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さて馬籠といえばお隣の「妻籠」(「まごめ」に対してこちらは「つまご」と読みます。そのことは現地の標識のローマ字を見て初めて知ったんですが)も忘れてはなりません。<br />-----------------------------<br /> 妻籠は馬籠から峠を越えてきた中山道が、木曾谷に下りきったところにある山峡の宿場である。現在は木曾川に沿って国道一九号線が通っているので、妻籠を通る中山道は枝道になってしまったが、街道の往復が華やかなりし時代は、木曾谷へ下りきった最初の宿場町として栄えた。<br />(中略)<br /> 馬籠もそうだが、宿場町の中は車の通行は禁止されている。川べりの大きな駐車場に車を置いて、宿場の中に入って行く。観光バスも何台か停まっていた。<br /> 馬籠が胸突き八丁の坂道であるのに対して、妻籠はゆるやかな登り下りがダラダラと続く。馬籠が観光に供することを意識して、各家の造りや道路を整備したのに較べると、妻籠では、建物の改造はともかく、道路の簡易舗装など、素朴な部分が目立つ。なんとなく埃っぽく、馬小屋の臭いが漂ってきそうな佇まいだが、それだけに宿場町のイメージはかなり忠実に残されているといっていい。<br />(内田康夫「皇女の霊柩」)<br />-----------------------------

木曽~中津川・馬籠・妻籠の宿場めぐり②

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2013/05/02 - 2013/05/03

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Yukiさん

この旅行記のスケジュール

2013/05/03

  • 馬籠→妻籠

この旅行記スケジュールを元に

さて馬籠といえばお隣の「妻籠」(「まごめ」に対してこちらは「つまご」と読みます。そのことは現地の標識のローマ字を見て初めて知ったんですが)も忘れてはなりません。
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 妻籠は馬籠から峠を越えてきた中山道が、木曾谷に下りきったところにある山峡の宿場である。現在は木曾川に沿って国道一九号線が通っているので、妻籠を通る中山道は枝道になってしまったが、街道の往復が華やかなりし時代は、木曾谷へ下りきった最初の宿場町として栄えた。
(中略)
 馬籠もそうだが、宿場町の中は車の通行は禁止されている。川べりの大きな駐車場に車を置いて、宿場の中に入って行く。観光バスも何台か停まっていた。
 馬籠が胸突き八丁の坂道であるのに対して、妻籠はゆるやかな登り下りがダラダラと続く。馬籠が観光に供することを意識して、各家の造りや道路を整備したのに較べると、妻籠では、建物の改造はともかく、道路の簡易舗装など、素朴な部分が目立つ。なんとなく埃っぽく、馬小屋の臭いが漂ってきそうな佇まいだが、それだけに宿場町のイメージはかなり忠実に残されているといっていい。
(内田康夫「皇女の霊柩」)
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旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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