2021/10/02 - 2021/10/02
321位(同エリア821件中)
ロク69さん
行動最終日の10月2日(土)は猿倉まで車で行って、白馬大雪渓の末端まで行ってみる予定だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルから歩き始めの出発点、猿倉までは車で約30分掛かる。徐々に狭くなる道路、路面も凸凹が多くなり走るのに苦労する。早朝の7時10分に猿倉荘の下にある駐車場に着くとすでに20台くらいが駐車している。泊りの車もあるのだろうか、白馬岳登山の出発点だから人気があるようだ。
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猿倉荘横のトイレを借りてから出発する(7:20)。
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歩き始めは森の中のジグザグ道を登る、すぐに未舗装の道路を進む。ガスが行ったり来たりで視界はあまりよくない。
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ガスが過ぎると対岸の斜面の色付いた斜面が美しく見える。
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道横にある大木に絡まるつる状の木の葉が紅く染まって柔らかい空気を作っている。
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だらだらした未舗装の道はまだまだ続く。途中、白馬鑓温泉へ抜ける道は「熊出没のため」封鎖中となっていた。
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少し高度が上がっても景観はさほど変わらない。下部のガスはなくなったが高所には厚い雲がある。
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行く手の空は青空が見えてきた、期待が膨らむ瞬間だ。
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ガスと雲がせわしなく行き来するので気持ちも落ち着かない。
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ちょうど1時間で「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」と大きく岩に書かれた地点に到着する(8:20)。
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この大きな岩の後に平坦な場所があり、白馬尻小屋だと分かる。
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小屋の今夏は営業休止ということで、解体された部材がきちんと置かれている。
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この小屋は雪崩の被害を回避するため、毎年11月の営業終了時点で解体され来春まで部材をこの地で保管するそうだ。今年は通年の休止で10月初旬でもこのような状態だった。
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この小屋地点からの眺めは良い、青空も広がり谷奥まで見通せる。対岸の山襞の荒々しさと手前の木々の柔和な紅葉の対比が素晴らしい。
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手前の斜面の色付いた様子、様々な色合いが織り交ざってその美しさをさらに高めているように思える。
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さらに登って雪渓が間近に見えるところまで行ってみることにする。頂部がなくなっているケルンがある。ケルンには「雪渓末端」の表示があるがこの地点では雪渓は見えない。もう少し登ってみる。
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大雪渓が間近に見えるところまで登ってきた(8:50)。小屋から30分歩いたことになる。雪渓の上はガスが沸きやすいので、奥までは見ることができない。ここで10分の休憩後9時に下山とする。
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小屋の地点まで戻ってきたが、ガスがまた湧き出してきた。
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手前の斜面の様子、やはりガスがこちらにも流れてきている。
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しばらくするとガスが取れてくる。
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その拡大。雪渓の末端がかすかに見えている。
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川の流れは水量が少ない。
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もう一度谷奥をしっかりと眺めて降ることにする。
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谷奥上部の拡大。それにしても手前斜面の錦織りなすような見事な配色は素敵だ。
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最後のもう一枚。また未舗装の道路を歩いて車まで戻ろう。
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帰着時点の駐車場の様子(10:15)。結構広い駐車場だが80%くらいはうまっていた。
本日の全行動時間は2時間55分、うち休憩は15分、実動時間は2時間40分だった。曇り時々晴れの天候、ガスも忙しく流れる中美しい山の斜面と荒々しい山肌の紅葉を眺めることができたのはとても良かったと思う。こうして秋の信州・八方のハイキング旅は終了したのです。 -
番外編。土曜日の今日は、白馬駅近くのSnowpeakの広場でマルシェがあるというので急きょ行ってみた。広場ではたくさんのテントが張られ、食べ物・飲料(ビール多い)が売られていた。
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室内から広場を眺める。奥に見えているのは八方尾根だ。
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良い匂いにつられて「もつの赤ワイン味噌煮」\750を買った。
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マルシェのあとまたまた蕎麦屋で一杯。林檎舎(りんごや)という人気の店。
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ざる蕎麦はこしがあって美味く、出汁がかつを風味が効いて更に美味いと思った。量はやや少なめ。
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酒は大雪渓。ここでも山菜の佃煮が肴だ。
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帰りはすぐ近くだが、パートナーの運転で帰った。
今回は、村の旅館、民宿、ペンション、ホテル、貸別荘の有志が参加した白馬村観光局の「ふぉーゆー白馬」というプランで、素泊まり6泊以上の内容だった。好みの宿を選択して予約できるシステムで割安で過ごせたと思っている。宿により価格は違っている。
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