2010/12/27 - 2010/12/29
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AandMさん
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「マヨルカ島、行ってみたい!」、「有名観光地でなく、混みあってはいないので、ノンビリ観光できそうだ」、ということで決めたマヨルカ島訪問、年末休暇を利用して実行しました。島内では公共交通機関の便が良くないため、レンタカーで巡ることにしました。
ネットでレンタカー予約を行いました。利用できる車はマニュアル車が中心で、国内で通常利用しているオートマ車は高額料金の1台しかありませんでした。不慣れな海外の島での車運転ですので、コスパより安全重視で、エイヤッと思い切ってオートマ車を予約しました。
東京→フランクフルト→バルセロナ経由で、年末の12月27日にパルマ・デ・マヨルカ空港に到着しました。レンタカーを利用したマヨルカ島観光のスタートです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- イベリア航空 ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12月27日
パルマ・デ・マヨルカ空港に到着し、レンタカー会社で車借りだし手続きを済ませて、空港の駐車場に到着。割当られたのは、ベンツのオートマ車でした。島内の狭い道路を走るには、中小型車の方が好ましかったのですが、大型車です。
左ハンドルで大きめのベンツ車運転に慣れるまで、道路幅が狭くて道が込み入っているパルマ旧市街に立ち入るのは避けた方が賢明と考え、マヨルカ島の地方を先に観光することにしました。2010年当時、カーナビはまだ一般的でなかったので、道路地図と家内愛読の観光案内書「地球の歩き方」を頼りに、島内観光スタートです。パルマ デ マヨルカ空港 (PMI) 空港
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空港から30kmほど西方に車を進め、パルデモーサ(Valldemossa)という村に到着。「地球の歩き方」によれば、作曲家ショパン(1810-1849)が愛人で作家のジョルジュ・サンド(1804-1876)と一緒に過ごした住居があり、博物館として公開されているとのことです。
標識の方向に進みます。Valldemossa 散歩・街歩き
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城のような建物がありました。パルデモーサのシャトー(Valldemossa Chaeterhouse)と呼ばれる、かつてのマヨルカ王(Sancho of Majorca)の住居です。
サンチョ王宮 史跡・遺跡
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内部部屋の天井は高く、壁には肖像画などが掲げられ、地方王族の居城であったことが窺われます。
この建物は、その後、修道士達が住む教会となり、19世紀になると一般に貸し出され、1838-1839年の期間、ショパンが3部屋を借りてジョルジュ・サンドと暮らしながら作曲活動に励んだそうです。サンチョ王宮 史跡・遺跡
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建物外の庭からの眺め、良好です。
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ショパンが住んでいた部屋に小型のピアノが置かれ、壁には絵が掲げられていました。ショパンは。この小型ピアノを使いながら作曲をしていたようです。
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ショパンの愛人ジョルジュ・サンドの肖像画。
ジョルジュ・サンドは、1830-1840年代の売れっ子作家でしたが、ショパンの他にも複数の著名人との関係が知られるなど、美貌と才能に恵まれた奔放な性格の女性であったようです。 -
ショパンとサンドが愛した小さな泉のある中庭。下方にマヨルカの雄大な自然景観が広がっています。
サンチョ王宮 史跡・遺跡
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パルデモーサの北約30kmにある港町プエルト デ ソレル、湾北側の岬に灯台がある景色の良い港町です。
プエルト デ ソレル 海岸・海
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水辺の水鳥。
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プエルト デ ソレルは風光明媚なリゾート地で、夏季には多数の観光客で賑わいますが、12月末は訪れる人も少なく、静かで美しい景観が広がっていました。
プエルト デ ソレル 海岸・海
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海岸部を離れて内陸の道を進み、島最北東端にあるフルマントール岬に向かいます。内陸道から振り返ると、遥か彼方にプエルト デ ソレル(ソレル港)が見えました。
マヨルカ島は、人に住む村や港を離れると、木々の多い山岳地帯で、道幅も狭く、車運転では注意が必要でした。中小型車の方が無難です。 -
フルマントール岬に至る半島の付け根付近に、景観の良さそうな場所がありました。
Cala Boquer 建造物
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駐車スペースがあったので、車を降りて海岸を歩いてみました。
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港があって、ボート遊びもできそうですが、冬季シーズンオフのためか人影は殆どありません。
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海岸沿いに立派な遊歩道が整備されていました。
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遊歩道の下は絶壁、向かいに荒々しい岩肌の小さな半島が見えます。
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フルマントール岬(Far de Cap Formentor)の説明板。
フルマントールは、島の人々が「風が出会う岬"the meeting point of winds"」と呼ぶ常に強い風が吹いている場所だそうですが、訪問時、風は殆どありませんでした。 -
絶壁沿いの遊歩道。
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荒々しいフルマントール岬の景観。岬の先端部、灯台の近くまで道路が整備されており、灯台下に広くはありませんが、無料駐車場があります。
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岬先端部にあるフルマントール灯台。海抜210mの絶壁上に建造された灯台、見応えがあります。
フォルメントール灯台 建造物
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最先端まで続く遊歩道。
フォルメントール岬 海岸・海
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遊歩道先端部から北方を眺めた景観。
フォルメントール岬 海岸・海
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荒々しい岩肌が露出している小さな半島。「風が出会う岬」と呼ばれる程に強い風が吹く場所で、半島の浸食が進み、このような景観が生み出されたのでしょう。
「マヨルカ島」は、穏やかな地中海の島の印象ですが、このような荒々しい景観の岬があることを知りました。景観としては、まさに絶景です。 -
岬先端から遊歩道を戻り、車に乗車して次の目的地であるドラッグ洞窟に向かいます。
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ドラッグ洞窟は鍾乳洞で、見学通路に沿ってライトアップされています。全長2.4kmに及ぶ洞窟群の一つです。
ドラック洞窟 洞穴・鍾乳洞
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見事な鍾乳石の柱。太くはありませんが、柱が密に並んでいて、結構な見応えがあります。
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ライトアップの色合いが、場所によって違っていました。サービス心は分かりますが、少し脚色し過ぎの印象です。
ドラック洞窟 洞穴・鍾乳洞
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洞窟の中に地下湖があり、湖を小舟が進み、ショパン音楽が流れました。曲に合わせて画像がプロジェクション投影されるショーが行われました。画像の男女は、ショパンとジョルジュ・サンドだそうです。
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マヨルカ島を時計回りにぐるりと回って、首都パルマに戻ってきました。ベンツ車の運転にも慣れましたので、旧市街の込み入った道路でも問題ありません。駐車場に車を置いて、徒歩見学です。
パルマは古代ローマ時代から栄えた都市で、多くの歴史的な建造物が残されています。これはパルマで最大の中世建造物で、圧倒的な存在感が感じられます。
1230年に建設が始まり、1601年に完成したと伝えられるマヨルカ大聖堂です。パルマ デ マヨルカ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の内部は豪華な造りです。
パルマ デ マヨルカ大聖堂 寺院・教会
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高い天井と美しいステンドグラスが印象的な大聖堂。
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大聖堂の隣にあるアルムダイナ宮殿のパティオ(中庭)。13-14世紀に建造された宮殿は、パティオや泉がある典型的なスペイン風です。
アルムダイナ宮殿 城・宮殿
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宮殿から眺めたパルマ港。宮殿は、下方に海が広がる高台に建てられています。
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大聖堂の東側にあるアラブ浴場遺跡。
10-12世紀の建造で、使用されている大理石柱はローマ時代の遺跡で使われていた柱のリサイクル流用とのこと。回教徒浴場 (アラブ浴場) 史跡・遺跡
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浴場の外庭。ヤシとオレンジの木々があるのが、アラブ浴場に付随した庭園の特長で、浴場で温まった体を冷やしながらの社交の場として使われていたそうです。
回教徒浴場 (アラブ浴場) 史跡・遺跡
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パルマ旧市街中心部にあるマヨール広場、周辺には土産物店、ショップ、レストランなどが一杯あります。広場は、古くはなく、19世紀に造られたとのこと。
マヨール広場 広場・公園
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パルマ港の西側高台にあるベルベル城、14世紀にマヨルカ王の居城として建造されましたが、18-20世紀には軍用刑務所だったそうです。見事な建造物です。
ベルベル城 城・宮殿
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城の周囲をぐるりと回って見学します。
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円形建物の柱形状には、アラブやイスラムの影響が見受けられます。
ベルベル城 城・宮殿
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ベルベル城壁上から眺めるパルマ港の景観、絶景です。
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円柱塔に囲まれた円形のベルベル城、他にあまり類を見ないユニークな設計です。
イタリア中部にある中世建造の城「カステル・デル・モンテ」と似ている感じもします。ただベルベル城の方が建造が先ですので、「カステル・デル・モンテ」の設計者の方がベルベル城を形状を参考にしたのかも知れません。ベルベル城 城・宮殿
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ベルベル城の麓にミロ美術館があります。行ってみました。
ミロ美術館 (マヨルカ島) 博物館・美術館・ギャラリー
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美術館入口に彫像が置かれています。一目でミロ作品と分かります。美術館には沢山のミロ作品が展示されていました。
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美術館として1992年に公開される以前、この場所はミロのアトリエだったそうです。ミロの母親と妻がマヨルカ島の出身だったこともあって、1956年にミロはこの場所に居を構え、創作活動に励んだそうです。
美術館の奥まった場所に、ミロのアトリエが保存されています。 -
アトリエ下方にパルマ港が広がっていました。ミロが住居兼アトリエを建造した場所からの景観は、ベルベル城からの眺めとほぼ同様でした。景観の良いパルマの一等地に居を構えていたことが窺われました。ミロに関する新発見でした。
急遽の思い付きで訪問したマヨルカ島、パルマは大聖堂やベルベル城など中世時代建造物が残されている味わい深い歴史町ですが、町を離れると自然豊かな景観が広がる長閑な地中海の島でした。島北東端にあるフルマントール岬の景観は印象的でした。有名人であるミロやショパンに因む観光地や施設もあり、文化、歴史、自然景観の多様な観点でマヨルカ島を楽しめました。年末の休暇期間中でしたが、観光客で混みあっていなかったのも好印象です。ミロ美術館 (マヨルカ島) 博物館・美術館・ギャラリー
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