2021/05/01 - 2021/06/02
185位(同エリア687件中)
ottoさん
この旅行記のスケジュール
2021/06/02
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この旅行記スケジュールを元に
長い年月を隔てて再訪した大山祇神社は記憶の曖昧さを思い知らされるものでした。団体旅行と個人旅行による印象に違いといってもいいかもしれません。
それにしても村上水軍は勿論、覇権を競う武将たちが本土から遠く離れたこの地に遥々やってきて戦勝祈願する磁力とは? 日本の総鎮守に縋っての神頼み?
撮影禁止でしたが展示されている国宝級の武具の数々は 実戦での威力を彷彿させ畏怖を覚えるほど威厳に満ちていました。
瀬戸内で大三島が独自の繁栄をした理由の一端がここにあるのだと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
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富士見園に朝が来て
和風の食事処に案内されました。 -
海山の幸 富士見屋の朝ごはんです。
日本3大急潮流に挙げられる来島海峡もまれた魚介類は
ホントに身がしまって美味しかったですよ。 -
昨夜の船盛の鯛の潮汁もちゃんと登場、
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へるしーでおおらかなメニューでした。
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御飯もしっかりと頂いて、
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早立ちをした人が去った後の食事処で一服
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ネットがかかった窓越しに見る海と島々、
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ゆっくりと館内を巡ってみました。
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食卓に供されて美味しかったので売店で鯛じゃこ天を買いまいした。
焼いても似ても味が良く日持ちして重宝しました。 -
さてフロントだ再確認して神社へと向かいます。
大三島は芸予海峡のほぼ中央に位置し福山、尾道から今治に至る [しまなみ海道]
の要衝。 -
玄関で記念写真を撮影。なぜここに富士?と聞くと多々羅大橋から眺める島の形に由来するそうです・・・
しまなみ海道 料理旅館 富士見園 宿・ホテル
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お世話になった気さくなお姉さんのお礼を述べ、
ラッキーにも女将さんが直接神社へ送って下さるださることになりました。 -
バスを待っていたらと思うと大助かりです。
大鳥居の前で降ろしてもらいました。
威風堂々、神社の大鳥居に迎えられ、 -
今日が年に数回ある内の一つ、大きな礼の日だと知りました。
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原始林楠樷社の境内全図
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廻り切れないほど多数の建物があるので目標を定めて歩きます。
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見事な総門がみえはじめます。
左の石碑に大山祇神社の銘。伊藤博文揮毫ってほんと? -
この地出身の日本画の重鎮平山郁雄画伯のスケッチが石板に描かれています。
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原画は水彩画のようです。
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神に供えるためだけの稲田・斎田
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総門が姿を現します。
大山祇神社 寺・神社・教会
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日本総鎮守として祭神が大山積大明神であることを示す重要文化財・扁額は
神武天皇の子孫・小千命が神武天皇東征に先駆けて乗船した舟板に揮毫したものが元とされます。 -
深遠な境内を進みます。
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御座敷殿、祓殿を右に見てさらに進みます。
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巫女さんがコロナ下での限られた形で祭祀が行われるのだと教えてくれました。
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緑深い神域の中でも殊に特徴的なのが、この大楠です。
認定されているだけで楠は何本もあるらしいのですが
これはその中でも随一の迫力だそうです。 -
天然記念物に指定されています。直径2.6m 高さ24mのもあるとか。
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手水舎も古式床しい風情
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神域を囲む堀川を渡ります。
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神門へと向かいます。歴代朝廷、国民から尊崇され「伊予一の宮」と定められたそうです。爾来、全国に末社が数多く出来たそうです。
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御祭神は天照大三神の兄神に当たる大山祇大神であることが由緒書に示されています
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今から奥の拝殿・ご本殿で厳かに祭祀が執り行われるようです。
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色鮮やかな衣を纏った神官達が急ぎ通り過ぎて行かれました。
長い回廊を通って拝殿の方へ進んで行かれます。。 -
始まるまでちょっと辺りを見学します。
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酒殿
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神饌所を過ぎると廻廊の外側に八重垣神社、が並びます。
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お参りが始まりました。巫女さんが柱の陰から窺うように拝していて・・
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ミスの向こうに赤い衣の神官が現れました。青い衣の神官は飾橋下にいます。
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一頻り雅楽が奏され神官は本殿の御簾をあげます。
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そして殿に上がり厳かに祈りを捧げます。言葉の内容は分かりませんが
暫くの時が厳かに過ぎました。 -
暫くして殿を降り恭しく神祭に参拝、巫女が退席しました。
神官たちはもと来た廻廊を伝って去って行かれました。
コロナ禍出なければ村を挙げてのお祭りだったでしょうに・・ -
「宝物殿はあちら」と標識があるので右に行くことにします。
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あちこちに大楠を見かけました。
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この楠も大きいです。樹齢2600年くらい? 凄いね。
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蒙古襲来に際し三島水軍を率いて参戦した武将・河野通有が兜をかけたと言われる木
等も残っていて興味深々。 -
入口の方に戻ってきました。堀川の欄干に腰かけて暫し休憩
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此処が神社の宝物館・海事館入口です。
大山祇神社宝物館 美術館・博物館
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受付です。拝観料ネットで調べたのと異なり 県民以外は\1000でした。
ちょっとたじろぎましたがエイやっとチケットを購入。 -
左手が宝物館、
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正面が海事艦。後で行きましょう。
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紫陽殿~宝物館には靴を脱いで上がります。
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3館共通券の写真は国宝・紺糸縅鎧兜大袖付き(頼朝奉納)
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「紫陽殿」
脱いだ靴は袋に入れて提げて入ります。 -
2階への踊り場に貼ってあったポスターは平家追討の義経像。
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義経は頼朝の野望の犠牲になったのでした。
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義経奉納の「赤糸縅鎧大袖付き」というのもあり、
草花を描いた胴の絵柄が繊細で美しいと思いました。 -
此処からは国宝館に繋がる2階廊下入口。
武具の他にも孝明天皇奉納の「禽獣葡萄鏡」
森永親王奉納の牡丹唐草門文兵庫鎖太刀拵、
弁慶の薙刀、為朝の弓、の他にも多数の文化財が大切に保管されていました。 -
不思議な絵馬
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密閉空間から地上に降り立ち
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ソテツの青に目を休め、
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もと来た道を少し戻って
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四季咲の楓に憩い、
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正面に見える海事館へ。
海事博物館 美術館・博物館
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夏ラシイ赤い花に気を取られ。。
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大三島海事博物館
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入口にデッカイ2枚貝
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天皇陛下が研究に使用された葉山丸
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珍しい魚たち
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大きいのや小さいのや
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「おおじゃこ」って食べられるのかな?
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マッコウクジラの歯
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天然記念物「カブトガニ」は生きた化石と言われる希少生物、甲殻類ですが
雄雌の判別法が示されていました。 -
「だいこくさぎふえ」
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「はまふぐ」その他にも色々見切れないほどの珍しい
海の生物が並んでいました。 -
島内だけの帰りのバス時間です。限られた便数なので逃したら大変です。
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隣が「大三島美術館」今度来たら中に入る時間を作れそう、
大三島美術館 美術館・博物館
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昭和なバス停にバスが来て、\270円は pitapaで支払OK
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クルーズ船発着所を過ぎ、(伯方の塩の作業場や村上水軍史跡なども見てみたかったのですけれど、コロナでアウト)
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しまなみ海道・大三島ICへと向かいます。
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大三島・高速バス停まで2km、
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多々羅大橋が霞んで見えます。
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福山行きの高速バスに間に合いました。
大切にしまっていたポケットのチケットを見せて乗車。高速バス(本四海峡バス) 乗り物
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すっきり晴れていたら多島美を満喫できたでしょうに…
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しまなみ海道が誇る美しい斜張橋
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瀬戸田BSが近いようです。
多々羅大橋 名所・史跡
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此処迄の運賃が表示されていて今治から乗っている人は¥1500
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静かな海面
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大小の島には無人島もあるそうですが、生口島~因島~向島を越えて
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1時間弱で福山に着きました。さんすてテラスのカフェ・マーメイドで軽食兼一服。
福山駅 駅
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新幹線の時間待ちを利用して駅近くの福山城に行ってみます。
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ホームのすぐ傍です。
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ほぼ400年前に初代城主水野氏が備前を治めるために建てたと聞きますが、
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駅から近いし又来ます。
福山城 名所・史跡
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入口付近の櫓の一つ、
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複雑な曲輪はなさそう、
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伏見櫓の御門でしょうか?
小路ちゅうの足場が組んであって歩くのに気を使いました。 -
何と!大普請の真っ最中だと書いてあります。
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完成予想図のパネルを見ました。
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来年竣工とは...
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鐘楼
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石垣沿いの階段を駅の方へ下ります。
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観光案内所はまだ閉まっていました。
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さくら556号の切符ををゲット
8両編成、6号車です。 -
女性が駅の乗務できびきびと働いている姿は頼もしいです。
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来ました~ ちょっと変顔の「さくら」、
新大阪までの1時間はアイスクリームと午睡の貴重な時間。
かくて大三島1泊2日の旅は無事終わりました。
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