はじめての　グランピングinリソルの森

2020/07/10 - 2020/07/11

2020年夏。初めての緊急事態宣言を耐え、おとなもこどもと思いっきり遊びたい。
withコロナ、どんなことができるかな。
「キャンプに行こう！」
「めんどくさい」「料理できん」「暑いのヤダ」
そんなわがままを叶えてくれる、ちまたで『グランピング』なるものがあるらしい。

エリア 千葉

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

梅雨まだ明けぬ、イチかバチかの天候にかけてやってきました「リソルの森」

どーも、こんにちは。今回もクロミさん同行です。

まずは、チェックインまでプールで水浴び！

水着に着替えて、プール開きです。
どんより重い空ですが、気温は高く蒸し暑い。

左向いて、

右向いて、人少なくない？
利用者より、監視員の方が多いくらい。

子どもも利用できる浅めのエリア、
反対に行くほど深くなります。一部アクティビティのためのエリアにコースロープがあります。

で。ちびっこ連れだったからか、あまりに人がいなかったのか、
「SUP」体験に声をかけていただきました。

ＳＵＰって何？「Stand　up　Paddleboard（スタンドアップパドルボード）」
ボードの上に立って、パドルを漕いですすむ、ウォーターアクティビティだそうです。
「体幹が鍛えられるんですよ。波がないプールだから初心者でもOKです」

最初はボードに座りこんでパドル漕ぎ。その姿はまるで一寸法師。
そこから、よっと立ってみれば、案外いける。

ちびっこはママと一緒にボードに座り、カヌーのように楽しめます。
（オトナの方がはしゃいでいたけど）

そろそろオトナは体力が・・・プールもお開き。
雨もぽつりぽつりと振り出して、陸にあがろうか。

本日のお宿は、こちら！

ベッドが２台、ティーセットに虫よけセット、送風機から冷たい風も出てるので快適。
ベッドが足りないのでじゃんけんに負けた人は寝袋ですね。

おサレなチェアーにクッション、ランプが雰囲気出てます。

コーヒー淹れて休憩してたら、雨があがったみたい。
ちょっと散歩にでようかね。

誰のあしあと？

グランピングエリアにある、こちらトイレとシャワーとコインランドリー。
テントから歩いて2分くらい？

さらに進んでいくと、広場に出た。
ハンモック！
これぞ、キャンプですよ！

寝っころがって、ゆらゆら揺らして、気持ちいい～

と、できるまで、まずは3回、落ちます。
ハンモック、むずかしいよね。

空が青いなぁ～

雲の流れが速いので、雨雲の隙間に、晴れ間もにっこり　

そういや、夕ご飯の準備、どうするの？

散歩の前に、「BBQの用意をしておきますので、ごゆっくりどうぞ」
ハンモックでうたたねしてる間に、スタッフの方がすでに炭を起こしてくれてました。
これだよね！初心者、まず、火がつけられない。
食材も、オンザ　テーブル　ですよ！
タープも張ってくれたので、雨が降っても大丈夫。
グランピング、最高だぜぃ！

カラトリーが入ったかわいい籠
ピクニックみたいじゃん。

わ！

われわれは、乗っけるだけ。

われわれは、食べるだけ。

飲むだけ。

陽が落ちて、テーブルの上のランプが柔らかく照らす。
あかりの届く範囲、お互いのほろ酔い表情が分かるくらいの距離感がいいよね。

と、そこにどどーん！と音が。
タープから出て芝生に降りると、見上げた空に花火がドン！

そういや、受付で「8時に花火があがりますよ」と教えてくれた。
今年は恒例花火大会が軒並み中止だから、時間にして５分だけど、こんなにちかくで見られる花火は、うれしいな。夏だね～

散歩中にみつけた「お品書き」によると、「ホタル」も見られるってよ？

ちょうどごはんも食べ終わって、参加してきました。
集合場所からバスに乗って10分。真っ暗闇の山におろされ、ここはどこだ？
スマホの明かりを頼りに歩くと、何やら水辺の音。小川でもあるのかな。
月明りのみで山の輪郭がわずかにわかる程度に目が慣れてくると、
「は～い、みなさん。あかりを消してください」
小川の淵に、弱い光がポツンと、ついたり、消えたり、これがホタルかぁ。
初めてみた（昭和生まれですが）。

でね。お風呂もね、快適なんですよ。
お風呂棟があって、コロナ対策で各家族ごと時間予約制。
おおきなお風呂を貸し切りできて、ほんと、気持ちいい。
グランピング、最高だぜぃ！

あとは寝るだけ。ベッドは２つ、オトナ３名、ちびっこ１。
配置としては、こうなるよね。
「コットって何？自分で組み立てるの？」
寝袋（シュラフ）の下に、簡易ベット（コット）を置いて寝るんだって。へぇ。
「あ～はいはい、なるほどね」
キャンプ初心者しかいない中、ね～さんは説明書を見ながらちゃっちゃと組み立ててくれました。
出来上がると、あら、なんか楽しそう。
「あたし、ここでいい。ここで寝たい！」
初めての寝袋に潜ってウキウキしてたけど・・・結局、
「腰いたい、寝返りできない、ムリ」
ベットにもぐりこみ、朝を迎えました。

おはようございます！
気持ちよい、新鮮な空気をからだに取り入れながら、朝の散歩に。
ハーブも爽やかに香ります。

こちら、ハーブのポット。このままムシって煎じて・・・いや、ハーブを摘んでお湯を注いでハーブティーを飲むこともできます。ポットごとお土産にしてもOK

でも、朝だからガツンとカフェイン、ほしいよね。

焚火の広場に、コーヒーマシーンがおいてあるのは感動した！
その場で入れたてのコーヒーを、テラスでいただきます。
前に見えるのは、昨日泳いだプールだね。

散歩から戻ると、バスケット。朝ごはんがデリバリー。

おーぷん。

どこのお洒落カフェのモーニングかしら。

いや～初めてのグランピング、こんなに至れり尽くせりでいいの？
手ぶらで何の準備いらず、それでいてキャンプの美味しいところを味わい、
でも、自然の中での不便さも、体験できるのよ。

「なんか、外でぶーぶー音がする・・こわい」「ウシガエルだよ」
「トイレ行きたいけど、夜道一人じゃいけない。ね～さん、一緒にきて」
「星がいっぱい、きれいだね。さっぱり星座わからないけど」
「ねぇ、夜中に枕元でみどり色の何かと目が合って、瞬きした間に跳ねて消えたんだけど・・・カエルじゃないよね？誰かみた？夢だよね？ね？」
（消灯前に、一匹外からカエル（３センチくらいの）がテント内に入って大騒ぎ）

ちびっこに自然体験させたいことが、オトナになった自分にふりかかってきて、なんとも新鮮でどきどきした、夏休みでした。

お品書き。
モーニングヨガ（起きられず）を除いて堪能しました。

【編集後記】
初めてのグランピング記録。長々となりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
テレビもねぇ、ラジオもねぇ、スマホはあるけど見る暇ねぇ！
暗やみに、月と星、あしもとホタルがぐーるぐる。
すさんだオトナたちを癒し、子どもに夏の想い出を。
誘ってくれてありがとう！