2021/07/03 - 2021/07/03
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Joshuatreeさん
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デスバレー国立公園の最高峰、テレスコープ・ピーク(標高3,366メートル)へのハイキングに行ってきました。片道7マイル弱(10キロ)ほどのコースです。
去年の終わりから今年の初めにかけてロサンゼルスからあまり遠くなく登山口に行くのがそれほど難しくない3千メートル以上の山を調べていて、この山の情報にたどり着きました。ネットでこのハイキングコースの情報を調べていくうち登頂をするのは興味が薄れてきました。山頂に行かなくても東側の盆地は見下ろせること。その景色は午前中は逆光になり、逆に車で簡単に行けるダンテズ・ビューからは順光ではっきり景色が見えると思われること。あまり動物を見かけないこと。ハイキングコースには水場やトイレがないこと。登りはじめは木々に囲まれたところを通るがその後はずっと殺風景なところを歩くことになることなどが理由です。荒野に特に興味があるわけでない私はそれよりもむしろ、登山口の林の付近はヤマアラシが住んでいることを知ってできるだけ長く入口付近に留まりたいという気持ちのほうが大きくなってしまいました。少しだけハイキングコースを歩くだけにするか、それとも登頂してみるか。当日まで迷い続けました。
現地でネット環境がない状況でも道や方向などが分かるよう、NPSのアプリをスマホにダウンロードしてオフラインのコンテンツも入れておきました。その他もあわせて、以下のようなサイトを事前に確認しています。
・アプリの情報
https://www.nps.gov/subjects/digital/nps-apps.htm
・テレスコープピークのハイキングコース情報(デスバレー国立公園公式サイト)
https://www.nps.gov/deva/planyourvisit/telescope-peak.htm
・デスバレーに住んでいる動物の情報(デスバレー国立公園公式サイト)
https://www.nps.gov/deva/learn/nature/mammals.htm
・ハイキングコースの出発地点にあるキャンプ場(マホガニーフラット)の情報
https://www.nps.gov/deva/planyourvisit/mahogany-flat-primitive-campground.htm
場所: テレスコープ・ピーク・トレイル
距離: 往復14マイル弱(約20キロ)
最高地点: 11,043フィート(約3,366メートル)
目安時間: 7時間
標高差: 2,910フィート(約887メートル)
私は中二病を発症する年齢はとっくに通りすぎました。ただ、もともと頑固な性格であることと初老と呼ばれる年齢を過ぎていてそれに伴っていろいろ人生で経験し、自分なりのこだわりや意見も持つようになりました。そんな私がアメリカ社会のおかしなところや郊外にある未整備な部分などを目にした時は、つい一言言いたくなってしまうこともあるのです。頭良くないんだから余計なことを言わずに黙っていればいいのに。いや、頭が悪いからこそ言ってしまうのか。そのような事情と旅行中に体験したことからすると、この旅行記にはどうも身分不相応な偉そうなことや汚らしい言葉遣い、不平不満などお耳に触るようなことを書いてしまうのが避けられないと感じています。ご容赦ください。
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前日に見た天気予報。明日の土曜日は来週より最高気温が4度も低いらしい。涼しそうでよかった。
・・あれ、感覚がちょっと狂っているかな?でも今回の訪問予定場所は標高2千メートル以上なので、そこの気温もこれより20度以上は低いはず。多治見が朝から暑い日に木曽山脈の上のほうでは涼しかったとかと同じような感じで。問題ないと思います。 -
ヤマアラシは夜行性らしい。なのでこの動物を見ようと思ったら現地にはできるだけ早くまだ明るくなっていない時間に到着するのが必須です。
ただ、今回のハイキングコースの出発地点へ行くのは私ははじめて。しかも未舗装の道もあるらしいし。整備されていない、初めての場所を真っ暗な中運転するのは不安です。
それらをあわせて、現地に日の出すぐの時間帯に到着するよう向かいました。朝4時半前に公園に入り、炭焼き窯のところについたのは5時半過ぎ。ここから未舗装の道になります。 -
キャンプ場に到着。手前の道はひどかったです。まるでスキーのモーグルコースのようなでこぼこ道でした。車がありえないほど左右に揺れました。今までみたこともないランプが一瞬点滅し、パンクしたかと思ったくらいです。念のためタイヤを確認してみましたが大丈夫でした。
ここの標高は8,133フィート。メートル表記だと2,479mくらいです。気温は20度なくて涼しめ。 -
キャンプ場のすぐ向かいはトレイルの出発地点です。トレイルにはトイレがありません。山の頂上までは往復20キロの道のり。念のために事前に行っておきたいところです。このキャンプ場には水洗ではありませんがトイレがあります。
ちなみに、入口の看板には片道7マイルと書いていますが実際は6マイル強のようです。7マイルは途中にある二つの丘も登った時に歩く距離みたい。 -
キャンプ場には炉などもあります。周りを見て回りましたが残念ながら動物は見かけませんでした。
ゆっくりキャンプ場の様子など見ていたのは理由があって、トイレは一つしかなかったのですが先客がいたのです。その人がなかなか出てこなくて30分も待つことになってしまったのです。念のために行っておこうかという感じだったので問題ありませんでしたが、ずっとトイレを探していてやっと見つけたのがここという状況だったらアウトだったかもしれません。キャンプ場のトイレが一つだけってどうなってるんだ。
ところで私がアメリカに来た時に見たガイドブックには、アメリカの料理は一皿が大きいので注文の際は人数よりも少なめの数を頼んだほうがいいというのをよく見かけました。事前に知っていたのでレストランで実際に大盛りの野菜が前菜で出てきたものを見ても驚きは少なかったです。びっくりすることになるのは次の日の朝。トイレで。先に言ってくれないと詰まっちゃうでしょって皆さんも思いませんでしたか?
ガイドブックには書かれていませんが、私はアメリカに来てからというもの周りにう○こ話好きなやつらがたくさん集まっているので、日々こんなことばかり話しています。類は友を呼ぶってやつですね。 -
6時半過ぎ。トレイルを歩き始めます。麓のほうから上に向かって気持ちいい風が吹いています。
『やわらかな風が吹くこの場所で・・。今二人ゆっくりと歩きだす』
グレイの歌でありましたね。私達の世代でよく結婚式で使われていた名曲です。そんな感じの風が吹いていました。
ところであの歌、「あなたを幸せにしたい」「二人ゆっくりと歩きだす」と結婚式にぴったりな印象に残るフレーズがいくつかありますが、題名がHoweverなんですよね。しかしながらっていう意味の。幸せにしたいけれど実際は・・。二人で歩きだしたけれど今は・・。みたいに続くイメージが沸きませんか?私はこの曲を結婚式に選んだカップルには、実は心の奥でそんなことを考えていたんだな、このどMカップルが!という気持ちを持ってしまっていたのです。
私は高校の頃、一部の友人からグレイというあだ名で呼ばれていました。それを新しく知り合いになる人々から毎回質問されていたのです。メンバーの誰にも似ていないけどなんでそう呼ばれているの?って。初めに呼び始めた人いわく、私の目は光の当たり具合によってグレイ色に見えるんだそうで。とにかく毎回そのことを説明するのがめんどくさくてめんどくさくて。昔は私はあのバンドにあまりいい思いを持っていなかったのです。なので曲に対してもどうしてもマイナスの印象を持っていたのかもしれません。その後、何度も何度も曲を聴くうちに素晴らしさに気づき今では運転の時によく流しています。ちなみに私のアメリカの運転免許には目の色はブラウンと書かれています。灰色要素は今は全然ないみたいです。 -
トレイルのことに話を戻すと始めの数百メートルはこんな感じで木々の間を歩きます。気持ちいい道。
ヤマアラシとか出てきてくれたらよかったのに。この日は何もいませんでした。 -
すぐに木々が生えているところは過ぎ、見通しのいいところに出ました。
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木の少ない風景はあまり好きではない私。低いモチベーションを保つため、道沿いに少しだけ咲いている花々を頑張って探し、心を少しでも癒そうと努めます。これはルピナスかな?
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道は急ではないので、きつくはありません。ただ、この山は横にある海抜0メートル以下の平地まで延々と斜面が続いているところです。足を滑らしたらどこまでも転がっていきそう。かすり傷だけではすまないかも。そう考えても他の人にはお薦めしたくないコースです。
高いところが苦手な人にも厳しい道だと思います。馬鹿は高いところが好き、という言葉がありますが私は他の人から見てこの言葉の生きる証明みたいな感じらしいので、私には問題ないところですけど。
ところで標高の高いところでは個人差や体質にもよりますが、腸の働き方が変わる人がいるようです。おならがよく出るようになる人もいます。私は以前後輩と次はどの山に登ろうかと話していた時にとても綺麗な先輩が通りかかり、私も行きたいと行ってきたので一緒に行くことになりました。アメリカ西部の岩山でよくあるんですが、街から遠く離れているので人工の音は全くないですし木が少ないところでは風が葉っぱを揺らす音もしないのでほぼ無音状態になるのです。そんな場所でおならなんかしたら。とてもよく音が届きます。ぷっぷっぷっと。後輩は山登りの時に動画を撮るのが趣味だったのですがそこには。明るい先輩だったので笑い話になったのがよかったです。 -
黄色い花。
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真ん中あたりに見えるのがテレスコープピークの頂上です。あそこまで、どうせなんの変哲もない道を延々と歩いて、最後だけちょっと登る単調な道なんだろうな・・。事前にコースのことを調べた時もそう思いましたが、現地に来て景色を見た後もやっぱりその気持ちは変わりません。
途中まででやめようかな、それとももう二度と来ないだろうから思い出に最後まで行ってみようかなと悩みながら歩いていきます。 -
赤い花。
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反対側(西側)の景色が見えるところにきました。
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あっちの方向には、冬の終わりに何度か来た展望台があります。飛行機が飛ぶ音が何度か聞こえたし、実は今日はこっちではなくて向こうで飛行機が飛んでくるのを待っていたほうが正解だったのかな・・。
そんなことも思いました。
この冬にデスバレーに来たうち、二回は旅行記に書きました。リンクは以下。
https://4travel.jp/travelogue/11677380
https://4travel.jp/travelogue/11681836 -
あ!サボテンだ。ちょっとテンションあがりました。
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標高3千メートルを超えてきました。と、突然目の前に鹿が。こんな標高の高い岩ばかりのところにも鹿っているんですね。びっくりしました。
その他、ライチョウらしいものも3羽みました。ライチョウだったと断言できないのは鳴き声が私の思っていたのと違ったからです。姿かたちはライチョウで間違いないと思うのですが。ピチュー、ピチュー、ピチューという感じの声で鳴きながら飛んでいきました。
この鹿とライチョウのおかげで頂上まで行ってみようという気持ちがわきました。 -
予想通り、最後だけちょっと登りが急になりました。
途中までは高尾山のほうがずっと大変だったと思いながら歩いてきましたが、ここだけ、あれ?もしかして高尾山よりきついかなという気持ちでした。 -
頂上に到着。全体的にやっぱり退屈なハイキングでした(笑)
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三角点みたいなのがあるのかなと少し探してみましたが、見つけたのはこの看板と後ろにあった望遠鏡みたいなものだけ。
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バッドウォーター方面の風景。出発地点付近から見た光景と大きな違いはありません。
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帰ります。
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帰りも花を探しながら下っていきます。
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松ぼっくり。
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鳥。
気温は相変わらず涼しいです。 -
赤い花。
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黄色い花。
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あっちはアーティストパレットのあたりかな。でも、霞んでいるし陰になっているので全然鮮やかな色は見えません。
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シジミチョウかな。
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また黄色い花。
ここのコースはほとんどの区間で畳のようなにおいがしましたが、その元はこの草からのような気がしました。 -
あれ?雨が降ってきた。この時期のデスバレーは雨も降るんですね。偶然にも持ってきていたジャケットが防水のだったのでそれを羽織り体は濡れずにすみました。
この後はけっこうな量の雨が降ってきたのでスピードを少し早くして花や鳥に足を止めることもなく下っていきました。そういえば昔学校で、砂漠に降る雨は乾燥している温かい空気が吸収し、地面に届く前に蒸発してなくなってしまうという話を聞いた気がします。それなのにこの時の私は頭や顔などびしょ濡れです。雨はしっかり私にまで届いています。私はもしかして雨を吸収している空気の一部?普段から存在感が薄いから?なんてことも考えながら歩きました。今回考え事ばかりしているのは目を奪われるような景色が少なかったからというのもあると思います。 -
出発地点まで戻ってきました。帰りもやっぱりヤマアラシは見かけませんでした。キャンプで泊まってゆっくり散策しないと難しいかな。
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この日のハイキングの概要。
往復20キロですれ違った人は5人だけ。連休の初日なのにほとんど人がいなくて開放感を味わえたのはよかったです。
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