六本木のミッドタウンで「北斎づくし」

2021/09/11 - 2021/09/11

六本木のミッドタウンで開催中に「北斎づくし」展に行ってきました。
開催期間が9/17（金）までで、訪れたのは最後の週末だったため、とても混雑していました。
北斎漫画、富嶽三十八景、富嶽百景など、全部揃ったまさに北斎づくし！
特に、富嶽三十八景は、絵の中に吸い込まれてしまうようで、私も北斎と一緒に旅をしている気持ちになりました。

エリア 六本木(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

六本木駅から東京ミッドタウンへ向かいます。地下で繋がっているので便利です。

六本木駅 駅

東京ミッドタウンに到着です。

東京ミッドタウン ショッピングモール

すぐに、「北斎づくし」の案内が出ていたので迷うことはありません。

東京ミッドタウン ショッピングモール

チケットは事前に購入していましたが、当日券もありました。
また入場まで時間があったので、ミッドタウンの中を散策します。

東京ミッドタウン ショッピングモール

天井にも北斎の浮世絵や北斎漫画のユニークなイラストが掲げられています。

東京ミッドタウン ショッピングモール

ショップの中には、北斎づくしとコラボしたキャンペーンを行っているところもあるようでした。

東京ミッドタウン ショッピングモール

さて、入場時間になったので会場に向かいます。
検温、アルコール消毒をして進んでいくと、北斎漫画のイラストが迎えてくれました。

会場は４部構成になっています。
第一会場の入口。なんだか、すんごい光景が目に飛び込んできました！

第一部は北斎漫画。全１５編の絵手本が展示されています。

天井に北斎のイラストが描かれた垂れ幕が下がっています。見上げても北斎！

床＆壁にも、一面に北斎漫画のイラストが散りばめられています。贅沢な空間！

北斎漫画。昔の人たちも、今みたいに、早く次の巻が出ないかなとワクワクしながら出版を待っていたのでしょうか。

これ、見たかった！
江戸時代の人たちが参考にしたという、流行曲に合わせたダンスの振り付け。
現代にも通じる感覚があります。

相撲の取り組みがパラパラ漫画のように展開されています。

江戸時代の後期に流行したという「雀踊り」の分解図。
編み笠を被った踊り手がとても可愛らしいです。

第二部の富嶽三十八景の間は、撮影禁止でした。全部を鑑賞するのに40分くらい掛かってしまいましたが、一枚一枚が圧巻で素晴らしかったです。

さらに進むと、DIGITAL HOKUSAIの空間がありました。
一つ前の写真でも紹介した、雀踊りのイラストも。

北斎漫画や富嶽三十八景の中から印象的なシーンが映像と音で展開されます。

いろんな変顔も。笑

第三部は、北斎による挿絵の展示です。

曲亭馬琴と北斎が贈る新編水滸画伝。

漫画もビックリのエフェクトで描写されています。

力強さの描写がハンパないです！
北斎が現代に生まれていたら、どんな漫画を描いていたのかと想像してしまいます。

こちらは、馬琴＆北斎が贈る読本「椿説弓張月」の一場面。

最後のエリアは、富嶽百景。
富嶽三十六景をコンプリートして疲れてしまったので、こちらはサラっと鑑賞しました。

お土産のコーナーを見て、大満足の北斎づくし展終了です。

エスカレーターを上がって、上の階へ。サントリー美術館へやってきました。
展示の入れ替え中で、美術館はお休みです。

サントリー美術館 美術館・博物館

お目当ては、サントリー美術館に併設されたカフェ。

お麩を使ったデザートやパフェも気になりましたが、加賀棒茶と生麩まんじゅうのセットをオーダーしました。

サントリー美術館 shop×cafe グルメ・レストラン

葉っぱをめくると、グリーンの色が鮮やかな生麩まんじゅうがでてきます。
つるりとした触感で、中にこしあんが入っていました。夏らしいデザート。

サントリー美術館 shop×cafe グルメ・レストラン

ミッドタウンを出て、ちょっとお散歩です。

すぐ近くにある檜町公園にやって来ました。

檜町公園 公園・植物園

国際色豊かな人たちで賑わっていました。

檜町公園 公園・植物園

檜坂を通って、今日のお散歩は終了です。

檜坂 名所・史跡