2021/07/10 - 2021/07/10
1915位(同エリア2943件中)
yayoさん
新シリーズ「銀座ぷらっと散歩」を始めました。
銀座の華やかなものより、裏通り、穴場、老舗とか、そんなところを探し歩きたいと思います。
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2021年7月10日(土)午前8時30分頃、ソラリア西鉄ホテル銀座に到着。銀座三越伊勢丹の裏手近くにあるホテル。歌舞伎座とか地下鉄東銀座駅にも近いです。
朝の人がまだ少ない銀座もいいですね。
東京駅からお散歩がてら歩いてやってきました。ソラリア西鉄ホテル銀座 宿・ホテル
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Furutoshi
本日のお目当て1軒目は、ここのホテルの2階にあるレストラン。
2001年西麻布で開業し、その後2011年にこちらの銀座へ移転したようです。Furutoshi グルメ・レストラン
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朝ごはんを食べに来ました。
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庭園デザイナー石橋和幸氏の作品。
和の雰囲気が素敵。
外国人に受けそう。 -
エレベーターで2階へ。
お目当ては数量10食限定のフルーツサンド。
まだあるかなぁと少し不安でしたが、大丈夫でした。
ここのホテルの宿泊者ではないので、先にお会計を済ませます(フルーツサンドは2400円)。 -
店内はピアノジャズが流れ、木のぬくもりを感じる洗練された落ち着きのある空間でした。
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ドリンクメニューを選びます。
この後コーヒーを飲む予定があったので、グレープフルーツジュースにしました(御代わり自由)。 -
サラダプレート
早速カラフルなサラダプレートがきました。
色とりどりの野菜は、契約農家さんから仕入れているとかでこだわりがあるようです。人参のドレッシングがかかっています。右のカップは温かいクラムチャウダー、左は人参とマンゴーとあと何かが入った(店員さんの説明を忘れてしまいました)スムージー。スムージーは季節によって変わるようです。このスムージー、とても美味しかったです。
朝からとても健康的♪しかも見た目にも身体にも美味しいので、女性受けはバッチリです。 -
お待ちかねのフルーツサンド♪
季節によってフルーツは変わるようです。ちょうどこの日に夏バージョンに変わったようで、メロン(オレンジが夕張メロン、グリーンがクラウンメロン)とブルーベリーがメイン。ちなみに下に敷いてあるパンは、代々木で人気のパン屋さん「365日」のものを使用しているようです。パンは薄く、その上に生クリームが奇麗に乗っています。
まるで芸術品のよう。
食べるのがもったいな~い。 -
これぞフォトジェニック、インスタ映えってやつですね。
最近はこのようなものから遠ざかっていましたが、やはりたまにはいいですね!
めちゃくちゃテンション上がります♪♪♪
生クリームも上品なお味。これ、フルーツサンドというかケーキに近い感覚だと思います。パンに生クリームを挟んだフルーツサンドではなく、新形態のフルーツサンドとでも言いましょうか。 -
サラダプレートに付いていたスムージーも御代わりができるとのこと。
店員さんがわざわざ気遣って持ってきてくれました。
店内を見渡すと、女性が多いかと思いきや、宿泊客の男性の利用が多かったです。男性でもフルーツサンドを頼んでいる人がいて、失礼ながら微笑ましく思いました。
ここのレストランはランチが評判で名前は聞いたことはあったんですが、これなら間違いなく期待できると思います。いつかランチでも利用してみたいです。
そして接客もとても良く、自然体で好感が持てるものでした。帰りに「今日は蒸し暑く熱中症になりやすい気候だから」ということでカップ一杯のドリンクをテイクアウトで持たせてくれました。何という細やかな気遣いでしょう!朝からとても贅沢な気分を味わうことが出来ました。 -
こちらのホテルですが、銀座のど真ん中にありながら、お手頃価格で宿泊できるようです。もし東京で宿泊することがあれば、こちらを利用してみたいです。
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銀座三越の玄関前にいるライオンもマスク姿
実は三越前の「銀座中央通り」は、江戸時代の旧東海道でもあるのです。
いつも田舎道の旧東海道ばかり歩いていますが、それらが江戸時代はこんな華やかな通りと繋がっていたなんて、不思議な感じです。
いずれ東海道歩きで、ここもしっかり歩くとします。銀座三越 百貨店・デパート
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三越の屋上に「銀座出世地蔵尊」が安置しているようです。
またの機会に立ち寄ってみよう。 -
銀座中央通り(旧東海道)を新橋方面へ歩きます。
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カフェーパウリスタ
本日お目当ての2軒目のお店。
こちらでコーヒーをいただくことにします。カフェーパウリスタ グルメ・レストラン
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午前9時から11時30分まではモーニングメニューが少しお安くなっているようです。こちらで人気という「森のコーヒー」をいただくことにしました。折角なので、ここでケーキも頼みたかったんですが、フルトシで食べた朝食でお腹がいっぱいになってしまって、、お腹いっぱいといっても固形物でいっぱいになったのではなく、水分でいっぱいになったという感じでしたが。
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森のコーヒー(モーニング価額500円)。
農薬、化学肥料不使用なんですって。
コーヒー通ではないので味には疎いんですが、このコーヒーはやや酸味があって苦みが少なく、コクはあるというバランスがとれたマイルドな味とのこと。
なるほど!この味は好きな味です!以前、神戸で飲んだ美味しいコーヒーと味が似ているように思いました。
ちなみにカップはお店のロゴ入り。
HPによるとロゴの意味は「星の中に女王の姿、それを囲んでコーヒー樹の葉と真紅な実が描かれたロゴはサンパウロ市章を模している」とのこと。店名のカフェーはポルトガル語でコーヒー、パウリスタはサンパウロっ子という意味なんだそう。 -
店内にはモダンジャズが流れていていい雰囲気♪
今風のカフェではなく、昔ながらの喫茶店という雰囲気がいいですね。
実はこちらのお店、日本で最古の喫茶店で「銀ブラ」という言葉を流行らせたそう。昔から著名な文化人などが来店しており、ジョンレノンやオノヨーコも来店したことがある、ということでどんなお店か気になって来てみたわけです。
お店の創業の歴史を調べてみると、明治41年頃、ブラジルへの移民事業まで遡ります。
創業者の水野龍は、日本での人口増加による食糧不足、深刻化していた日露戦争帰還兵の失業者問題の解決策として、日本人のブラジルへの移民事業を計画していたそうです。そして夢を抱いた多くの日本人がブラジルへ移民するわけですが、言葉や文化の違い、奴隷扱いしか知らないブラジルの農業主のもと、多くの困難や忍耐を強いられるなど大変な思いをしたようです。また水野自身も移民事業が上手くいかず多額の負債を抱えていたようです。ブラジルサンパウロ州政庁は、そんな水野の移民事業に対し「年間1000俵の珈琲豆の無償貸与と東洋の一手宣伝販売権を与え、日本におけるブラジル珈琲の普及事業」を委託しました。
水野は「大きな損を幾分かでも埋められるよう、コーヒー豆を無償で提供したい。ついてはこれを農園労働の需要性と、コーヒーそのものを周知する機会としてほしい。日本がいずれ西洋を凌駕する民族発展をみるのは確実であり、生活様式が進化すれば、コーヒーは日本の嗜好に迎えられるに違いない」と考え、委託事業を承諾し、大隈重信らの助けを借りて、明治43年ブラジルサンパウロ州政庁専属ブラジル珈琲販売所「カフェーパウリスタ」の設立に至ったそうです。
なるほど、ここが日本のコーヒー文化発祥の原点なわけですね。
しかしコーヒーは当時の日本人との味覚とはかけ離れた飲み物で、受け入れてもらうまで相当な苦労があったようです。 -
「銀ブラ」という言葉がありますが、HPによると「慶応義塾大学の学生が流行らせたもので、慶応のキャンパスから、銀座のカフェーパウリスタまで歩き、ブラジルコーヒーを飲みながら会話すること、という説がある」とありました。「銀座の繁華街をぶらぶら散歩すること」とだとばかり思っていましたが(広辞苑にもそのように書いてある)。会計時に、こちらのスタンプカードをいただき、それは「銀ブラ証明書」にもなっていました。そこには銀ブラは「銀座通りを歩いてカフェーパウリスタにブラジルコーヒーを飲みに行くこと」とありました。
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並木通りを歩いていると、緑色の郵便ポストを見かけました。
珍しかったので思わず撮影してしまいました。
調べてみると、この通りには4つの緑のポストと2つの赤いポストがあるようです。
何故緑かというと景観を損ねないためなんだとか。
なるほど。
そういえば中国も郵便ポストは緑色でした。 -
銀座みゆき館本店
実はトリコロールへ行きたかったのですが、なんと待ち時間20分。午前中はそうでもなかったですが、午後になって急に人が増えてきました。待っている時間はなかったので今回は諦めて、近くにある行ってみたいお店リストに入っている銀座みゆき館本店へ。銀座みゆき館 銀座本店 グルメ・レストラン
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こちらもそれなりに人は入っていましたが、待たずに座席に案内してもらえました。
お目当ては銀座一美味しいというモンブランです。
セットだと1650円と結構なお値段!銀座価格ですね。 -
お待ちかねの「和栗モンブラン」♪
モンブランは子供の頃は苦手だったけど、大人になって好きになった食べ物の一つ。
洋栗派ではなく和栗派です。
それでは実食。 -
フォークを入れてみると、なんと土台がマカロンのようなメレンゲ生地!なのでサクサクです。いつもタルト生地の濃厚モンブランを好んで食べていたので、これは少し衝撃的。メレンゲ生地の上は生クリームがたっぷり。でもこの生クリームは無糖。普通のモンブランは生クリームも甘いかと思いますが、無糖にすることで味のバランスが上手にとれているように思いました。モンブランといえば「甘い」イメージですが、熊本県産の和栗100%を使用したマロンペーストも甘さ控えめで、栗本来の味が生きていました。甘いものが苦手な人でもいけるのではないでしょうか。全体的にあっさりして軽い感じです。今までのモンブランの概念を覆したというのは少し大袈裟ですが、こういうのもあるんだと新発見。
「銀座一美味しいモンブラン」かどうかは好みの問題かもしれませんね(笑)。 -
コーヒーカップが小さくて可愛かった♪
セットの飲み物はみゆき館ブレンドにしました。
苦みのあるコーヒーのようですが、確かにカフェパウリスタで飲んだ森のコーヒーとは違ってとても濃厚でした。
ちなみにこの日はオリンピックが2週間後に迫っていたのですが、街には全くそんな雰囲気がなかったのが印象的でした。午前中はまあまあの人出でしたが、午後からはコロナ禍とは思えない人出でビックリ!これでは感染者が減らないはずです。それでもワクチンがもっと及すればコロナ騒動は多少は収まるのでしょうか。収まってくれるといいのですが。
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