
2021/07/12 - 2021/07/13
104位(同エリア106件中)
fromatozさん
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天売島と焼尻島を散策。
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旭川駅前バスターミナルから留萌へ。
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留萌駅前バス停で降り、近くにある岸畑魚店で特産品の甘エビ(650円)を購入。羽幌へのバスの待ち時間を使って、早速甘エビを賞味。甘さは期待したほどなかったが臭みもなく新鮮さは感じられた。一人で食べきるには量が多いが、少しでも新鮮なうちに食べておきたかったので1パック分、一気に完食。数えたら22匹だった。
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羽幌町の(沿岸バス)本社ターミナルで下車。
羽幌には本社ターミナルの他に羽幌ターミナルがあるが、羽幌港やはぼろバラ園に近いのは、本社ターミナル。沿岸バスターミナル (本社) 乗り物
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天売島行きフェリーの出航時刻までの空き時間を利用して、はぼろバラ園へ。入園無料。ちょうどバラが満開の時期で、種類も多く、なかなか見事だった。
はぼろバラ園 花見
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はぼろバラ園に隣接する北海道海鳥センターへ。これから行く天売島に生息する海鳥に関する資料等が展示されている。
北海道海鳥センター 美術館・博物館
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羽幌港の近くにある産直工房きたるへ。ここも甘エビが販売されているが、訪問した時間(13時過ぎ)には、冷凍物だけで生の甘エビは販売されていなかった。生が販売されていても500gは多過ぎなので、買わなかったと思う。
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羽幌フェリーターミナルからフェリーで天売島へ。
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焼尻島経由で天売島に到着。天売フェリーターミナル内にある観光案内所でキャンプ場利用の手続き(1泊500円)。キャンプ場は、ここから500mくらい離れた場所にあるが、受付は観光案内所で行う必要がある。
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キャンプ場にテントを設営し、島内散策へ。キャンプ場遠望。中央の三角屋根の建物は海の宇宙館というカフェもある島の情報ステーション。
海の宇宙館 喫茶コーナー グルメ・レストラン
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天売島灯台。周辺は草地の広がる寂しい雰囲気。海鳥ではなくカラスが沢山いた。
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天売島灯台近くからの展望。遠くに焼尻島が見えるが、別に天売島灯台付近以外からでも焼尻島は見える。灯台付近は特別な絶景ポイントという程ではなく、観光目的でわざわざ天売島灯台まで行く必要はないものと思われる。
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島中央部のフットパスを歩く。野鳥観察のガイドツアーなんかがここで実施されるらしいが、知識もなく歩く私には、見所なしの樹林帯の遊歩道。
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フットパスから車道に出て、赤岩展望台へ。
海岸沿いにあったウミネコの繁殖地。岩礁で羽を休めていたウミネコ達が、何をきっかけなのか一斉に羽ばたきだし、岩礁付近を回り始めた。そして、これまた何をきっかけなのか一斉に岩礁に戻っていった。数百羽はいそうなウミネコの集団が飛び回る様はなかなかの壮観。 -
赤岩展望台のトイレ・駐車場の手前辺りからウトウの巣穴が見られるようになる。ただし、周辺は背の高い草地が広がり、巣穴が確認できるのは、道路沿いだけ。
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トイレ・駐車場付近の写真ではないが、ウトウの巣がある地帯は、この写真のように背の高い草が密生しており、この草地の中に数十万といわれる巣穴があるらしい。
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赤岩埼灯台の近くに設置された遊歩道の脇に、草の生えていない部分があり、沢山の巣穴を確認できた。ただし、このポイント以外では、草が地面を覆っており、広範囲に巣穴が見える場所はなかった。過去の記録等を見ると、もっと巣穴が見られるような印象があったが、年ごとに草の繁茂状況が違うのか、7月中旬という草が成長してしまっていた時期だったためなのかもしれない。
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上の写真の場所を別角度から。遊歩道の上から巣穴が見える。
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赤岩展望台から、ほぼ真下に見える赤岩。
赤岩展望台 名所・史跡
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赤岩展望台は西側に開けており、夕日の展望台でもある。
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毎年5月~7月には、ここ赤崎展望台付近では、日の入り時刻になると海からウトウが一斉に帰巣してくる。この日もはじめはチラホラだったものが、辺りが暗くなるにつれて、その数はグングン増していき、時折、ブーンッという風切音とともにかなりのスピードで自分の近くを通過していくものもいる。なかなかのスペクタクルな天然ショー。ただし、暗くなって光量が少なく、かつ動く被写体なので、ロクな写真は撮れない。
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巣穴に戻ったウトウも、ウトウを驚かしてしまうフラッシュ撮影はマナー違反なので、これまたロクな写真は撮れず。観光用写真なんかで見た、大量の小魚をくわえたウトウが印象に残っているが、残念ながらそのようなウトウは目撃できず。
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翌日、観光船 栄丸(漁船)で海鳥を観察しながら天売島を一周。料金は3000円。前日に旅館 栄丸に電話で予約しておいた。
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天売港を出て、左回り(反時計回り)で島を一周する。海鳥の観察ポイントまでは、結構な速さで天売島西岸を眺めながらのクルーズ。
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海鳥の観察ポイントは、島の南西、海鳥観察舎のある断崖から赤岩展望台まで。観察ポイントでは徐行、時には停船し、船長がどの方角に、何の鳥がいるのかを教えてくれる。ただし、至近距離には近づけないので、肉眼では、どんな鳥なのかはっきり見えない。双眼鏡や写真撮影なら望遠でないと、鳥の姿形をとらえることは難しい。写真は、岩礁に佇むウミウの群れ。
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海岸からはこのくらい距離が離れており、海に漂う鳥達の方が比較的近めに見ることができる(それでも肉眼では点にしか見えない)。
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ケイマフリ(右上の2羽)とウトウ。
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ケイマフリ。全身黒で目の周りだけ白い。赤い足も特徴だが、水面に浮かんでいる時は、ほとんど見えない。
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赤岩周辺。一番上の方に赤岩展望台が見える。
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写真中央部とその右に多数の鳥(ウミガラス)が見えるが、残念ながら、これはデコイという繁殖誘因用に設置されたウミガラスの模型。
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船長がウミガラスがいると教えてくれるが、撮れた写真は、顔を海水に沈めた、多少ブレのある不鮮明なもの。
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フェリーターミナルに展示されていたウミガラスの剥製。背中側が黒で腹側が白い。
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赤岩(左端)からは、天売港へ向けて、また速度を上げて移動。ただし、こちら側の海域は多少うねりがあったで、前半よりは速度を落としての帰港。この日は、海鳥の観察ポイントまでの移動で20分弱、海鳥観察ポイント(停まったり徐行しながら移動)で約40分、帰港に約30分という内容だった。海鳥は遠い距離からの観察だったが(近付くと逃げてしまうので仕方ない)、観察の時間を十分とってくれ、また船長がガイドしてくれるので、それなりに満足できた。
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天売島からフェリーで焼尻島へ。
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焼尻港にあるレンタサイクル屋で自転車を借りて島を散策。散策ルートは、レンタサイクル屋でいただいたお薦めルートが書かれた簡易地図を参考。荷物は預かってくれる。料金は電動自転車2時間1500円、4時間2000円、普通の自転車2時間800円、乗り放題1000円で、私は普通の自転車乗り放題で借りた。借りた自転車は3段ギアでブレーキの利きが悪かった(下り坂でのスピード出し過ぎに注意した)。
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港からしばらくは登り坂が続く(電動自転車でないので、結構きつい)。1kmくらいしか走っていないが、島の北東部にある工兵街道記念碑の建つ展望地で早速休憩。
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住宅街を通り、会津藩士の墓がある場所からオンコ原生林の中を走る。
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お薦めルートから少し離れるがオンコの荘に寄っていく。ここで樹林帯から抜け展望が広がる。
オンコの荘 自然・景勝地
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オンコの荘の少し先からは牧草地の向こうに広がる海が眺められる。
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お薦めルートに戻り、オンコ海道と名付けられた焼尻島内陸部を横断する一本道を通る。両側に牧草地帯が広がる、ほぼ平坦なサイクリングにはもってこいの気持ちいい道。ちなみに焼尻島では車がほとんど走っておらず、オンコ海道では1台も車と遭遇しなかった。
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牧草地には、羊が放牧されていた。焼尻島の羊はサフォーク種という種類の羊で、その肉は絶品らしい。
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奥の方に羊の群れがあるが、なぜかこの一頭だけポツンと群れから離れている。いじめられ群れに馴染めないのか、それとも他に理由でもあるのだろうか?この一頭だけ間近で見られたので、私的にはありがたい羊さんだった。
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ロール状に刈られた牧草が点在する風景は北海道そのもの。しかも、牧草地にすぐ向こうには海が広がるロケーション。
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オンコ街道の終点地、焼尻島の西の端にある鷹の巣園地。海の向こうには天売島が見える。
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鷹の巣園地から島の南側の海岸沿いを走る。序盤はほぼ下り(スピード出し過ぎ注意)、海岸近くまで下るとアップダウンのある道に。牧場の建物がある付近から港まではほぼ平坦。
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羽幌行きフェリーの待ち時間も兼ね、羽幌町焼尻郷土館(旧小納家)に寄っていく。見学料330円。
焼尻郷土館 美術館・博物館
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漁業、雑貨商、呉服屋を営んでいた島の有力者の住居兼店舗だった建物(1900年建築)の中に、生活用品等が展示されている。郵便局や電信局も設置されていたこともあり、電話交換台も展示されていた。アジサイの描かれた九谷焼の便器なんかもあった。部屋数も多くなかなか見応えがある。「館内での写真撮影はご遠慮ください」となっていたが、係の人に聞くとインスタグラムとかに掲載しなければ撮っていいと言われたので、ここでの館内の写真掲載は自粛。
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