復活、蕎麦とテニスの旅・・・鹿沼

2021/10/07 - 2021/10/07

9月30日で緊急事態宣言が終わりました。今まで県外者が利用できなかった栃木のイチゴ体育館ですが、宣言明けと共に10月から利用可能になりました。7日からは後期テニス教室が始まるため、なんと今年初めて栃木へ行けることになりました。長らく続けていた鹿沼周辺の蕎麦とテニスの旅が復活できたのでした。

栃木へ行くたびに違う蕎麦屋で食べてきたのですが、鹿沼周辺だけでもまだまだ未訪のお店が何軒もあります。そして何処へ行っても、石臼引き、手打ちは当たり前の様なお店が多く、蕎麦のレベルが高いのです。違いと言えば、クルミ挽きにした色具合、蕎麦の太さ、麺の腰、汁の味ぐらいでしょうか。それぞれがお店独特の組み合わせで、どこが一番などと簡単に決められるようにも思えません。今回は壬生の周辺から体育館へ行くコースを取り、都賀のインターを降りたあたりを探しました。

目指したお店は「蕎香」なのだけれど、だんだん田んぼが見えてきて街道からも外れます。駅など何処にあるかもわからないくらい、家も少なくなってきます。道はどんどん細くなるし、本当にお店があるのかと不安になったころ、やっと「そば」と書かれた旗が見えてきました。良かった、たどり着けた。

お店は田舎の家的な感じで、内部は木をふんだんに使った和の雰囲気。お昼前のため先客二人だけで静かでした。曇り空の天気だったため、温かいたぬき蕎麦を注文。届くまでお茶と蕎麦煎餅で過ごしました。蕎麦は細目で不揃いな切り方、汁は薄めに見えたけど出汁の香りが良かった。丼になみなみといった量で、お腹も一杯になり体が温まりました。

ここから体育館までは車なら20分もかかりません。10か月ぶりぐらいの再訪で、懐かしさすら感じました。木々は葉が赤くなっていて、もう秋の気配も感じられます。感染以来、体育教室の開催方法がずいぶん変わったようでした。テニス教室も室内になり、少人数でのレッスンです。コーチ一人に生徒6人で行われました。木の床でテニスをするのは、もしかしたら初めての経験かも知れません。ボールが良く滑ります。スライスを打たれると、わかっていても反応が遅れるくらいでした。涼しい日だと思っていたのですが、練習をすすめるうちに汗をかくくらい動きました。人数が少ないと休める時間がほとんど無く、内容の濃い90分間に思えました。

帰りはいつもの農協ストアコース。すでにシーズンも終わりでしたが、栗がわずかに売られていました。これで栗ご飯が食べられる。お土産に買って帰路につきました。

エリア 鹿沼(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

曇り空の下ですが、東北道を走ります。後期のテニス教室は体育館で行われるため、天候には影響されません。

まずは昼食のお蕎麦屋さんを目指します。駅も住宅の少ない、田園風景になってきました。そろそろ稲刈りを迎えそうな田んぼが見えてきました。

えー、道がドンドン狭くなってきました。本当にお店なんてあるの。家がまばらに建っているだけの地域に入った様な感じです。

蕎麦の旗があった。砂漠でオアシスに出会ったような感激って、こんな感じなのだろうか。

道路に沿った駐車場車を止めて歩きます。

目指すお店を案内する看板がありました。細めの道を進みました。

着いた、本当にお店があった。黒っぽい建物で、和風な田舎の感じです。

蕎香 グルメ・レストラン

看板の言葉がすごい。「農家のそば処」「通の隠れ家」確かに隠れ家と言えるほどの地域にあります。通でもない人間が来ても良いのかな。

入口の前は、ちょっと庭園風の小さなおしゃれ。

店内は自然の木にあふれた落ち着いた雰囲気です。

カウンターで頂きました。

お店のお勧めは、限定のメニューだそうです。まだあったのですが、ご飯よりも天ぷらの方が良かったのですパスしました。

この日は曇り空だったので、暖かいたぬき蕎麦にしました。しかし、美味しくて食べてしまってから写真を撮っていないことに気がついたのでした。

お蕎麦屋さんから少し車で走り、地元の人に教えてもらった無人販売店へ立ち寄りました。

お昼を少し過ぎた時間でいたが、もうすでに野菜は売り切れていました。残念でした。

化学肥料や農薬を使わない野菜だとか。どんなものか食べて見たかった。テニスの時に、また寄ってみよう。

長い間県外者は利用できなかったため、今年初めて来たイチゴ体育館。とても懐かしい気持ちになりました。

木々の葉は、少し赤く色づいていました。一度も来ないうちに、秋になってしまったのね。

階段を降りて、体育館のフロアへ。室内テニスは初めての経験です。

バスケットのプロチームの試合も行われる、観客席付きの大きさです。テニスコートを一面とっても半面は大きく空いていて、卓球教室が行われていました。

帰り道は、鹿沼の農協ストアへ。地域の農家さんが、野菜、米、蕎麦、花卉などを出しています。

栗はもう終わりと聞いていたのですが、ほんの少しだけ並んでいました。これで栗ご飯を作れる、お土産に買いました。