![北大東島と南大東島に行くなら、飛行機でもいいけどフェリーにも乗りたいよね。<br />あのクレーンゴンドラ、体験してみたい。<br /><br />ということで沖縄往復を持っていて、金曜日にお休みを取っていた週末に大東島に行ってきました。<br /><br />本当は北大東島訪問は無理だったのですが、運良く行くことができました。<br /><br /><br />航空券<br />JAL・那覇ー南大東の往復割引<br /><br />ホテル<br />ホテルよしざと<br />https://hotel-yoshizato.com/<br /><br />フェリーだいとう<br />http://www.daitoline.com/<br />電話で事前予約が基本。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/71/59/650x_11715945.jpg?updated_at=1634461301)
2021/10/08 - 2021/10/10
47位(同エリア139件中)
satochanさん
- satochanさんTOP
- 旅行記419冊
- クチコミ38件
- Q&A回答3件
- 970,196アクセス
- フォロワー224人
北大東島と南大東島に行くなら、飛行機でもいいけどフェリーにも乗りたいよね。
あのクレーンゴンドラ、体験してみたい。
ということで沖縄往復を持っていて、金曜日にお休みを取っていた週末に大東島に行ってきました。
本当は北大東島訪問は無理だったのですが、運良く行くことができました。
航空券
JAL・那覇ー南大東の往復割引
ホテル
ホテルよしざと
https://hotel-yoshizato.com/
フェリーだいとう
http://www.daitoline.com/
電話で事前予約が基本。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
旅の前に、スケジュール作成。
JALの大東島スケジュール
>南大東単純往復の朝便が週に何度かある。
>那覇→南→北→那覇の周遊は火水木
>那覇→北→南→那覇の周遊は金土日月
>往復割引は同じ島でのみ有効なので、周遊にすると片道ノーマル運賃になり、とても高くなる。大体片道26000円、北→南の片道は8000円ちょっと。
>JALマイル貯めてるなら那覇→南or北の片道が6000マイル。
でも大東と言ったらフェリーにも乗りたい。
地形の事情でクレーンで吊りあげられて乗るやつ。
あれやってみたかったんだよね。
たまたまこの週末にフェリーが大東に通りかかるみたいだ。
なおフェリーも写真のように出発日や北・南先行を考慮しなければならない。
また船がそこまで大きくないので、シケると出なかったりなど。
当初のスケジュール
1日目 那覇→南でJAL
2日目 南→北でフェリー
3日目 北→南→那覇でJAL
南大東の往復割引と北→南でノーマル。
フェリーのスケジュールは
1日目に那覇を17時出発
2日目に南→北→南
3日目に南→北
4日目に那覇に到着
しかし台風の影響で3日目の南→北がキャンセルになり、2日目に周遊したらそのまま那覇に帰ることになった。
2日目の南→北→南も日帰りはできるが、飛行機が8時45分に南大東に到着なので、9時発のフェリーには間に合わないし、基本前日までに南大東の港湾事務所でのチケット買いがルール。
。。。。なので北行きはキャンセルすることに。
北→南の航空券はYだからキャンセルは無料。
南に2日は長いかなと思って、南→那覇は本来午後便を取っていたのを朝便に切り替えた。これもYだから変更無料。
まぁ北は別の機会で来るかなー、どこの週末で行けそうかなー、マイルかなぁ、、、なんて思いながらの出発です。 -
前置きが長くなりましたが、南大東島に到着です。
前日の夜便で那覇に入り、7時45分の那覇→南大東で来ました。
前日で仕事のあとに那覇に入れるスケジュールはこうゆうときになかなかいいです。 -
到着ー。
RACのプロペラ機。 -
南大東空港はつい最近行った喜界空港よりは大きいです。
喜界島ー奄美もなかなかの短距離でしたが、北大東ー南大東と同じぐらいかな。南大東空港 空港
-
出たらホテルの人が出迎えてくれました。
ここではタクシーがないので宿の送迎が基本です。
他のお客さんを待っている間、空港にあった英語のポスターを読みました。
ここの小学生は英語がきちんとできて観光案内まで書ける。立派だ。 -
宿はホテルよしざと。
最初に安い部屋を予約してたが、ここは泊まれなくはないけどタバコのにおいがすごくてダメで、新館に移動させてもらいました。とても快適な宿です。
若い奥さんが仕切っており、とてもフレンドリー。
観光客よりも仕事の人がメインな宿です。ホテルよしざと 宿・ホテル
-
「今日は西港から出港、北行ってからまた南戻ってくる」
と地元の人がしゃべっていた。
ん?9時発って聞いてたけど、まだフェリーあるのかな。
まぁダメもとであとで西港行ってみるかな。
まずは大東神社に寄ってみました。大東神社 寺・神社・教会
-
ここ沖縄だけど、八丈島の人が開拓したから、御嶽じゃなくて神社なのよねー。
しかも金毘羅ってあるし。
「めんそーれ」じゃなくて「おじゃりやれ」だし。
大東寿司は結局のところ伊豆諸島方面の島寿司だし。 -
大東相撲は毎年開催させるビッグイベントだそうだ。
-
神社も和風なんだよな。
なんか不思議な感じ。
しっかりお参り。 -
蝙蝠がいるみたい。
-
そんでもってダメもとで西港に行ってみた。
この島平坦に見えるが実はカルデラなので、集落はいいけど島の端っこに行くには坂道を越えなければならない。自転車だと坂道がつらい。
おーフェリーいた!西港 (南大東港 西地区) 名所・史跡
-
眺めてたら港湾の人に「ゴンドラ体験だけでもできますよー」と言われたので待機することにした。
このフェリー、今日中に那覇に帰るけど、これから北行って南にまた来てから那覇に帰るとさっき地元の人が言っていた。
ん?ってことは日帰りできない?
また湾岸の人に聞いてみる。
「北行ってからまた南に戻ってくるんですよね?」
「どうにか、日帰りさせてもらえないでしょうか?1人乗れません?」
すると湾岸の人が無線で連絡を取り、急遽乗せてもらうことになった!
車に乗って湾岸事務所まで連れてってもらう。 -
そしてチケット購入。
港湾事務所にいた人はフェリー予約の際に電話で話した人だった。ありがとうありがとうお兄さん!(ちなみに電話でも丁寧に説明してくれてとてもいい人だった)。
まぁお兄さんが電話で説明してくれていたこともあるけど、出港時間は本当にフェリーが来てみないとわからないそう。
この日は結局9時出港が10時半出港になってた。
本当ラッキーだったな。事前に神社へお参りに行ったのが良かったのかしら(笑) -
そしてゴンドラに乗って乗船ー。
これがやりたかったのYO! -
ぐいーんと、あっという間に乗船です。
まぁこれは動画じゃないと感動が伝えられないね(笑)
いっぱい撮ったのだけど4トラじゃどうやるんだろう。 -
室内はこんな感じ。基本島間の便は座席のみ。
-
カウンターゾーンもあります。
飲酒は禁止です。 -
那覇から来る人はこちらのベッドエリアをあてがわれます。
案外快適そうだな。
酔い止めは必須だろうけど。 -
そして窓の外を見たら、もう出港していた。
小型船がクレーンから吊り下げられてます。 -
デッキに出てみます。
港とは言えほぼ外海。透明度がすごい。 -
先ほど吊り降ろされた小型船は沖のブイを取る役割です。
これにも船を止めないと流されてしまう。
実際止まってる時もユラユラしてるので、船が弱い人は酔いそう。
私も波はそこまで強くはないが平気なレベルだった。 -
2つのブイを船から外したら小型船の役割は終了。戻っていきます。
-
そして吊られて陸に戻る船。
これも大東島ならではの光景! -
船は進むー
いい天気!
実際この日は西側の流れは穏やかな方だったが、東が結構しけてたみたい。 -
南大東を過ぎると揺れ始めます。
が、思ったほどマシなレベルの波だった。
そうしている間に北大東が見えてきました。
同じく船に乗って日帰りをする他の旅人ともおしゃべりする。
その方は前日から来ていたそうだ。 -
そしてこちらも西港に到着。
-
クレーンで小型船をおろします。
ここでも同じく沖のブイを船につなぎます。 -
準備が整ったら下船準備。今日はこちらから下船せよとのことだった。
日によって下船が船の前だったり後ろだったりするそうだ。
さっき乗った方は前で、こちらは後ろ。 -
さてクレーンが来ましたよ。
まずは人間がおります。 -
ぐいーんと。
-
移動移動。
ちょっと海にもはみ出しそうでドキドキ。 -
そして着陸ー。
北大東島、上陸ー!
しかしノープラン!!(笑)
他の人たちはハマユウ荘に予約してたみたいで、行ってしまった。
とりあえず南大東の湾岸事務所の人に「到着したらまずは北大東島の湾岸事務所に行って帰りのチケットを買ってね」と言われてた。
なのでそこにいた人に「湾岸事務所はどこですか?」と聞いたら、その人が湾岸事務所の人だったので車で乗せてってもらった。 -
南大東から急遽1人追加という連絡が来ていたみたいで
「急に来ちゃったんですねー。ハマユウ荘行ったら自転車借りて回れますよー」
と言われる。
本当予想外ですみません。。でもありがたいです。
帰りのチケットを買い、出港時間はのちほど電話で連絡するとのこと。
地図をもらって早速観光開始。
とりあえず西港からハマユウ荘は徒歩で20分ぐらいの距離かな。
真夏だったら死んでたが、この時期も暑いけどまぁなんとかなるレベル。 -
まずは西港のすぐ横にある燐鉱石倉庫の跡に行ってみる。
燐鉱石貯蔵庫跡 名所・史跡
-
こうゆう近代遺産の瓦礫、悪くはない。
ここには立ち入り禁止と書かれているが、反対側から入れる。 -
結構な瓦礫具合で、もう跡形がないです。
-
なんかのマシンですかね。
一応港もあるので、それがらみのツールかな。 -
ってことで正面。
なんか修復されちゃってますね左側w -
中はこんな感じ。
-
ところどころ壊れてるのでちょっとは中に入っても探検は止めておこう。
-
なかなか見ごたえはあるね。
-
歴史もこちらに書かれてます。
燐鉱石というとナウルを思い出した私はナウルマニア。
ナウルはまだ掘ってるYO!
あっちも確かに暑い島だったなぁ。 -
廃墟全景
-
昔の港。
この島がとても港が作りにくかったのがよくわかる。
全部崖なまわりなんだよねぇ。
こんな急な港、大変だわ。 -
にしても海が本当きれいすぎ。
島の近くはもちろん浅いけど、すぐにどーんと深くなる地形。 -
集落方面に進んでみます。
魚市場がありましたが、漁がないと開かないそうです。 -
神社がありました。こちらも金毘羅の神社。
「来させてもらってありがとうございます」とお参りした。北大東島 金比羅神社 寺・神社・教会
-
歩いていると灯台があった。
島の真ん中にあるんだー。
のんびり歩いていたら湾岸事務所から電話がかかってきた。
今日の港の集合時間は15時半とのことだった。
ってことは当初のスケジュールどおり16時出港なんでしょう。
この時点で12時ちょっと前。まだまだ時間があるので、ハマユウ荘で自転車借りて島を周遊しよう。 -
サトウキビだらけ。
そしてゼネコンかと思われる与儀組の車がいっぱい走っている。
この島は与儀組らしい。 -
歩いてたらハマユウ荘に着いた。
もちろん与儀組が作ったのであろう。
とてもきれいな宿。
本当はここに泊まる予定だったのにー。。。ハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島> 宿・ホテル
-
レストランが開いてたのでランチをいただく。
豆腐チャンプルー、おいしかった。
ハマユウ荘の港の送迎をやってたおじちゃんがいて「なんだー一緒に乗ってくればよかったのにー」と声をかけてもらった。
いい人が多い島だなここは。 -
ごはんの後にハマユウ荘の受付で電動自転車を借りる。
2時間以上は2000円。
ちょっと坂が多いけど耐えられるレベル。
サクサクっと島周遊します。 -
北大東空港
北大東空港 空港
-
結局使うことはなかったな。。。それでも訪れることができてよかった。
-
空港の反対側に来てみました。
東側、波が高いです。 -
沖縄最東端の碑。
沖縄ね。沖縄。
最南端は言うまでもなく波照間だし、最西端は言うまでもなく与那国だし。
あとは最北端ね。本島の北になるのかな。沖縄最東端の碑 名所・史跡
-
その横にある沖縄海。
ここは本来「海のプール」らしいんですが、ビーチ? -
いやいや、この砂浜、波で動いている。。。
ナニコレーーー!!!
と思ったら翌日のニュースで小笠原の海底火山の軽石が北大東に漂着しているってニュースを見かけた。 -
本当はこうらしいですよ!
-
台風岩。
もっと海岸沿いにあったこの石が台風で吹き飛ばされてここまで来たらしいよ。
すげーね台風。 -
あとは海を見ながら自転車でのんびり走る。
じりじりと日が当たるけど完全防備なので暑いだけw
途中スーパーに寄ってお水を買ったら、やっぱり荷物が着く日ってのは段ボールがいたるところにあって搬入作業でみんな大忙し。
また住民が大量に買い物しているため混んでいた。 -
その後も島をまわる。
2時間ちょっとで回りきれる感じ。
ハマユウ荘に戻って自転車を返し、港までは車で送っていただくことに。
本当は泊まる予定だったのに泊まれなくて残念だな。
でも自転車を借りることができてよかった。 -
港到着ー。
船をよく見ると南大東と北大東のお花とマークが。
もう一人旅人がいたので話しかけてみる。
那覇から来てこのフェリーのスケジュールで乗り降りするはずが、結局今日那覇に帰るため北大東だけ日帰り周遊、とんぼ返り弾丸になってしまったとのこと。
でも最後には船員さんのご配慮で南大東にちょっと上陸させてもらえそうだ、と言っていた(普通は那覇までチケット持っていたら降ろしてもらえないらしい) -
船ではまだまだ荷物運び中で大忙し。
コンテナをたくさん船に積み込んでいきます。 -
そして上の蓋を閉めたら人間の乗船です。
-
そのあとに来た人たち乗船中。
写真で撮るならこっちの方が映えるよな。。
でも乗りたいしな。。。 -
こんな感じで吊られて乗ります。
うまく振られないようにちゃんと乗船できるんだからすごい。 -
そして出港です。
小型船準備。 -
吊られて着水ー
-
帰りの船は機材がたくさん。
一緒に日帰りで乗ってた南大東の人の機材だった。
行くときに話しかけ、「北に機材取りに行くんですー」と言ってたが、機材のスケールが大きくてびびった(笑) -
小型船、ブイを外してます。
-
外し終わったら上陸。
ありがとうございましたー。 -
そして出港。
さよなら北大東島ー! -
1時間ほどでまたまた南大東の西港に到着。
小型船がまた着水してブイをくくりつけます。 -
ゴンドラには体験の人が。
-
さて下船しますよー。
-
本当、乗れてよかったフェリーだいとう。
ありがとうフェリーだいとう、そして湾岸事務所の人!
西港まで来た自転車はまだそこにあった。鍵なんて当然してないが、盗まれもしないw
そのまま宿へ戻ったのでした。
さて、翌日は南大東観光です。
続く。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
satochanさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ハマユウ荘 うふあがり島 <北大東島>
3.42
この旅行で行ったスポット
もっと見る
北大東・南大東島(沖縄) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
78