約1年数ヶ月ぶりの鉄道旅行と船旅は九州へ。<br />飛び石連休からあえて1日ずらすオフピーク旅。<br />阪九フェリーで九州に渡ればそこは浪漫鉄道の世界。<br />日豊本線、三角線、肥薩おれんじ鉄道と海の景色の印象的な路線もあれば熊本地震から5年ぶりに復旧、阿蘇の絶景を見渡せる豊肥本線と車窓の変化は抜群。<br />そして九州の新しい顔、九州新幹線とカーシェアに乗って特定地方交通線として姿を消した宮之城線の痕跡も辿る。<br />当然熊本と博多ではラーメンもお忘れなく。<br />短いながらも変化に富んだ旅の様子を記録していく。<br />今回利用した列車などは以下の通り。<br />1日目<br />新大阪1444→普通須磨行→1448大阪<br />大阪1453→関空快速関西空港行→1507新今宮<br />新今宮1510→空港急行関西空港行→1523羽衣<br />羽衣1530→高師浜線代行バス高師浜行→1536頃伽羅橋(南)<br />高石1606→普通和歌山市行→1614泉大津<br />泉大津駅前1630→阪九フェリー連絡バス→1642阪九フェリー泉大津港<br />泉大津港1730→阪九フェリーひびき→600新門司港<br /><br />2日目<br />新門司港610→阪九フェリー連絡バス→650小倉駅北口<br />小倉714→特急ソニック1号→844大分<br />大分852→普通犬飼行→927犬飼<br />犬飼948→普通三重町行→1003三重町<br />三重町1015→普通宮地行→1133宮地<br />阿蘇神社前1202頃→産交バス阿蘇駅前行→1209宮地駅前<br />裁判町1224→産交バスうぶやま環状線→1242笹倉<br />笹倉1255→大分バス特急やまびこ号→1313頃宮地駅前<br />宮地1332→特急あそ4号→1437水前寺<br />水前寺1450→普通熊本行→1451新水前寺<br />新水前寺駅前1454→健軍町行→1510健軍町<br />健軍町1516→田崎橋行→1529国府<br />新水前寺1539→普通熊本行→1548熊本<br />熊本1600→普通三角行→1653三角<br />三角1659→普通熊本行→1754熊本<br />熊本駅前1802→健軍町行→1821通町筋<br />藤崎宮前1855→御代志行→1921御代志<br />御代志1926→北熊本行→1946北熊本<br />北熊本2002→上熊本行→2011上熊本<br />上熊本2020→普通八代行→2024熊本<br />熊本2040→さくら567号→2051新八代<br />新八代2103→普通出水行→2107八代<br /><br />3日目<br />出町658→産交バス松橋産交行→703八代駅前<br />八代711→普通川内行→807新水俣<br />新水俣1437→さくら560号→1501熊本<br />八島町1542→産交バス小山団地行→熊本駅前1548<br />熊本1602→さくら564号→1622久留米<br />久留米1628→区間快速小倉行→1703博多<br />川端町・博多座前1805→西鉄バス博多駅行→1813頃博多駅<br />博多1925→みずほ612号→2147新大阪

2021年九州遠征1日目(2021/9/25)バス代行高師浜線と阪九フェリーで瀬戸内海を行く旅

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2021/09/25 - 2021/09/27

198位(同エリア216件中)

エリア

和泉・泉大津(大阪)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

交通: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 高速・路線バス船 JRローカル私鉄徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

旅は新大阪から。新大阪までは車で送ってもらった。
今回はどちらといえば大阪側の話題が多いので旅行記の分類は泉大津基準としている。実際は九州まで行っているw
ということで新幹線…
ではなく在来線ホームへ。
新今宮まではJRで行く。
ただし車で送ってもらった時間の関係上、このまま泉大津に行くと早すぎるので少し撮り鉄して時間調整…
225系の新快速がちょうど発車するところだった。
すぐに新三田行きの207系体質改善車がやってきた。
実は意外に目にすることが少ないのである…
北方貨物線をセノハチ対応のEF210形300番台がコンテナ車を引き連れて走り去って行く。
撮影のわずか10日前に川崎重工を出場したまさしく最新鋭車両である。
その最新鋭機関車と並走するように201系が走る。
こちらは置き換えもいよいよ近いようだ…
変わった色の289系が来ていた。
これは光秀ラッピングというらしく、2020年の大河ドラマ「麒麟が来る」にあわせてラッピングされたらしい。
ちなみにこの電車はこうのとりの回送。
新大阪で終点となり一旦吹田貨物ターミナル(厳密には場所は貨物ターミナル自体とは微妙に異なる)か向日町へと引き上げる。
地味にいい色合い。
そうこうしていると新快速として223系が到着。こちらはよくあるありふれた車両とありふれた行先(写っていないが姫路行き)だが…

後ろ側は225系を連結していた。
まだまだ225系も新顔のイメージが強い。
いつまでも新大阪で撮っているわけにもいかないのでこの須磨行きで大阪駅へと移動する。
新快速や快速ではない理由は単純に比較的空いているから。
大阪駅では特に何も撮らず環状線ホームへ。
関空&紀州路快速が来た。
関空快速に飛び乗ったJK、どうやら出身高校のJKらしい…
昼間の関空快速は大阪駅発車時点でさらりと席が埋まる程度。新今宮までなので普通に立つことにした。
西九条より弁天町の方が乗る客は多い。
新今宮まで空くことも無くそのまま新今宮到着。
南海電車に乗り換える。
地下鉄～南海電車だと苦労する新今宮乗り換えも環状線からであれば極めて楽な乗り換え。
高野線ホームからは6200系が発車していく。
でも乗るのは反対側の南海本線ホームに来る空港急行。
冷静に考えて関空快速から空港急行に乗り換えるとはなかなかカオスw
空港急行という名前だがこのコロナ戦争下、関空へ行くらしき客は皆無。
堺までの客が多いがそれでも座席は全て埋まる程度には乗っていたので立つ。
というのも空港急行を羽衣で降りるからだw
羽衣で降りてどこへ行くかといえば…
高師浜線に乗り換える。
ただし高師浜線は高架化工事の関係で3年間バス代行輸送。ではどうなるのかというと…
こうなるw
なんと羽衣駅の中に伽羅橋駅の改札と高師浜駅の改札が爆誕した。
途中駅のない1駅だけの路線ならJR和田岬線や名鉄築港線、東武大師線のように分岐駅に改札を置いて事実上の終着駅の改札代わりとする例はよくあるが複数途中駅のある路線でこれをやったのである。
なせ高師浜線の代行バスに乗ったかといえばまだ未訪の高石郵便局を訪れるためだが、ただ高石郵便局へ行くだけなら高石駅が最寄りであるw
代行バスの放送もきちんと入っているw代行バスなので必ず全てのバス停に停車するのだとか。
ということで伽羅橋(南)で下車。
一応伽羅橋という名前だが実際は高師浜駅(バス代行の高師浜ではない)の方が近い。
ここから高石駅へと歩く…

ということで高石駅前のコノミヤで食糧補給…
高石待避の普通で泉大津へ。この普通、泉大津でも空港急行の待避を行う。
ということで泉大津駅では待避線に停車。
サザンプレミアムを待避していた。
泉大津からようやく阪九フェリーの旅になる。
泉大津駅からバスで泉大津港へ。乗客は10名だがその中にゴルフクラブ持って煙草吸ってノーマスクの明白にヤバい奴がいる…
降りる時も要警戒である。
まあそんなことは置いておいて泉大津港に着いたので乗船手続き。
意外に当日窓口で支払う人が多い。
今回乗るのはひびきだ。
船尾側を望む。ファンネルが変わっているがこれは排ガス規制対策と思われる。
部屋はいつものデラックスシングル。
電波が来ないのも織り込み済み。
前年6月に乗船した時は朝風呂が閉鎖されていたが今回は営業している。
これがあるとないとでは本当に快適性が異なるw
ただカラオケルームは当然か今回も閉鎖中。
キッズルームも閉鎖中だった。
ただし船首の展望ルームは営業している。
もっとも夜はほぼ暗闇なので人はほとんどいないのだがw
コイン式のマッサージチェアもある。これ実はある航路は結構珍しい。

これもコロナ戦争下らしい風景。
かつて船内各所で見られた酒盛りはもう存在しない。
ファンネルは改造が入った。
これはSOx規制対策と思われる。
イースタン・カーライナーのMALAYSIA BRAVEがいる
視界はとてもよい。35km先の明石海峡大橋が目視可能なほどである。
名門大洋フェリーの1便が出港したようだ。はるか遠くに望むことができる。
コロナ戦争下ではあるが関空が近いので関空に着陸する飛行機が見える。
まずは桃色性的航空ことpeachから…
台湾のチャイナエアラインも見える。
この黒い機体はスターフライヤー。一度乗ってみたい飛行機でもある…
そうこうしているうちに泉大津港を出港。
製油所も多い堺泉北港ではこのように小型内航タンカーも多数目にすることができる。

コンテナ船が明石海峡に向けて進んでいるのが見える。こちらも相当遠くにいるのか船名は見えない。
一方小さなヨットがフェリーの近くを航行していた。
また二重連星
それにしても大分へ行くのに阪九フェリーとは不思議に思われるかもしれない。
実は出発前日まで迷っていたのだが、大分へ行くならさんふらわあが早い、確かにそうなのだが運賃が高すぎる…
それなら阪九フェリーに乗ってからソニックに乗った方が安いし新門司港入港が早いので動きやすいということでいつもの阪九フェリーに決定。
沖縄行きのマルエーフェリーのRORO船が停泊している。
かつては客扱いもしていたが新造船の就航に伴い客扱いは終了した。
FedExの貨物機が飛んできた。今回の船旅で飛行機が撮れたのはこれが最後である。
泉大津港が遠くなってきた…この非日常感が船旅の魅力…
日没寸前になってジャンボフェリーが明石海峡にやってきた。
独特な形なので日没までは分かりやすい。
風呂に入って上がってみればもう神戸の夜景が見えるほど暗くなっている。
説明不要かもしれないが正面はポートタワー。
ここで冷えた体を温めるために大浴場へ。
大浴場の入口にはランプが設置されており、これで浴室内が密かどうか分かるという。
出港前に一度見た時は赤ランプだったがその後はずっと緑ランプ。
露天風呂は誰もいなかった。
この一瞬のために船旅をしているようなものだ。
風呂を急いだのは明石海峡大橋をくぐるため。
何度も何度もやってはいるのだがw

お決まりの構図…
こうして今回もぶつかることなく(当然だw)明石海峡大橋をくぐり船旅の舞台は大阪湾から播磨灘へと移っていく。
夕食を食べたりしているともう小豆島沖まで来たようだ。
もう一度風呂に入るw
そうこうしていると高松沖に来ていた。
遠くの高松市街を眺めながら夕涼み…
男木島がシルエットで見える。光っているのは男木島灯台。
光っているタイミングで撮影してみた。
21時半には瀬戸大橋。
ここは瀬戸大橋沿いの島々に配慮してライトアップはしていないので写真では撮りにくい。
その瀬戸大橋をマリンライナーが通過していく。一番後ろのグリーン車が分かりやすいw
瀬戸大橋は筆者含め3名が見送り。
ここからは部屋に入ったり電波の来るエントランスに行ったりしていた。
大島沖のすれ違いを見ようと思ったが限界。高井神島沖で寝る。
朝は4時半のアラームで周防灘で起きる。起きてすぐに朝風呂。

朝風呂はオープン直後(というより朝風呂のオープン時間に合わせてアラームをかけている)に入ったがやや密だった。
マジ密にならないうちに風呂から出る。
今回ももちろんパンは予約済みなので受け取る。
最後の1人だったようだ。
沖合から北九州空港を眺める。ようやく夜が明けるかといったところ。
そうこうしていると新門司港に着く頃になる。いつものことだがこの会社、下船案内だけは割と適当である。
新門司港に到着。ここから先は2日目の旅行記に移る。