杭州・義烏 二日游・秋天 Day1

2021/10/16 - 2021/10/17

浙江省は義烏の巨大雑貨市場に潜入。ここには世界に向けてあらゆる雑貨を企画・販売する巨大市場がある。
越境ECの商品の多くはここから出荷されている。
もう今更日本から大挙して買い出しに来ることはないだろうが(コロナだし)、どのような業種に身をおく者であっても一度は足を運ぶべき場所だということで行ってみた。

<旅のメモ>
鉄道(往路) T169 46.5元
鉄道(復路-杭州まで) G7626 50元
鉄道(復路-上海まで) D382 64元
宿泊 杭州西子樱桃酒店 165元

エリア 杭州(中国)

今回の起点。いつも虹桥駅ばかりなので、たまには上海南駅から電車に乗ろうと思う。
しかし寒い。今日は冷たい雨が降り、風も強い。

上海南駅 駅

高速鉄道ではない緑の電車。まともに乗るのはこちらに来てから初めてではないか。

オッサンと姉ちゃんがケンカを始めた。聞いてると接続部分の喫煙スペースではなく、車両にせり出してタバコを吸ったことを理由に言い合いになった様子。

タバコ臭く窮屈な車内。これもやはり庶民の足で、高速鉄道が当然の国ではない。

義烏駅に到着。料金は安いが3時間もかかった。
天気のせいか、とても侘しい雰囲気である。

駅からタクシーに乗ること20分。国際的な雑貨市場、国际商贸城に到着した。こんな田舎に巨大な市場があるのは本当に疑問だ。

入口はいくつかあるが登録しなければ入ることができない。33号門に受付があるとのことでやってきた。

登録にはそんなに時間はかからない。

市場の中にはところ狭しと商店が並ぶ。縦横幾重にも通りがあり、更にそれが5階まで続いている。

電気小物のお店。AliExpressでおなじみの商品もあるね。

ところどころ広めに設けられた通路は子供たちの格好の遊び場でもある。

案内板。

バンボの偽物のようなものが。

女性もののアクセサリーや小物ももちろん充実している。

店員さんたちに向けてワゴンで果物を売る人もいた。

こういう広告を見ると日本からの買い付けが多いんだろうなと感じる。コロナの今は閑古鳥が鳴いている。

商材ごとに5棟あって、とにかく広い。規模で言えばららぽーとやイオンモールが5棟あるイメージだ。

棟と棟の間は渡り廊下で繋がっている。

こちらは1号棟のアクセサリーを中心に扱う商店が並ぶエリア。軒先で梱包作業している。

玩具を扱う商店が並ぶエリアも。版権無視やろうね。

市場はともかくこんな田舎にあんな高層ビルが必要とは思えない。義烏市がいくら淡路島の淡路市と姉妹都市だからとは言え、パソナグループでも埋めてくれないだろう。

見学を終えてタクシーで駅まで。雨のせいか、全然滴滴でタクシーがつかまらず、久しぶりに流しのタクシーに乗った。赤い電光掲示が不気味。

大都市杭州まで戻るとほっとする。今日の宿はここ。

特に何も無い部屋だが、チェックアウトは12時だし、清潔なので文句はない。

夜は向かいのデパートで食事をする。スイッチの体験ができるコーナーは大人気。メードインジャパンのイタリア人、マリオはすごいね。

杭州特色麺だということで食べてみた。

雨が上がったので、夜の西湖にて下見を兼ねて散歩。

古湧金門 建造物

湖畔はライトアップされて雰囲気が良い。イチャイチャしているカップルも見かける。

生演奏のお店もある。写真ではホラーハウスみたいだが、オシャレなバーである。

雷峰塔が黄金に輝いている。近くに行けばもっときれいなんだろうけど、もうそんな元気はない。明日に備えて寝よう。