長野・富山バスツアー　善光寺御開帳のお詣り/上高地散策編

2009/05/02 - 2009/05/04

バスツアーに申し込んで善光寺、立山黒部、上高地を巡る旅へ。各観光地内は自由行動だったのですが、結構時間がなくて焦りました。
ツアーは、まず善光寺詣りののち、富山県内を観光し、帰りに上高地を見学するルートでした。帰りは飛騨高山のサービスエリアによって岐阜土産を購入。

エリア 長野

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

山門。御開帳でGWということもあり長蛇の列。
寛延三年（1750年）に建立された二層入母屋造りの門。屋根は大正年間の葺き替え時に檜皮葺きに。平成十四年から十九年にかけて平成大修理があり、建立当時と同じサワラの板を用いた栩葺き（とちぶき）に復元。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられており、通称「鳩字の額」と呼ばれ、3文字の中に鳩が５羽隠されている。更に「善」の一字が牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を示すそうです。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

正式名称は銅造地蔵菩薩坐像。通称は、ぬれ仏や延命地蔵と言われる。
善光寺の三門前に置かれているこの地蔵尊は、1722年に善光寺聖・法誉円信が全国から喜捨を集めて造立したもの（重要美術品）。江戸時代に放火による大火を出した八百屋お七の霊を慰めるために造立されたと伝えられていることから、「八百屋お七のぬれ仏」とも呼ばれている。穏やかな雰囲気のある母性のある顔立ちのため「子供の守護神」としても親しまれているそうです。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

本殿（本堂）
善光寺は、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊としており、インド、百済へお渡りになり、552年仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像。この仏像は、廃仏派の物部氏によって難波の堀江へと打ち捨てられたが、後に、信濃国司の従者として都に上った本田善光が信濃の国へとお連れし、最初は今の長野県飯田市でお祀りされ、後に642年現在の地に遷座。644年に勅願により伽藍が造営され本田善光の名を取って「善光寺」と名付けられたとのこと。
「信州本田善光寺」と紹介している記事なども見かけます。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

本殿（本堂）

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

本殿（本堂）

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

仁王門から三門。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

善光寺　御開帳
善光寺の御開帳は、本堂に安置される秘仏の本尊「一光三尊阿弥陀如来像」の分身として鎌倉時代に造られた前立本尊（まえだちほんぞん）を、数えで7年に一度開扉（かいひ）する盛儀（せいぎ）。
訪れた平成21年（2009年）は4月5日から5月31日まで57日間開催され、大型連休には回向柱に触れるために3時間も待つなど長い行列が。57日間の参拝者数は673万人で当時記録としては過去最多だったそうです。

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

善光寺六地蔵
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の６つの世界で衆生を救ってくれる菩薩。善光寺の六地蔵は、1759年（宝暦9年）に浅草天王町祐昌が願主となって造立されたが戦時中の1944年（昭和19年）に供出され、現在の六地蔵は、1954年（昭和29年）に造立されたもの。　

善光寺(長野県長野市) 寺・神社・教会

戊辰戦争から第二次世界大戦に至るまでに亡くなられた２４０万余柱の英霊を祀る、日本唯一の仏式による霊廟。御本尊は秘仏の善光寺如来様の分身仏です。（高村光雲門下 関野聖雲作）
1階には善光寺所蔵の什物を展示する「善光寺史料館」が併設。

日本忠霊殿 (善光寺史料館) 美術館・博物館

大正池近くの駐車場

大正池(長野県松本市) 自然・景勝地

大正池と焼岳。残雪がきれいな焼岳でした。
焼岳が大正4年（1915）に噴火し、噴出した熔岩や泥流によって梓川が堰き止められて出現したのが大正池。最初は梓池と言われていたそうです。

大正池(長野県松本市) 自然・景勝地

大正池から河童橋まで徒歩片道80分のコースを散策。梓川コースとか林道コースとかあるようですがどこを歩いていたかはよく分かっていません。

上高地自然研究路 公園・植物園

焼岳と梓川：長野・岐阜両県の県境にある焼岳（標高2,455ｍ）は活火山。溶岩ドームを形成する鐘状火山（トロイデ）。岐阜県側では硫黄岳とも呼ばれるそうです。南峰（2,455ｍ）は登山禁止で、登れるのは北峰（2,444ｍ）のみ。山頂から蛇行する梓川の様子・槍ヶ岳・穂高連峰・笠ヶ岳・乗鞍岳なども一望できる。南峰と北峰の間には火口湖・正賀湖がある。

上高地自然研究路 公園・植物園

自然研究路より望む穂高連峰。北アルプスの最高峰は日本第3位の高峰でもある奥穂高岳（3,190ｍ）で、前穂高岳（3,090ｍ）北穂高岳（3,106ｍ）西穂高岳（2,909ｍ）などが主なピーク。
学生時代に飛騨高山から新穂高ロープウェイを利用して岐阜県側から見た景色を思い出します。

上高地自然研究路 公園・植物園

田代池は透明度の高い水面。六百山や霞沢岳の伏流水が湧き水となって溜まり緩やかに流れる田代池は、氷点下になっても全面結氷しないそうです。

田代池 自然・景勝地

田代池から望む穂高連峰

田代池 自然・景勝地

大正池~田代池、田代橋、上高地バスターミナル、河童橋、明神池、徳沢、横尾と梓沢がに沿ってウォーキングコースがあるので、清流梓川と穂高連峰や焼岳などを見ながら爽快な気分になります。

上高地自然研究路 公園・植物園

梓川と焼岳

上高地自然研究路 公園・植物園

梓川の清流

中の瀬園地は大正池と河童橋の中間に位置する遊歩道（プロムナード）。
澄みきった梓川の流れが、中間付近にある田代橋の辺りで一層速く、青く見え、ここから上流に向って、カラマツ林の中に休憩できるベンチが設置されてます。

中の瀬園地 自然・景勝地

中の瀬園地からの焼岳と梓川、カラマツ林

中の瀬園地 自然・景勝地

穂高連峰

上高地自然研究路 公園・植物園

梓川と穂高連峰

上高地自然研究路 公園・植物園

白樺もきれいです。

上高地自然研究路 公園・植物園

河童橋：上高地のシンボル。人工物ですが自然と調和してる。橋の上からは穂高連峰や岳沢、梓川の流れ、川辺のケショウヤナギやカラマツ、焼岳が展望できる絶好のビューポイント。

河童橋 名所・史跡

河童橋から下流側を望む

河童橋 名所・史跡

河童橋から見る穂高連峰、岳沢など望む

河童橋 名所・史跡

河童橋から穂高連峰、カラマツなどを望む

河童橋 名所・史跡

帰りのサービスエリアで、温泉まんじゅう・さるぼぼ七福神など購入しました。