2021/02/17 - 2021/02/19
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xiaomaiさん
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主要な訪問先は次の通り
1)旗山天后宮、旗山神社跡、孔子廟、旧旗山駅、内門順賢宮
2)内門順賢宮、北極殿、朝天宮、客家民俗村、コスモス畑、美濃湖
3)客家文物館、土地公廟めぐり、雙溪樹木園
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順賢宮の宿泊所、元々は朝食付きだったのだけれど、宿泊客が非常に少ないためか、チェックイン時に朝食は準備できないと言われていた(本来ならば事前連絡をして欲しいところ)。近辺には商店も食堂もまったくなかったけれど、幸い、前日に買ったバナナケーキがあったから、それを食べた。
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そして、前日に続き、順賢宮へ再度参拝に。
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やはり日中の方が色々なところをチェックできる。
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この廟の近くにあるのは、台北に本部を置く実践大学の分校のみ。近くといっても、車でも数分かかる。このような田舎に豪奢な廟。
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公共交通機関の便がよくないせいか、普段の参拝客は少なそう。
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門神も精巧で立派。
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中央に写っている参拝客の大きさと比較すると、この廟の大きさがわかる。
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2階には......
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玉皇上帝を中心に、天官大帝、地官大帝、水官大帝。
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龍側に南斗星君、
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虎側に北斗星君が祀られている。
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歴史ある有名な廟の装飾と比べてしまうと、多少見劣りがするのはやむを得ないけれど、十分見応えのある芸術品。
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美しい......
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煌びやかさもあれば、厳かさもある。
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龍の彫り物のために寄付をされる信者は多く、地元高雄市の方はもちろん、台北市の方も、さらには日本在住の方(台湾華僑)の名もあった。この柱の龍には、生き生きとした様子を感じる。
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龍の口に硬貨を挟むのは財運向上祈願。
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太歳星君を祀る光明殿。
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文昌帝君を祀る文昌殿。
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1階後殿には観世音菩薩、文衡聖君(関羽将軍)、註生娘娘、東嶽大帝、福徳正神が祀られている。
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布袋尊者も。
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本殿中央には主祭神である天上聖母、千里眼将軍、順風耳将軍、その両脇に池府千歳と黄府千歳。さらに、中壇元帥。
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藻井
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本殿から外を望む。
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このような楕円形の藻井は多くない。
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本殿前方虎側に田都元帥。
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田都元帥の前にあるのは、宋江陣祭りの際に演じられる宋江陣で使われる道具。順賢宮の宋江陣は有名らしい。
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本殿前方龍側に五営将軍。
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東照宮陽明門を「日暮らし門」というけれど、順賢宮の門も同様なり。
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最後に天上聖母に再度祈りを捧げて、順賢宮を後にすることにした。右から、正殿大媽、正殿三媽、正殿二媽。
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自宅に戻るまで安全に旅ができますように。そして、1日も早く疫病が早く終息しますように。
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順賢宮の前にある聖母湖
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その周りを散策。画像は対岸から見た順賢宮。
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イチオシ
大きな龍が水を吐き出す。
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この鮮やかな色の花の名は?
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湖には鴨などがいた。
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順賢宮の前を走る3号線にある宋江陣の銅像
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徒歩で旗山へ戻る。
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途中にあった旗山北極殿。
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内部に入ると、廟の横のオープンスペースには、茶を飲みながら話されていた初老の男女1組がいらした。親しげに、一緒にお茶を飲もうと何度も誘ってくださり、台湾人の純朴さやフレンドリーさを久しぶりに感じた。
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順賢宮のような豪奢な感じはないが、地元の方が大切に守られていることを感じる廟だった。
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主祭神は玄天上帝。
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玄天上帝の下に祀られる虎爺。
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他にも、斗姥元君、文昌帝君、福徳正神、註生娘娘、康王元帥、趙王元帥をお祀りしている。
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廟の外には五営大将軍。
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先を急ぐため、お茶はいただかなかったけれど、今まで台湾で訪れた廟の中で、もっとも親切な歓待を受けた。
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続いて訪れたのは朝天宮。
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北港に同名の大廟があるけれど、関係はないようだ。
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天上聖母を祀るのは共通している。
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旅の安全と疫病の退散を祈願。
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虎爺
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石像に筆を入れている。
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このような手法はあまりお目にかかれない。
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9時40分ごろ、順賢宮を出て、途中、北極殿と朝天宮に寄り、11時過ぎに旗山中心部に戻ってきた。帰りは下り坂だから、行きより短い時間で済んだようだ。
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朝食はバナナケーキ一切れだけだったから、早めの昼食。
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鍋焼意麺。おかわりしようかと思うくらい、自分と極めて相性がよかった。旗山や美濃の名物ではないけれど、今回の旅でもっともおいしく感じた一品。
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旗山伝統市場
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このような賑やかさは台湾の至る地方都市で見られる。
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スクーターに乗ったまま入ってきて、たまにけっこう飛ばしている人がいるのも他の伝統市場と同じ。
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靴屋の前で日向ぼっこをしていた犬。
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前日食べた豆花のおいしさが忘れられず、「旗山老街呉厝傳統豆花」を再訪。
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生姜汁の豆花、最高のおいしさ!昨日同様、本当は生姜汁、ピーナッツ豆花が食べたかったんだけど、いつ行っても売り切れ状態だった。
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美濃に向かう前に、天后宮へお参り。
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前日不注意で気づかなかった旗。
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トマトも旗山の特産。
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観光客の多い旗山にはスタバもマックもある。
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旗山バスターミナルに政府が運営するレンタル自転車があるんだけど、すべて貸し出し中だった。
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犬に同情されたような目で見られた。
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APPで調べ、武徳殿の近くにも駐輪場があると知り向かうと2台あった。
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自転車で美濃目指して出発。
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まさにカントリーロード。
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天気に恵まれてよかった。
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美濃民俗村に立ち寄る。武徳殿から自転車で約25分ほど。
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客家文化を知ることができるという場所。
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この木の椅子に興味を持ったけれど、このような立派な芸術品がふさわしい家に住んでいない。
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農耕器具
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民芸品。台に貼ってある赤い花柄の布もそう。
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民芸品。現代社会では実用性は低いかもしれない。
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ゆりかご
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移築された邸宅「魯國堂」。
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民俗村はそれほど大きくなく、内部見学だけなら、30分もあれば十分。
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擂茶という客家特有のお茶を飲むこともできるし、客家料理を食すこともできる。
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樹人路を進むと、プチトマト畑。
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さらに、コスモス畑。
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感動するくらいの美しさ。なぜかというと......
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イチオシ
こういう感じだから。
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一緒に旅をしてくれた自転車とコスモス畑。
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1779年に設置された高雄市指定の古蹟「瀰濃庄敬字亭」。美濃は以前は「瀰濃」と表記していたようだ。
客家人は古来、勤勉な上、読書を重んじている。そのため、書物を無闇に捨てることを忌み嫌い、文字の書かれた紙を焼くためだけに造られたのがこれ。 -
街歩きを開始するために、自転車を返却。地元のおじいさんが待っていたかのように、どこからともなくやってきて、すぐその自転車に乗ってどこかへ行かれた。地元民の使用率の高さが窺える。
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美濃は郷愁漂う、よきところ。
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秀美板條店。以前は秀宜という店名だったけれど、オーナーが変わったらしい。調理人は同じだから、味は一緒。
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客家料理の代名詞、客家小炒(150元)
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きしめんを少し細くしたような板條(50元)
板:本来の字は「米+反」。 -
キャベツを使った地元料理である高麗菜封(50元)
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もちもちした食感の花生豆腐(50元)
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ニンニク三層豚肉(赤身と脂が交互に重なっている肉、50元)
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ソーセージ屋さん
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コスモス畑
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美濃湖
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美濃はあちらこちらにコスモス畑がある。
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美濃湖に浮かぶ中正亭。
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視線を落とすと、「かきくけコ ナにぬれねの」。ひらがなとカタカナが混じっていたり、ちょっと怪しい文字もあったりするけれど、頑張って勉強してね。でも、ここに書いたらいけないよ。
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画像が曲がっているのではなく、椰子の木が傾いて生えている。
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台湾の米もおいしい。
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?驤雲進士第跡地。科挙に合格した人の家があったところ。この看板しかない。
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その近くにあるのが土地神様を祀るこの福徳祠。
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この土地を守る神様。
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財神でもあられる。
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夜、お腹が空いた時のために餅を買うことにした。
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これが店の入り口。たまたま店の人がいたからわかった。
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店内と言うかなんと言うか......
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工場
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椰子の木
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この日宿泊した「香蕉與黒膠三合院」(Yellow and Black Guesthouse)。
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伝統家屋である三合院の内装整備をして、民宿として開業。
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こうした民宿は少ないから、体験型宿泊だとも言える。
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朝食会場
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キッチン
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古い竈門を残してある。
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ご先祖を祀る部屋はそのままに。
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しっかり伝統を守られている。
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休憩スペース
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宿泊した部屋。
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シャワースペース
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その向かいにトイレ
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トイレとシャワースペースはカーテンを閉めて使う。プライバシー保護度は高くない。
ソファーはベッドとしても使える。 -
小さなデスク
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階段を上ると......
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ベッド
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倉庫だったところ、レコード保管ルームに造り直し手いて、宿泊者は自由に音楽を聴ける。
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レコードだから、古い曲ばかりだけど、昭和世代には懐かしく感じる。
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若い宿泊客の場合、使い方の説明が必要。と言うより、聞きたいレコードがないから、興味を持たないかもしれない。
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夜も更けて、アートな感じに。
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ここは若い世代や外国人にも人気があるようだ。
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特にお腹が空いたわけではないけれど、餅を食べることにした。
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ごまきなこをまぶしていただくと、とてもおいしかった。
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20時半ごろ、夜の散策に。画像は対面から見た民宿。
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誰もいない興隆一街
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福徳祠
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パイナップルをお供えするのは、台湾語のパイナップルの発音が「ますます栄える」と言う意味の「旺来」の意味に近いから。
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この日、2回目のお参り。
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路上で見かけたのは犬だけ。
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床屋さんは電気がついていたけれど、中でおじさんがテレビを見ていた。
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21時ごろ、民宿に戻った。
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オーナーが蚊が出ることを心配してくれたけれど、出なかったようだ。暑い時期は要注意かもしれない。
(続)
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この旅行記へのコメント (2)
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- ateruiさん 2021/07/03 20:20:53
- すばらしい
- 臺灣高雄 民宿ゲストハウス
素晴らしいですね
こういうところは大好きです
私も泊まりたいです
竈 素晴らしいです
竈のある料理屋さん 朝霞に一軒 八王子に一軒 あったんですが
なくなりました 残念です
是非ここに泊まりたいです
ありがとうございました
aterui
- xiaomaiさん からの返信 2021/07/03 20:48:32
- Re: のんびりステイ
- aterui さん
宿泊したのは、観光客など見かけない、美濃のはずれにある民宿で、オーナーも人懐こい感じの方です。旅の刺激を求めずに、急がずのんびりとステイされるのに適しているかと思います。夜になると、田んぼにいるカエルの合唱が聞こえてきますよ。
夏のレジャーシーズンに入ったものの、ご存知のように台湾でも「ステイホーム」が呼びかけられていて、旅に出られない状況です。旅好きには辛いですね。
どうぞ引き続き、健康にご留意を。
xiaomai☆
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旅行記グループ 旅情あふれる旗山と美濃
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