2021/09/11 - 2021/09/12
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TX-1000さん
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神の声が聞こえたので新潟へ旅立ちます。
いや、マジです。金曜日の夜、家で寝ている最中に夢の中でお叱りを受けました。
新潟にある父の実家には、祖母と叔母が住んでいます。昨年の6月に死んだ叔父の遺骨を持って行って以来、ぜんぜん行っていなかったです。
祖母は100才近くなっているので、もう何度も会えるわけじゃないのは分かっています。私は8月上旬に2回目のワクチン摂取を受けて抗体がビンビンに効いてる頃です。
「今、このタイミングを逃したらダメだ。」
そんな風に言われました。
その夢で目が覚めて目の前にスマホ。まるで「今、新幹線を予約しなさい。」そう言われたようだったので、えきねっとで新潟行きの新幹線を予約しました。
9月11日
乗車券
上野→大宮 480円
上越新幹線 とき315号 8,600円(トクだ値15%)
大宮(10時41分)→新潟(12時24分)
9月12日
上越新幹線 Maxとき326号 10,020円(自由席)
新潟(14時20分)→上野(16時22分)
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昨夜、半分寝ぼけながら予約したので大宮駅から新幹線を予約しちゃいました。失敗しました。しかもナチュラルに乗り遅れそうになり、ギリギリで大宮駅の新幹線ホームへとやってきました。
これから乗車する「とき315号」の車両はE7で、上越新幹線でE7に乗るのは初めてです。
私は幼い頃から父の実家に帰省する為に上越新幹線に乗ってきました。200系、E1、E4、E2と来て、また一つ新たな時代を迎えましたね。
幼い頃は200系のビュッフェにあるスピードメーターに釘付けでした。いつも190~200km/hくらいを表示した記憶があります。あと、ビュッフェでカレーを食べたかったのですが、結局それは叶いませんでした。 -
それでは「とき315号」へ乗車します。
車両は長野新幹線車両センター所属のF13編成です。長野の車両が上越新幹線も走るんですね。 -
10号車の窓際に着席しました。
乗車率は10%程度とガラガラです。まぁ、こんなご時世ですから。 -
定刻通り大宮駅を発車します。
上り「なすの270号」が大宮駅に到着します。 -
グングン加速して東北新幹線と別れていきます。
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調べ物をしている間に高崎駅に到着しました。
上りホームから「たにがわ408号」が発車していきます。 -
高崎駅を発車して少し走ると長野...ではなく北陸新幹線が分かれていきます。
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11時09分、最初のトンネルである全長15.3kmの榛名トンネルへと入っていきます。
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11時13分、榛名トンネルを抜けました。15kmを4分で走り抜ける新幹線って凄いです。
遥か下を走る吾妻線がチラッと見えた後、全長225メートルの吾妻川橋梁で吾妻川を渡ります。 -
吾妻川橋梁を渡り終えると、全長14.8kmの中山トンネルへと入っていきます。
この中山トンネルは建設中に大量の出水が発生して掘削不能となり、地層が悪い区間を避けるようにルートを変更して建設されました。この為、トンネル内に160km/hの速度制限があります。
また、上越新幹線の開業が遅れる原因にもなりました。 -
そんな難工事の末に完成した中山トンネルも5分ほどであっさり抜けて、上毛高原駅に到着です。
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上毛高原駅を発車すると、すぐに月夜野トンネルへと入っていきます。
この月夜野トンネルに続く第1湯原トンネル、第2湯原トンネル、大清水トンネルと31kmに渡り連続したトンネル構造の大清水トンネル群になっています。次に太陽が見えるのは越後湯沢駅のすぐ近くです。
それぞれのトンネルの間は短いながらも地上へ出るそうですが、除雪などの保守性を考慮したシェルター構造となっており、普通に乗ってる分には地上を走っている事は分かりません。でも微妙に音が変わるのと、目を凝らすと少し外から明かりが漏れているので地上区間を走っているのが分かります。 -
トンネル内ではトンネル照明が点灯されています。よく見ると軌道面には交換用のレールが仮置きされています。
少し前に新聞で、東北新幹線は開業以来レール上を通過した列車重量が累計8億トンに達し、大規模なレール交換を行なっていると言った記事を目にしました。東北新幹線より少し遅れて開業した上越新幹線ですが、既に35年間以上が経過し、東北新幹線ほど列車本数もありませんが、湿気によりレールが傷みやすいトンネル内からレール交換を始めたようです。 -
大清水トンネルを抜けて越後湯沢駅に到着しました。
かつて「特急はくたか」の接続がある列車は、越後湯沢駅で多くの人が降りましたが、今はひっそりとしています。 -
越後湯沢駅を発車します。
関東地方は曇りでしたが、日本海側は雲が多いながらも晴れています。 -
ガーラ湯沢駅が一瞬だけ見えたと思ったら、10個のトンネルが連続した構造となっている全長23kmの塩沢トンネル群へと入っていきます。
中でも1番長い全長11kmの塩沢トンネル内で北越急行の赤倉トンネルと間近で交差しているそうですが、浅学非才でニワカ鉄の私には見えなかったです。 -
浦佐駅に到着しました。そういえば高崎から先は各駅停車なんですね。
浦佐駅を発車すると、すぐに全長9800メートルの浦佐トンネル群へと入っていきます。 -
11時51分、浦佐トンネル群を抜けると、全長258メートルの魚野川橋梁を渡ります。新幹線の速度では一瞬です。
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魚野川橋梁を渡り終えると、すぐに魚沼トンネルへと入っていきます。その先にある妙見トンネルと滝谷トンネルと一体になっていて、全長13kmの魚沼トンネル群を構成しています。
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11時55分、魚沼トンネル群を抜けると新潟平野へ出ました。長かったトンネルもここで終わりです。
少し走ると長岡駅停車に向けてブレーキがかかり、長岡到着の放送が流れます。 -
長岡駅に到着しました。
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長岡駅を発車して少し走ると信越本線が離れていきます。
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まもなく燕三条駅です。
到着前に全長447メートルの第1信濃川橋梁で信濃川を渡ります。 -
燕三条駅に到着です。
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燕三条駅を発車すると、すぐに全長382メートルの中ノ口川橋梁を渡ります。
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新潟駅にむけて減速しながら全長429メートルの第2信濃川橋梁を渡っていきます。
奥に見える斜張橋は北陸自動車道ときめき橋です。 -
終点の新潟駅に到着しました。
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新潟駅では8分の接続で「特急 いなほ5号」秋田行きが待っています。
それにしても、この色...もう少し何とかならなかったんですかね。
新しいデザインを考えるのが面倒だったなら、上沼垂色でも良かったと思うんですが。たぶん似合いますよ。 -
連続立体交差事業が進む新潟駅です。
万代口の駅舎が解体され、新潟支社ビルも解体が進んでいます。 -
新しい駅舎の下にはバスターミナルができるそうなので、このバックで入ってくるバスターミナルも見られなくなりますね。
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BRTと呼ばれているバスに乗ります(笑)
専用道路がある訳でも無いので単なる路線バスですよね。しかもBRTとして前面に押し出している赤い連接バスじゃないんですね。
もっとも、新潟は街と駅が離れていてバス文化の社会なので、連接になんかしなくてもバスはいっぱい走ってます。あと、本日は新潟スタジアムでアルビレックス新潟の試合があるので、そちらに回されてるのカモです。
ただ、私も含め地元民では無い人にとっては、新潟駅前にバスターミナルが無いのは使いにくいです。
最近でこそ少し改善されましたが、今も新潟駅には立ち寄らず、古町と呼ばれる新潟駅から離れた繁華街へ向かう便もあります。
古町行きのバスで新潟駅へ向かう時は、途中の何でもないバス停で降りて5分ほど歩く必要があります。
駅へ向かう人の流れの方が少ないからなんでしょうけど。 -
やってきたのは万代シティバスセンターです。
少し遅いランチですが、ここでバスセンターカレーを食べちゃいます。今日も繁盛しています。
ずっと前から蕎麦屋があるのは知ってましたが、寂れた普通の蕎麦屋でした。いつの間にか新潟名物のようになってしまった事に驚きました。昔からカレーあったんでしたっけ?(笑)
そして新潟県民のソウルフードとしてバスセンターカレーと並び称されるタレかつ丼も、「そんなのあったんだ」って思いました。タレかつ丼に至っては未だに食べた事ないのでイメージできないです。
私の中で新潟のソウルフードと言えば、欠けたり形が崩れた冷凍の魚や筋子、タラコに数の子です。かつては新潟港近くの市場で格安で売られていましたが、最近はすっかり見かけなくなりました。
(信じられないほど格安で山積みになってました。当時は荷役中に破損させたりして商品にならなくなった物が港近くの市場で投げ売りされてる程度の認識でした。)
見かけなくなった時期は北朝鮮の万景峰号が入港禁止となった時期に合致します。
今から思えば、アレそういう事だったんですね... -
注文したのは大盛カレー560円です。
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私は具がゴロゴロ居た方が食べ応えあるので好きです。肉は新潟産の豚肉なんだそうです。
大盛りにしたら、かなりのボリュームがありました。。「やべっ、失敗した。。」って気づいたのは、バスに乗ってて縦に揺れた時でした。。 -
墓参りをした後、少し足を伸ばして白新線の黒山駅へやってきました。この駅から分岐している新潟東港鉄道を見ていきます。
黒山駅から2.5km離れた新潟東港鉄道の藤寄駅は、ごくたまに新潟東港から船積みされる鉄道車両や、新潟トランシスの工場から出荷される鉄道車両の荷扱いがあります。
その昔、タンク車が並んでいるのを見た記憶があります。アルコールや濃硫酸の輸送が行われていたそうです。 -
奥の電化されいる部分は白新線です。
新潟東港鉄道は手前の草むらの中に居る...ハズ... -
藤寄駅方に進むと草むらの中から線路が見えてきました。
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制限速度20km/hの標識です。
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たぶん気笛吹鳴標識です。
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黒山駅から最初にある高山踏切です。
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高山踏切から黒山駅方を見ます。ナチュラルに緑化軌道と化してます。
一応、現役の路線ですが、もはや廃線のような感じです。 -
日本東北自動車道を超えた先にある第一黒山踏切です。
何やら遮断機が新しいです。 -
ちょっと上手く写らなかったのですが、2020年11月製造と書かれています。割と最近ですね。しかも停電すると降りちゃうそうなので、踏切の制御電源は入っているようです。
ここに来て初めて現役の路線である事を垣間見る事ができました。 -
側道に沿って藤寄駅方面へ進みます。
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県道3号線の藤寄交差点部分は高架となっています。
何やら最近、色を塗り替えたようでピカピカです。 -
第二藤寄踏切にやってきました。左側は藤寄駅ですが、完全に草に埋もれてます。
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駅事務所建物が見えてきました。
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建物には名称を外した跡がありました。調べてみたらかつては
新潟臨海鉄道株式会社
藤寄総合センター
と書かれていたそうです。 -
玄関には制輪子が置かれていました。
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何を操作するんだか分かりませんが、テコもあります。
この後、祖母の家へ帰りました。今回は以上で、その2へと続きます。
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