福井 / 福井市　V6の最後の勇姿を見届けに・・・そして丹厳洞さんにウットリ

2021/09/25 - 2021/09/25

26年間ひたすら愛し続けたV6の、解散前最後の勇姿を見届けるために、福井へ行くことになりました。

せっかく行くのだから、気になっていた街も巡ってみようと滋賀を経由して行くことにして、ここまで五箇荘、近江八幡と巡って来て、いよいよ福井へ初潜入。

ずーーーーっと白いままだった、フォートラのMy日本地図の、福井に色が付く、その時がやってきました♪


今回のルート
滋賀 / 五箇荘　→　滋賀 / 近江八幡　→　福井 / 福井駅周辺　→　福井 / 三国



福井で気になっていたのは、それはそれは素敵な苔庭のある、大きな料亭の丹巌洞さん。

一人でのお食事は受けていただけなかったのですが、見学させていただく予約を入れられたので、とても楽しみにして行きました♪


五箇荘編はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11715259

近江八幡編はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11715730

三国・東尋坊編はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11719275

エリア 福井市(福井)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

五箇荘、近江八幡もとても楽しかった♪

しらさぎに乗って、福井まで移動です。

待ってろV6！

福井は恐竜で有名。

化石が沢山発掘されているんだって。

遥か昔に、こんなすごいものがこの辺にゴロゴロ居たなんて。
ロマンだねぇ。

ホントは、世界3大恐竜博物館の一つと言われているらしい、福井県立恐竜博物館へ行って、全身骨格とかの展示を見たかったんだが、コロナで月末まで休館中で見れなかった・・・、残念。

恐竜で街を盛り上げられるところ、世界中見回してもなかなか無いよ。

福井駅、すごい綺麗だな。

福井着いた瞬間、聞いたよね。
駅員さんに聞いた。
「福井って、お店普通に開いてますよね？夜遅くまでご飯食べたりできますよね？」って。

「出来ますよ。」って、サックリお返事返ってきたよね。

なんか、聞いときながら信じられない感じだったよね。
ここは同じ日本なのか？？？って。


だって関東、ずーーーーっと、会社帰りに夕ご飯食べようと思っても、お店全然開いてないんだもん・・・・・・・・。

お酒飲みたいなぁ・・・、と思っても、提供してくれている所は無いんだもん。


「こんな時間からでも、ご飯が食べられるし、お酒も飲めるんだ・・・」と激しく感動ｗ

駅前に渋過ぎるミュージックストア。

懐かしい、こういう雰囲気。

ホントだよ・・・・・・。
飲み屋さんが全部開いてる・・・・・・。

こういう雰囲気、本当に久しぶり（T＿T)

城址のライトアップが綺麗♪

こんな素敵なお店が公園に♪

あー、路面電車の走る街なんだね^^

この大通りで、何かスピーカーからの声が聞こえてきて、「祭りか？盆踊りか？」と思ったら、原発再稼働反対のデモの声だった・・・。
浮かれていた自分が申し訳ない・・・。

地元に、あんなものがある自治体の皆様は、常日頃からこうやって声を上げて闘っていらっしゃるんだなぁ、って申し訳なくなった。
頑張ってください！

素敵なお料理屋さん。

おお！
夜の街が普通にやっとる！

これは、嬉しい光景だわ～。


今日は、周辺のお店をGoogleマップさんで虱潰しに探して、「ここは旨そう！」ってお店を夕ご飯にチョイスしてあるんだ～♪^^

お！ここだ！
猿の盃さん。

調べていなければ、絶対に踏み込めない雰囲気。

何屋かも、どんなメニューかも分からんお店ｗ

お邪魔しま～す♪

猿の盃 グルメ・レストラン

カウンター席に通していただけた。

お酒、お酒飲めるんですよね？？
では、まずビールをお願いいたします！！
・・・・・・・・・感動・・・・・・・・・・・(T_T)


え？北陸にもミシュラン有るんだ？
そして、それに載ってるの？

あらーーーーーん、大当たりの予感！！

お酒飲みながら、のんびり晩御飯・・・・・・・・。

こんな普通のことが、ずーーーーーっと出来ていなかった非常事態・・・。

嬉しい。
泣きそうだよ。

生ハムとチーズ。

お刺身の盛り合わせ。

牛カツの、火入れ具合が最高！

大好きな生麩もあったよーーー。

どれも本当に美味しい^^

トロたく巻きで〆て、大満足のディナーになりました。

お店選び大成功♪

お宿は、温泉にも入れるというので、apaさんにしました。

アパホテル＜福井片町＞ 宿・ホテル

こんなに大きな大浴場と、外には露天風呂まであって、とても気持ち良かった。

めっちゃコスパ良いよね！

翌日は、まずホテル周辺の商店街に行ってみた。

なんか週末限定で、とてもカラフルで美味しそうなおはぎを売るお店があるというので。

わ～、和ろうそくだ。
素敵だな。

お店は見つけたけど、今日は臨時休業だって・・・。

残念。

駅に向かって歩いて行こう。

川沿いのエリアにも、ちょっと気になるお店があるので、そちらに迂回。

ぽつぽつと、古くていい感じのおうちが残ってる。

これは、隈研吾さんのデザインした斬新な建物の料理屋さん、開花亭さん。

明治初期に福井藩の教師として活躍した米国人ウィリアム・エリオット・グリフィス（１８４３～１９２８年）の邸宅だった洋館をよみがえらせた、福井市グリフィス記念館。

中入ってみたら、いきなりこの肖像画が喋りだしたんでビックリｗ

音声が流れるだけじゃなくて、この写真が動いて、ほんとに話してるみたいなの。

こういう雰囲気好き♪

明治でこれって、すごい目立ってたでしょうね。

このなまこ壁のような柄がいい。

お隣のここも、開花亭さんのお店。

斬新ｗ

これも昔の洋館。

ちらほら恐竜が居る。

すごく気になってるフルーツ屋さんがあるので行ってみよう。

ここだ。

贅沢アイスバーという、とても美味しそうなアイスを売っているというお店。
いろんな種類があるんだなぁ！

フルーツのウメダ 福井駅前本店 グルメ・レストラン

あらあらあら、アイスだけでなくて、スイーツも、フルーツたっぷりでめっちゃ美味しそうなんだが！！

2階がフルーツパーラーになっているので、そこでいただくしかない。

いろいろ悩んで、このケーキにした！

だが、目が欲しがり、追加でフルパもオーダーｗ

最近、食欲が凄まじいよｗ


リンゴ、オレンジ、イチジク、ブドウ、柿、メロン、梨・・・、などなど、果物屋さんならではの、充実フルーツてんこ盛りの、最高に美味しいパフェだった。

商店街に行ってみる。

この小道が・・・

カラフルで可愛い♪

古着屋さん？

こんな感じのお店が数店並んでた。

柴田神社。
北ノ庄城址・柴田公園の一角にあった。

珍しい、女性の銅像があった。
どなた？

お市の方だって。

絶世の美女と称され、多くの戦国武将に愛された方だとのことで、ここではモテ祈願が出来るそうですｗ

ワタクシ、そんなことしなくてもモテモテなんで(嘘ｗ)、結構ですｗ


では、タクシー拾って、丹巌洞へGo。

着いた。

ここ？

ここなの？

ここだけこんもりしている所。

あ、そうだ、ここだ。

元々は、笏谷石という石の採掘場だった場所で、今は広大な苔庭を持つ料亭になっています。

おおおおお！
凄い。

カッコいい！

本当は料亭でお食事をするために予約のお電話をしたのだが、残念ながら一人での予約を受けていらっしゃらないそうで、断られてしまったのだ・・・。

だけど、凄く印象的なお屋敷の写真の数々を見て、行きたくてたまらなかったから、「せめて見学をさせて欲しい」とお願いしたら、その予約は受けてくださったのだ。

嬉しいよう！
見れるよう！

ピンポーン！
お邪魔致します～。

凄いよ。

もうこの門から覗いただけで、ワクワクが止まらない。

丹巌洞 名所・史跡

お邪魔致します～。

広い。

一面の緑がお出迎え。


奥様が出てきてくださり、どうぞご自由にご見学くださいとのことなので、有難く見せていただく。

お山まるごとここの敷地って感じ。

登って行ってみる。

こんな東屋が。

左手の建物。

母屋と繋がっている料亭の一部。

その先のお庭。

・・・・・・驚愕の広さ。

どこまで続くんだ？

カッコ良過ぎる。

ちゃーんと手入れのされている森。

苔生した岩が本当に美しい。

窓のデザインとかも凝ってる～。

こんな高いところに小部屋が。

中はこんなだった。

小屋の前から振り返ると、お庭の一部が見渡せる。

なんて素敵なお宅なんだ・・・（T_T)

そして、ネットで見て、とても印象的だったのはここ！

岩が刳り貫かれていて、中に入れる。

ドキドキするじゃん？

もーーー、素敵過ぎるだろ？？？

中はこんな、祈りの場になっている。

ちょっとした探検気分。

最高。
最高だよ、丹巌洞(T_T)

洞窟を抜けた先は、池になっている。

はー、いいところだなぁ・・・。

と、思っていたら、ご主人がわざわざ出てきてくださった。

「先日、一人で予約したいと連絡くださった方ですか？」とおっしゃるので、そうです、と言ったら、お受けできなくてすみませんでしたと言ってくださって、わざわざ気にしてご挨拶に来てくださったようだ。

なんと有難い。

その後、お時間をわざわざ割いて、土地の歴史や、お屋敷の変遷など、説明してくださった。

元々は採石場だから、母屋の下にはすごく広い採石場跡の空間が広がっているとか。

この入り口付近にある、草庵という建物が、江戸時代末期に福井藩の医師・山本瑞庵が別荘として建てたもので、国登録有形文化財として指定されているのだということとか。

お父様が、毎日この広大なお庭を綺麗に手入れされていらっしゃるとか。



草庵の中も、案内してくださった。

すっごく時代を感じる建物だった。

中には、当時、お医者さんが使われていた道具が残っていて展示されていた。

こんな物たちが使われていたんだなぁ。

まだまだ、未知の病気も多くて、大変だったでしょうね。

当時コロナなんてあったら、大変なことになっていたでしょう・・・・・・。

素敵なデザインだよなぁ。

壁もお洒落。

中二階のある間取りもほんと可愛くて・・・

家づくりの参考にしたい。

いやー、楽しい。

「この絵は、ここ丹巌洞が描かれているんですよ」って教えてくださった。


え？？
ここ？？

だってこの絵、前にお船が沢山描かれているじゃないですか？
今、前は普通に道で、その向かいは普通の住宅街じゃないですか？

と言ったら、「昔はここに川が流れていたようですよ。」とおっしゃってた。

へぇぇぇ！！
風景、激変ですね。

言われなかったら、このお屋敷が描かれているとは、全く気づけなかった。

わざわざ一緒に巡ってくださって、説明していただけて、本当に有難かったです！

「ネットで見た時、この門のお屋根のカーブが、独特だなぁと思っていたんですよ。」と言ったら、「これ、瓦じゃないんですよ。ここで取れた笏谷石を、手彫りで削って一枚一枚彫って作られたものなんです。だから、3枚の瓦に見えるところが、実は一枚の岩になってます。」って言われてよく見たら、ホントだ！！！

3枚が繋がって、一枚岩だ。
へーーーーー、これも、言われるまで分からなかった。

「手作業だから、一枚一枚、形が違うんですよ。」ともおっしゃるので、観察すると、ホントだ！！
よく見ると丸いところの太さとか、カーブの仕方が全然違う！！

分かって見ると、本当に感心～。

いやいやいや、本当に素晴らしいお屋敷だ。

今まで、いろーーーんな日本家屋を見てきたけど、ここが一番好きかもしれない。

それぐらい感動しました。

ご主人、お忙しいのにわざわざ一緒に回ってくださって、本当に有難うございました。
今度は絶対、絶対お食事でお邪魔したいです！

だってこんなに、素晴らしいお屋敷で、美し過ぎるお庭を眺めながら・・・・・、

こんなに豪華なお料理をいただけるというんですもの・・・（お料理写真はお店のFacebookからお借りしました）

食べずにいられるか、という話なんですよ。

丹厳洞さんFacebook
https://www.facebook.com/ryotei.tangandou


ご主人、奥様、お邪魔致しました。
いろいろとご丁寧にどうも有難うございました。

次は、ご飯を食べに来ます！！

さぁ、夕方が近づいてきた・・・・・。

いよいよ、26年間も愛し続けたV6に、最後に会える夜が刻一刻と迫ってきました・・・。

駅前に、とても美味しそうなお店を見つけてあるんで、そこでご飯を食べて、会場に向かう準備。

この駅ビル　ハピリンには、福井の名産品がギュギュっと集められた一角があり、お土産購入にうってつけ♪

ハピリン ショッピングモール

素敵なもの、美味しいものが、いろいろ有りました。

そのビルの2階に入っているのが、くずし割烹　ぼんたさん♪

ここの、お重に詰められたお弁当が、とても美味しそうなのです～。

ください～、お重のおべんと一つ～！

くずし割烹 ぼんた ハピリン店 グルメ・レストラン

これこれー！

北陸の海の幸、山の幸が盛りだくさんに詰められた、宝石箱のようなお重。

蟹や、甘えび、炭火で炙った白身魚や、とても柔らかいローストビーフや鶏肉など、いろいろな種類のものが入っていて、それはそれは美味しかった♪

福井のご飯にはハズレが無いね！




ぼんたさんHP
http://bonta.co.jp/kuzushi-cyuuou/

お腹も満たされ、いよいよ決戦の地（？）、今日のコンサート会場、サンドーム福井へ・・・。

本当は、始まって欲しくない。
だって、今日のコンサートが終わってしまったら、もう二度と、あの最愛の6人組に会えないんだよ・・・。

一生、会えないんだよ・・・・・・・・・・・(T_T)

会場のある鯖江に着いてしまった・・・。

眼鏡で有名な鯖江。


行きたくないよぅ・・・・・・。
足取りが重いよぅ・・・・・・・・・・・・。

こんな田舎道、コンサートでも無ければ人なんて通らないだろう？って雰囲気の場所でした。

足取り重く、V６に会いに歩みを進めるお嬢様たち。

着いてしまった・・・。

コンサートは、厳戒態勢です。
席は隣同士は開いてて、スカスカ。

不織布マスクの着用厳守で、布マスクやウレタンマスクで入ろうとする人には、係の人が不織布マスクを渡して交換してもらってた。

そして、全員にプラスチック製のフェイスガードが渡され、それを装着。

会場の中では、私語は慎み、開演後も声を出したり、叫んだりは厳禁！！

アイドルの、それも26年間の活動の集大成のお別れコンサートなのに、客席がシーンとしていて、キャー！の一言もない、大変不思議な雰囲気のコンサートになりました。

ライブは、いつも通り最高！！
泣きながら見たけどｗ


avexとジャニーズが、やたらとライブ映像やMVなどの露出を禁じてばかり来たから、お茶の間の皆さんに全く伝わっていないのが、ずーーーっと歯痒くて仕方ありませんでしたが、彼らは一流のエンターテイナーです。

歌が上手くて、ダンスが上手くて、シングルになっていない、良い楽曲がいっぱい、いっぱいある。
そのどれも、ほとんどの一般人には見ていただく機会が無かった・・・。

性格だって最高に魅力的。
彼らの実力や魅力が、世間に全然伝わらなかった。
てか、運営側に伝える気が無かった。

それだけが本当に悔しいです。



なんだって、あそこまで厳戒態勢で、そういう魅力を拡散することを拒んできたんだろう？

SNSやネットを使って、お金もかけずに世界中の注目を集めることだってできるご時世なのに。

運営が、完全に遅れてんだな、時代に。

まあくん、博、いのっち、剛ちゃん、健くん、准ちゃん、これまで本当に有難う！

ずーっと、ずーーーっと、君らが一番大好きだった！
最高の6人組だと思ってる！


素晴らしい思い出の数々を有難う！
10周年の時の握手会、未だに最強に嬉しい思い出として心に残ってるよ！

素敵な楽曲の数々を有難う！
これからも、大切に聴き続けていくよ！


これまでの26年間のこと、忘れない。
素晴らしいアーティストが居たこと、絶対忘れないよ！

やばい、書いてるだけでも、涙止まらない。

もう、この世から、V6というグループが、無くなってしまうんだぜ・・・・・。


受け入れられない・・・・・・・・・・・。

しんみりしてしまったが、大切なその日は終わり、また次の日がやってきてしまった。

もう、気持ちを観光に切り替えるしかない。

ということで、翌日は、せっかく福井へ来たのだから、あの名所、東尋坊へ行ってみることにしました♪

元気を出して、Let's Go！

またそちらでも、調べに調べて素敵なお店を予約してあるので、そこでのお食事が楽しみです！

三国編へ続く・・・