駿府の工房・「匠の宿」を訪ねる！

2021/08/06 - 2021/08/06

静岡市の西端に位置する丸子地区にある「駿府・匠の宿」を訪ねて、木工職人が作りだした作品を見学に行く。
ここ駿府の工房・「匠の宿」は、今川～徳川時代から受け継がれた静岡市の伝統産業（＝木工芸）と歴史をテーマとして体験できる施設です。

また鞠子宿（＝丸子宿）は、東海道五十三次の20番目の宿場であり、当時の旅人は安倍川を渡り切り安心して丸子名物の「とろろ料理」を楽しみ、一休みしてから宇津ノ谷峠を越えて次の宿場・岡部宿へと向かった所です！

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

「匠の宿」は静岡市の木工芸職人集団が作り出した、工芸作品の展示施設です。

入り口付近には、無料駐車場があります。
[ 駐車場 ]
普通車 ：150台
大型車 ： 20 台

「匠の宿」へは、歩いて行く。

無料駐車場からは、歩いて3分です。

「匠の宿」の入り口。

マニアには、おなじみの「機動戦士・ガンダム像」がお出迎え！

☆ ガンダムの「RX・78－2の記号」が分かる方は、GUNDAMマニアの
　 検定試験に合格です！

入場すると、中庭の周りには展示施設が点在しています。

施設内には、木工芸品制作のための体験教室があります。

各種体験工房＝木工芸品作りを学ぶ
竹と染： 繊細に竹ひごをつなぐ駿河竹千筋細工　　　　　　　　　　　　　　
木と漆： 家具産地・静岡の木工や指物の体験．駿河漆器の漆
火と土： 手びねりや絵付け・電動ろくろなどで陶器を作る
空と森： 静岡の木を使った木育キッズスペースのイベントブース

各種工房を巡り、見学するだけでも面白い体験です！

アート作品風な水辺。

和風旅館な造りの建物。

回廊には、爽やかな風が通り抜けます！

周辺には、丸子城跡・吐月峰・柴屋寺などの史跡もあります！

道路を隔てた施設＝「匠の宿・おもしろ体験館」には、プラモデル模型作品を展示してあります。
開催期間 ： ８/８ ~９/5　　　
時　　間 ： 10～17時

静岡市は駿府（＝駿河国の府中）と呼ばれましたが、江戸時代に静岡浅間神社の造営、修復工事のため全国から多くの宮大工や木工職人が集まり、その後定着して木工技術が継承されました。
やがて、木工模型からプラモデル模型へと進化して、静岡を代表する産業となりました！

今年度は例年5月開催の「静岡ホビーショー」が中止されたため、その代替施設として静岡市の特産品であるプラモデル模型作品が展示されました。

各社のプラモデル模型製品。

細かい手作業で造る。

東京駅のミニチュア模型作品。

現代の静岡の「匠の技術」は、タミヤを代表とするプラモデル模型に活かされています！

プラモデル模型の各社のロゴマーク。

GUNDAMの好敵手＝ ZAKUⅡ「MS－0６S像」。

左は、ロシア空軍SU33D戦闘機。
右は、架空の三角翼の戦闘機。

ヒコーキのプラモ模型。

青島文化教材社：AOSHIMAは、子ども向けの教材作りからスタートしました！

自分の趣味分野である艦船模型。

タミヤのミニ4駆・模型サーキット場。

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で、街角に集結するドイツ陸軍のジオラマ模型。

和風畳の部屋。

ミニチュア模型作品。

駿河漆器の一種である「塗り箸」。

「匠の宿」は静岡市街地から国道一号線を30分ほど西進して、丸子地区へ入るとすぐに見える交通至便な所です。（東名高速道・静岡ＩＣより15分）

夏休みの子ども連れの家族にとっては、地元の歴史を学び、木工技術を体験できる最適な施設です！