神の声が聞こえたので新潟へ旅立ちます。<br /><br />いや、マジです。金曜日の夜、家で寝ている最中に夢の中でお叱りを受けました。<br /><br />新潟にある父の実家には、祖母と叔母が住んでいます。昨年の6月に死んだ叔父の遺骨を持って行って以来、ぜんぜん行っていなかったです。<br />祖母は100才近くなっているので、もう何度も会えるわけじゃないのは分かっています。私は8月上旬に2回目のワクチン摂取を受けて抗体がビンビンに効いてる頃です。<br />「今、このタイミングを逃したらダメだ。」<br />そんな風に言われました。<br /><br />その夢で目が覚めて目の前にスマホ。まるで「今、新幹線を予約しなさい。」そう言われたようだったので、えきねっとで新潟行きの新幹線を予約しました。<br /><br />このページでは、定期運用が残り1ヶ月を切ったE4系Maxに乗って帰ります。<br /><br />9月11日<br />乗車券<br />上野→大宮　480円<br />上越新幹線　とき315号　8,600円（トクだ値15%）<br />大宮(10時41分)→新潟(12時24分)<br /><br />9月12日<br />上越新幹線　Maxとき326号　10,020円（自由席）<br />新潟（14時20分）→上野（16時22分）

2021年秋　新潟帰省　その2

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2021/09/11 - 2021/09/12

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新潟市(新潟)

父の実家を後にして国道113号線を走るバスで新潟駅へ向かいます。

途中、廃止となった貨物線の踏切を渡ります。
写真の奥には2002年に廃止になった東新潟港駅がありました。東新潟港駅から昭和シェル石油新潟製油所へ向かう専用線が分岐しており、タンク車が並んでいた記憶があります。

基本的に新潟へ来ているのはお盆や正月といった貨物列車がお休みの期間だったのですが、それでもここを走る貨物列車を何度か見ました。

また、この写真の後ろ側には新潟鐵工所大山工場があり、門から見える建物内に気動車が居たのも覚えています。後に新潟鐵工所は新潟東港の近くへ移転して、社名も変わってしまいました。
万代口の駅舎の解体が進む新潟駅です。
鉄道施設の移転が絡む連続立体交差事業の2期工事は2009年から始まり、2021年度末までに在来線の全面高架化を目指すそうです。

現在は万代口側に高架1番線ホームを構築していて、新潟市のホームページを見ると7月時点で軌道工事まで終わっているようです。写真の左側に組んでる足場は駅舎の外壁を作ってるようです。

2007年に南口の整備から事業着手してから既に14年もの歳月がたった新潟駅付近連立化事業ですが、2021年度末に在来線の高架化が完成すると、続いて3期工事である万代口の整備に移行して2020年代中には完成を目指すそうです。
新幹線の改札口の前にあるお蕎麦屋さんで蕎麦と天ぷらをツマミにビールを飲んじゃいます。
「いやぁ、お店で酒が飲めるって素晴らしいです！」
新幹線改札口の脇にはささやかながらもMaxのラストランを知らせるブースがありました。
乗車するのは「Maxとき326号」です。

事前に新幹線eチケットサービスでICカードを登録しておいたので、券売機に寄らずに新幹線改札を抜けます。これ便利ですね。

新潟駅には、随所にこのような装飾が施されています。
新幹線ホームへやってきました。
指定席の窓際が取れなかったので自由席の窓際を狙う作戦です。
もう列ができているのかと思い40分前にやってきましたが、誰も並んでいない2号車に乗る事にしました。
14時08分「Maxとき326号」となる列車が新潟新幹線車両センターからやってきました。
多くの人が撮影しています。
こんな装飾も施されています。

この朱鷺が羽ばたくロゴマークは今後も残して欲しいです。
乗車するのは新潟新幹線車両センター所属のP12編成です。
ドアが開くと同時に二階席へ激しく突入します！
E4自由席名物のベンチシートです。もっとも2時間程度の乗車なら、これで十分です。でも、これで東京から盛岡は勘弁してください。
逆にグリーン車は何を狙ったのかと思うほど大柄で後ろに倒れるシートです。

そういえばリニューアル前のE1の自由席は、真ん中の座席の背ずりが引き出せて肘掛になりました。
もっとも、あまり使われてないようでE4には引き継がれませんでした。
窓際に着席しました。隣のホーム11番線には14時14分発の「とき324号」が停車しています。
長岡、大宮、上野にしか停車しない準速達型の列車です。

在来線ホームに「特急　いなほ8号」が到着し、9分の接続の後に「とき324号」が発車していきました。
「とき324号」が発車して6分間後の14時20分、「Maxとき326号」も新潟駅を発車します。
新潟駅を発車して、すぐに見えてきたのはJR新潟支社ビルです。オフィスビルなのでシンプルな感じですね。
越後線は地表へと降りて奥の方へと離れていきます。
加速しながら新潟西バイパスを跨ぎました。
新潟市とその周辺には最大片側3車線で無料のバイパスが縦横に走っています。都市の規模に対して余裕がある道路なので渋滞も無く、国内では横浜の保土ヶ谷バイパスに次ぐ交通量なんだそうです。

さすがコンピューター付きブルドーザーと言われた田中角栄の地盤の新潟です。これだけ便利なバイパスや新幹線が作られたら投票しますよ。良し悪しは別にして、これほどのパワーがある政治家は二度と現れないと思います。

北陸自動車道の新潟西ICへと向かう新潟西バイパスを横に見ながら、第2信濃川橋梁で信濃川を渡ります。
北陸自動車道を跨ぎます。
それでは車窓を見ながらアルコール消毒していきます。
田んぼの真ん中を走っていきます。稲刈りが終わってるとこもありますね。秋なんだと実感させられます。
車窓には弥彦山が見えてきました。
しばらくすると北陸自動車道が近づいてきて、中ノ口川橋梁を渡ると...
燕三条駅に到着しました。
燕三条駅の大宮方のホームにカメラを構えた鉄の一団が居ましたが、何を狙っているのでしょうか。
燕三条駅を発車して、すぐに第一信濃川橋梁を渡ります。
この直後、下り「Maxとき321号」とすれ違いました。なるほど、先ほどの一団はコレが来るのを待っていたんですね。
もしかして同士のE4の並びが撮れるのでしょうか。
長岡駅に到着です。
貨物駅である南長岡駅が見えてきました。
う～ん、何も居ませんね。

昔、この付近で図鑑で見た「スーパーかがやき」を見て感動したのを思い出しました。赤とクリーム色の国鉄色の特急が多い中、白地の車体にオレンジとブルーの帯にゴールドの斜めストライプを纏ったのがカッコいいと思ってました。
当時の上越新幹線は「あさひ」でした。もう30年近く前の話です。

続いて長岡車両センターが見えてきました。
おや、何か居ますね。拡大してみます。
ローズピンクのEF81-97号機のようです。
新潟平野を離れ魚沼トンネル群へと入っていきます。
魚沼トンネル群を抜けて魚野川橋梁を渡り、
すぐに浦佐トンネル群へと入っていきます。
全長9.8kmの浦佐トンネル群を抜けて浦佐駅に到着します。
浦佐駅に到着です。
浦佐駅を発車しました。
防音壁より遥かに高いMaxの二階から見る車窓はダイナミックです。
Maxの大柄な車体がカーブを曲がっていきます。
ガーラ湯沢へと向かう支線を見ながら越後湯沢駅に到着します。

越後湯沢駅ではかなりの人が乗ってきました。
まるで「はくたか」の接続があった頃のようです。
越後湯沢駅を発車して、すぐに大清水トンネルへと入っていきます。
大清水トンネルを抜けていきます。
上毛高原駅に到着しました。
上毛高原駅を発車します。
まずは上越新幹線では極めて短く、たった220メートルしか無い黒岩トンネルを抜けます。
赤谷川橋梁を超え中山トンネルの新潟側の入口を撮ろうとしていたら、変電所のような建物が撮れました。
でも変電所にしては小さいですし、電力会社からの外線も来てるようには見えないので何かと思って調べたら、新上毛高原補助き電区分所と言うそうです。
中山トンネルへと入っていきます。
中山トンネル内でブレーキがかかり、時速160km/hまで減速します。下り列車だと坂を登る形になるのであまり分かりませんが、上り列車だと坂を降っている最中なのでブレーキをかけるのが分かります。

やがて左右にカーブした後、再び加速していきます。
中山トンネルを抜けました。
すぐに吾妻川橋梁で吾妻川を渡り、
吾妻線を超えてから、