7月のオリンピック4連休で富山に行って来ました。富山は初訪問ですが、父方の祖父母の出身地です。私の名字は全国的にはあんまりいないのですが、富山県にはわりといるそうです。<br /><br />北海道は日本各地から開拓移住者がやって来たのですが、最も多いのは東北地方や北陸地方で、これだけで全体の7割にもなるそうです。 1位は青森県、2位は新潟県ですが、富山県も北海道への団体移住を奨励したこともあって、明治から大正にかけて富山県から多くの移住者が未開地開拓のために北海道へ渡ったそうです。<br /><br />

富山県3泊4日、富山から高岡編。

8いいね！

2021/07/22 - 2021/07/25

343位(同エリア629件中)

エリア

高岡(富山)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JRローカル徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: じゃらん

7月22日(1日目)。
新千歳空港から1日1便しかないANAの富山便を利用します。今日の新千歳空港は最近ではないほど人がいます。7月14日に会社の職域接種で1回目のコロナワクチンを打ちましたが、まだまだ要注意です。

富山きときと空港に定刻通りに到着して、バス(420円)のチケットを購入し、富山駅まで行きます。今日の富山市は32度あり暑いです。

新千歳空港空港
富山駅から歩いて富岩運河環水公園にやって来ました。正面に見えるのが展望塔、右に見えるのが「富山に来たら必ず行くべき」と口コミが多い、世界一美しい「スターバックスコーヒー」です。今日は行列が出来てました。

富岩運河環水公園公園・植物園
「富山県美術館」に到着しました。内藤廣建築設計事務所の建築設計なんだそうです。

富山県美術館美術館・博物館
受付で企画展「第13回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2021」とコレクション展の両方鑑賞出来るチケット(1,100円)を購入して、コインロッカーに荷物を預けます。

富山県美術館美術館・博物館
1階の無料ギャラリー作品を見てから「Swallow Cafe」でひと休みします。暑いなか、散歩しながら美術館まで来たので体力を消耗しています。

富山スワローカフェグルメ・レストラン

数量限定のごろごろめろんスムージー(880円)をオーダーしました。メロンスムージーの上にバニラアイスとメロンの果肉がトッピングされています。ひんやり甘くて生き返ります。

富山スワローカフェグルメ・レストラン
「オノマトペの屋上」へも行きました。グラフィックデザイナーの佐藤卓さんデザインの遊具で、大人も楽しんでいます。

富山県美術館美術館・博物館
屋上からの富岩運河環水公園。写真では分かりにくいですが、雲の下にうっすら立山連峰が見えました。

立山アルペンルートに行きたかったのですが、旅行の計画段階で室堂の宿が既に満室でした(涙)。

富山県美術館美術館・博物館
「ぐるぐる」が1番人気でした。大概の人が遊具に乗ってぐるぐる回ってました。

富山県美術館美術館・博物館
富山美術館と言えば三沢厚彦さんの「シロクマ」の印象が強く有ります。雑誌やガイドブックでよく紹介されている野外展示のクマは大中小と3匹います。この子は大です。

富山県美術館美術館・博物館

館内にもいます。

企画展やコレクション展は撮影禁止なので画像は有りませんが、休憩をしながらゆっくり作品を鑑賞出来ました。19歳のピカソ作品が見れたり、参加型アートやタッチパネルで好きな作品を大きく展示させたりして楽しみました。

富山県美術館美術館・博物館
夜ご飯はきときと市場「とやマルシェ」内にある「白えび亭」さんで頂く為に列に並びます。

順番が来たら券売機で食券を購入して、スタッフさんが席に案内してくれます。

白えび亭グルメ・レストラン
昨年、金沢で頂いた白えびの天ぷらが美味しかったので、白えび天丼(1,290円)にしました。富山湾産の白えびの他に、たらの芽と赤かぶの天ぷらものっています。赤かぶの天ぷらって初めて食べました。

ご飯は富山県産のコシヒカリを使用していて、白えび出汁のお吸い物と高菜の漬物、白えびせんべいも付いてます。私の背後で入店を待っている人の行列が途切れないので黙々と頂きました。

白えび亭グルメ・レストラン
夜ご飯を食べてから、あいの風とやま鉄道(370円)に乗り高岡駅まで移動して、今夜お世話になる「アパホテル高岡駅前」に到着しました。

コロナ禍で対人チェックインを避けるために、事前にアプリでチェックインしているので、自動チェックイン機にQRコードをかざしてカードキーを受け取ります。

アパホテル高岡駅前宿・ホテル
アパホテルのホームページから予約して、素泊まり3,990円でした。新しくて綺麗でした。

温泉旅館や景観の良い宿にも泊まりたいと思って調べましたが、心引かれる宿は大概1人利用不可でした。繁忙期は特にそういう場合が多いですね。

アパホテル高岡駅前宿・ホテル

今日はアパホテルの「玄要の湯」に入ります。準天然光明石温泉を導入しているそうです。人工温泉ですが、足がパンパンなので大浴場に浸かれるは嬉しいです。

アパホテル高岡駅前宿・ホテル
7月23日(2日目)。
朝ごはんを食べに「うどん・そば今庄高岡駅南店」にやって来ました。高岡駅前は朝から営業しているお店は見当たらないので、ここ1択でした。

入店して食券を購入して、カウンター内にいるスタッフさんに渡します。朝から結構混んでます。

うどん・そば今庄高岡駅南店グルメ・レストラン
わかめチャンポン(420円)にしました。うどんと蕎麦が両方入ったチャンポンは今まで出会った事がありませんでした！！

お味は立ち食い蕎麦を想像していただければ、伝わると思います。

うどん・そば今庄高岡駅南店グルメ・レストラン
暑いし、瑞龍寺の観覧時間まで少し有るので「まちの駅高岡」で休憩します。開店時間前でしたが、たまたまオーナーさんがいらっしゃって、有り難いことに入店が出来ました。

店内はカフェの他に雑貨とかお土産等の販売もしていました。

まちの駅高岡お土産屋・直売所・特産品
冷やしぜんざい(550円)とアイスコーヒー(450円)をオーダーしました。

まちの駅高岡お土産屋・直売所・特産品

ひと休みしたあとは国宝「瑞龍寺」に伺いました。高岡の開祖前田利長の菩提寺として1663年3代藩主前田利常が建立したそうです。写真は総門(重要文化財)です。

瑞龍寺寺・神社・教会
拝観料(500円)を支払って、チケットとパンフレットをもらいました。

瑞龍寺寺・神社・教会
山門(国宝)の前で僧侶の方が瑞龍寺について簡単に説明してくださいました。

瑞龍寺寺・神社・教会
左右には金剛力士像が安置してあり、奥に仏殿が見えます。

瑞龍寺寺・神社・教会
仏殿(国宝)。御本尊として中国明代の釈迦・文殊・普賢が祀って有ります。中は撮影禁止です。

瑞龍寺寺・神社・教会
法堂(国宝)。中央二室の格天井には狩野安信の四季の百花草が描かれています。

法堂右の般若の間に祀られている「鳥瑟沙摩(うすさま)明王」が素晴らしかったです。近くにいた僧侶に「仏師は誰ですか？」と尋ねたところ、調べてもらったそうですが判らなかったそうです。色々と親切に説明して頂き、片足で700年立っている明王像をしばし眺めていました。

瑞龍寺寺・神社・教会
瑞龍寺を拝観してから、歩いてガイドブックに載っていた「ガランドウ」さんへやって来ました。お風呂屋さんを改装した、高岡や全国各地の工芸品を扱う工芸品店です。
逆光でお顔がはっきり写っていませんが、高岡の鋳物職人さんが作った大仏のペーパーウエイトが可愛いです。昔からガランドウさんのオリジナル商品として有るそうですが、ここ最近可愛いと女性に人気になったそうです。
青銅の大仏ペーパーウエイト(1,210円)と色ろうそく(1,320円)を購入しました。ろうそくは春夏秋冬と4種類有って、私は淡いパステルカラー6色の春を選びました。
そして本物の高岡大仏見を見学しに来ました。

高岡大仏寺・神社・教会

本物デカ！！
奈良や鎌倉の大仏と並ぶ日本三大大仏で、日本一美男な大仏と言われているそうです。

高岡大仏寺・神社・教会
高岡大仏を見学したあとはお茶屋さんに立ち寄りました。

木田芳香園グルメ・レストラン
抹茶ソフト(350円)を頂きます。ふんだんに振りかけてある抹茶が良いアクセントになっていて、ただ甘いだけのソフトクリームとはひと味違いました。

富山でも高岡を含む西側は加賀藩だったので、東側とは食べ物や料理の味付けなども異なる事などをお店の方から教えて貰いました。

木田芳香園グルメ・レストラン
散策していると、暑くて滝のように汗が流れます。芸文ギャラリーに行く途中に出会った、まちなかアート「ブレーメンの音楽隊」です。残念ながらギャラリーはお休みでした。

まちなかアート高岡の銅像・彫刻美術館・博物館
アーケードの日陰を選びながら更に歩いていると、まちなかアート「ぎんぎんぎらぎら」を見つけて立ち止まりました。丈の短い浴衣姿が可愛い。

まちなかアート高岡の銅像・彫刻美術館・博物館
それから古い建物を再生した複合商業施設「山町ヴァレー」にやって来ました。

中は飲食店や雑貨屋さん、マッサージ屋さんなども有りました。
中庭にも蔵を利用した店舗が並んでいます。
こちらも古い建物を利用したカフェです。

これから高岡駅に戻って次の目的地氷見に向かいます。

山町茶屋グルメ・レストラン