幕末のケインジアン山田方谷の足跡を辿って高梁の街を散策

2021/10/15 - 2021/10/15

山田方谷の足跡を辿って高梁の街を散策

幕末のケインジアンとして備中松山藩の財政を立て直し朝敵となった松山藩を無血開城した陽明学者山田方谷。

全国的には有名ではありませんが借金まみれの備中松山藩の財政を特産の備中鍬を玉島港から江戸へ運び関東で売りまくって財政再建。発行し過ぎて信用のなくなった藩札を高梁川の河原で衆人環視の中焼いて藩札の信用を回復しました。幕末の混乱期に藩主が幕府老中だったために朝敵となり備前岡山藩に攻められそうになりますが家老として無血開城を決断します。地元岡山での人気は高く大河ドラマの主人公にとNHKに要望している人物です。

エリア 備中高梁(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

高梁駅前の山田方谷像

高梁駅前の山田方谷像

高梁駅前の山田方谷像　後姿

高梁駅前の山田方谷像　後姿

至誠惻怛　高梁駅前の山田方谷像

山田方谷像 名所・史跡

高梁駅改札口

高梁駅から見た頼久寺方面

備中高梁駅のほうこくん神社

備中高梁駅 駅

方谷さんを大河ドラマにポスター

山田方谷イメージキャラクターほうこくん

備中松山藩主菩提寺安正寺

戊辰戦争の際には朝敵の立場をとった板倉家側と、朝廷側についた岡山藩との交渉が安正寺で行われ山田方谷の決断により無血開城となりました。

安正寺本堂

山田方谷記念館

高梁探訪5ヶ所共通券

山田方谷の手形

山田方谷記念館の山田方谷像

山田方谷の書

方谷新聞

山田方谷関連書籍

山田方谷木像

高梁市郷土資料館前の山田方谷像

明治37年に建てられた旧高梁尋常高等小学校本館で木造2階建の洋風建築であり、江戸時代から昭和初期にかけての生活用具など3,000点を展示しています。 玄関横には山田方谷の銅像があります。

高梁市郷土資料館 美術館・博物館

年季の入った高梁市資料館の案内板

日露戦争中の1904年（明治37年）に高梁尋常高等小学校本館として建設された洋風木造建築である。地元の臥牛山の国有林から採れた、柾目で節がない良質な樅材を用いて建てられた。工事監督主任は大工の妹尾友太郎であるが、妹尾は建築の近代教育を受けていない人物とされている。1階は職員室や生徒控室などであり、2階は講堂である。講堂には桃山風の二重折上格天井が用いられている。なお、一般教室は南側（後に高梁市立高梁中央図書館が建った）や北側に接続していた。

1972年（昭和47年）まで現役の校舎として使用されたが、同年に高梁小学校が移転すると、1978年（昭和53年）に高梁市郷土資料館となった。江戸時代から昭和初期にかけての生活用具など約3,000点を展示している。

高梁市郷土資料館前の「方谷さんを大河ドラマに」のぼり

昔の高梁駅の看板

泥天神

大きな鬼のお面

太平洋戦争時代の水筒や帽子、鉄兜

備前焼の瓶　火鉢

2階の展示

奉安殿

2階にある奉安殿

高梁市郷土資料館 美術館・博物館

日用品

備中松山城模型

絵広告

絵広告

唐箕

高梁の街から見た備中松山城

城郭を思わせる石垣の上に頼久寺があります。

頼久寺 寺・神社・教会

門

本堂

玄関

禅寺らしい衝立

禅寺らしい衝立

扁額

国指定名勝の庭園は、備中国奉行・小堀遠州の初期の作庭で（1605年頃）、蓬莱式枯山水庭園です。

蓬莱式枯山水庭園

頼久寺　蓬莱式枯山水庭園

天柱山 頼久寺は、足利尊氏が諸国に命じて建立させた安国寺の一つ。

燈篭は室町初期のものです。

蓬莱式枯山水庭園

頼久寺 寺・神社・教会

頼久寺庭園

ひょうたん池

右奥が山田方寓居址です。

頼久寺に隣接した山田方谷先生寓居址の碑

頼久寺に隣接した山田方谷先生寓居址の碑

花と蝶

石火矢町ふるさと村

武家屋敷旧折井家　武家屋敷 旧埴原家

石火矢町ふるさと村 名所・史跡

武家屋敷 旧埴原家

高梁市武家屋敷 旧埴原家 名所・史跡

座敷から見える庭

床の間

ベンガラ色の床の間

駕籠

蔵

武家屋敷旧折井家

１６０石馬廻り役を勤めた武士であった。母屋と漆喰壁の長屋門からなる美しい建物は、天保年間建築。

高梁市武家屋敷 旧折井家 美術館・博物館

動くカラクリ人形がお出迎え

高梁市武家屋敷 旧折井家 美術館・博物館

こちらの人形は動きません。

床の間の達磨掛軸

台所

山田方谷家塾　牛麓舎跡（高梁市）

牛麓舎は、山田方谷が有終館の学頭（校長）として藩から与えられた邸宅で天保9（1838）年に開いた家塾です。
　

山田方谷家塾　牛麓舎跡

この地が、臥牛山（がぎゅうざん）の南山麓にあったので牛麓舎と名づけられました。方谷の学風を慕って入門するものが常に数十人あり、進鴻渓、大石隼雄、三島中洲、寺島義一など、のちに藩政に活躍した人材を輩出しました。

山田方谷家塾　牛麓舎跡

「総て学問は在心　至知　力行の三つなり」方谷の道第八碑

金ごまラーメン

ポルカ天満屋ハピータウン 1Fの入ってすぐの場所にあります。岡山を代表する醤油ラーメンのチェーン店です。あっさり系の醤油ラーメンがメインですが私は新メニューの金ごまラーメンを頂きました。1964年に岡山市の表町商店街にあったすわき家具店の地下で開業。家具店の社長夫人が副業として始め美味しいと評判となり現在にいたっています。

すわき後楽中華そば 高梁店 グルメ・レストラン