2021/02/17 - 2021/02/19
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xiaomaiさん
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主要な訪問先は次の通り
1)旗山天后宮、旗山神社跡、孔子廟、旧旗山駅、内門順賢宮
2)内門順賢宮、北極殿、朝天宮、客家民俗村、コスモス畑、美濃湖
3)客家文物館、土地公廟めぐり、雙溪樹木園
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8時南港発の台湾新幹線に乗車し、10時11分に台南に到着。
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地方の新幹線の駅はとても静かな佇まい。
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10時35分の路線バスで高雄市旗山へ向かう。乗客は10人もいなかった。
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途中、田寮を通過する。そのエリアにあるのが荒涼とした「月世界」と呼ばれる区域。雨水と川の水に長期間激しく浸食された結果、まるで月の表面のようだということでこの名称がつけられている。
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11時20分に旗山に到着。画像は老街にある古い建造物。
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まずは「宜芳」で昼食。
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地元で有名な店らしい。
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食後、すぐに徒歩で天后宮へ。旗山の街は大きくなく、どこへも徒歩で行ける。
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旗山の中心に位置している天后宮は、地元の官吏、名士、商人などが出資して建造され、1824年に落成した。主祭神は天上聖母(媽祖)。
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三川門の両脇に石獅。
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いつかは訪れたいと思っていた旗山天后宮。ついに参上!
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福を迎え、邪悪なものを退ける「抱鼓石」。
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供える金紙を求め......
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正殿へ。
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無事に来られたことを感謝し、今回の旅の安全と新型コロナウィルスの早期退散を祈った。
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千里眼将軍
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順風耳将軍
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旗山天后宮も配祀される神々がおいでになる。文昌殿には、文昌帝君、倉頡先師、孔老夫子。
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月老星君
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多くの信者が訪れる集楽社。
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集楽社におられるのは田都元帥と......
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金虎将軍
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数年前、歯が生えたとニュースになった虎爺。
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虎爺専用の金紙と卵を奉納し、感謝と祈り。
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廟職員に促され、銭母と呼ばれる1元硬貨を授けていただいた。
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参拝後、金紙を金爐で燃やす。台湾南部はもちろん、自分のように北部や中部からお参りにくる信者も少なくない。
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参詣後、近くにある金虎爺会へ。
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春節特別セットを求めた。
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購入した虎爺マスコットを携え、再度お参りに。なお、これはあくまでも飾り用に作られたもので、拝む対象としてはいけないもの。
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旗山はバナナの産地。バナナケーキを売るこの店で求めたのは......
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バナナ入り、アイスティー。
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旗山老街を散策。
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戦前、軍人や警察官の柔道、剣道の訓練所であった旗山武徳殿。日本時代に建造された武徳殿は台湾各地に残されている。
1934年に落成したこの武徳殿は、戦後地元警察局が管理していたけれど、1994年に焼失。その後、中央政府に働きかけ成功し、14ヶ月ほどをかけ、2001年に落成。 -
武徳殿の裏側にある木造和式建築。
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武徳殿の近くにあるバナナのオブジェ。
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武徳殿後方にあるこれはなんだったのだろう。
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尋ねられそうな人がそばにいなく......
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旗山神社の石段と獅子。
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1935年に設置された駐軍記念碑
台湾統治初期の軍功を讃えるため、また台湾統治40周年を記念し、設置されたもの。 -
精忠護国碑
1907年に第5代総督佐久間太一が旗山を訪れた際、「精忠護国」と書いたものを石橋亨庁長が石に刻ませた。戦後、「還我河山」と改められたが、現在は元に戻されている。 -
神社本殿への階段
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石灯籠が並ぶ。
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合計3万円の資金で建造され、1936年3月に起工された神社。戦後、国民党が接収した後、1947年に一部解体され、1983年に孔子廟を建設するにあたり、すべてが解体された。銅製の馬の像があったらしいが、行方不明になっているようだ。
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神社跡地とその後方にある、広大な面積の高雄旗山孔子廟。
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全体の敷地面積は4.1ヘクタール。台湾で最大面積の孔子廟。
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暑い夏だと大成殿までたどり着くのが大変だろうと思った。
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1985年に建造されたもので、台湾では新しい孔子廟の1つ。
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人がほとんどいなく、ゆっくり滞在できた。
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新建造物であるゆえ、内部は非常に美しい。
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大成殿内部
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青い空、赤い屋根、緑の木々、そして、色とりどりの建築部品。
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2月中旬だったけれど、初夏ぐらいの暑さだった。
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旗山に来ても、孔子廟まで来る人は多くないように感じた。でも、ぜひ訪れるべきところ。
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日差しは強かったけれど、回廊に涼しい風が通り抜け、気分よく時を過ごした。
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去り難い気持ちを抱きながら、階段を降りた。
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イチオシ
御路石を下から見上げる。
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これまで台湾各地の孔子廟を訪れている。展示内容などを考慮せず、全体的な美しさで考えると、旗山のが一番であるような気がする。
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孔子廟は小高い鼓山公園内にある。
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旗山神社の石階段を降りる。
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高雄市立旗山小学校の歴史は1898年創設の「蕃薯寮公学校」に始まる。戦前、17代の日本人校長がいた。画像に写る空色の建物は大礼堂で、1935年の建造。
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現在は糖鐵故事館となっている旗山駅舎。1908年に高砂製糖株式会社が旗尾製糖所を建造し、鉄道は製糖所のために設置されたものだった。
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切符などの現物資料が展示されている。
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他にも旗山の古地図や
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以前の駅の様子の写真、
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鉄道路線図など。
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古い車両も展示されていて......
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内部に入ることもできる。
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この機関車がここを走っていたのかどうかは不明。
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旧駅舎内
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時間を選ばず、老街だけはある程度の数の観光客がいる。
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過去の繁栄を感じる老街の建築物群。
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名産であるバナナももちろん売られている。
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高雄グルメ100選に選ばれた「旗山老街呉厝傳統豆花」。
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小学校で使われていた机や椅子が並べられていたり、
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古い自転車が置かれていたり、
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木馬が展示されていたり、
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裏庭で食べられるようになっていたりする。
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名店100選などと聞いても、あまり心が動かされないんだけれど、ここのは本当においしかった。
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もう営業を終了していた市場の前に人の列を見かけた。
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揚げ物を売っていた。おいしそうな匂いに誘われ購入。
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鳥の唐揚げ。文句なくおいしかった。
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イカボール。これもとても美味だった。
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イカゲソ。あまりにおいしさに顔が綻ぶ。
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さつまいも。この店、ハズレなし。
結局、これがこの日の夕食になってしまったけれど、満足度は最高。 -
旗山は高雄中心街から日帰りする人が多いのか、宿泊できるところが多くなく、この日は旗山の隣の内門区にある宿泊所へ。途中見かけた「クラシックカー」。
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3号線を徒歩で進む。路線バスもあるが、本数がとても少ない。
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高雄市内門区入り口
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17時過ぎの光景
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この画像をよく見ると......
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各柱の上に猫がいることに気づく。
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聖母湖
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聖母湖にかかる映月橋
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その吊り橋を渡る。
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渡り切ると、小さな祠。
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17時24分。夕暮れ時。
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2008年に落成した順賢宮。1750年代に広東省の商人が携えてきた媽祖を祀ったことがこの廟のそもそもの始まり。1949年にその商人の子孫が高雄鼓山に「慈聖壇」を設置。その後、苓雅区に移り「順天宮」と改名。2004年に現在地で新しい廟の建設を始め、2008年に神明をお移しした。
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この日の宿泊は、その順賢宮の宿泊所。旗山中心部から徒歩で1時間以内。
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宿泊所受付
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廟の宿泊所というと、大部屋で知らない人と一緒に寝るというイメージがあるけれど、ここはまさにホテル。
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ドアを開けて入室。
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これだけ立派な廟の宿泊所はそうはない。
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でも、テレビ画面の小ささが気になった。
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広めで清潔。
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浴槽はない。
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順賢宮ラベルの水
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荷物を置き、順賢宮へお参りに。
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立派な龍柱
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新しい廟ではあるけれど、見どころの多い豪奢な建築物。
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内部の非常に壮麗な造りになっている。
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主祭神の天上聖母。1日目の旅が無事に済んだことへの感謝をし、宿泊所へ戻った。
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旅行記グループ 旅情あふれる旗山と美濃
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