2021/05/18 - 2021/05/18
371位(同エリア2133件中)
あるくるさん
あいにくの雨の中、川越に日帰り散策してまいりました。お出かけスポット、散策編です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
PR
-
JR川越駅からおよそ徒歩で約15分歩いてきました。
今日はあいにくの雨です。。。
まずは熊野神社からのスタートです。
川越 熊野神社は、室町時代に紀州熊野から分祀(ぶんし)された
開運・縁結び・厄除けの神社です
一の鳥居から二の鳥居の参道の両脇には、
「足踏み健康ロード」があり、自分の健康状態を確認できます。
絶対に痛いはず! でも今回は雨なので断念。
さて、熊野神社は通称「おくまんさま」と呼ばれ、親しまれています。
御社紋は、熊野大神様のお使いである
三本の足を持つ「八咫烏 (やたがらす)」。
夜明けを呼ぶ鳥・太陽を招く鳥ともいわれ、
希望の世界に導く霊鳥として広く信仰されています。
八咫烏は現在、日本サッカー協会の
シンボルマークとして描かれていますね。 -
こちらには八咫烏様にお告げをもらうことのできる「むすひの庭」があります。
お参りの仕方があり、真ん中を通らずに脇から回って
八咫烏様の前に行きましょう
お賽銭を入れた後、「開運」「縁結び」「神恩感謝(しんおんかんしゃ)」の
いずれかを選んで玉に触れ、お告げを聞きます。
お告げ、心に響いてくるのかなあとぼんやり思っていたのですが、
「ドーン」という銅鑼の音とともにかなりの声量でお告げをいただきました。
予想していなかったので驚いて、お告げの内容がぶっ飛んでしまいました。 -
熊野神社を後にし、次にやってきたのは喜多院です。
喜多院は天台宗の寺院です。
建物の多くが 重要文化財 に指定され、江戸城から移築された
三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物もあります。
また、広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっています。
毎年、正月三が日の初詣には埼玉県内の寺院の中では
最も多い約40万人の参拝客が訪れるそうです。
約1200年の長い歴史を刻んできた喜多院には、
喜多院七不思議が語り継がれています。
七不思議スポットは境内だけでなく、
喜多院からちょっと離れた場所にも点在しているそうです。
今回、スポット巡りはしませんでしたが
いつかめぐってみたいです。 -
境内にある五百羅漢です。
「日本三大五百羅漢」の一つで、羅漢とは、悟りを開いた高僧のことです。
ここには喜怒哀楽を表現した538体の羅漢の石像が並んでいます。
今回はなかには入らず、外から覗かせていただきました。
荘厳な光景です。 -
さて、また徒歩移動です。
川越城本丸御殿は公開施設となっていて、入館料は一般100円で
城内を見学することができます。場内は写真撮影のみ可能です。
河越城は、1457年太田道灌(おおた どうかん)親子が築城した城で、
その後、北条氏の城となりますが、秀吉による小田原攻めで北条氏が滅亡。
江戸幕府によって知行割(ちぎょうわり)が行われました。
その後、火災の度に修復されていきます。 -
明治になって城としての役割を終えると、
本丸御殿を始めとして多くの建物が移築・解体されましたが、
本丸御殿の玄関と広間部分は当時の入間県庁に利用されたことから、
現在、川越城本丸御殿として復元され
県指定有形文化財になっています。
こちらの本丸御殿は日本百名城のうちの一つです。 -
さて、次に向かうのは川越氷川神社です。
ご祭神は2組の夫婦を含む5柱の神様。2組の夫婦神ということで、
夫婦円満・縁結びの神社として信仰されています。
「縁結び」ですが、家族や仕事、友人関係など、全ての縁にご利益があります。
「境内の玉砂利を持ち帰り、たいせつにすると良縁に恵まれる」
との神社に古くから伝わる言い伝えにちなみ、
本殿前の白い玉砂利を巫女が麻の網(あみ)に包み、神職(しんしょく)がお祓いした
「縁結び玉」が毎朝8時より20体頒布(はんぷ)されるのだそう。
朝早く川越についていたんだから、こちらにまず来るべきでした。 -
川越氷川神社のおみくじは、釣竿でおみくじの入った鯛を釣り上げる、
斬新なおみくじ「鯛みくじ」。
かわいいですね。 -
さて、次にやってまいりましたのは菓子屋横丁です。
石畳の道に、20軒程度の菓子屋などがひしめく
川越の有名なスポットです。
菓子屋横丁の歴史は長く、明治時代から始まります。
当時はほとんどが飴を製造販売していたお店だったそうです。
関東大震災直後、東京に代わって駄菓子を製造供給するようになり、
ここ川越に駄菓子屋が増えたと言われています。
多いときには70軒ほどの業者が、この場所で営業していました。 -
「菓子屋横丁」に漂う素朴で懐かしい香りは、平成13年
環境省の“かおり風景100選”に選定されました。 -
さて、それでは「蔵造りの町並み」を歩いてみましょう。
川越市は、岡山県倉敷市、福島県喜多方市と共に
「日本三大蔵の街」に選ばれています。
蔵造りは類焼を防ぐための巧妙な耐火建築で、
黒い漆喰が塗られているのが特徴で、
江戸の町家形式として発達したものです。
今の東京では見ることのできない江戸の面影をとどめています。 -
「時の鐘」が見えてきました。
蔵造りの街に一際高くそびえる「時の鐘」は、
高さ16.2m、木造三層構造の鐘楼です。
初代鐘楼は江戸時代の1627年に建てられ、
現在の鐘楼は4代目で、明治の大火の翌年に完成しました。
毎日4回(6時、12時、15時、18時)に、
自動で鐘を鳴らします。 -
川越には川越町並み委員会による
「町づくり規範」が定められており、
地区内の景観上の変更は新築から塀にいたるまで
全て図面を添えて町並み委員会に提出する必要があります。
この活動によって、この美しい街並みが守られているのですね。
平成11年12月には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に、
平成19年1月には「美しい日本の歴史的風土100選」に
それぞれ選定されました。 -
最後に訪問するのは「川越まつり会館」です。
川越まつりはユネスコ無形文化遺産ですが、
私は詳しくないので楽しみ。
入館料300円を払い中に進みます。 -
来年100周年を迎える川越祭り、
是非開催できるように私も願っています。
可能ならば見に来たいです!
さて、川越散策、十分堪能しました。
今回私は全て徒歩で回りましたが、(歩数でいうと2万歩ほど)
小江戸巡回バスなどを利用すれば
歩くのが苦手な方も疲れずに楽しむことができます。
次回は川越でいただいたグルメを紹介します。
お楽しみに!
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