのプラコップの提供で残念でしたが
ここはしっかりとジョッキでいただけましたので
旨さも倍増でした。

クーポンで松ジンのポテチもいただけました。

さあ、空港滞在の1時間20分ほどでしたが
帰路にむかいます。

JAL526便
新千歳　20:05発　→　羽田　21:45着

A359に機外カメラは楽しいです。

そして順調な飛行で無事、羽田空港へ到着。

前回の稚内帰りは早く自宅に帰ろうと
隣駅までの沢山あるバスに乗りましたが
途中電車では地震に見舞われ大変でしたので
今回は地元帰りのバスの発車時間までしばらく待って
ゆっくり帰りました。

これで東西南北の端っこのJR駅制覇は
この10月に3回のお出かけで終了しました。

ご覧いただきありがとうございました。

本当は、もっと日本の端を目指したかったものですが
実際の東西南北端とかWikiでみると
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%AB%AF%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

離島は絶対いけない所だし、そうでなかったらあまり意味もないかなと思ったり
わかりやすく、そして楽に誰でもたどり着ける場所という事で
JRの駅で達成という事で私はOKとさせていただきます。