1泊2日 埼玉 (3-1) 秩父 パワースポットの三峯神社に漂う気がすごかった

2021/09/25 - 2021/09/26

もうすぐ緊急事態宣言が解除されそうでされないこの日、

妻と僕「だってキャンセル料取られるもーん」

を合言葉に1泊2日の温泉旅行、しかも初めて泊まる埼玉県。訪れて知った数々の名スポットと美味しい食べ物。もう言いません、「その辺の草でも食わせておけ」なんて。

と言うことで今回もダラダラの旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。


《総走行距離:406.2km》


[こちらは 3-1 です]

エリア 秩父(埼玉)

【1日目】

自宅を早朝5時に出発。関越道を北上し、7時過ぎに埼玉県秩父にある《道の駅大滝温泉》に来ました。

ここでトイレ休憩の後、すぐに出発。

道の駅 大滝温泉 道の駅

さらに車で30分ほど走り、三峯山にある《三峯神社》に到着。

事前のリサーチで「渋滞がすごい」「混んでる時は駐車場の入庫3時間待ち」とあったので出来るだけ早く到着しましたが、渋滞は全くなくスムーズに駐車。

それでも既に20台程度が駐車中。

三峯神社 寺・神社・教会

小雨の降る中、駐車場から階段を使って三峯神社へ。

妻「これくらの階段なら大丈夫！」

と息切らしながら上ります。

階段の先にあったのは《三峰ビジターセンター》。秩父多摩甲斐国立公園のいきものや自然のなりたちを分かりやすく展示している施設です。

ただ現在は閉館中の模様。

三峰ビジターセンター 美術館・博物館

三峰山全体の案内図。

ここから神社へは緩やかな坂道を上ります。

朝早くて茶屋もまだ開店前。

「三ツ鳥居」に到着。初めて見る形の鳥居です。

妻「なんか変わった狛犬だね」

こちらの狛犬はぐっと口を閉じてます。

霧のかかった境内。

小雨が降っててやだなあ、と思ったけどかえって幻想的でいい感じ。

霧の中で浮かび上がる随身門。

見上げるほどに超立派です。

これぞ三峯神社。

妻「やっぱり普通の狛犬と違う」

僕「えーっと、三峯神社、狛犬で検索っと．．．狼だ！」

知らなかったけど、なんか表情がかわいい。

さらに随身門をくぐり下り階段を。

ホラーのような妖しい雰囲気。このままどこかへ連れ去られそう。

しばらく歩くと、鳥居が見えてきました。

写真がちょっと遠いですが、この鳥居前の狛狼は凛々しい姿をしています。

青銅で出来た鳥居。

その鳥居の横にある八棟灯台がまたすごい。

こんな立派な灯篭は見たことがありません。

「空気が美味しいねー」

とマスクをしたままおっしゃる妻。

ちなみに手水舎も感染防止対策済み。

プールされた水を組むのではなく、個々の管から流れ落ちる水で身を清めます。

これまた立派な御神木を手前に控えた、豪奢な拝殿で参拝。

三峯神社 寺・神社・教会

主祭神は、日本の国土を創造した「イザナギノミコト」と「イザナミノミコト」。伊勢神宮の主祭神「アマテラスノミコト」や京都八坂神社の主祭神「スサノオノミコト」の両親にあたります。

その拝殿にこんな立て看板が。

龍が現れた？なんのこっちゃ？？

と思って見たら、想像以上に立派な龍様。

これが自然に浮き上がって来たなんてすごい！

妻「ここに出てきたの？えらいねー、がんばったねー」

何の励まし？

三峯神社と言えば、真ん中のお守りが有名。特に毎月1日限定で頒布されていた白いお守りこと「氣守」があまりにも人気過ぎて、2時間以上の渋滞と1時間以上の行列に並ばないと入手できないほど。

そして西武秩父駅から神社まで車で通常1時間程度のところ、ピーク時には8時間もかかったことがあるとのこと。渋滞が酷すぎて、今は頒布は休止となってるそうです。

自販機にも三峯シンボル。

さあ御朱印を！と思ってたけど．．．てっきり社務所は8時からと思ってたら9時からだった。しまった。

9時まで40分もあるので、境内を散策するかな。

御神木の前の立て札。

妻「なんかさっきからね、凛とした空気を感じてたんだよね」

確かに、僕も。ここまでリアルに気を感じたのは初めて。

思わず御神木の前で手を合わせる妻。

神楽殿の横を抜け奥にある摂末社へ。

摂社とは、その神社の祭神と縁故の深い神を祀った神社、末社とはそれ以外の神社。いわゆる神社の支店ですね。

こちらは伊勢神宮の摂社。一番立派でした。

そのとなりの摂社は月読神社と猿田彦神社。

こら、指を指すんじゃない。

他にもズラリと並んだ摂末社の数々。中には厳島神社、諏訪大社、春日大社、徳川家康の東照宮などそうそうたる顔ぶれも。

三峯神社の主祭神がイザナギノミコトとイザナミノミコトなだけあって、さすがです。

せっかくだから「ヤマトタケルノミコト像」にも行ってみるかな。

奥の階段を上ると．．．

霧の中にぼんやりと浮かび上がる

「よっ、元気？」

とは言ってないであろうヤマトタケルノミコト像。

いまいち距離感がつかめませんが、なかなかの大きさです。

こっちの階段も上ってみよ。

妻「なんにも見えなーい」

こちらは奥宮遥拝殿。遠くにある三峯神社奥宮をここから遥拝できるのですが、ご覧のとおり真っ白け。

9時になったので社務所へ。

このご時世なので御朱印は書き置き。でも狼の添え印の入った御朱印で、とても気に入りました。

気が付くと、妻が隣にあるオリジナルショップへスルスルと入っていくではないか。

そして目の前にあった、御朱印を入れる狼の描かれた巾着袋。

そこには「Mitsumine wolf」の文字。

めちゃくちゃ格好良くて、即決で購入。

先ほどの随身門。

まずます霧が濃くなってきました。

時間も9時を過ぎて、たいぶ人が多くなってきたかな。

駐車場へ戻る途中、来た時はまだ閉まっていた《山麓亭三峰お犬茶屋》が営業中。

三峰お犬茶屋 山麓亭 グルメ・レストラン

朝9時から営業していて、しかも食事もできるとのこと。

ちょうどお腹減ってたので助かった．．．

お店では土産物も販売。

こちらのみそポテトチップスを買って帰りましたが、あっという間に食べられてしましました(僕一枚も食べてない．．．

そばが中心のメニュー。

最近の旅行、ランチは蕎麦ばっか。

定食や丼もあります。

レトロなメニュー表にまぎれ、こじゃれたドリンクメニューも。

座敷は座布団並べて外を眺めるカップルシート仕様。

テーブルもあります。

妻が注文した、きのこがたくさんの温かいつけ汁「きのこ汁そば」。

ビジュアルがほぼ同じの僕の「肉汁そば」。温かいつけ汁に豚肉が入っています。

この蕎麦がかなりの美味さ。観光客相手の茶屋と言っても手を抜いてません。お主なかなかやるな。

蕎麦を食べ終えて店を出たら、店頭にこんなものが。奥秩父大滝村の特産品、幻の中津川いもを使った田楽。

これは食べないと！

妻に先に食われたいも串。

小さいながらもじゃがいもより少し硬め、でも火が入ってるのでホクホク。そして塗られた甘めの味噌だれが、いもの甘味をさらに引き立たせます。

その隣にはお団子も。しかもおみくじ付き。

いかんいかんと思いつつ、ついつい食べてしまった．．．甘さ控えめの味噌味で、食べると串に「中吉」と彫られてました。

帰りは来た時と違う道で駐車場へ。

10時で駐車場は9割ほど埋まってます。

さてと、出発するかな。

三峯神社から車で20分、《二瀬ダム》の近くを通りかかると

妻「うわ！すごい高さ！」

急遽立ち寄り。

[続きは 3-2 へ]

二瀬ダム 名所・史跡